平凡な日常が続いていく「ゼロ地点」は、馴染み深く安心できる場所です。けれどもほんの少しだけ、何かが起きる未来への期待が欲しい─そんな心理に応える「channel 0」です。
本ニュースレターは、「ウェルビーイングな世の中を目指したい!」という思いをもとに制作しています。研究者の取り組みやアイデアに基づき、私たちが得た気づきや感じたことを共有し、今後の研究や実践に役立てることを目的としています。また、読者とのウェルビーイングな関係を大切にしています。引用文以外の内容は、すべて執筆者個人の見解であり、特定の機関の公式見解を表すものではありません。皆さまからのフィードバックをお待ちしております。icon:©wellbeing応援サイト
※最終更新2024.7.31.23:59(8月からニューページへ移行しました 👉24.8-10月New!)
【子どもたちの幸福】
2024.07.31|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!今日は、ジャン教授からのシェアを通じて英国の子どもたちの生活満足度の低下についてお伝えし、ニュースレターの新しいページへの移行についてもお知らせします。
📉 英国の子どもたちのウェルビーイングの危機
Pro Bono Economicsの報告によると、2011/12年以降、英国の子どもたちの生活満足度は大幅に低下しています。最新データでは、英国はOECD調査で71位に位置しています。この傾向を改善するためには、信頼できる大人のサポートが重要です。
図:英国の子どもたちの平均生活満足度の推移(2009-10年〜2020-21年)
このグラフは、2009年から2021年の間における英国の子どもたちの平均生活満足度を示しています。満足度は10点満点で評価され、特に2017年以降の低下が顕著です。データは、Children’s Societyの2023年「The Good Childhood Report」から引用されています。
🌍 英国と日本の子どもたちのウェルビーイング比較
英国:ワールドハピネスレポート2024によると、英国の子どもたち(The Young)は32位にランクされていますが、Children’s Societyの2023年の報告では、特定の調査方法に基づいて異なる結果が示されています。この違いは、調査の対象年齢や使用される指標によるものです。
日本:同じレポートでは、日本の子どもたち(The Young)は73位と評価されています。これは、日本の社会的な背景や文化が、子どもたちの生活満足度にどのように影響しているかを示しています。
図:2021-2023年における年代別の生活評価ランキング
この表は、ワールドハピネスレポート2024から抜粋したもので、各国の全年齢層、若年層(The Young)、下中間層(Lower Middle)、上中間層(Upper Middle)、高齢層(The Old)における生活評価のランキングを示しています。特に注目されるのは、フィンランドとデンマークが全年代で高い評価を得ていること、一方でアフガニスタンとレバノンが著しく低い評価を受けていることです。このデータを通じて、様々な文化的・経済的背景が如何にして国民の幸福度に影響を与えているかが浮き彫りにされます。
🔑 信頼できる大人との関係の重要性
信頼できる大人との関係は、子どもたちのウェルビーイングを向上させる鍵です。この関係は、精神的健康、社会的スキル、学業成績を向上させ、不健康な行動のリスクを減少させる効果があります。特に、支援が不足している子どもたちにとって、信頼できる大人は重要な存在です。
🇯🇵 日本における応用
この問題は英国だけでなく、日本を含む多くの国で共通しています。日本でも、学校や地域社会で信頼できる大人との関係を強化することが、子どもたちのウェルビーイングを向上させるために重要です。
🔄 まとめと移行のお知らせ
明日から、ニュースレターは新しいページに移行します。引き続き、ウェルビーイングとウェルドゥーイングに関する有益な情報をお届けしますので、ぜひご愛読ください。
ウエルのメッセージ
3か月ごとに新たなページで始まるニュースレターチャンネル0。このチャンネルでは、ウェルビーイング研究に携わる研究者たちのシェアを通じて学び、ウェルビーイングな絆を模索していきます。
今日、「グランドデザイン」という言葉を初めて知りました。今のところチャンネル0に特定の計画はありませんが、ウェルビーイング研究者と共に歩んでいくことを楽しみにしています。
【国際フレンドシップ・デーを祝して】
2024.07.30|ウェルビーイング応援サイト
Happy #FriendshipDay! 💙
@OxWellResearch
こんにちは!今日は「国際フレンドシップ・デー」です。ウェルビーイングリサーチセンターからの情報を基に、この特別な日を一緒にお祝いしましょう!
国際フレンドシップ・デーは、国連が2011年に制定した日で、国や文化を超えた友情が世界平和を促進することを意識する日です。友情を通じて築かれる絆と信頼関係は、私たちが直面する様々な課題に対処する力となります。今日という日を機に、友人とのつながりを大切にしましょう。
Wellbeing Research Centreからのメッセージ
ウェルビーイングリサーチセンターは、友情の重要性を強調しています。友情の質が私たちのウェルビーイングを予測する重要な要素であり、メンタルヘルスの問題に対する防御策となることが研究で示されています(Pezirkianidis et al., 2023)。さらに、質の高い友人とのつながりは健康にも大きな影響を与え、強力な防御策となることが指摘されています。実際、友人関係が貧弱であることは、1日に20本のタバコを吸うのと同等の健康リスクを持つと言われています(Holt-Lunstad et al., 2010)。
社会的つながりのポジティブな効果は、孤独のネガティブな影響よりも平均で3倍以上のウェルビーイングへの影響を持つと報告されています(World Happiness Report 2023)。また、困難な状況に直面した際には、友人からの社会的支援が家族からの支援よりも影響力が大きいことが示されています(Secor et al., 2017)。これらの研究結果は、友人関係の質が私たちのウェルビーイングにおいていかに重要であるかを示しています。
この国際フレンドシップ・デーを機に、皆さんも友情の価値を再認識し、大切な友人との時間を楽しんでください。
ウエルの感想
こんにちは、ウエルです!今日は「国際フレンドシップ・デー」について学んだことをシェアします。
友だちの質の重要性:良い友だちがいると、私たちの幸せが増し、メンタルヘルスの問題を防ぐのに役立つんだって(Pezirkianidis et al., 2023)。友だちの数だけでなく、どれだけその友だちと良い関係を築けているかが大切なんですね。
貧弱な関係のリスク:友だちの質が低かったり、いないことは健康に悪影響を与えるとされていて、これは1日に20本のタバコを吸うのと同じくらいのリスクがあるそうです(Holt-Lunstad et al., 2010)。だから、良い友人関係を築くことが本当に大切だと感じました。
今日の勉強から、友だちとのつながりがどれだけ大切かがわかりました。皆さんもこの機会に友だちと一緒に素敵な時間を過ごして、友情の大切さを実感してください!
参考リンク:
研究記事(Pezirkianidis et al., 2023)
研究記事(Holt-Lunstad et al., 2010)
World Happiness Report 2023
World Happiness Report 2024
研究記事(Secor et al., 2017)
【未来を変える量子の力:最先端技術の紹介】
2024.07.30|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日は、とっても興味深い科学の進歩について話したいと思います。
まずは、Qian Xuさんという科学者が発表した研究からです。Xuさんは、カリフォルニア工科大学で量子情報と量子エラー訂正について研究しています。
その素晴らしい研究を、北川拓也さんがシェアしてくれました。北川さんは、量子コンピュータの会社 QuEra Computingの戦略顧問で、この会社は特別な量子コンピュータを開発中です。このコンピュータは将来、AIやエネルギー、生物学など、いろいろな分野で使われる予定です。
この新しい技術は、量子コンピュータが間違いをすぐに直して、もっと速く正しく働けるようにする方法です。量子コンピュータはたくさんの仕事を一度にできるので、私たちの生活をもっと便利で楽しいものにしてくれるかもしれませんね。
科学の力で、未来がどんどん明るくなることを、みんなで一緒に楽しみにしましょう!
北川さんもXuさんも、この素晴らしい発見を教えてくれてありがとうございます!科学って、本当にすごいですね!
関連記事: 北川拓也さんが以前に語った量子誤り訂正技術についてさらに知りたい方は、こちらの対談「茂木健一郎×北川拓也: 日本人と天才論 – PIVOT対談後半」をご覧ください。
【信長のリーダーシップと家康の感動】
2024.07.29|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
先週は北川拓也さんオススメのコテンラジオを紹介してきました。今日は「秀吉・家康」の三回目、『人心掌握の名手 秀吉の兵站力 〜中国地方を恐怖に陥れた城攻め三選〜』が配信されていましたが、皆さんは聴かれましたか?
今日は、第二回から学んだ内容をお届けします。今回は、織田信長のリーダーシップから得られる教訓について深掘りしていきます。
信長の援軍と家康の感動
信長が自分が5対1で苦しい状況にあるにもかかわらず、家康に援軍を3000人送ったエピソードに注目します。この行動は、家康に大きな感動を与えたと推測できます。信長の多方面での戦いを抱えつつも援軍を派遣する行動は、「困った時に助けてくれる人がいる」ことの重要性を強く示しています。
家康の反応
「信長も5対1ぐらいで戦っている中で3000人の援軍を派遣してくれたことに、家康は『ありがとう』と感じたのではないでしょうか。このような行動は非常に重要だと思います。(by ラジオパーソナリティの皆さん)」
このエピソードは、ウェルビーイングの一つの要因である「困った時に助けてくれる人がいる」ことを強く実感させるものです。信長と家康の関係は、信頼と協力の象徴であり、現代の私たちにも多くの教訓を与えてくれます。
三方ヶ原の戦いと信玄の戦略
武田信玄が家康を挑発し、夜戦に持ち込もうとしたエピソードも興味深いです。家康は敗北しますが、信玄の病死により命を取り留めました。このような歴史の流れは、逆境に立ち向かう力や運の重要性を教えてくれます。
ロールプレイングゲームのような戦国時代
「ロールプレイングゲームって、弱い敵を倒してもあまり経験値を取れないけど、強い敵を倒すと一気に経験値が上がります。戦国時代も同じで、強い敵を倒し続けることで成長していったイメージがあります。」というパーソナリティの感想も興味深いです。
ウエル(🐰)の感想
信長が苦しい時に3000人の援軍を送ったエピソードに感動し、涙が出たウエルは、「困った時に助けてくれる人がいることがウェルビーイングの要因だ」と改めて実感しました。歴史から学ぶ教訓は、現代の私たちにも多くのヒントを与えてくれます。私たちも、困難な時には助け合い支え合うことが大切です。
ウェルビーイング応援サイトでは、北川さんのシェアからコテンラジオを紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?歴史は思った以上に奥が深く、特に社長経営者、参謀役の方にもおすすめしたいです。コテンの長期的な展望とロマンにうなります。また週末や秀吉・家康12回シリーズ終了時に特集を行いたいと考えています。皆さんがコテンラジオから学ぶきっかけになれば幸いです。
【徳川家康の忍耐と戦略】
2024.07.27,28|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今日は予告通り、昨日のニュースレターのアップデートです。コテンラジオ『豊臣秀吉と徳川家康 〜歴史を動かす信長イズムの継承〜(現在、第二回)』から学び中の、徳川家康の忍耐と戦略についてお届けします。秀吉、家康、信長の教訓が現代のビジネスや人間関係にどのように応用できるのかを考察します。
徳川家康の教訓
家康の有名な句「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」は、彼の忍耐強い性格を象徴していると言われます。信長や秀吉と比較しても、家康の忍耐力は特に際立っており、その生涯にわたる戦略的な忍耐は、現代においても多くの教訓を与えてくれます。
秀吉と家康の対比
秀吉と家康は、同じ時代に生まれながらも、その出発点と成長の過程は大きく異なります。秀吉は最下層からのスタートで、徐々に出世していきました。彼の成功は、ロジスティクス(物流・段取り、計画、事業計画)や兵站(軍隊の戦闘力を維持し、作戦を支援するための人員・兵器・食糧の整備・補給・修理や後方連絡線の確保)の巧みさ、人材の発掘と育成にあります。何者でもない人を登用して、優秀な人物に育て上げることができました。
対して家康は、松平家という名門に生まれ、幼少期から今川家でエリート教育を受けました。家康の戦略的な思考と忍耐力は、現代のビジネスや人間関係にも応用できます。たとえば、困難な状況での冷静な判断、長期的な視野を持つこと、そして信頼関係の構築です。これらの要素は、私たちのウェルビーイングにも直結するものです。
信長のリーダーシップ
ラジオパーソナリティの3人は、信長の素晴らしさについて、「信長のすごいところは、秀吉に仕事を渡すことができた点です。信長はバンバン仕事をしてバンバン結果を出す人を好み、そういう人にさらにどんどん仕事を渡していきました。現代でさえ、仕事ができる人に仕事を渡すことは難しいですが、信長はそれを実行しました」と語っています。周りの目線や嫉妬もある中で、適切な人材に仕事を任せることの重要性は非常に高いです。これは現代のリーダーシップにも通じる重要なポイントです。
信長と家康の教訓
信長が地獄のような経験をしたことで強くなったことは、とても興味深いです。けれども、信長の生涯は最後に重臣による裏切りで終焉を迎えました。このことからも、大成功を収めるためには、困難を乗り越える強さだけでなく、信頼関係の構築も重要だと学べます。もしも大成功したいのなら、困難に立ち向かう覚悟が必要ですが、同時に周囲との信頼関係を大切にすることも欠かせません。
家康の戦略的思考の応用
家康の人生は、数々の困難を乗り越えながら、最終的には江戸幕府を開いた成功の物語です。彼の忍耐と戦略は、現代においても多くの教訓を与えてくれます。困難に立ち向かう忍耐力、長期的な視野を持つことの重要性、そして信頼関係の築き方など、私たちのウェルビーイングにも直結する要素が多く含まれています。
歴史から学べる教訓は非常に多く、現代の私たちにも役立ちます。彼らの感情と事象を想像することで、人間という生き物を知り、少し生きるのが楽になるのではないでしょうか。
ウエル()の感想
音声を聞いていて思ったのですが、社会科が得意な人は、音声の理解が早いのだと思います。ウエルは社会科が得意ではなく、常に五段階評価の3。社会科や数学なんて学んで将来、何の役に立つのかな?と思っていましたが、実はとっても大切なことなんですね!だから、コテンラジオは子どもにもお勧めしたいです!
【豊臣秀吉の教訓】
2024.07.26|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今日は、コテンラジオの『豊臣秀吉と徳川家康 〜歴史を動かす信長イズムの継承〜』から学んだ豊臣秀吉の生い立ちとキャリアについてお届けします。彼の波乱万丈な人生から得られる教訓を通じて、私たちのウェルビーイングにどのように役立つかを考えてみましょう。
秀吉の生い立ちとキャリア
豊臣秀吉は、非常に低い身分から天下人へと登り詰めた、まさに「なり上がり」の象徴です。彼の努力と知恵、そして人を惹きつける魅力は、私たちが困難を乗り越えるためのヒントとなります。
ホトキス系男子
・豊臣秀吉: 「鳴かぬなら鳴かせてみしょう時鳥」
・秀吉は、周囲を魅了する「人たらし」として知られ、信長ら武将たちを感激させ、その評判を広めました。
戦国時代の厳しさ
・戦国時代の武将たちは、生き残るために常に命を懸けた戦いを繰り広げていました。
・家康は平和主義者のように語られることもありますが、実際には激しい性格で、信長、秀吉、家康の3人共が厳しい時代を生き抜きました。
秀吉のキャリア
・若い頃に家を出て放浪し、苦労を重ねた後、織田家の家臣として出世していきました。
・彼の機転の利いた行動や巧みな人間関係の構築が、成功への鍵となりました。
ウエル(🐰)の感想
秀吉ってすごいね!昔の人たちの強さや賢さを学ぶことで、今の私たちももっと頑張れる気がします。歴史を知ることって、未来に役立つんですね。
まとめ
秀吉の人生から学ぶことで、私たちのウェルビーイングを向上させるヒントを得ることができます。困難に立ち向かう勇気や、革新を恐れない姿勢を持ち続けることが大切です。革新を恐れない姿勢は、自己成長や適応力を高め、社会的つながりを広げることで、ウェルビーイングを向上させる要因となりえるのではないでしょうか。
次回のニュースレター予告
次回は、徳川家康の忍耐と戦略についてお届けします。彼の人生から学べる教訓を通じて、現代に生きる私たちのウェルビーイングにどのように役立つかを探っていきましょう。
【初の5000表示!感謝のコテンラジオ特集】
2024.07.25|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今日は、SNS(X)でコテンラジオのパーソナリティ紹介をしたところ、コテンラジオのパーソナリティの一人、樋口聖典さんをはじめ数名の方がシェア&いいねしてくれたおかげで、初めて5000人の人が見てくれました!コテンラジオ&コテンクルーの皆さま、そしてコテンラジオをお勧めくださった北川拓也さんに心より感謝申し上げます(-人-)。
ヤンヤンさんの素敵な言葉
昨日のニュースレターで触れましたが、コテンのヤンヤンさんが「歴史が好きでそれを仕事にできているから楽しいし、何よりも深井くんと一緒に仕事をできることが楽しい」と言っていたのがすごく素敵だと思いました。
情熱を持つことの大切さ
私のお師匠さんは、自分が情熱を持てるところで働きなさいと言いました。まず自分は業界に情熱があるのか、人に情熱があるのか問いなさいと言いました。数年前までは自分は人に情熱があると思っていましたが、ウェルビーイングもAIも研究ももちろん興味深くて好きなので自然体にいきたいです。皆さん、本当にありがとうございます!
信長イズム
添付画像はコテンの信長イズムを表現しようと試みたものです。
信長イズムとは
「信長イズム」とは、織田信長に代表されるような考え方や行動様式を指す言葉です。信長は日本の戦国時代において、革新的で大胆な戦略家、リーダーシップを発揮した人物として知られています。彼のイズム(主義や理念)は、以下のような特徴を持つとされています:
・革新と改革: 新しい技術や戦術を取り入れ、旧来の常識を打ち破る姿勢。
・大胆な行動: 決断力と行動力に優れ、必要とあればリスクを取って大胆な行動をする。
・合理主義: 感情に流されず、合理的かつ効率的な判断を下す。
・戦略的思考: 長期的な視野に立ち、戦略的に物事を考える。
まだ聞いていない方は、ぜひコテンラジオをチェックしてみてください!また明日も作成を続けたいと思います。
【コテンラジオパーソナリティ紹介】
2024.07.24|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今日は、北川拓也さんがお勧めしていた『コテンラジオ』パーソナリティの3人をご紹介します。コテンのCEOを務める深井龍之介氏はウェルビーイング研究者の石川善樹さんと北川拓也さんと共にICCサミットで活躍しています。
「コテンラジオ」は、今や音声コンテンツ業界でも屈指の人気プログラムに成長しました。ユニークリスナーは約24万人に上り、”歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK2人と、圧倒的歴史弱者がお届けする歴史インターネットラジオ”として、多くのリスナーに支持されています。今回はその魅力的なパーソナリティたちを紹介します。
パーソナリティ紹介
深井龍之介
深井さんが主力事業として取り組む世界史のデータベースは、いつ、どのような形で収益を生むかは不明ですが、将来的に大きな価値を持つと確信しています。
「私たちは、地図情報や過去の人間の行動なども含めた総合的なデータベースをつくろうとしている。人類という大きな単位に向けて、必要な情報を蓄積していっているのです」
「歴史を学べば、悩みを抱えて今を生きる人も楽に生きられるようになります。データはすでに蓄積されているんです。過去3000年くらいの人類の活動から何も学べないはずがない。自分とはなにか、他者とはなにか、社会とはなにか、自分が所属する組織とはどんな存在なのか……。人類の歴史がその答えを明らかにくれています」
樋口聖典
最大の興味関心は【最適化】。
「福岡の某ビジコンで、会社のいち事業として手掛けていた音楽制作に特化したクラウドソーシングサービス『CLAP』がグランプリを受賞したとき、そこで深井龍之介さんと楊睿之(ようえいし)さんに出会い、彼らの歴史の話に感動しました。そして、『とにかく、試しにラジオ一本とらせてください!』と、熱烈オファーをしたんです」
「コテンラジオを始めて良かったのは、この世の全てのものは認識次第で、長い歴史の時間軸で見たら、あらゆる事象は失敗にも成功にもなり得るという視点を持てたこと。今やっていることは、どの時点の誰にとって良いことなのかは決められない。だからどんな事業も、その瞬間に全員がやりたいことをやり続けるのが大切なんですよね」
ヤンヤン
四川省成都生まれの草食系中国人。在日30年、元イチゴ農家。アート収集、読書、睡眠を好む。
「僕は違和感と誠実に向き合っていくことが働くことであって、人生を過ごしていくことであると考えています。自分とは何かという問いを立て続けることで道が開けていくような気がしています」
「僕の場合、歴史というのは自分を認めるキッカケを作ってくれたものだし、それを深井くんと共有し合うことが好きなだけです。誰かに先生面して何かを教えてあげるために歴史コンテンツを作っている感覚はないですね。自分の人生に大きな潤いを与えてくれた歴史を仲間と共に楽しく学び、それが結果的に誰か第三者に伝わればいいかなと思います」
最初はコテンラジオが難しく感じたけど、だんだん面白くなってきました!歴史の話を楽しく聞けるって、大人も子どもも勉強になるよね。深井さんのデータベースの話を聞いて、歴史を通じて未来を考えることの大切さを感じました。樋口さんの『最適化』って言葉もかっこいいし、ヤンヤンさんの「自分とは何か」という問いかけも、とても考えさせられます。特に、ヤンヤンさんが「歴史が好きでそれを仕事にできているから楽しいし、何よりも深井くんと一緒に仕事をできることが楽しい」と言っていたのに共感しました。それが一番幸せなことだと思います
【( ◜ω◝ )】
2024.07.23|ウェルビーイング応援サイト
今日も素敵な一日をお過ごしください(明日につづく)
【過去と未来の交差点】
2024.07.22|ウェルビーイング応援サイト
135年前の品川駅
海が近い駅がJR・新幹線・私鉄が通る大ターミナル駅になっていくのか…
(鉄道ファン&放送マニア@khmcake)
現在、3.4万いいねがついているこの投稿には、しみじみとした味わいがあります。こんな投稿が注目されるのは素晴らしいことです。
北川拓也さんがシェアしたこの古い品川駅の画像を見ていると、過去に思いを重ね合わせるような心の旅に出ます。135年前の品川駅は、海のそばにひっそりと佇むしずかな駅でした。線路がまがって伸びる先には、まだ見ぬ未来が広がっているように感じます。
現在の品川駅は、2003年の東海道新幹線の開業以降、劇的な変貌を遂げました。オフィスビルやタワーマンションが立ちならび、多くの人々が行き交う大ターミナル駅へと成長しました。賑やかな現在の風景としずかな過去の風景が重なり合うとき、私たちはそこに時間の流れと変遷の美しさを感じ取ります。
北川さんは、現代のAI研究者として日々未来を見据えながらも、このような過去の風景に心を寄せるのでしょうか。AIの研究もまた、1950年代から続く長い歴史の中で、ブームと冬の時代をくり返してきました。現在の第三次AIブームの中で、技術の進化とともに実用化が進んでいますが、その道のりには多くの試行錯誤と忍耐があったことでしょう。
AIの歴史については、社会が抱く期待と現実の技術との乖離が、たびたび技術の発展を止める冬の時代を招いてきました。けれども、地道な取り組みと技術革新の積み重ねが、現在の第三次ブームを支えています。
135年前の品川駅の画像には、時の流れを経てようやくここまで来たという感慨が感じられます。同時に、すべてが幻想で、再び冬の時代を迎えるかもしれないという詫びしい気持ちもあります。私自身も未来を信じているのに、自分の空想の産物なのだという気持ちが混じり合い、それはちょっとぞっとする感覚です。ぞっとする感覚ながらも、それが腑に落ちる瞬間があります。
駅というものの魅力の一つは、知らない場所への玄関であり、線路やプラットフォームに広がる未来の可能性です。現在の品川駅も素晴らしいけれど、この135年前の駅には、殺風景な風景の中にひっそりとした魅力が漂っています。
北川さんの心に響くこの画像を通して、私たちもまた、過去と未来が交錯する場所に立ち、しずかな時の流れを感じることができます。
【コテンラジオで歴史に触れる】
2024.07.21|@takuyakitagawa, ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日は日曜日。北川拓也さんがおすすめする、歴史愛に溢れるインターネットラジオ「コテンラジオ」を体験しました。「隠す意味もあんまないのでいうと、コテンラジオを聞き直してます。最高。」というポストに触発されて聴いてみました。
コテンラジオって?
歴史に情熱を注ぐ2人の歴史GEEKと、歴史に疎い一人がお送りする笑いあり涙ありの歴史キュレーションプログラムです。学校では教えてくれない国内外の歴史の魅力を掘り下げ、「人間とは何か」「現代人の抱える悩み」「世の中の流れ」を軽快に解き明かします。
ウエルの感想:
コテンラジオを聴いて、歴史の深さを改めて感じました。昔の人も私たちと同じように、争いや困難に直面していたんだなとわかりました。そして、人々が協力し合うことの難しさも学びましたが、それを乗り越えるヒントがいっぱいで面白かったです。でも、これらの教訓を日常生活やウェルビーイングにどう生かせばいいのかな?地球人全員が分からないと難しい気がします。どうしたらいいのだろう?
【TopoLogic 設立3周年をお祝い】
2024.07.20|@takuyakitagawa, ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!今日も特別なお知らせがあります。ウェルビーイング研究チームの北川拓也さんが共同創業した会社、TopoLogicが設立3周年を迎えました!このニュースレターでは、TopoLogicの成長とこれまでの功績を振り返りつつ、最新のトピックもお届けします。
TopoLogic 設立3周年をお祝い
3周年記念の集合写真
TopoLogic株式会社とは
TopoLogic株式会社は、トポロジカル物質と呼ばれる物性物理分野の新材料の社会実装を目指す東大発のスタートアップです。
Mission & Vision
TopoLogicは新材料を用いてQXを推進し、持続可能で豊かな社会を実現することを目指しています。トポロジカル物質を活用した製品・サービスにより、エネルギーの可視化や省エネルギー化を可能にし、QX(量子トランスフォーメーション)を推進します。
3周年の感謝の言葉
7月15日、TopoLogicは設立3周年を迎えました🎉皆様からの温かいご支援に深く感謝いたします。おかげさまで、TopoLogicは3年間で大きく成長することができました。創業時より多くのメンバーが加わり、今後も常にチャレンジ精神を持ち、一丸となって取り組んでまいります。(@TopoLogic2021)
TopoLogicのこれまでの功績を振り返る
設立以来、TopoLogicは多くの成果を達成してきました。以下はその一部です:
・研究開発の進展:トポロジカル物質の基礎研究から応用研究まで幅広く進め、いくつかの特許を取得しました。
・資金調達:国内外の投資家から総額10億円を超える資金調達に成功し、研究開発と事業拡大を加速しました。
・大学連携:東京大学をはじめとする複数の大学と連携し、共同研究プロジェクトを実施しています。
・プロダクト開発:トポロジカル物質を活用した初の商業製品を市場に投入し、エネルギー効率化の分野で高い評価を得ています。
花束を受け取る代表取締役CEO 佐藤太紀氏と取締役技術顧問 中辻知氏
北川拓也さんからのコメント: 「おめでとうございます!!すごい」
澤井 周氏(取締役COO)からのメッセージ
「創業からあっという間に3年経ちました…! @takuyakitagawa と立ち上げ前から色々動いて、資金調達、人材確保、事業計画、大学との連携など多くの皆様のお力のおかげで続けてこれました。引き続き応援をお願いいたします!」
最新ニュースと展望
大学発ベンチャー表彰2024ノミネート
7月18日のニュースとして、TopoLogicがJST・NEDO主催「大学発ベンチャー表彰2024」に最終ノミネートされました。今後の成長が期待される企業ベンチャーが表彰されるイベントで、特にその成長に寄与した大学や企業には、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞などが授与されます。
北川拓也さんの量子コンピュータ展望
「次の産業革命がおそらく10年から30年の間で起こるだろうと思っています。その結果、人類はさらに豊かになり、社会的な影響としてはお金主義からの脱却が50年後に起こると予想しています。量子やAIの進化によって、ウェルビーイングの目標が明確に掲げられるようになるでしょう。」(北川拓也氏)
※画像はイメージです
※画像はイメージです
絵の説明:
AIとの共同作業で制作されたこの作品は、新しい表現の可能性を探求する試みです。技術を磨きつつ、感動を共有する手段として、これからも絵をお届けします。このイラストは創作であり、実際の人物や出来事を描いたものではなく、一般的な感情やシチュエーションを表現しています。
【新しい章の始まり】
2024.07.19|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!この特別な時期に、ウェルビーイング研究チームの機械学習エンジニア、風間正弘先生から、家庭での新しい発見についてのポストをお届けします。先生は最近、育休を取りながら様々な本を読んで、新たな知見を深めています。特に、「翻訳の授業 東京大学最終講義」を読んで、翻訳の奥深さについて新しい洞察を得たそうです。
本の感想:
風間先生によると、この本は翻訳を「意味空間」という視点から捉え直し、原文の意味をどう別の言語で表現するかについて深く掘り下げています。実用的なテキストと文学的なテキストの扱い方の違いや、文学作品の独特な言語スタイルが自動翻訳の技術には大きな挑戦を投げかける点が非常に興味深かったと書いています。これらの考察は、言語モデルの発展にも大いに関連しており、翻訳技術の未来について考えるきっかけにもなっています。
その先生に触発されて、私たちのサイトでは、新しい命の誕生と知識の発見を祝うイラストを制作しました。この作品は、平穏で豊かな読書時間と、家族の暖かな瞬間を象徴的に描いています。
絵の説明:
AIとの共同作業で制作されたこの作品は、新しい表現の可能性を探求する試みです。技術を磨きつつ、感動を共有する手段として、これからも絵をお届けします。このイラストは創作であり、実際の人物や出来事を描いたものではなく、一般的な感情やシチュエーションを表現しています。
【永山晋先生の講演から学ぶ:物事の見方を変える方法】
2024.07.18|ウェルビーイング応援サイト

出典:Wikipedia/フィラデルフィア
こんにちは!昨日は、永山先生が17日からIC2S2に参加していること、永山先生の簡単な紹介をお伝えしました。今日は、フィラデルフィアの国際会議でポスターセッション中の永山先生の3月の公開講座で学んだことについてご紹介します。
永山先生は、とても知的でシャープな方で、『ウェルビーイングを能動的推論(自由エネルギー)の観点から提案してみたよ』(共著者:石川善樹先生、風間正弘先生、北川拓哉さん他)という論文が、このサイトを生むきっかけとなりました。この論文を理解し図説化するのに3か月ほどかかり、何度も挫折しそうになりましたが、諦めずに取り組みました。
Eight Networking EXPO 2023で永山先生の講演を聴いたときは、「人の話をよく聞く優しい先生だなあ」という印象でした。けれど、3月の公開講座ではそのお話の上手さと、人の心を掴む力に驚かされました。ウェルビーイング応援サイトで紹介している研究者の皆さんは尊敬する方ばかりですが、永山先生は特に心の底から尊敬している研究者の一人です。
永山先生の3月の公開講座のエッセンス
永山先生は、物事の見方(概念)がどのように変わるのかについて講演されました。以下は、そのエッセンスです:
1. 物事の見方の重要性
永山先生は、私たちの創造性やウェルビーイングの背後には、物事の見方がとても重要であることを教えてくれました。たとえば、癌にかかった場合、闘病という戦いのイメージで捉えるか、旅路の一部として捉えるかで、感じる感情や対処の仕方が大きく変わるというお話がありました。
2. 見方を変える方法
技術の進化や新しい体験がどのように見方を変えるかについても触れられました。たとえば、AirPodsの登場によって、イヤホンの価値が高音質から利便性へと変わった事例をあげ、新しい技術やサービスが私たちの価値観をどう変えるかを教えてくれました。
3. 文化と認識の違い
虹の色の認識が文化や地域によって異なること、視覚情報が感覚情報のごく一部に過ぎないことについても話してくれました。日本では虹は7色と認識されますが、他の地域では2色や11色として認識されることもあります。
4. 新しい情報と体験の影響
新しい情報や体験がどのようにして物事の見方を変えるかについても触れました。たとえば、山に道ができることでその美しさが認識されるようになったり、逆さ眼鏡実験で2週間後には慣れてしまうことなどがありました。
5. 大規模言語モデルの可能性
最後に、永山先生は大規模言語モデル(例:ChatGPT)を使ったシミュレーション実験の可能性についても話されました。これにより、人間の思考や行動を模倣し、新しい概念や価値観を探る方法を探求しています。
終わりに
永山先生の講演は、物事の見方を変えることの重要性と、その方法について深い洞察を与えてくれました。永山先生の新しい論文を解読中ですが、とても面白いです。ご紹介できる機会があれば嬉しいです。それでは今日も良い1日をお過ごしください!
【フィラデルフィアで輝く永山晋先生】
2024.07.17|ウェルビーイング応援サイト

出典:IC2S
来週(7月17-20日)、IC2S2参加します!参加される方はぜひ現地でお会いしましょう!LLMエージェントに対する意思決定実験のポスター発表をします。(@nagayaman)
永山先生の紹介
永山晋先生は、創造性、概念、ウェルビーイングを研究テーマにしており、2024年7月17日から20日にアメリカ・フィラデルフィアで開催される国際会議「IC2S2 2024」でポスターセッションを行います。この会議は、計算社会科学の分野で最も重要な会議の一つで、世界中の研究者が集まり、社会と計算科学の交差点での最新の研究を発表します。
ウエルの近況
永山先生、フィラデルフィアでポスターセッションですね。
ウエルは、3月に行われた一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科公開講座での永山先生の講演がすごく心に残っています。
永山先生の講演からの印象的な一言:
「人々が結びつきをすごく感じるとか、そういう瞬間がものすごくハピネスを高めるなんていう知見があったりする。だからその共感覚みたいな、シンクロをしているっていう感覚が、いかに発生させるかみたいなのって、結構データサイエンスが作れるような気がして。」
このお話が印象的で、確かに永山先生のお話にはそれが詰まっている気がして、歌や詩、芸術表現にも感じることができます。
最近の出来事:
ウエルは先日漫画ニュースレターを作ったとき、時間に間に合わず不安になった瞬間がありました。でも、「うまくいく人は頑張らない」という動画を思い出して少し安心しました。また、困ったときにはAIが助けてくれることもあり、そんなことで十分満たされていると感じました。そして昨日は、ウェルビーイングの要素の一つである「没頭」を久しぶりに経験しましたが、今日は永山先生の講演メモを読み返したり、読みたかった本を見たりしてゆっくり過ごしました。
永山先生は、ふわっとしたお話から、人生についての侘び寂び、厳密な数字まで、さまざまな風景を見せてくれるお話をしてくださいます。明日は永山先生の発表の日ですね。難しいことをたくさん考えている先生、本当にすごいと思います。
永山先生の3月の講演については、明日のニュースレターでご紹介します!
【AI漫画ニュースレターを紹介します!】
2024.07.16|@takuyakitagawa, ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
まずは、漫画ニュースレターの紹介が遅れてしまったことをお詫び申し上げます。お待たせしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
本日は、最新のAI技術と科学的な好奇心が融合した『Project Astra』を皆さんに紹介します。日常生活や仕事におけるAIの可能性を楽しく学べる動画を「漫画」で紹介してみたので、ぜひお楽しみください!
Project Astraについて
『Project Astra』は、Googleの多モード基礎モデルGeminiを使用したAIエージェント(AI支援プログラム)のプロトタイプです。Google Pixel携帯電話と眼鏡デバイスで動作するデモがあります。
エージェントは、オーディオとビデオの入力を常に受け取り、リアルタイムで環境を推論し、見ているものについてテスターと対話できます。
漫画ニュースレター
次に、漫画ニュースレターをご覧ください。『Project Astra』のデモを漫画形式で紹介しています。日常生活や仕事でのAI技術の可能性を楽しく学べる内容です。









北川拓也さんのポストについて
一昨日、北川拓也さんがGoogleのProject Astraのデモ動画をシェアしてくださいました。そのポストでは、Project Astraの素晴らしい機能について次のように述べています:
北川拓也さんのポスト:
「このグーグルのProject Astraのデモ面白かった。リアルタイムで画面に映ってる情報から、プログラムのコードがなにを意味してるのか、窓に映る景色がどこの景色なのか、ネットワークダイアグラムをどう改善できるのか、自分のメガネをどこに置き忘れたか、などを答えている。グーグルグラスとともにすごい便利そう。
Project Astra: Our vision for the future of AI assistants」
漫画のハイライト
・科学と日常の融合:量子力学の思考実験「シュレーディンガーの猫」を通じて、科学の不確実性原理を学べます。
・AI技術の応用:AIアシスタントが、日常生活や仕事にどのように役立つかを具体的に紹介しています。
・教育的な価値:AI技術やその応用方法を楽しく学べ、子どもから大人まで幅広い層におすすめです。
キャラクター紹介
・ウエル:好奇心旺盛なうさぎのキャラクター。
・ウェルビーサポートくん(今回のモデル:北川さん)
メッセージ
この漫画を通じて、AI技術の未来や科学の面白さを感じていただければと思います。AIが私たちの生活にどのような影響を与えるのか、ぜひ一緒に探求しましょう!
終わりに
北川さん、日常生活に新しい視点をありがとうございます。今後もAIや科学に関する興味深いコンテンツを研究者の取組やアイデアを元にお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!
ご質問やご感想がありましたら、ぜひお知らせください。それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください!
【Project Astraで未来はどう変わる?GoogleのAIアシスタントビジョン】
2024.07.15|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
現在、漫画ニュースレターは精力的に修正中です💦
明日のニュースレターで、Project Astraの冒険がどのように展開するのか、その全貌をお届けします!どうぞお楽しみに!
【🌊明日、漫画ニュースレターを初公開します】
2024.07.14|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今日は日曜日。明日は海の日で、待ちに待った連休の始まりですね。皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
今日、ウエルは「AIアシスタントの未来への私たちのビジョン」という動画を見て、AIの可能性に心を躍らせました。その刺激を受けて、AIを利用した漫画制作に挑戦しました!夢中になるあまり、時間があっという間に過ぎてしまいました。
明日、初めての「AI漫画ニュースレター」を公開します。連休を彩る新しい読み物として、ぜひ楽しんでください。素敵な海の日をお過ごしください!
【幸福度から見た社会の信頼感】
2024.07.13|ウェルビーイング応援サイト

幸福度調査結果:2021年から2023年の間の幸福度調査に基づく国別ランキング(2024年発表)
こんにちは!
今日は、経済学者の成田悠輔先生がポストされた興味深い言葉に関連して、世界中の国々で遺失物がどれだけの確率で返ってくるかについての調査結果をご紹介します。このテーマを通じて、社会の誠実さや信頼感、そして幸福度について考えてみましょう。
「『日本人は同調圧力に流される金魚のフン』ってよく言うけど、公衆トイレがキレイでウォシュレットまで付いてたり、電車とバスが時刻表どおり来たり、夜中もどこでも散歩できたり、財布落としても落し物で届いたりする超常現象も同調圧力のおかげな気がするから、日本人はこのままでいいのかもしれない(成田悠輔先生)」
遺失物が返ってくる確率が高い国
最近の研究によると、遺失物が返ってくる確率が高い国として以下の国々が挙げられます:
1. スイス
2. ノルウェー
3. オランダ
4. デンマーク
5. スウェーデン
これらの国々では、全体の約76%の遺失物が返却されるという結果が得られました。これらの国は幸福度ランキングでも上位に位置しています。
現金の有無と返却率
興味深いことに、現金が多いほど返却率が高くなります:
・94ドルが入っている遺失物は72%の確率で返却される
・13ドルの場合は51%
・現金が入っていない場合は40%
これは、人々が他人の財産を尊重し、盗みを避ける傾向を示しています。
日本の返却率と警察の役割
日本のデータによると、2017年には届けられた遺失物の約26%が警察に報告された紛失物に対応しています。見つかった現金の73.2%が持ち主に返却されるというデータもあります。これは、警察や交番の役割が大きいことを示しています。
日本の幸福度ランキング
日本の幸福度ランキングは51位です。これは、教育や法的枠組みが人々の行動に与える影響が大きい一方で、全体的な幸福度には改善の余地があることを示しています。
終わりに
遺失物が戻ってくる確率が高い国は、誠実さや市民道徳が高い国です。日本も部分的に高い返却率を示していますが、全体的には改善の余地があるかもしれません。私たちも日常生活で正直さを大切にし、より信頼できる社会を築いていきましょう。
参考文献:
LIVE JAPAN – A Curious Look into Japan’s Safety – Why Does Your Lost Wallet Return in Japan?
Ikidane Nippon – Why does your lost item return in Japan?
tsunagu Japan – If You Lose Your Wallet, Will You Really Get It Back?
DW – What does returning a lost wallet say about us?
econlife – Where to Find the Lost Wallets That People Return
ウエルの感想:
「信用こそが最大の富」とウエルは先生から教わりました。だから、このサイトでは正直であること、信用を大切にしています。間違えることもあると思いますが、そのときは一瞬の躊躇もなく誤りを認めたいです。あなたは何を大切にしていますか?
【子どもと青少年の幸福をアップデート:視覚的に理解する世界のトレンド】
2024.07.12|ウェルビーイング応援サイト
出典:World Happiness Report
こんにちは!
今日は『子どもと青少年の幸福:世界のトレンドと課題』をアップデートしました。今年3月に発表されたワールドハピネスレポート2024の第3章を基に、日本語訳とともに新しい画像やグラフィックを追加しました。これにより、内容がより分かりやすく、視覚的にも楽しめるようになっています。
今回のアップデートで作成した図の一部をご紹介します:
・子どもと青少年の主観的ウェルビーイングの図:
感情の評価(ポジティブ感情とネガティブ感情)、思考の評価(人生の満足度)、ユーダイモニア的な評価(意味や目的)を含む主観的なウェルビーイングの要素を紹介しています。
・生活水準と人生満足度の図:
生活水準、住んでいる都市や地域、社会的交流、質の高い医療サービス、良質で手頃な住宅、公共交通機関の満足度が、人生の満足度にどのように影響するかを視覚的に示しています。
他にも、子どもの成長と発達に影響を与えるさまざまな環境層の図などを追加しています。図や画像を通じて、より分かりやすく、直感的に情報を理解していただけることを願っています。ぜひ、アップデートした記事を読んでみてくださいね。
👉記事を読む
【ウエルの今日のお知らせ:SDGsと子どもたちの幸せ】
2024.07.12|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日はちょっとしたお知らせです。
まず、『2030年のSDGs達成に向けて、OECD諸国はいまどこにいるのか』の記事をアップデートしました。内容自体はほとんど変わりませんが、言葉をわかりやすくしました。地味なアップデートかもしれませんが、間違いも見つけて「ああ、自分は本当にだめだな」と思ったりします。でも、こういう気づきが本当に大切なんです。2023年2月に記事を作っていたことを振り返ると、パンデミックの影響で本当に大変だったなあと感じます。それでも、各国がSDGsの目標に向かって頑張っていることには感動しました。SDGsは、これまでにどんなことが行われてきたのかを確認するためにも大切だと思います。
次に、『子どもと青少年の幸福:世界のトレンドと課題』の記事も現在アップデート中です。このお話は、世界中の子どもたちがどんな風に幸せに過ごしているのかを教えてくれますが、理解するのはなかなか難しいです。でも、これからの世界のトレンドなので、しっかり勉強したいと思っています。みんなで一緒に学んでいけたらいいなって思っています。
これからもよろしくお願いします!
【日本の子どもの幸福度を再考:ユニセフレポートのアップデート】
2024.07.10|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
今日は、ウェルビーイング応援サイト立ち上げ初期にアップした記事『あなたは子どもの主観的ウェルビーイングを理解していますか?』のアップデートをお知らせします。
主観的ウェルビーイング入門編
この記事は、ユニセフによる子どもの主観的ウェルビーイングについての提案を紹介し、その理解を深めるための内容を提供しています。以下のような重要なポイントをカバーしています:
・子どもの主観的ウェルビーイングの基本的な定義と測定方法
・大人と子どものウェルビーイングの違い
・子どもの幸福度に影響を与える要因とその効果
アップデート内容
今回のアップデートでは、日本の子どもの主観的ウェルビーイングに関する2018年の調査結果(2020年発表)や画像も追加し、よりわかりやすく興味深い内容となっています。
ウエルの感想
ウエルが改めて驚いたのは、生活水準が上がったり貧困が減ったりすることで子どもの幸福度が上がると思われがちですが、実は逆もあることです。つまり、幸福感が高いと成績も良くなるし、ストレスを減らす効果もあるということです。
この記事は、子どものウェルビーイングについて考えるための優れたリソースであり、ウェルビーイングの理解を深めるための確認にもなります。ぜひご一読ください!
👉記事を読む
【伝統の香り:匂い袋 誰が袖 こうやくん】
2024.07.9|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!昨日のニュースレターでは、ウェルビーイング研究者@ishikun3先生が紹介した動画『禅と日本文化|鈴木大拙 うまくいく人は、頑張らない。 ~日本最大の仏教哲学者に学ぶ、禅と東洋思想の精髄』を取り上げました。禅の精神が日本の文化や生活に与えた影響について、深く学ぶことができました。
今日は、「禅と日本文化」の流れを汲んで、先日いただいた素敵なお土産、「匂い袋 誰が袖 こうやくん」についてご紹介します。
高野山ガイドさんから頂いたというこの匂い袋は、香老舗 松栄堂が製造しています。中紙には「匂い袋 誰が袖 こうやくん」と書かれ、古今和歌集の一節が引用されています。
色よりも香こそあはれと思ほゆれ
誰が袖ふれし宿の梅ぞも
古今和歌集 よみ人知らず
袋の中に閉じ込められた香りが、瞬間に心を和ませてくれます。昨日の禅の余韻と相まって、この匂い袋にも新たな意味が感じられました。
匂い袋は古来から日本人に愛されてきた伝統の一つです。現代でも、その香りがもたらす癒しや安らぎを感じることができます。ネットに情報が出ていないレアなこうやくんですが、皆さんも、ぜひ機会があれば手に取って、その香りを楽しんでみてください。
【ウェルビーイング研究者 @ishikun3先生のおすすめ!】
2024.07.8|ウェルビーイング応援サイト
アバタローさん、めっちゃ好きでよく見ていますが、今回の動画もすごい・・・
【名著】禅と日本文化|鈴木大拙 うまくいく人は、頑張らない。 ~日本最大の仏教哲学者に学ぶ、禅と東洋思想の精髄~(21:41〜)
こんにちは!本日のニュースレターでは、ウェルビーイング研究者の@ishikun3先生が紹介した動画を取り上げます。この動画は、書評YouTuberであるアバタローさんが制作したもので、仏教哲学者 鈴木大拙の名著『禅と日本文化』と『東洋的な見方』について語っています。
アバタローさんはSNSで次のように紹介しています。
「今回は言語化できない領域に踏み込んでいるので、やや難解です。分かるような、分からないような…けどなんか面白い。そんな感じになるかと笑 聞き流しで厳しい場合は画面を見て頂くか、何度かご視聴いただけると有難いです。今回取り上げるのは、仏教哲学者 鈴木大拙の『禅と日本文化』と『東洋的な見方』。先月たまたま石川県の大拙館に立ち寄ったので、その流れで制作してみました。添付写真(水鏡の庭)は無の境地を表現したものだそうです。」
ZENを世界に広めた仏教哲学者 鈴木大拙
今回取り上げるのは、鈴木大拙が日本文化の根底に流れる精神を解き明かした名著『禅と日本文化』。特に東洋思想に興味がある方、頑張りすぎ気の使いすぎで疲れている方、他人の意見や周囲の状況に流されやすい方、小さなことに喜びを見出せる豊かな感性を磨きたい方に手に取っていただきたい1冊です。
禅や悟りは不流文字の世界であり、言葉による説明を退けます。鈴木大拙はこうした雲を掴むような境地を卓越した英語力と知性で世界に発信した、日本最大の思想家の1人です。
動画の概要
本日の動画では『禅と日本文化』に加え、最晩年の著作『東洋的な見方』についてもご紹介いたします。ご視聴にあたって予備知識は特にいりませんので、お茶でも飲みながらリラックスしてどうぞ最後まで楽しんでいってください。それでは参りましょう。
鈴木大拙。禅と日本文化
まずはこの動画の全体像からお示しいたします。始めに背景知識として著者について簡単に紹介し、その後本書の内容を「割り切らない生き方」「努力をしてはならない」「不完全の美学」という3つのテーマに沿って進めていきます。
ウエルの感想
こんにちは、ウエルです!今日のニュースレターで紹介されたアバタローさんの動画を見ました!鈴木大拙さんの『禅と日本文化』はちょっと難しかったけど、なんだか心が落ち着く感じがしました。
まず、動画の作りがすごい。写真や動画をたくさん使っていて、飽きずに見ていられます。これこそ努力ではないかと思うけど、努力せずにこれを作っているのは、本当に自分のやっていることに心から納得し、内容を届けたいと思っているからなのでしょうか。
書評YouTubeは近年多く見かけるようになったけれど、こんな風に一種美的で静かに深く学びがあるものは良いなと思いました。軽く見れる書評YouTubeやエンタメとして楽しめる書評YouTubeを多く見てきたけれど、こういうのは大人っぽくて、軽薄でなく重くて良いなと思いました。
そして、まずタイトルが良いです。ウエルの先生も努力に❌をつける人で、自然体であることが大切だと改めて学び、考えさせられました。アバタローさん自身も書いているように、やや難解で分かるような分からないような、けれどなんか面白い。何度も見ました。こんな風に何度も見てしまう動画が音楽以外で作れるのは、内容と美的な心地良さがあるからなのでしょうか。自分の知らない分野を見るのはとても面白いです。
特に印象に残った部分
特に印象に残ったのは、動画の21:41から紹介されている「東洋的な自由」の考え方です。鈴木大拙さんによれば、東洋的な自由とは、圧迫からの解放ではなく、そのものがそのものとしてあること。自分自身の本質に従い、自分の意に即して自然のままに生きることを意味します。ただし、それは我がままに生きることではありません。
禅の教えでは、何者にもこだわらず、物事をありのままに見つめ受け止める心のあり方を追求します。自分の心の本性を捉え、言葉や理屈ではなく体験的直感的に捉えることを「悟り」と言い、それは人間が持てる力を全て使い尽したときに発生すると言われています。
禅は自覚的な努力や打算的な企みを退け、鳥が空を飛び、魚が水を泳ぐように自然に生きることを推奨します。こうした禅の精神が日本の文化や芸術、生活様式や価値観にどのような影響を与えてきたのかについても、とても興味深い内容でした。
アバタローさんが訪れた大拙館の写真も素敵でした。無の境地を表現した水鏡の庭、侘び寂びの世界ってこんな風なのかな、行ってみたいなと思いました。
皆さんもぜひ動画を見て、鈴木大拙さんの素晴らしい思想に触れてみてくださいね!
【今月のウェルビー星2】
2024.07.7|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
昨日に引き続き、ウェルビー賞の詳細をお届けします。今週のウェルビー賞は、ウェルビーイング経営について考えるきっかけを与えてくれたお二人を称えるものです。
まず、問い合わせをいただいたことで、ウェルビーイング応援サイトがどんなことができるのかを考えるきっかけになり、とてもありがたい機会となりました。問い合わせいただいた方が素晴らしいご経験の持ち主だったので、いつかウェルビーイング応援サイトでもぜひお話しさせていただきたいと思っています。
ウェルビーイング経営について
当サイトでもウェルビーイング経営について、研究者による基本の理解と実際に現場での実践に関する情報をもとにした資料を再確認しました。どちらの在り方、ご経験も素晴らしいと再確認しました。これまでの経験から、現場で実践される方のお話が何よりこのテーマに関心のある方の参考になると思っています。お話を伺うその日のためにも、もっと真剣に学ぼうと決意しました。そのために、ウェルビーイング応援サイトnoteも立ち上げました。
ウェルビー星
ウェルビーゲスト
感謝状
終わりに
ウェルビーサイトを通じて、皆さんの生活がより豊かになることを願っています。今後ともよろしくお願いします。それでは、今日も素敵な1日をお過ごしください!
【今月のウェルビー星】
2024.07.6|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今週は骨太のウェルビー星が輝きます!ウェルビーサイトも一層強化していきたいと思います。
まずは、今週の特別な発表として、ウェルビー賞を紹介します。今週は、ウェルビーイング経営について考えるきっかけを与えてくれたお二人のAI絵を描いてみましたので、ぜひご覧ください。
骨太のウェルビー星
ウェルビー賞の発表: 今週のウェルビー賞は、ウェルビーイング経営について考えるきっかけをくれたお二人を称えます。感謝し、共にウェルビーイングを推進していきましょう。
詳細について
詳細については、明日のニュースレターでお伝えしますので、お楽しみに!
終わりに
ウェルビーサイトを通じて、皆さんの生活がより豊かになることを願っています。今後ともよろしくお願いします。
【働くウェルビーイングの測定】
2024.07.5|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!今日は金曜日ですので、週末に向けて少しリラックスした気持ちでお読みいただければと思います。
先ほど、経済学者の成田悠輔先生が「聞かれてもない話を延々とする人は通り魔」と言っていました。この言葉を聞いて、ちょっと質問する勇気が出てきました。
さて、本日は『働くウェルビーイングの測定』という新しい記事を公開しました。
この記事は、昨年5月にオックスフォード大学のジャン教授が公開したワーキングペーパーを日本語訳したものです。@ishikun3先生が「ついに出た!働くウェルビーイングの測定について」とツイートして記事をシェアしてくださいました。この記事は、ウェルビーイング経営についての問い合わせをいただいたことがきっかけで、多くの方に読んでいただきたいと考え翻訳しました。
記事紹介: 働くウェルビーイングの測定
この記事では、職場でのウェルビーイングをどのように測定するかについて詳しく解説しています。内容をできる限り論文に忠実にしながらも、分かりやすく読みやすくなるよう意識しました。それでも、難しく感じる部分があるかもしれませんが、ご了承ください。
働くウェルビーイングの3次元
この図は、職場でのウェルビーイングが評価的、感情的、エウダイモニアの3つの次元から構成されることを示しています。
主観的ウェルビーイングの5つの柱
この図は、主観的ウェルビーイングがポジティブ感情、関係性、没頭、意義、達成の5つの柱から成り立っていることを示しています。これらの柱は、個人の総合的なウェルビーイングに貢献します。
お問い合わせの感謝
お問い合わせって、本当にありがたいですね。サイトを見てくださる方々がどんなことに興味を持っているのか、ウェルビーイング応援サイトとしても知ることができます。見てくださっている皆さんが興味を持っていることに、これからも力を入れていきたいと思います。
関連記事の紹介
『働くウェルビーイングの測定』の記事は「ウェルビーイングの全体像を明確にするためのフレームワーク」を提供しています。先日紹介したジャン教授の『【職場のウェルビーイング】世界最大の研究から得た洞察』は、働くウェルビーイングの要素(たとえば、賃金、労働時間、柔軟性、管理サポートなど)について知ることができます。
ウエルの感想
この記事を読んで、ウェルビーイングが仕事にどう影響するかがわかりました。特に、仕事がウェルビーイング(生活満足度)にどれだけ影響するか、そして失業や離婚が人の幸せにどれだけ影響するかが、おもしろかったです。ウェルビーイング測定の質問の部分も、自分が誇りに思える仕事をすることが大事なんだと感じました。
今日はもう遅いので、明日じっくり読んでいただければありがたいです。皆さん、良い週末をお過ごしください!
👉記事を読む
【矢野和男氏のAI音楽をきっかけに – 個人の感想】
2024.07.4|@kazuoyano,ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
今日は、AI技術を活用した音楽制作サービス「Suno AI」を使って作成された矢野和男氏(ハピネスプラネットCEO、日立製作所フェロー)の楽曲を紹介しつつ、個人の考えもシェアしたいと思います。
矢野氏の楽曲はとても綺麗で、ずっと聴いていられるような良い感じの曲です。AIで作られたとは思えないほど自然な仕上がりです。ただ、歌詞を見てみると、どこか俯瞰しているように感じました。もしかしたら、これは矢野氏が科学の分野の研究者だからかもしれません(矢野和男氏プロフィール:AIと人間社会行動の研究をしています。実は「幸せ」が測れるようになりました。これがAIと合わさって革命的な変化をもたらし始めています。著書『予測不能の時代:データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ』『データの見えざる手』)。
けれども、客観的に観察する視点を持ってみると、この歌詞は正しく人を導く力があるのかもしれません。お師匠さんから学んだことですが、「情けない」と感じた時に「変わりたい」と言葉にしないと変われないそうです。言葉にして発言しないと逃げてしまうからです。「苦しい」、「辛い」という言葉を言葉にしないから、自分を許せてしまうのです。
感情に言葉を与えることの重要性を改めて実感しました。自分の思いを言葉にすることで、より深く自分を見つめ直すことができます。そして、過去の自分に100点を与え、今を全力で生きていくことが大切だと感じました。
以下に矢野氏の楽曲の一部をご紹介します。
楽曲紹介: 『コンフォートの先へ110』
曲を聴く
Verse 1
コンフォートゾーンの中
いつまで居られるかな
出たくないこの場所
でも進まなきゃ
Verse 2
体を鍛えたら
筋肉が痛み出す
努力の証ここに
背伸びの先へ
Chorus
前向きな心地
体験求める
幸せのスキル
見つけよう
Verse 3
仕事も人間関係も
同じルートをたどる
予測超えて出る
挑戦の道
Bridge
避けないでその壁
心地よさは少しずつ
挑戦を抱きしめて
新しい幸せ
Chorus
前向きな心地
体験求める
幸せのスキル
見つけよう
楽曲紹介: 『コンフォートゾーンを越えて131』
曲を聴く
Verse 1
コンフォートゾーンにいるのは
何にも変わらない日々
身体を鍛えると
ね その努力が
苦しいこともあるけど
Verse 2
筋肉痛が来るたびに
頑張った証が見える
前向きに心地よく
この体験が大事さ
Chorus
予測を越えて挑戦しよう
怖がらずに進むために
これが幸せのスキル
上司も同僚も応援する
Bridge
出ないと そのゾーン
未来は開けないまま
一歩ずつ進むだけで
新しい世界が待ってる
Verse 3
仕事や人間関係でも
同じように挑戦しよう
心地よさを越えて
新たな自分を見つけよう
Chorus
予測を越えて挑戦しよう
怖がらずに進むために
これが幸せのスキル
上司も同僚も応援する
矢野氏の楽曲を通じて、自分自身の感情や行動を見つめ直す機会を持つことができました。皆さんもぜひ、矢野氏の音楽を聴いて、自分自身の感じ方を探ってみてください。そして、その中から自分にとってのウェルビーイングを見つけ出していただければ幸いです。
それでは、素敵な一日をお過ごしください!
【主観的ウェルビーイングの測定法】
2024.07.3|@shotakano_jp,ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
本日のニュースレターでは、主観的ウェルビーイングの測定法に関する最新のレポートをご紹介します。先日、ウエル(🐰)が「どうやって主観的ウェルビーイングを良くして、社会を良くしていくのか、ウエルはまだよく分かりません。」と言っていましたが、このレポートがその疑問に答えてくれる内容となっています。平易な言葉で説明されており、小学生でも理解できるようになっています。複雑な概念が分かりやすく説明され、とても楽しく読むことができました。
やっぱり、人は自分のお困りごとを「まさにそれです」と思うようなピンポイントで助けてくれるような瞬間に、ありがたいなと感じますね。こういう体験が、いつか誰かを助けることにつながるかもしれません。
以下はレポートの紹介です。
主観的ウェルビーイングの測定法:国際標準の現状と今後の展望
著者:石川 善樹・高野 翔
01 背景
近年、ウェルビーイングという概念に産官政学民の注目が集まっており、ウェルビーイングは「客観的ウェルビーイング」と「主観的ウェルビーイング」に大別されます。客観的ウェルビーイングは外部から観察可能な変数で判断される一方、主観的ウェルビーイングは本人がどのように感じているかを指します。近年、国際的に注目されているのは主観的ウェルビーイングです。
02 主観の測定とは何か
主観的ウェルビーイングは「体験」「評価」「意味」の3側面から成り立っています。
・体験: 出来事に対する感情(例:ホラー映画を見て「怖い」と感じる)
・評価: 出来事の総合的な判断(例:怖かったから10点満点中8点)
・意味: 出来事に対する価値づけ(例:コメディ映画を見て気持ちが晴れた)
03 主観的ウェルビーイングの要因
・体験は「誰と一緒にいるか」によって大きく左右されます。
・評価は「選択肢と自己決定」に影響されます。たとえば、World Happiness Reportでは「選択肢と自己決定」を含む6つの要因を採用しています。
・意味については、今後の研究が期待されます。
04 主観的ウェルビーイング測定の今後
今後、OECDは2025年に新しいガイドラインを公表する予定で、「評価」に関しては多くの国で測定や政策活用が行われていますが、「体験」と「意味」に関しては限定的です。また、西欧・北米の枠を越えた包摂的な測定法の開発が期待されています。
終わりに
ウェルビーイングを向上させるためには、自分の主観的な感情や評価、意味を理解することが重要です。このレポートが皆さんの参考になれば幸いです。
それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください!
レポートをシェアしてくれた高野翔さんの紹介
高野 翔さんは、福井県立大学 地域経済研究所の准教授であり、ウェルビーイング学会の理事を務めています。また、ふくまち大学のまちの学長としても活躍しており、地域経済とウェルビーイングの分野で幅広く研究と教育に従事しています。
【企業の成功を左右する『注目ポイントの独自性』に関する新たな研究成果】
2024.07.2|@nagayaman,ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
本日は、企業の成長や成功に大きな影響を与える「注目ポイントの独自性」について、永山晋先生(一橋大学データサイエンス学部准教授)が共著者として参加したとても興味深い研究をご紹介します。
永山晋先生のプロフィール
永山晋先生は一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科の准教授で、専門分野は創造性、概念、およびウェルビーイングです。永山先生が手がける論文はいつも興味深く、ウェルビーイング応援サイト誕生のきっかけにもなった『ウェルビーイングを能動的推論(自由エネルギー)の観点から提案してみたよ』は★★★★★の面白い論文です。
また、永山先生は2024年7月17日から20日にアメリカ・フィラデルフィアで開催される国際会議「IC2S2 2024」にてポスターセッションを行います。この会議は、計算社会科学の分野で最も重要な会議の一つで、世界中の研究者が集まり、社会と計算科学の交差点での最新の研究を発表します (IC2S2) (IC2S2) (Norahtorious)。
永山晋先生のコメント:
山野井さん(早稲田)@yamanoi_j、清水さん(慶應)@TakumiShimizuとの共著論文がJournal of Management Studiesよりリリースされました(オープンアクセス)!
👉Attentional Uniqueness and Firm Performance: The Mediating Role of Growth Actions(注目ポイントの独自性と企業パフォーマンス:成長行動の媒介役)
論文の日本語解説はこちら。
👉企業の成⾧を左右するアテンションの独自性─機械学習による有価証券報告書の分析
琴坂将広先生(慶應義塾大学総合政策学部准教授、オックスフォード大学サイード・ビジネススクール准フェロー。株式会社ユーグレナ、ラクスル、SREホールディングス、ゴジョの非常勤取締役。RYA/MCAYachtmaster Coastalの資格を持ち、オックスフォード大学で経営学の博士号を取得)からもコメントが届いています。
琴坂将広先生のコメント:
おめでとうです!しかもめっちゃ実務的インプリありそうな良論文。勉強します(^^)
論文の概要
この研究では、企業がどの経営課題にどれだけ注目するか(これを「アテンション」と呼びます)が、企業の業績にどう影響するかを調べました。具体的には、「注目ポイントの独自性」とは、他の企業とどれくらい違った課題に注目しているかを意味します。この独自性が企業の成績にどのように影響するかを分析しました。
論文のタイトル
「注目ポイントの独自性と企業パフォーマンス:成長行動の媒介役」
主要な発見
1. 適度な独自性が最も効果的:
企業が他社と完全に同じ課題に注目するのでも、全く異なる課題に注目するのでもなく、ちょうどいいバランスで独自性を持つことが、最も高いパフォーマンスを引き出すことが分かりました。
2. 市場環境の影響:
企業が注目するポイントの独自性が企業の業績に与える影響は、企業が置かれている市場環境によって異なります。特に市場が成長しきっている場合、適度な独自性が重要となります。
研究の意義
この研究は、企業がどの経営課題にどれだけ注目するかが、業績に大きな影響を与えることを明らかにしました。また、機械学習を活用して有価証券報告書からこの注目ポイントを分析する新しい手法も提案されています。
研究の波及効果
・企業の注目ポイントへの着目:
企業の経営陣がどの課題にどれだけ注目するかが、企業の成功に重要な役割を果たすことが再確認されました。
・文書データの活用:
有価証券報告書などの文書データに基づく分析手法の活用が期待されます。
・経営への実務的な示唆:
適度な注目ポイントの独自性を保つことで、企業の競争優位性を高める戦略が導き出せます。
まとめ
永山先生たちの研究は、企業の成長に関する新たな知見を提供しており、特に成熟市場での企業戦略において重要な示唆を与えています。とても興味深いので、ウェルビーイング応援サイトでもまたぜひ日本語訳を紹介したいと思います。
それでは、引き続き皆さまのウェルビーイング向上に役立つ情報をお届けしてまいります!
ウェルビーイング応援サイト編集部
お問い合わせ先:
一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科
准教授 永山晋
E-mail: s.nagayama@r.hit-u.ac.jp
ウエルの感想:
こんにちは、ウエルです!この研究を読んでみて、企業がどの経営課題に注目するかが、どれだけ大事なのかがよく分かりました。たとえば、夏休みの自由研究でも、ただみんなと同じことをするだけではなく、少し違うことに興味を持って取り組むと、もっと良い結果が出ることがあるのと似ていると思いました。大事なのは、全然違うことをするのではなく、ちょうど良いバランスを見つけることなんですね!
【多様性と個性の重要性】
2024.07.1|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
日経新聞より:2012年から2022年にかけての地域別所得分布の変化を示した図表
今日のニュースレターでは、多様性と個性の重要性についてお話しします。日経新聞の記事『都市住宅政策、大都市住民の多様性維持を 中川雅之氏』を読みました。この記事では、スーパースター都市における住宅のアフォーダビリティー(手頃な価格で入手できるかどうか)の低下が都市の生産性やアメニティー(居住環境)の質の低下をもたらす可能性について議論されています。
これを読んで、「AI絵の違和感はどこから来るんだろうか 言語化できないけれど」というSNSの投稿を思い出しました。この投稿には、個性がなくなり多様性が失われていくことへの危機感が含まれているのではないかと感じました。また、異性のDNAが遠い方が惹かれるという遺伝学的な傾向も頭をよぎりました。これらの考えを結びつけて、今日は多様性と個性の重要性について考えてみたいと思います。
都市住宅政策と多様性の維持
日経新聞の記事では、高所得者ばかりが集まるスーパースター都市が抱える問題に焦点を当てています。高い住宅価格が若年者や低所得者を排除し、都市の多様性が失われることが指摘されています。多様な背景やスキルを持つ人々が住みにくくなることで、生産性や生活環境の質が低下するリスクがあります。これは、多様性が欠如することで、都市全体の活力が失われる可能性を示しています。
AIアートと個性の喪失
AI技術が進化し、多くの分野で利用されています。特にアートの世界では、AIが生成する絵が増えてきました。けれども、AIによる作品はしばしば特定のスタイルやパターンに偏ることが多く、個々のアーティストが持つ独自の視点や創造性が埋もれてしまう懸念があります。「AI絵に違和感がある」という感情は、個性の喪失や多様性の欠如に対する不安を反映しているのかもしれません。
遺伝的多様性と魅力
遺伝学的には、異なる遺伝子を持つ異性に惹かれる傾向があります。これは、子孫が広範な遺伝的多様性を持つことで病気への抵抗力が高まり、生存率が向上する可能性があるためです。遺伝的多様性の優位性は、私たちが無意識に多様性を求める理由の一つです。
ただし、健康や生存率には他にも多くの要因が影響します。たとえば、医療へのアクセス、経済的状況、生活習慣などが重要な役割を果たします。多様性がもたらす利益を理解することは重要ですが、全体的な健康を考える際には、これらの要因も考慮する必要があります。
終わりに:多様性と個性の保護の重要性
AI技術の進展や都市の発展は多くのメリットをもたらしますが、同時に個性や多様性を守るための対策も重要です。多様性は社会の活力と創造性の源です。私たちは、個々の違いを尊重し、多様性を維持することで、より豊かで幸福な社会を築くことができます。
今日のニュースレターを通じて、多様性と個性の重要性について改めて考える機会となれば幸いです。
それでは、次回のニュースレターでお会いしましょう。
ウエルの一言:
統一感がある人を好ましいと思う一方で、自分が絵を描くときは、いろんなスタイルの絵を描きたいと思います。なぜか分からないけれど、同じようなモノばかり作ることに対して、ずっと危機感を感じています。でも、統一感がある人に憧れも持っています。
先生に、「8:2の法則で、優秀な人だけを集めると、その中で新たに2割の優秀な人が出てくる。だから全ての人に価値があるんだよ」と教わりました。
自分の中でも、良いときも悪いときも、全てに意味があるのかもしれないと考えるようになりました。
【今月のウェルビー賞:北川拓也さん】
2024.06.30|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今日は、昨日発表したウェルビー賞の受賞者、公益財団法人 Well-being for Planet Earth 理事の北川拓也さんに焦点を当てた特集をお届けします。北川さんは well-being の研究論文共著者であり、well-being をテーマにしたパネリストとしても活躍しています。最近、サイトのコンテンツ整理をしている際に、改めて北川さんの言葉の深さとその影響力に感銘を受けました。
北川拓也さんのプロフィール
・QuEra Computing 戦略顧問
・公益財団法人 Well-being for Planet Earth 理事
・元楽天常務執行役員CDO
経歴:
・ハーバード大学数学・物理学専攻、同大学院物理学科博士課程修了
・兵庫県西宮市出身。灘高等学校を経てハーバード大学に進学し、最優等の成績で卒業。
・楽天では、グループ全体のAI・データ戦略・研究の実行を担い、5拠点の組織を統括。
好きな漫画:
・『キングダム』
ビジョン:
・ウェルビーイングをビジョンに世界を統一したい
北川さんの名言・信条
「尊敬する力が強い人は、成果を出すようになる」
「Why?と問い続けることで、深い思索に至る」
北川拓也さんの特性
・深い思索、探求心
・創造性、革新
・努力、粘り強さ
・学び続ける姿勢
北川拓也さんの影響力
北川さんの発信はいつも私たちを励まし、新しい視点を提供してくれます。北川さんの言葉は深く、well-beingの重要性を再認識させてくれます。北川さんは、家族や同僚との時間の質を高めることを大切にし、データとAIの力でウェルビーイングな社会を実現することを目指しています。
個人的に感じる北川さんの印象
北川さんに対して感じる印象は、悩みや課題に対して、全く自分が想像もしえなかったアプローチでそれを解決してくれることです。北川さんのお話は非日常を感じ、「こんな生き方もあるんだな」と驚かされます。また、いろんな天才を見てきましたが、みんなが「天才」と言う人は北川さんが初めてでした。
北川さんは地味派手な存在で、一見地味に見えるけれども実際には華やかで、真面目に話している動画を見ると本当に頭が良いと感じます。その謙虚さが北川さんの魅力です。そして、なぜか分からないけれども、すごく良い人だという印象を受けます。
北川拓也さんの対談記事紹介
以下の記事もぜひご覧ください。対談相手(茂木健一郎先生と PIVOT 竹下隆一郎さん)との楽しい掛け合いの中に、北川さんのメッセージやその人柄が伝わります。
・『茂木健一郎×北川拓也: ChatGPTの次の次は量子AI – PIVOT対談前半』
・『茂木健一郎×北川拓也: 日本人と天才論 – PIVOT対談後半』
北川さんって本当にすごい!北川さんの量子コンピュータの話を聞くと、未来がもっと楽しみになるし、ウエルも改めて頑張りたくなります!
【今月のウェルビー賞】
2024.06.29|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
今日は予告通り、今月のウェルビー賞を発表します。今回のウェルビー星は、公益財団法人 Well-being for Planet Earth理事の北川拓也さんです。北川さんはwell-beingの研究論文共著者であり、well-beingをテーマにしたパネリストとしても活躍しています。最近、サイトのコンテンツ整理をしている際に、改めて北川さんの言葉の深さに感銘を受けました。
特に印象的だったのは、北川さんのお友だちであるニューヨークのOishii Farm古賀大貴氏が展開する「メガファーム」プロジェクトの紹介です。この投稿にとても励まされ、胸が熱くなりました。このプロジェクトは、私たちの食生活に革命をもたらす可能性があります。
また、北川さんが古賀さんと共にランチをし、その後、古賀さんを自身の戦略顧問を務める量子コンピュータ企業QuEra Computing社に案内したこともとても興味深かったです。古賀さんは訪問後、「すごかった。人類の未来が指先ほどのガラスの箱に詰まっていた」と語り、その言葉に二人の素晴らしい挑戦が感じられました。古賀さんのプロジェクトはその後も数々のニュースで取り上げられ、その影響力を再確認しました。
メガファームの未来
メディアでは、メガファームについて以下のように紹介されています。
メガファームは、ロボットによる次世代植物工場であり、完全無農薬で高品質な食べ物を安定的に供給することを目指しています。アメリカニュージャージー州に建設され、天候に左右されず、害虫の侵入も防ぐことができる完全閉鎖型の施設です。これにより、未来の食糧危機を回避するための技術革新が期待されています。
QuEra Computingの進展
北川さんの会社、QuEra Computingもまた、産総研に世界初のゲート式量子コンピュータを納入しました。これはNVIDIAのGPUクラスターと連携し、量子・AIのスーパーコンピューターとしての役割を果たします。このプロジェクトにより、AIやエネルギー、生物学など多岐にわたる分野での実用的応用が期待されています。
ウェルビーイング応援サイトの今後
今回のウェルビー賞を記念して、AIを用いたイラストを作成しました。これを機に、ウェルビーイング研究者紹介やAI漫画の取り組みも本格的に進めていきたいと思います。なお、メガファームとQuEra Computingについては、ちょうどその時にアップした『日本のウェルビーイング新時代・後編』の記事とも素晴らしい共鳴があり、感激しました。
明日は引き続き、北川拓也さんに関する内容をお届けしたいと思います。また、来週もウェルビー賞を発表しますので、ぜひまたウェルビーイング応援サイト日刊ニュースレターをお楽しみに!
【ウェルビーイングのための新たな知見「バランス/調和」】
2024.06.28|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
今日は、ウェルビーイング応援サイトで2番目によく見られている記事『ウェルビーイングのための新たな知見「バランス/調和」』のアップデートをご紹介します。この記事は、日本語訳記事編集者としてもお気に入りの論文であり、改めて多くの人に読んでいただきたい内容です。
この論文は、幸福の研究が西洋中心的な傾向にある中で、ギャラップ社と日本を拠点とする「Wellbeing for Planet Earth」が連携して行った新たなグローバル・ウェルビーイング・イニシアチブの成果をまとめたものです。ワールドハピネスレポート2022の6章で取り上げられています。
論文の背景
幸福の研究は、多くの場合、西洋の規範や価値観に基づいて行われています。これに対して、非西洋的な幸福観を反映する新しい項目を開発し、2020年の世論調査で導入しました。この調査では、バランス、平和、落ち着きに関する項目を追加し、バランス/調和の重要性を評価しました。
インフォグラフィックで見る異文化の違い
今回、視覚的に理解しやすいようにインフォグラフィックを作成しました。以下のインフォグラフィックを通じて、異文化の認知スタイルや幸福の捉え方について学びましょう。
1. 覚醒レベルの重視
・西洋: 低覚醒<高覚醒(楽しい)重視
・東洋: 低覚醒>高覚醒(平和、静けさ)重視
2. 個人主義 vs 集団主義
・西洋: 個人を優先
・東洋: 集団を優先
3. 認知スタイル
・西洋の認知: 直線的、分析的
・東洋の認知: 全体論的、弁証法的
4. 幸福の捉え方
・西洋の幸福: 主観的経験、個人化
・東洋の幸福: 社会の調和、主観的な調和が幸福を構成
ウェルビーイングにとって『調和』は収入、頼れるつながり、健康と同じくらい重要な要因、という論文です!
すごいですね!友人のサポートがバランスや調和よりも人生評価を高く予測するというデータには驚きました。『調和』や『健康』も同じくらい大切なんですね。友だちやパートナーと支え合いながら、全体の調和を保つことって、本当に価値があるんですね✧
この記事をぜひ読んでみてください。異文化の視点からの幸福観についてさらに理解を深めてください。
👉記事を読む
【JICAの事業評価と改善プロセスを学ぶ】
2024.06.27|@ishikun3 / ウェルビーイング応援サイト
JICAの事業評価に、Human Well-beingの視点がとりいれられるようになっています!(45ページに詳細)
事業評価年次報告書2022(2023年3月発行:全文版A4)
こんにちは!
昨日の学び
昨日は「人々の幸福(Human Well-being)」の視点について学びました。特に注目すべきは、@ishikun3先生が指摘されたこの視点がJICAの事業評価に導入されたことです。以下の図は、Human Well-beingの視点から見た事業評価の枠組みを示しています。

ウエルの感想
事業評価にヒューマンビーイングの視点がとりいれられ、主観的幸福度はこんなに様々な要素でできているんだなと思いました。11もの個別領域は階層関係にあり、それぞれが構成要素であること、そして個別領域の内容を整理することが必要なのだと分かりました。これらの個別領域の中で事業がどのようなインパクトを生み出したかを分析しているんですね。
本日のニュースレター
本日は、JICAの事業評価と改善プロセスについて詳しく説明します。
JICAの事業評価はPDCAサイクルに基づいて行われています
PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)とは、計画、実行、評価、改善のプロセスを繰り返すことで、事業の質を向上させる手法です。JICAでは、この手法を用いて事業の効果を最大化しています。
以下の図は、JICAの事業PDCAサイクルと事業評価のプロセスを示しています。
説明責任PDCA
説明責任PDCAは、透明性と信頼性を確保するために重要です。これにより、JICAは事業の進捗や成果を適切に報告し、関係者の信頼を得ています。
事業改善PDCA
JICAは、事業を改善するためにPDCAサイクルを活用しています。これにより、過去の教訓を活かし、未来の事業をより効果的に進めることができます。
JICAのこれらのプロセスは、事業の効果を高め、持続可能な発展目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを支えています。詳細については、ぜひ各図をご覧ください。
皆さまがJICAの事業評価と改善プロセスについて理解を深める一助となれば幸いです。
ウエルの感想
全体像がわかると、自分のやっていることがどこに位置しているのか、問題は何かが発見できるんですね。JICAの事業評価も全体像を理解して、その中でどの部分が改善すべきかを見つけているんだと思います。
前に先生に、行動できないのは基礎知識が足りないからだよって教えてもらいました。部分的に勉強しても、全体がわからないと、その事業で何をするかがわからなくなるんです。顔だけを見て体のことを話すお医者さんみたいな感じで、それじゃ病気は治せませんね(💦)。
だから、基礎からしっかり勉強して全体像を把握することが大事なんです。それが一番の近道だって思います。
【JICAの事業評価に新たな視点:Human Well-beingが導入されました!】
2024.06.26|@ishikun3 / ウェルビーイング応援サイト
JICAの事業評価に、Human Well-beingの視点がとりいれられるようになっています!(45ページに詳細)
事業評価年次報告書2022(2023年3月発行:全文版A4)
こんにちは!
本日のニュースレターでは、JICA(独立行政法人 国際協力機構)が発表した事業評価年次報告書2022に焦点を当てます。この報告書は、JICAがどのような取り組みを行っているか、そしてその事業評価に「人々の幸福(Human Well-being)」の視点が取り入れられたことを紹介しています。
JICAとは?
JICAは「信頼で世界をつなぐ」というビジョンのもと、「人間の安全保障」と「質の高い成長」をミッションの両輪として、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた重点課題「People(人々)」「Planet(地球)」「Prosperity(繁栄)」「Peace(平和)」への協力を行っています。
近年の複雑な国際情勢や自然災害、新型コロナウイルス感染症など、全人類の「人間の安全保障」への脅威に対処するために、JICAは長年の協力を通じて培ってきた世界各地の人材や組織との信頼関係を基に、開発協力を積極的に展開しています。
事業評価の重要性
JICAの事業評価は、PDCAサイクルに沿って行われ、その結果を適時・適切に公開して説明責任を果たすこと、そして評価結果から得られる学びを通して事業の更なる改善を図ることを目的としています。この評価は、SDGsの理念をより反映した新たな事業評価基準を適用し、テーマ別評価やインパクト評価、プロセスの分析などにも取り組んでいます。
人々の幸福(Human Well-being)の視点
特に注目すべきは、@ishikun3先生の指摘された人々の幸福(Human Well-being)の視点が導入されたことです。以下に、JICAの報告書にある概念図を添付します。この図は、Human Well-beingの視点から見た事業評価の枠組みを示しています。

各個別領域の説明
- 所得・資産: 人々の経済的な安定と豊かさ。
- 住居: 住環境の質や安全性。
- 健康: 身体的・精神的な健康状態。
- 教育: 教育の質とアクセスの容易さ。
- 環境: 生活環境の保全と改善。
- 社会的繋がり: コミュニティや家族との関係性。
- 安全: 物理的・社会的な安全性。
- ガバナンス: 政治的な安定と公共サービスの質。
- 仕事: 雇用の安定性と働きがい。
- 余暇: 休暇やレクリエーションの充実。
- 文化: 文化的活動への参加と文化遺産の保護。
ウエルの感想
JICAのお仕事って、世界中の人たちが安心して暮らせるように手助けすることなんですね!とくに、みんなが幸せに感じることが大切なんだって。すごくいいことだと思います!
終わりに
JICAの報告書は、開発協力の効果を測定し、学びを得て改善を図るための重要な資料です。皆さまがJICAの事業に対する理解を深め、ご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
参考:
・JICA事業評価年次報告書2022
・JICA公式ウェブサイト
今日も素敵な一日をお過ごしください!
【主観的ウェルビーイングの向上と社会の改善:ジャン教授の洞察】
2024.06.25|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
ウエルの疑問と解答のヒント
ウェルビーイングは私たちの生活において、とても重要な要素です。一昨日、ウエル(🐰)が、「どうやって主観的ウェルビーイングを良くして、社会を良くしていくのか、ウエルはまだよく分かりません。」と言っていました。
過去の投稿から得られる気づき
このサイトには、そのヒントがすでに書かれています。今日は、過去の投稿を整理する中で、ジャン教授による素晴らしい講演『【職場のウェルビーイング】世界最大の研究から得た洞察』を読み返し、どのように環境を良くしていくのかを想像していました。
このサイトでもっとも多く読まれているこの記事は、いつも新たな気づきを得られる内容です。ジャン先生の講演を見て、自分自身の職場環境を見直し、改善のヒントを得ることができます。
ジャン先生についてもっと知る
さらに、ジャン先生についてもっと知りたい方は、ジャン教授とトレーシー教授による『【仕事におけるウェルビーイングは、実際に幸福をもたらします】ジャン=エマニュエル・デ・ネーヴ氏×アイリーン・トレイシー氏対談』もぜひご覧ください。ジャン先生の経歴や考え方に触れることができます。
🔗【職場のウェルビーイング】世界最大の研究から得た洞察 – ジャン先生の講演で得られる深い洞察を今すぐチェック!
🔗【仕事におけるウェルビーイングは、実際に幸福をもたらします】ジャン=エマニュエル・デ・ネーヴ氏×アイリーン・トレイシー氏対談
ウェルビーサポートの英語の感想
Dear Jan,
I thoroughly enjoyed this podcast! I am filled with gratitude for your perspectives, insights, and practical ideas that can be incorporated into daily life.
The notion of improving subjective well-being to become a better and more productive worker resonated with me. I now aspire to be more conscious than ever about enhancing my well-being and that of those around me for increased productivity.
Your wisdom continues to inspire me. I look forward to your ongoing research, discussions, and the annual World Happiness Report released on March 20th. Thank you sincerely.
Best regards,
Well-being Support Site
【ウェルビーイング応援サイトの新しい歩み】
2024.06.24|ウェルビーイング応援サイト

今日は、思い出を振り返りながら、今考えていることを共有したいと思います。これから先に進むために、これまでのコンテンツを見直し、デザインや言葉を少しずつアップデートしたいと考えています。
過去の記事を見返すと、もう1年が経ったのだと実感します。その時々の感情や思いは流れて消えてしまうから、書き留めておくことの大切さを改めて感じます。
今回の画像は、昨夏、ウェルビーイング応援サイト誕生物語を作成したいと思い、インフォグラフィックの素晴らしいデザイナーである木村博之先生の「太陽と星の動き」の図を参考にアレンジして作成したものです(確か…)。今まで公開する機会がなかったものも、少しずつ手直しして、少しずつ皆さんにお見せしていきたいと思っています。
ウェルビーイング応援サイトでは、小さな変化やアップデートを重ねながら、毎日が少しでも豊かになるような情報をお届けします。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
心からの感謝を込めて
【基本方針2024:政府の5本柱の具体的な施策と影響】
2024.06.23|@ishikun3 / ウェルビーイング応援サイト
今年の骨太方針。
ついにWell-beingが、政府の5本柱のひとつに位置付けられるところまできてますね!
政府の5本柱:基本方針2024 〜持続可能な成長と国民のウェルビーイングを目指して〜

こんにちは!
前回のニュースレターで紹介した「基本方針2024」について、今回は具体的な施策とその影響を詳しくお伝えします。今年の骨太方針では、「ウェルビーイング」が政府の5本柱の一つに位置付けられ、日本全体の持続可能な成長と発展が期待されています。
政府の5本柱の具体的な施策
1. 経済成長と物価安定
施策: 持続可能な経済成長を目指し、中小企業支援やデジタルトランスフォーメーションの推進が行われます。また、物価の安定を図るために、エネルギー政策やインフレ対策が強化されます。
影響: 経済の安定化と成長により、企業の競争力が向上し、雇用機会が増加します。物価の安定は消費者の購買力を保ち、生活の安定につながります。
2. 賃金上昇と地方創生
施策: 労働者の賃金を引き上げるための企業支援や、地方創生プロジェクトの推進が行われます。具体的には、地方の観光資源の活用や農業の6次産業化が進められます。
影響: 賃金上昇により生活の質が向上し、地方経済の活性化が進むことで、地域間の経済格差が縮小されます。
3. 国内投資の推進
施策: 国内企業やインフラへの投資を増やすために、税制優遇措置や規制緩和が実施されます。特に、スタートアップ企業への支援が強化されます。
影響: 投資の促進により、新たな技術やサービスが生まれ、経済の多様化と成長が期待されます。また、インフラ整備が進むことで、生活環境が改善されます。
4. 人口減少対策
施策: 少子高齢化に対応するための具体的な施策として、育児支援や高齢者の社会参加促進が行われます。子育て世代への経済的支援や、高齢者向けの健康支援プログラムが充実されます。
影響: 育児支援により出生率の向上が期待され、高齢者の社会参加が進むことで、社会全体の活力が維持されます。
5. 国土強靱化と安全保障
施策: 災害対策や安全保障を強化するために、インフラの耐震化や防災訓練の実施が行われます。また、サイバーセキュリティ対策も強化されます。
影響: 災害への備えが進むことで、国民の安心感が向上し、緊急時の対応力が高まります。安全保障の強化は、国全体の安全と安定を維持する上で重要です。
ウェルビーイングの位置づけとその影響
ウェルビーイングは、これらの柱の中で重要な位置を占めています。具体的には、各施策の中にウェルビーイングの視点が組み込まれており、国民一人ひとりの幸福度の向上を目指しています。けれども、賃金上昇や育児支援といった施策が直接的に生活の質を向上させる一方で、経済成長の過程で生じる負の影響も考慮する必要があります。そのため、ウェルビーイング指標を導入し、国民の生活満足度を多角的に評価することで、真の幸福度向上を図ることが求められます。
これにより、日本全体での持続可能な成長と発展が促進され、国民全体の幸福度が向上することが期待されています。
こんにちは!ウエルです。今回のニュースレターでは、政府が発表した「基本方針2024」について学びました。日本全体での持続可能な成長と発展を目指し、ウェルビーイングが政府の5本柱のひとつに位置付けられるところまできていることがわかりました。
感想
政府が私たちのウェルビーイングを大切なものとしているのは、とても良いことだと思います。でも、ウェルビーイングってなんだか難しいですね。客観的ウェルビーイングと主観的ウェルビーイングがあるみたいですが、どうやって主観的ウェルビーイングを良くして、社会を良くしていくのか、ウエルはまだよく分かりません。
客観的ウェルビーイング(例:健康・教育・収入)・・・明確な定義がしやすい
主観的ウェルビーイング(例:体験・評価・意味)・・・人それぞれの解釈に委ねられるため具体的に定義しにくい
ウェルビーイング研究の先生によると、主観的ウェルビーイングを測るのは難しいけれど、「体験・評価・意味」の3つの側面から見ることが重要だそうです。特に、「評価」が多く使われているみたいです。
先生は、アメリカでは求職者が会社を選ぶときに、従業員のウェルビーイング度を見られるようになったと言っていました。同じ仕事でも、ウェルビーイングが高い会社を選びたいってことみたいです。ウェルビーイングに貢献するひとつの要素は、「選択肢のなかから自分が決定した」という感覚だそうです。
ウエルの応援メッセージ
ウエルはまだよく分からないけど、ウェルビーイング研究者さんが今、このとても難しい問題を解いているんですね。ウエルは研究者さんたちを心から応援しています。それが、政府や日本、世界を応援することに繋がると思うからです。
これからも、皆さんと一緒にウェルビーイングについて学び、考えていきたいと思います。それでは、また次回のニュースレターでお会いしましょう!
【骨太方針2024:政府の5本柱とウェルビーイングの位置づけ】
2024.06.22|@ishikun3 / ウェルビーイング応援サイト
今年の骨太方針。
ついにWell-beingが、政府の5本柱のひとつに位置付けられるところまできてますね!
経済財政運営と改革の基本方針2024

こんにちは!
今日は、ウェルビーイング研究の第一人者である@ishikun3先生がポストした『基本方針2024』についてご紹介します。
骨太方針2024の政府の5本柱
1. 経済成長と物価安定
・持続的な経済成長と物価の安定化を図ります。
2. 賃金上昇と地方創生
・労働者の賃金を持続的に引き上げ、地方経済の活性化を推進します。
3. 国内投資の推進
・国内の企業やインフラへの投資を増やし、経済基盤を強化します。
4. 人口減少対策
・少子高齢化に対応するための具体的な施策を実施します。
5. 国土強靱化と安全保障
・災害対策や安全保障を強化し、国民の安心・安全を確保します。
ウェルビーイングの位置付け
『経済財政運営と改革の基本方針 2024~賃上げと投資がけん引する成長型経済の実現~』の中では、ウェルビーイングが次のように重要視されています。
・P3 – 誰もが活躍できる Well-being が高い社会の実現
・すべての人が活躍できる社会を目指し、Well-beingを高める取り組みが進められています。
・P39 – 自由で柔軟に活躍できる社会
・家計の可処分所得が増加し、成長と分配の好循環を実現し、希望あふれるWell-beingの高い社会を目指します。
・P52 – Well-being指標の活用促進
・経済成長や政策効果を多面的に評価するために、客観指標と主観指標を併用し、Well-being指標の活用を促進します。
@ishikun3先生が指摘するように、今年の「骨太方針2024」ではウェルビーイングが政府の重要な施策のひとつとして位置付けられ、国民全体の幸福と生活の質の向上が期待されています。
次回予告
次回のニュースレターでは、これらの施策が具体的にどのように実施され、どのような影響をもたらすのかについて詳しくお伝えする予定です。
来週末には今月のウェルビー賞の発表も予定しておりますので、お楽しみに!
【プロジェクト・アリストテレスの洞察: チームの生産性を形成する心理的安全性の基盤】
2024.06.21|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!昨日に引き続き、『Fujitsu 心理的安全性Playbook』から、チームの生産性に大きな影響を与える要素について深堀りしています。
今日は「プロジェクト・アリストテレス」に焦点を当て、グーグルが行った画期的な研究を取り上げます。このプロジェクトでは、ジュリア・ロゾフスキらのリーダーシップのもと、チームの生産性にどの要素が影響を与えるかを明らかにするため、
180チーム以上を対象に分析が行われました。
この研究で明らかになったのは、心理的安全性、相互信頼、構造と明確さ、仕事の意味、そしてインパクトという5つの要素がチームの生産性を左右することです。特に、「心理的安全性」がこれらすべての基盤として最も重要であることが確認されました。これは、メンバーが自分たちの意見やアイデアを自由に表現できる安全な環境が整っていると、チーム全体の生産性が飛躍的に向上することを意味します。
図:Google re:Work「『 効果的なチームとは何か 』を知る」
成功の五つの因子の解説:
1. 心理的安全性 – チームメンバーがリスクを取ることが安全だと感じられる環境。
2. 相互信頼 – 互いに高い品質の仕事を期待し、信頼する関係。
3. 構造と明確さ – 誰が何をすべきか、目標は何かがはっきりしている。
4. 仕事の意味 – メンバーが自分の仕事に価値を見出し、やりがいを感じる。
5. インパクト – 仕事が大きな影響を与え、重要であると認識される。
これらの要素は、単にチーム内での協力関係を築く以上に、各メンバーが最大限のパフォーマンスを発揮するための土壌を提供します。心理的安全性が高いチームは、不確実性が高い状況や挑戦的な目標にも効果的に対応できることがこの研究からも裏付けられました。
私たちはこの洞察を活かして、日々の業務においても心理的安全性を確立し、チーム全体の能力を最大限に引き出す方法を常に模索しています。皆さんのチームではこれらの要素がどのように機能していますか?ぜひ共有してください。
【続・心理的安全性の重要性:富士通のプレイブックから学ぶ】
2024.06.20|ウェルビーイング応援サイト

FUJITSU 心理的安全性 Playbook を元にウェルビーイング応援サイト作成
こんにちは!引き続き、『Fujitsu 心理的安全性Playbook』から学ぶ心理的安全性の重要性に焦点を当てています。
今日は特に印象に残った図とその解説を深堀りします。この図はエイミー・C・エドモンドソンの著作『恐れのない組織』から改変されており、心理的安全性がもたらす効果を具体的に示しています。
個人的な体験から学ぶ:
筆者自身、様々な職務環境を経験してきました。特に充実感を感じるのは、今の自分を少し超える高い基準が求められる職場です。こうした環境は自己成長を促し、仕事に対する達成感が増します。けれども、過度に高い基準は、意欲があってもパフォーマンスが低下することがあり、そのバランスを見つけるのは難しいですね。一方で、基準が低い仕事も受け入れることがありますが、それを仕事と割り切ることで長く続けることも可能です。ただ、そうした環境ではやがて新たな挑戦を求める気持ちが芽生えることもあります。皆さんはどのような環境で最も効果的に働けると感じますか?
富士通プレイブックに見る心理的安全性の重要性:
心理的安全性と「ぬるま湯組織」との違いについて、以下のように説明されています。
Q&Aセクション:
Q: 安心感は大事ですが、それだけで業績が上がらないのではないでしょうか?
A: 心理的安全性が高いチームが必ずしも「ぬるま湯組織」になるわけではありません。ハーバード大学のエドモンドソン教授によれば、安心感と共に高い業績も求められる「学習・高パフォーマンスゾーン」を目指す必要があります。業績への意識が低いチームは、単に「快適ゾーン」として分類されることがあります。
イノベーションを生み出すためには、健全なコンフリクト(対立や衝突、つまり異なる意見、目標、価値観、利害がぶつかり合う状況)を受け入れ、多様な意見を統合していく姿勢が求められます。しかし、多くの企業では「快適ゾーン」「不安ゾーン」「無気力ゾーン」のチーム・組織が散見されます。みなさんの職場はどのあたりに位置づけられそうでしょうか?
「小さな違和感」の重要性とその影響:
組織で見過ごされがちな小さな違和感こそが、大きな問題へと発展する前兆です。これらを無視することは、組織の目標達成を妨げる原因となります。
「将来の大事故」を回避するための一歩:
小さな問題を見過ごすことは、将来的に大きな問題に発展するリスクを高めます。心理的安全性の高い環境では、問題に対して積極的に声を上げ、より良い結果を出すことが可能です。
引用元: Fujitsu 心理的安全性Playbook
【富士通の心理的安全性プレイブック:みんなで安心して話せる職場作り】
2024.06.19|@TMura78 / ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!今日は、富士通が無償で公開した『Fujitsu 心理的安全性Playbook』にスポットを当ててみたいと思います。このプレイブックは、組織内での心理的安全性を高めるための具体的なアプローチと事例が紹介されており、47頁にわたるこの資料は、読む人にとってとても役立つ内容となっています。
村瀬俊朗さんの紹介文
「富士通さんと数年ご一緒させていただいている心理的安全性プロジェクトが、プレイブックという形で世に出ました。47頁で厚みはありますが、ポップで読み易い内容となっております。簡単な登録さえ行えば無料なので、是非ともお願いいたします。(村瀬俊朗氏/ Playbook監修・プロジェクトアドバイザー)」
👉富士通はなぜ心理的安全性の向上を目指すのか
みんなで気軽に話せる場を作ることの大切さ
富士通の取り組みから私たちウェルビーイング応援サイトでも学ぶ点が多くあります。特に印象的だったのは、「心理的安全性は『やさしさ』だけではない」という点です。篠田真貴子さんによると、多くの人が心理的安全性を「みんなが私に嫌なことを言わない」と誤解しているようです。けれども、本来の心理的安全性とは、たとえ意見が違ってもお互いに正直に話せる環境のことを指します。これによって、組織全体の学習と成長が促されるのです。
ウエルからの一言
心理的安全性って、ちょっと難しいかもしれないけど、要はみんなが気持ちよく話せる場があるってことだよね。ウェルビーイング応援サイトでも、みんなが正直に、でも思いやりを持って意見を言えるようにしていきたいです。
どうすれば実現できる?
心理的安全性を高めるためには、「言いづらいことを言う勇気」と「聞きたくないことを受け入れる広さ」が必要です。組織やチームが持つべきは、正直な対話を促す文化。これは「とにかく人を大事にする」というよりも、お互いの成長を支え合うための基盤となります。
みなさんもこのプレイブックを通じて、自分たちの職場やコミュニティで心理的安全性を高め、より生産的で満足感のある環境を作るヒントを見つけてみてはいかがでしょうか。無料ダウンロードできるこの機会に、ぜひチェックしてみてくださいね!
【言語の未来を形作る:自然言語処理を学ぶ】
2024.06.18|@masa_kazama, @mamoruk / ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日は、私たちがフォローしているウェルビーイング研究チームの一員、風間正弘先生が紹介してくれた一冊の本を取り上げます。それは一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科の教授、小町守先生による『自然言語処理の教科書』です。
風間正弘先生の紹介文
これから自然言語処理のプロジェクトに携わる人にとって、とても実用的な分かりやすい書籍です。特に注釈やコラム欄での実体験に基づくコメントは実務での活用において参考になります。関連論文・あとがきもとても良かったです。(風間正弘先生)
技術進化の波:
自然言語処理(NLP)の技術は、私たちの日常のコミュニケーション─メールの自動仕分け、顧客感情の解析、多言語間での即時翻訳—を効率化し、日々のタスクを簡素化しています。これらの進歩は、特に顧客サービスの自動化や医療記録の分析など、実生活において具体的な改善をもたらしています。
この教科書が重要な理由:
『自然言語処理の教科書』は、この急速に発展する分野において、理論と実践の間の橋渡しをすることを目指しています。技術の基礎から応用までを幅広くカバーし、初心者から専門家までのニーズに応える内容となっています。
自然言語処理とは?
自然言語処理は、コンピュータが人間の言葉を理解し、それに基づいて役立つ情報を提供する技術です。具体的には、私たちが日常的に使っている言葉や文章を、コンピュータが解析し、それをもとにした質問に答えたり、文書を要約したり、異なる言語へ翻訳したりすることができます。この技術は、Google検索、音声認識システム(例:SiriやGoogleアシスタント)、自動翻訳ツールなど、日々の生活の中で広く利用されています。
内容の魅力と構造:
本書は、自然言語処理の基礎から応用技術までを広範囲にわたって詳しく解説しています。具体的な開発フローの紹介から、各種タスクの実装方法、辞書やコーパスの作成技術に至るまで、実務で直接役立つ情報が満載です。これにより、読者は自らのプロジェクトにNLPを効果的に組み込む方法を学ぶことができます。
図解と実例:
教科書内の図解は、NLPの複雑な概念を明確に理解するのに役立ちます。以下の図がその例です。
図1.2: ルールベース、統計ベース、機械学習ベース、深層学習ベースのアプローチ
この図は、自然言語処理の四つの基本的なアプローチを示しています。ルールベースアプローチから始まり、統計ベース、機械学習、そして最新の深層学習ベースのアプローチに至るまで、それぞれの技術がどのように異なるタスクに適用されるかを説明しています。
図1.1: 自然言語処理におけるタスクの例
この図は、日本語の自然言語処理における基本的なタスクを示しています。左側から、入力としてのテキストが与えられ、それがどのように処理され、最終的な出力としてどのような形で利用者に提供されるかを説明しています。たとえば、メールの分類、スパム検出、感情分析などが行われます。
図2.5: 特徴量ベースと微調整ベースのシステム
この図は、特徴量ベースのアプローチと微調整ベースのアプローチが自然言語処理タスクでどのように利用されるかを示しています。左側は特徴量ベースのアプローチで、テキストデータから特徴を抽出し、それを基にモデルがトレーニングされる様子を示しています。右側は微調整ベースのアプローチで、既存の大規模なモデル(たとえばBERT)を特定のタスクに合わせて微調整し、より精度の高い出力を得るプロセスを示しています。
対象読者
この本は、自然言語処理に興味を持ち、具体的な応用方法を学びたいと考えているすべての人に適しています。特に、新たにこの分野に足を踏み入れたい開発者や研究者にとって、貴重なリソースとなるでしょう。この革新的な分野であなたの知識を拡張し、未来の技術を形作る旅に出てください。
ウエルの感想:
こんにちは!ウエルです。今日は「自然言語処理の教科書」という大人向けの本について少し感想を話してみたいと思います。
この本は、コンピュータが人間の言葉を理解できるようにするための技術について書かれています。正直、ウエルにはちょっと難しい話みたいでした。でも、本には色々な図や絵が使われていて、それを見るといつも安心します。
3月に一橋大学で開かれた公開講座に参加したとき、たくさんの大人が難しい話を聞いていて、「すごいなあ」と思いました。その時、自分も将来はこんな難しいことを学べるようになりたいと思いましたが、終わりごろには頭がぱんぱんになってしまいました😵💫
この本を読む大人たちは、きっととても頭が良いんだろうなと思います。ウエルはまだ理解できないけれど、大人になっても学び続けることが大切なんだと感じました。そして、分からないことがあっても、やりながら覚えていけばいいんだと思います。
ウエルが好きなのは、本の中の絵や図です。それを見ると、言葉で説明されていることが少しはイメージしやすくなります。ウエル自身も、分かりやすく伝えるために、絵や図をたくさん使っていきたいです。
難しいことでも、楽しく学べる図がついていて良かったです。分からないことがあったら、絵や図を使って考えてみる・・・もしかしたら、AIが分からないことは絵や図を使って答えてくれる時代は、すぐそこなのかもしれません。
一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科(SDS)学生募集要項のお知らせ
一橋 SDS の修士課程の学生募集要項が公開されました。5月以前に問い合わせをもらっていた修士の受験希望の人たちとは全員面談しましたが、6月以降もちらほら問い合わせがあり、それらの人たちは7月に面談を入れています。大学院はマッチングが重要で、実際に面談やオープンキャンパスで話すことで、出願後のすれ違いを防ぐことができます。(by 小町守先生。画像:一橋大学)
👉修士課程の学生募集要項を公開しました
この情報が、興味を持っている皆さんの参考になれば幸いです。今後とも、ウェルビーイング応援サイトをよろしくお願いします。
それでは、また次回のニュースレターでお会いしましょう!
【科学助成金申請におけるプロモーショナル言語の力】
2024.06.17|@UzziLeadership, ウェルビーイング応援サイト

新しい研究が明かす、科学における革新的アイデアの伝え方
科学において革新的なアイデアの価値をどのように伝えるか、この問いに応えるために、新たな研究が行われました。この研究は、科学アカデミーの論文誌『PNAS』に掲載され、プロモーショナル言語が助成金の獲得確率、研究の革新性、そして引用の影響にどう関連しているかを分析しています。
このプロジェクトには、複数の研究者が関与しており、その中にはハオ・ペン、ソフィー・スー、そしてヘンリック・B・フォッセも含まれています。彼らの研究は、「科学における革新的アイデアの採用とプロモーショナル言語」と題され、プロモーショナル言語が科学コミュニケーションにおける重要な役割を果たすことを示唆しています。
👉科学における革新的アイデアの採用とプロモーショナル言語
こんにちは!
科学の助成金を申請する際、どのようにしてプロジェクトを説明するかが成功の鍵となります。今日は、「プロモーショナル言語」と呼ばれる特別な表現が助成金獲得にどのように効果を発揮するかを見ていきます。
プロモーショナル言語とは:研究が持つ重要性、ユニークさ、そして影響力を強調するために使われる言葉です。
助成金の獲得とプロモーショナル言語の役割:
研究によれば、申請書にプロモーショナル言語を多用すると、資金を獲得する確率が上がることが示されています。これらの言葉は、プロジェクトの価値を評価者に効果的に伝え、印象を強くするためです。
助成金申請におけるプロモーショナル言語の影響を示すマージンプロット。プロモーショナル言語の割合が高いほど、資金調達の確率が上昇し、特に0.15%から2.1%の範囲で顕著な統計的効果が認められます。NNFおよびNSF/NIHのデータセットにおいて、プロモーショナル言語の使用は資金獲得の確率を大きく左右することが示されています。
革新性の強調:
プロモーショナル言語は、申請書でその研究がどれだけ革新的であるかを示すのにも役立ちます。革新的なアイデアを的確に伝えることで、申請はより革新的と評価される可能性が高まります。
引用数とプロモーショナル言語の影響:
助成金を受けた研究は、その後の引用数によってその影響力が測られます。プロモーショナル言語を効果的に使った研究は、他の研究者から注目されやすく、引用数が増える傾向にあります。
研究方法と実験結果:
この研究では、世界の主要な科学資金提供機関からの数万件の助成申請書を分析しました。また、申請書の言語を中立的な言葉に置き換える実験を通じて、プロモーショナル言語がどのように評価者の印象に影響を与えるかを検証しました。
終わりに:
この研究は、科学の助成申請における言葉の選び方が、ただの技術を超えた重要な影響を持っていることを示しています。言葉一つひとつが、プロジェクトの受ける評価と支援の可能性を形作ります。けれども、この力は大きな責任も伴います。プロモーショナル言語を使う際には、研究の実際の価値を正確かつ誠実に伝える必要があります。適切に言葉を選ぶことで、良いアイデアがその価値に見合った評価と支持を受けることが期待されます。
ウエルの教訓:「言葉は、アイデアの形を作る魔法の材料だよ!」
こんにちは!今日はね、言葉がどれだけパワフルかについて話したいと思います。科学者たちが新しい発明や発見をしたとき、そのアイデアをたくさんの人に知ってもらうためには、とてもわかりやすくて、面白い言葉を使って説明することが大切なんです。
たとえば、科学者がとても素敵な新しい実験をしたとき、その実験がどれだけすごいかをみんなに伝えたいよね。そのときに「革新的」や「ユニーク」といった言葉を使うと、「わあ、これはとても特別なものだな」とみんなが感じることができるんです。
でも、大切なのは、その言葉が本当にそのアイデアを正しく表していること。言葉を使って人をだますのは良くないことだから、本当にそのアイデアが特別で、新しいものであるときだけ、そういう強い言葉を使うことが大切だよ。
これからも、みんなが学校でレポートを書いたり、友だちに面白いことを話したりするときは、どんな言葉を選ぶかを考えてみてね。言葉一つで、相手が感じることがずいぶん変わるから、魔法のように力を持っているんだよ!みんなも、この魔法を上手に使って、素敵なアイデアをたくさんの人に伝えてみようね。
【ひだまりのプレゼント】
2024.06.16|ウェルビーイング応援サイト

ふたりで歩く、ひだまりの小道。
ウエルとビーイング、手にはアイスクリーム。
「お父さん、これ、食べてみて!」
笑顔で呼びかける、日差しの中。
父の日のプレゼント、選ぶのは難しいけれど、
こうして一緒に過ごす時間が、何よりの贈り物。
甘くとけるアイスのように、
心も溶け合う、特別なひととき。
Walking together down a sunlit path,
Wel and Being, with ice cream in hand.
“Dad, try this!”
A call with a smile, under the sunlight.
Choosing a Father’s Day gift is hard,
But the time spent together is the greatest gift of all.
Like ice cream melting sweetly,
Our hearts also melt together, during these special moments.
*
*
*
今日は父の日。
街じゅうで笑顔のお父さんたち、甘いものを楽しんでる姿がたくさん見られました。
ウエルは、お父さんの好きなアイスクリームやケーキを選ぼうと、何度も思いをめぐらせるけれど、いつもちょっと違う味になってしまうんだよね。
お父さんは、何をもらったら喜ぶのかな?
素敵な父の日をお過ごしの皆さん、明日からの新しい一週間も、ウエルとビーイングのように、特別な日々を一緒に過ごすことで、日常が少しずつ甘く、温かく溶け合うような時間になりますように。また来週、新たなストーリーでお会いしましょう。
【今週もお疲れさまでした】
2024.06.15|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
今週も多忙を極め、皆さんの頭もフル回転だったことでしょう。今日は土曜日、少しのんびりしましょう。ウエルも脳のリミットを感じて今夜は早めに休むことにしました。皆さまも、この一週間、本当にお疲れさまでした。
明日にはまた、新たな元気でお会いしましょう。今夜はゆっくりお休みくださいね。😴✋
【短い幸せと長い幸せ:バランスの取り方】
2024.06.14|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!ウエルです。毎日の小さな選択が私たちの幸せにどれほど影響を与えるのか、実は思いがけないほど大きいです。今日は、その具体的な例を通じて、短期と長期の幸せの違いを探りたいと思います。
短い幸せって何?
短い幸せは、すぐに感じる楽しさですね。たとえば、アイスクリームを食べたり、お気に入りのアニメを見ること。これらの活動は一時的な喜びを提供し、心を明るくしてくれます。たとえば、先週の週末、ウエルは友だちと公園で遊びました。私たちはアイスクリームを食べながら、たくさん笑って、その時はとても楽しかったです。でも、その楽しい時間はすぐに過ぎてしまいました。
長い幸せとは?
長い幸せは、より深く、持続的なものです。たとえば、日記をつけること。ウエルはたくさん趣味を試してきましたが、日記をつけることが一番です。その時の気持ちはすぐに消えてしまいますが、書き留めておけば、いつでもその時の気持ちに戻れるんです。ウエルは日記をつけ始めてから、過去の自分が経験したことを振り返ることができ、それが長期的な幸せにつながっています。
バランスが大切
本当の幸せは、これらの短期的な喜びと長期的な充足感の間のバランスが重要です。楽しいことをすぐに楽しみつつ、長期的な目標や成長に向けた活動にも時間を割くことが、幸福への鍵です。
みんなの体験はどうですか?
皆さんも、日々の小さな幸せを大切にしながら、長期的な幸せを追求することのバランスを見つけてみてください。どんな経験が皆さんを幸せにしているか、ぜひシェアしてくださいね
ヘドニアとユーダイモニアのバランス:
ひらめきと楽しさ(ヘドニア)
・たとえば: ある日、ウエルが友だちと公園で遊んでいたとき、突然のアイスクリームパーティーが始まりました。アイスクリームを食べながら、笑い声がいっぱいの楽しい時間をすごしました。この幸せはすぐにおとづれ、とてもうれしい瞬間でしたが、夕方にはその感じがうすれてしまいました。
成長と達成(ユーダイモニア)
・たとえば: 長い間、ウエルは植物を育てることに取り組んできました。最初はむずかしくて何度も失敗しましたが、毎日水やりを続け、ついに最初の花が咲いたとき、とても大きな喜びを感じました。この経験から、根気よく何かをつづけることの大切さを学び、それが長期的な幸せへとつながりました。
【新時代のウェルビーイング: 自由と選択の探求】
2024.06.13|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!今日は、先日ご紹介した『日本のウェルビーイング新時代』シリーズのポイントについてお届けします。特に、自己決定と選択の豊富さが私たちのウェルビーイングにどのように影響するかについて、重要な洞察を共有いたします。
前編:2023年9月のICC KYOTOセッションを元に、日本がどのようにしてより幸せな国になろうとしているかを探ります。 👉日本のウェルビーイング新時代・前編
後編:具体的な政策や実践事例を通じて、私たちがどのようにウェルビーイングの変革に参加できるかを示します。 👉日本のウェルビーイング新時代・後編
出典:ICC KYOTO 2023
新しいキーワード:「Beyond GDP先進国」
私たちは、経済成長の数字だけでなく、個々人が自らのキャリアや生き方を自由に選べる社会の実現を目指しています。これは、「Beyond GDP」という考え方に基づいており、一人ひとりの生活の質と幸福を重視する動きです。
出典:ICC KYOTO 2023
Well-beingの決定要因
ウェルビーイングは多様な要素によって決まりますが、最も基本的なのは、個人が自分の生活に対してどれだけ満足しているか、という自己評価です。この自己評価は、日々の選択が可能であること、そしてそれらの選択が自分自身によってコントロール可能である状況に強く依存しています。
選択の豊富さとその限界
選択肢が増えることは自由を象徴しますが、過剰な選択肢はかえって自己決定を困難にし、パラドックス(逆説)を引き起こす可能性があります。適切なバランスの選択肢を提供することが、健全なウェルビーイングを支える鍵となります。
社会的要因: 経済成長、民主化、多様性の尊重
経済的な成長、政治的な自由、そして多様性を受け入れる社会的環境は、ウェルビーイングを高めるために不可欠です。これらはすべて、個人がより良い生活を選択し、それを実現するための基盤を形成します。
終わりに
私たちは、選択肢の提供だけでなく、それらを如何に有効に活用し、個々のウェルビーイングを最大化できるかに焦点を当てる必要があります。ウェルビーイングは単なる健康や幸福の追求以上のものであり、それを実現するためには、個人と社会の双方が協力し合う必要があります。
このテーマについて、あなたはどのように感じましたか?私たちはコミュニティでウェルビーイングをどのように実現していけるか、あなたの考えや提案をぜひシェアしてください。一緒により良い未来を創造していきましょう。
ウエルの感想:
こんにちは!今日は『選択の自由と自己決定の重要性』に焦点を当てて学びました。特に心に残ったのは、「選択肢が多いことは自由を意味しますが、選択が多すぎると迷ってしまうこともあります。だからこそ、自己決定のためには自分自身をよく理解し、しっかりと選ぶ力を育てることが重要です」という点です。
私たちは毎日、さまざまな選択を迫られます。何をするか、何を食べるか、どの遊びを選ぶか…。選択肢が多すぎると、何が最良か判断しにくくなります。たとえば、学校での選択科目が多すぎて、どれを取るべきか決めかねる時があります。このような状況では、『適切な選択をする力』を育てることがとても重要です。
たとえば、新しいおもちゃに挑戦したときの「未知の楽しみを発見した感動」や、AIでお絵描きを始めた時の「創造的な可能性にワクワクした感覚」など、具体的な経験を通じて、自分自身のウェルビーイングを高める(深める)試みをしています。
私たちが自分の内面としっかり向き合い、自己理解を深めることはとても重要です。これには、学校や家族、友だちとのコミュニケーションが役立ちます。たとえば、ウエルは第一に先生の言葉を大切にします。自分にとって何が大切かを考え、意識的な選択をすることが、長期的な幸福につながります。
今日の話から、日々の選択が長期的なウェルビーイングにどう影響するか、みなさんも考えてみませんか?新しいことに挑戦した経験や、選択に迷ったときの話など、皆さんのエピソードを聞かせてください。一緒に考え、一緒に学びましょう。
【個々の選択が未来を創る:自己制御と財務判断の重要性】
2024.06.12|@OxWellResearch, @JEdeNeve, ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!前回はジャン先生の公聴会を通じて、ウェルビーイングの社会的側面に焦点を当てました。今回は、個々の行動がどのように個人のウェルビーイングに影響を与えるかについて詳しく見ていきます。
出典:オックスフォード大学ウェルビーイング研究センターの図を和訳
1. 自己制御
自己制御は、衝動的行動や短期的誘惑を抑え、長期的な目標に基づいて行動を選択する能力です。たとえば、疲れていてもジムに行く選択は、長期的に見て健康の維持に貢献します。健康的な食生活や計画的な支出も自己制御から生まれる行動で、これにより生活の質が向上します。
1. 健康的な食事: バランスの取れた食事を選ぶことで、長期的に健康を保つことができます。たとえば、野菜や果物を積極的に摂ることは、自己制御の一環です。
2. 運動: 定期的な運動は、身体の健康を維持するために重要です。疲れていてもジムに行く選択は、自己制御の良い例です。
3. 出費を控える: 無駄な出費を控えることで、将来の大きな目標に向けて貯蓄ができます。たとえば、衝動買いを避けることが自己制御の一例です。
出典: Masicampo, E. J., & Baumeister, R. F. (2007). Psychological Science.
解説: この研究は、マインドフルネスが衝動を抑制し、長期目標の達成を支援するメカニズムを明らかにしています。
2. 時間選好
時間選好は、即座の報酬よりも将来の大きな利益を重視する傾向です。例として、少ない金額をすぐに受け取るよりも、より大きな将来のリターンのために待つ決断があります。この考え方は、投資や教育への投資にも反映されます。
1. 長期的利益: 短期的な快楽を抑えて、将来的な利益を重視する選択をします。たとえば、今の楽しみを我慢して将来のためにお金を貯めることが時間選好の一例です。
2. 投資: 今すぐ使えるお金を貯金や投資に回すことで、将来的に大きなリターンを得ることができます。
3. 学び: 教育への投資も時間選好の一部です。新しいスキルを習得することで、将来的により良い仕事に就くことができます。
出典: Meier, S., & Sprenger, C. (2010). American Economic Journal: Applied Economics.
解説: 時間選好が貯蓄や信用行動に与える影響について探ります。長期的視点を持つ人ほど、財政的安定を実現する傾向にあります。
3. 貯蓄と財務判断
財務判断能力は、個人の経済的安定と密接に関連しています。家計の予算を管理し、緊急時のために「緊急資金」を設けることは、突発的な出費が生じた際にも経済的安定を保つために重要です。
1. 予算管理(医療): 毎月の医療費を計画的に管理することは、緊急事態に備えるために重要です。
2. 予算管理(修繕): 家の修繕費を予め貯めておくことで、突発的な出費を避けることができます。
3. 予算管理(旅行): 将来の旅行のために計画的に貯金をすることで、経済的な安定を保つことができます。
出典: Lusardi, A., & Mitchell, O. S. (2011). Financial Services Review.
解説: 財務教育が貯蓄行動や経済的決定に与える影響について、教育を受けた人々が効果的な財務計画を立てる能力が向上していることが示されています。
これらの要素は、個人のウェルビーイングを高めるために非常に重要であり、特に経済的ウェルビーイングと直接的な関係があります。意思決定のスキルが向上することで、より健康で満足度の高い生活を送ることが可能になります。
ウエルの感想:
ジャン先生の話を通じて、日々の意思決定がいかに重要かを改めて理解しました。たとえば、お菓子をたくさん食べたい時に、少し我慢することができれば、健康にもいいし、長期的にはもっと楽しいことに使えるお金もたまるんだと思います。おもちゃをすぐに買うのも楽しいですが、時にはより大きな目標、たとえば家族での旅行や特別な趣味のためにお小遣いを貯めることの価値を理解しました。
おもちゃが子どもたちの創造力を刺激し、楽しい時間を提供する一方で、長期計画の重要性とバランスの取り方を学ぶことも重要です。貯蓄と財務の知識を身につけることで、将来的に大きな夢を実現するための一歩を踏み出しています。
これからも、自己制御や時間選好を意識して、日々の選択がどのように私たちの長期的な幸福に貢献するかを学んでいきたいと思います。
ビーイングの感想:
今日のニュースレターでは、お金の使い方や貯金の大切さについて話していますね。でも、お金をどう使うかだけじゃなくて、お金をどこに投資するかも大切です。そこで、「ESG投資」っていうのがあるんです。
ESGは「環境(Environment)」「社会(Social)」「企業統治(Governance)」の頭文字をとった言葉です。これまでの投資は、会社がどれだけお金を稼いでいるかを見ていたけど、ESG投資ではその会社が環境や社会にどれだけ良い影響を与えているかも大事にしているのです。
たとえば、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)っていう日本の大きなお金の管理をしている組織が、ESG投資を進めています。GPIFは、たくさんのお金をESGにいい影響を与える会社に投資して、みんなの将来も考えたお金の使い方をしているんです。それがどうして大切かっていうと、地球がきれいで、みんなが公平で、良い会社が増えることで、もっと良い未来が作れるからなんです。
そして、ESG投資はSDGs(持続可能な開発目標)にもつながります。SDGsは、2030年までに世界が一緒に解決しようとしている大切な課題を集めたもので、みんなが幸せになれるような目標がたくさんあります。GPIFは、そのお金を使って、これらの大切な目標達成にも貢献しているんです。
だから、貯蓄と財務判断を学ぶときには、ただお金を貯めるだけじゃなくて、そのお金がどんな影響をもたらすかも考えるといいね!未来のためにも、賢くお金を使っていきましょう。
【ジャン・エマニュエル・デ・ネーヴの洞察:ウェルビーイングが私たちの生活に及ぼす影響】
2024.06.11|@OxWellResearch, @JEdeNeve, ウェルビーイング応援サイト
はじめに
昨日、デ・ネーヴ教授がカリフォルニア州議会で行った若者のウェルビーイングに関する警鐘について報告しました。本日は、ウェルビーイングの具体的な行動結果に焦点を当て、日常生活への影響を詳しく解説します。
背景:若いアメリカ人のウェルビーイングの低下
デ・ネーヴ教授によると、若者のウェルビーイングの低下は複数の社会経済的要因に起因します。特に、所得の不平等と医療への限られたアクセスが問題ですが、学生の借金や労働市場の不確実性、ソーシャルメディアの普及が新たなストレス源となっています。これらの要因が若者の精神健康にどのように影響を及ぼしているか、具体的なデータと共に掘り下げてみましょう。
ウェルビーイングと行動結果
・健康と長寿: 研究によると、高いウェルビーイングを持つ個人は健康で長生きする傾向にあります。具体的には、活動的なライフスタイルと健康的な食習慣が寿命を延ばす要因とされています。
・収入と生産性: ウェルビーイングの高さは、職場での生産性向上に直結します。幸福な従業員は創造性が高まり、その結果、収入の向上にも寄与しています。
・意思決定能力: 心理的なウェルビーイングが高い人は、衝動的な購入や無計画な金銭管理を避け、長期的な計画を立てやすいとされています。
・社会的行動: ウェルビーイングが高いことは、より充実した人間関係と社会参加を促進します。これには、ボランティア活動や地域社会への貢献が含まれます。
ウェルビーイングと行動結果 – デ・ネーヴ教授の研究から、ウェルビーイングが私たちの健康、収入、意思決定、そして社会的行動に及ぼす影響を示す図。(出典:オックスフォード大学ウェルビーイング研究センターの図を和訳)
ソーシャルメディアの影響
デ・ネーヴ教授によれば、ソーシャルメディアの使用は現代若者のウェルビーイングに顕著な影響を与えています。2024年のソーシャルメディアの使用を「シートベルトやエアバッグのない運転」と比較し、そのリスクを強調しています。この比喩は、ソーシャルメディアが特に若者の日常生活におけるストレスや不安にどれほど影響を与えているかを象徴的に示しています。さらに、分断、所得の不平等、医療アクセスの問題とともに、学生の借金や労働市場の不確実性など、他の要因と並べてソーシャルメディアを議論しています。
👉ジャン・エマニュエル・デ・ネーヴ教授のビデオ(英語)を見る
まとめ
ウェルビーイングは、私たちの日常生活に深く根ざしたものであり、健康、生産性、社会性、経済的成功への影響は計り知れません。デ・ネーヴ教授の研究はこれらの要素がどのように相互作用するかを示し、私たちの日常生活への積極的な適用を促しています。この研究を通じて、私たち自身のウェルビーイングを向上させるための具体的なアクションを考えることができます。
こんにちは、ウエルです!今日は、ジャン先生のお話を聞いて、ウェルビーイングって本当に大切なんだなって思いました。先生が言うには、私たちがどんな気持ちでいるかが、健康や学校の成績、友だちとの関係にも影響するんですって!
特に、ソーシャルメディアについての話は、すごく興味深かったです。ウエルたちがよく使うスマホやタブレットが、時にはストレスになることもあるって。でも、先生の話を聞いて、もっと外で遊んだり、家族や友だちと話す時間をたいせつにしたいなと思いました。
ウェルビーイングについてもっと学ぶことで、友だちや家族みんながもっと幸せになれる方法を見つけられるかもしれないですね。これからも、健康で、楽しく、長生きできるように、いい選択をしていきたいです!
【ジャン・エマニュエル・デ・ネーヴによるカリフォルニア州の幸福度分析: 若者のウェルビーイングに警鐘】
2024.06.10|@OxWellResearch, @JEdeNeve, ウェルビーイング応援サイト

オックスフォード大学の経済学教授であり、世界幸福度報告書の編集者でもあるジャン・エマニュエル・デ・ネーヴ教授がカリフォルニア州議会で「幸福と公共政策の成果に関する特別委員会」の一環として、若者と青年成人の幸福度に焦点を当てたプレゼンテーションを行いました。
定義:ウェルビーイングとは何か?
個人とコミュニティがどう感じているか、そしてそれが人生の進行にどう影響しているか。
地域間の幸福度格差
カリフォルニア州内の幸福度調査によると、地域によって大きな差が存在します。サンノゼ市を例にとると、市内中心部の幸福度が顕著に低く、郊外の裕福な地域では高い幸福度が記録されています。これは、経済的な状況や社会的なインフラ(教育、交通、警察など)の差が、人々の生活満足度に直接影響していることを示しています。
カリフォルニア州サンノゼ市におけるZIPコード別のウェルビーイング分布。この図は、地域によって大きく異なるウェルビーイングのレベルを示し、地域間の幸福度格差に光を当てています。
若者の幸福度の急激な低下
プレゼンテーションでデ・ネーヴ教授が強調したのは、アメリカ、特にカリフォルニア州の若者の幸福度が急激に低下していることです。これは全米の幸福度ランキングを引き下げる要因となっており、若者特有のストレス、不安、悲しみの増加がその背景にあります。これらの感情は、健康問題や生産性の低下にも繋がっています。
カリフォルニア州における年代別のウェルビーイング。特に若者層の幸福度が他の年齢層と比較してどのように低いかを示しています。この情報は、若者のウェルビーイングに焦点を当てた政策の重要性を強調しています。
年齢層別の幸福度の変化
通常、幸福度は年齢とともにU字型を描くとされますが、カリフォルニア州のデータではこの傾向が見られません。特に若年層で幸福度が低く、これは社会全体のウェルビーイングに懸念を投げかけるものです。若者の幸福度が低いことは、将来の労働市場での成果にも悪影響を及ぼし、収入の低下に繋がることが示されています。
若年時の主観的ウェルビーイングが後の収入に及ぼす影響。この図は、若年時のポジティブな感情と生活満足度が、年齢29歳時の平均収入にどのように影響しているかを示しており、若者のウェルビーイング投資の価値を示唆しています。
政策への提案:
デ・ネーヴ教授は、幸福度のデータを政策立案に積極的に活用し、具体的な改善策を講じることを提言しています。特に教育、住宅、健康サービスの改善が急務であると強調されました。幸福度の向上は、単に個人の感情の問題ではなく、経済的な生産性や社会的な安定にも寄与するため、広範囲にわたるアプローチが求められます。
こんにちは、ウエルです!今日はとっても大切なお話を聞いて、たくさん考えさせられました。ジャン先生が、私たちの幸福について教えてくれたんです。
先生は、「幸福って何ですか?」と聞かれたら、「それは私たちがどう感じているか、そして私たちのコミュニティがどう感じているかによるんだ」と教えてくれました。これがウエルには新しく感じられて、学校やお友だちとの関係がどれだけ大切かがわかりました。
先生はカリフォルニア州の人々の幸福について調べたことを話してくれました。サンノゼ市では、市内中心部と郊外で幸福度が違うんだそうです。これを聞いて、私たちが住んでいる場所によって感じ方が変わるのかなと思いました。
特に心に残ったのは、若者たちの幸福度が下がっているという話です。ストレスや不安、悲しみが増えているって、子どもにも大人にも大きな問題だと思います。先生は、これらの問題を解決するために、教育や住宅、健康サービスの改善が必要だと強調していました。
私たち一人ひとりが、幸福についてもっと考えて、友だちや家族、先生と協力し合うことが大切だと思いました。みんながもっと幸せになれるように、私たちも互いに支え合っていきましょう!
【アップデート完了のお知らせ】
2024.06.9|ウェルビーイング応援サイト
出典:SQUARESPACE
ウェルビーイング応援サイトの読者の皆さまへ
いつもご利用いただき、ありがとうございます。
本日、ウェルビーイング応援サイトのシステムアップデートを無事に完了しました。今回のアップデートにより、サイトのパフォーマンスとセキュリティが向上し、より快適かつ安全にご利用いただけるようになりました。
皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。引き続き、さらなる改善に努めてまいりますので、今後ともウェルビーイング応援サイトをよろしくお願いいたします。
心より感謝申し上げます。
ウェルビーイング応援サイトチーム
(-人-)
【ウェルビーイングの新たな地平を開く: 日本のウェルビーイング新時代・後編】
2024.06.9|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!本日は特別なニュースをお届けします。2023年9月に京都で開催された「ICC KYOTO」セッションを基にして、私たちのウェルビーイングに新たな洞察と具体的な事例を盛り込んだシリーズ記事『日本のウェルビーイング新時代・後編』が公開されました!この記事では、ぜひ、この日曜日のリラックスタイムに、記事をお読みいただき、有意義な時間をお過ごしください。
ウェルビーイングと柔軟性の重要性
今回の記事では、柔軟な働き方が私たちの日常生活やウェルビーイングにどのように影響を与えるかについても詳しく解説しています。
興味深いデータを交えた分析によれば、柔軟な勤務体系は従業員の生活の質を大幅に向上させています。柔軟な勤務条件を提供している企業では、従業員の健康が向上し、生産性が高まる一方で、ストレスも軽減されています。具体的には、45%の従業員が全体的な生活の質が向上したと報告しており、77%は仕事の充実感と働きがいが増したと感じています。これらのデータは、現代社会でウェルビーイングを高めるために柔軟な働き方がいかに重要であるかを示しています。
引用元:Work-Life Balance Statistics [2023 Edition]
ウエルの感想:
柔軟性が日常生活においてどれほど重要か、新たに気づかされました。ウエルも日々柔軟に対応していますが、一方で「この時はこうする」といったルールを設けることで、迷うことなくスムーズに過ごせています。このバランスが大切だと感じています。
コメントでのご意見をお待ちしています
記事の最後にコメント欄を設けています。記事を読んで気づいた点や、あなたの体験を共有していただきたいです。どんな小さなコメントでも大歓迎です!皆さんの声をもとに、今後もより良いコンテンツをお届けできるよう努めてまいります。
【ウェルビーイングの新たな地平を開く: 日本のウェルビーイング新時代・後編】
2024.06.8|ウェルビーイング応援サイト
明日、シリーズ記事『日本のウェルビーイング新時代・後編』を公開します。心地よい朝、一日の始まりとともに、新たな洞察に触れてみてください。
ウェルビーイングの進化
ウェルビーイングの概念は時代と共に進化し続けています。かつては主に身体的健康が注目されていましたが、今日では精神的および社会的健康も含む広範な概念として認識されています。この変遷については、添付の図表でより詳しく解説しています。
サステナビリティとウェルビーイング
持続可能な環境が私たちのウェルビーイングにどのように影響するか、本稿で深掘りしています。具体的な例として、再生可能エネルギーの利用や環境保全への取り組みが、どのように私たちの生活の質を向上させるかを探ります。
今後の展望
ウェルビーイングへの貢献に焦点を当て続けることで、読者の皆さまに有益な情報を提供していきます。引き続き、私たちの記事をお楽しみに。
【特集】金融知識でウェルビーイングを高める
2024.06.7|@naoki, @horrrrry, @ueharajin, @takuyakitagawa・ウェルビーイング応援サイト
昨日は、ニューヨークのOishii Farmの先進的ないちご農場「メガファーム」プロジェクトをご紹介しました。今日は、北川拓也さんが注目した、新しいビジネスをサポートするための資金援助について深掘りします。
ベンチャーキャピタルの役割:
「ベンチャーキャピタル」とは、新しい会社やプロジェクトにお金を提供して、その成長を助ける投資家のグループです。彼らは主に革新的なアイデアや技術を持つビジネスに投資します。
投稿の背景とその重要性:
Naoki Aoyagiさんは、スタートアップを支援するために自身の経験を活かし、以下の重要なポイントをSNSで共有しました:
ベンチャーキャピタルがどのようにスタートアップの価値を向上させるかの概要。
・なぜ多様なベンチャーキャピタルが必要か: スタートアップが必要とする資金をより容易に集めるためです。
・GPとLPの役割: GP(ジェネラルパートナー:投資ファンドを管理する人)はVCを運営する人々で、LP(リミテッドパートナー)は資金を提供する投資家です。両者のバランスが、VCの成功を左右します。
・投資契約の改善: 日本特有の投資契約は投資家に有利な傾向があり、これを改めることで起業家にとってもメリットが増します。
主要な反応:
新しい投資規則に基づく利益分配のプロセスを説明。
・堀新一郎(ほりしん) – Boost Capital創業者さんの宣言:
堀新一郎さんは、長年にわたりテクノロジーとビジネスの世界で活動してきた投資家です。彼は『参加型』の優先株式投資をやめると宣言し、より公平な利益分配を目指しています。
・上原仁さんの評価: 上原さんはこの宣言を日本のVC業界における革新的な変化と評価しました。
・北川拓也さんの見解: このような大胆な宣言を行うには大きな覚悟が必要だと述べ、その勇気を称賛しました。
なぜこの話題が重要か?
・新しいビジネスの成長支援:
・より多くの新しい会社が公平な条件で資金を得られるようになると、多様なアイデアが市場に出る機会が増えます。
・経済全体への影響:
・新しいビジネスの成功は、雇用の創出や技術の革新など、広い範囲で経済に良い影響を与えます。
まとめ:
堀さんの宣言は、投資家に有利な旧来のルールを変更し、起業家が公平なシェアを受け取れるようにするためのものです。このような変化は、投資業界だけでなく、経済全体にも良い影響を与える可能性があります。ウェルビーイングを追求する上で、こうした知識は非常に重要です。
ニュースレターについてのご意見や経験があれば、ぜひお聞かせください。フィードバックは非常に重要であり、ニュースレターでご紹介する可能性もあります。私たちは皆さまからの声をもとに、より価値ある情報を提供できるよう努めています。
堀さんが優先株式投資をやめるって言ってるのを読んで、難しいけど大事なことを決めるってすごいなと思いました。お金のことはまだよくわからないけど、みんなが公平になるっていいことだと思います!
2024.06.6|🐻
こんにちは!ビーイングマです!今日はニュースレターの更新に失敗して、皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました。でもね、失敗は成功のもと。次も良いニュースレターで皆さんをお迎えするためにがんばります!いつも応援ありがとう。次回も楽しみにしていてくださいね!
【特集】次世代植物工場「メガファーム」から学ぶ、持続可能な農業の未来
2024.06.6|古賀大貴/Hiroki Koga@O1sh11farm・@takuyakitagawa・ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日のウェルビーイング応援サイトニュースレターでは、革新的な農業技術の最前線をご紹介します。特に、ニューヨークのOishii Farmが展開する「メガファーム」プロジェクトが、私たちの食生活に革命をもたらす可能性があります。
メガファームの革新
メガファームは、廃プラスチック工場を転用し、隣接する太陽光発電所から得たクリーンエネルギーで運営される垂直いちご農場です。水のリサイクルシステムや、どの地域でも年間を通じて栽培可能な環境技術が導入されています。具体的には、次のような先進的アプローチが採用されています:
・環境コントロール: 温度、湿度、CO2レベル、光のスペクトル、風速を完全制御し、最適な栽培条件を実現。
・ロボット化された収穫: AIと視覚認識を活用したロボットが熟れたいちごを識別し、収穫を行います。これにより収穫の精度が向上し、効率が大幅にアップ。
・持続可能な供給: 施設は消費者の居住地域近くに建設され、一年中新鮮なベリーを供給。
地域との共生
メガファームは、持続可能な農業技術だけでなく、地元コミュニティとの連携も強化しています。地元の食材を積極的に使用し、地域経済への貢献を目指しています。
未来への一歩
この垂直農場がもたらす食料生産の革新は計り知れません。メガファームの取り組みは、単に栽埗方法を変えるだけでなく、環境との調和を重視する新しい価値観を提案しています。これにより、持続可能で高品質な食材がより多くの人々に届けられます。
動画紹介: サステナビリティと自動化を追求した次世代植物工場「メガファーム」
7年間、200人のチームで築き上げたこのプロジェクトは、新たな農業のフェーズを象徴しています。投資家の皆様の支援に感謝しつつ、この挑戦的なプロジェクトをご覧ください。
【古賀大貴氏の紹介】
古賀大貴氏@O1sh11farmは「メガファーム」の進行を通じて、持続可能な農業への貢献を続けています。その取り組みは、北川拓也氏@takuyakitagawa(Well-being for Planet Earth理事、QuEra Computing戦略顧問)からも高く評価されており、北川さんはこのプロジェクトを「これはめちゃくちゃすごい!」と絶賛しています。
先日の訪問
古賀さんと北川さんはランチを共にした後、北川さんが率いる量子コンピュータスタートアップ、QuEra Computing社を訪れました。ここでは、人類の未来を形作る先進技術が展開されており、その一部を間近で見ることができました。古賀さんは、その体験について「すごかった。人類の未来が指先程のガラスの箱に詰まっていた」と感動の声を上げました。北川さんからは、「いつも楽しい時間をありがとう」との言葉が交わされました。
持続可能な未来への一歩
今回のメガファームの紹介は、ただの農業技術の進化を超えています。このプロジェクトは、私たちの食生活にどのような革命をもたらすか、その可能性を示す機会です。持続可能な未来への一歩を、古賀さんと北川さんの交流を通じて、共に体感しましょう。
こんにちは!ウエルです。今日は、古賀さんが運営する素敵ないちご農場「メガファーム」についてお話しします!いちごが大好きなわたしたちにとって、いちごがたくさんあるこの農場はまるで夢のような場所です。
この農場は広大で、ロボットがいちごを収穫する様子はまるで未来から来たよう!ロボットがひとつひとつのいちごを丁寧に検査し、最もおいしい瞬間に収穫します。
でも、ウエルが一番感動したのは、この農場がどれだけ環境に優しいかです。いちごを育てるために必要な水や電力は、すべて自然の力を活用しています。だからこそ、いちごはとってもおいしく、地球にも優しいんです!
いちごフレンズの絵を描いて、古賀さんと北川さんに感謝の気持ちを伝えたいです。二人はわたしたちがより環境に優しい生活を送れるように尽力しています。いちごのように甘くて、みんなが幸せになれる未来を目指して、わたしたちもできることを頑張りたいです!
【特集】日本のウェルビーイング指標の全体的な見直しと具体的な改善策
2024.06.5|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!過去一週間、私たちはウェルビーイングに関する国際的な議論と日本の取り組みに焦点を当ててきました。今日は、日本のウェルビーイング指標を広範囲にわたって見直し、改善策と政策提言を探ります。
【全体的生活満足度の概観】(出所:内閣府2023 図表2-2-1)
日本のウェルビーイング指標は、主に「満足度」や「幸福度」などの主観的な側面に重点を置いています。内閣府が策定したWell-being ダッシュボードは、OECDのBetter Life Index を参考にしていますが、特に以下の点で異なります:
1. 主観的ウェルビーイングの重視: 日本では「全体的な生活満足度」を最上位の指標とし、政策の中心に位置づけています。
2. 指標の再編成: 「子育てのしやすさ」「介護のしやすさ」を新たに加え、市民参画を除外しています。これは市民参画が生活満足度に与える影響が低いと判断されたためです。
日本の「全体的な生活満足度」は、基本的な生存ニーズから社会的・環境的な要素まで、幅広い要素で評価されています。これには以下のカテゴリが含まれます:
1. 基本的な生存ニーズ:食糧の安全、住環境の改善、健康へのアクセス
2. 個人の成長:教育の質向上、職業訓練の充実、文化活動への参加機会
3. 社会的および環境的ウェルビーイング:交通アクセスの改善、環境保護、公共空間の活用
具体的な改善策と政策提言:
・基本的な生存ニーズ:
・食糧安全:地域主導の持続可能な農業を推進し、食糧供給を地域で完結させる。
・居住環境:賃貸住宅の質を改善し、公共住宅の提供を増やす。
・個人の成長:
・教育の質:職業スキルに焦点を当てた教育プログラムを展開し、一生涯学べる環境を整える。
・職業訓練:需要に応じた職業訓練を強化し、仕事につながるスキルを身につける。
・社会および環境的ウェルビーイング::
・環境保護:気候変動対策に積極的に取り組み、再生可能エネルギーの使用を促進する。
・公共空間の利用:地域コミュニティの活動を支援し、市民が参加しやすいイベントを定期的に開催する。
これらの提案は、日本が国内外でウェルビーイングの向上にどのように貢献できるかを示しています。今後も、日本がグローバルなウェルビーイングの向上にどう貢献していくか、引き続き注目していきましょう。このニュースレターが、世界のウェルビーイングの取り組みを支援し、様々な事例から学ぶ機会を提供する一助となれば幸いです。
日本が他の国々とどのように協力しているかを学ぶのは、とても楽しいですね!先生が教えてくれたSDGsのことも、理解が進みました。ウエルも大きくなったら、みんながもっと幸せになるようサポートしたいと思います。そのためには、まず学校や家庭で始められる小さな行動から取り組むことが大切です。
1. 地域の清掃活動に参加:環境をきれいに保つことで、地域全体のウェルビーイングを向上させます。
2. 節電と節水:使わない電気を消す、シャワー時間を短縮するなど、エネルギーの節約を心がけます。
3. ごみの分別:リサイクル可能なものとそうでないものを適切に分け、資源を有効活用します。
4. 地元の食材を使用:旬の食材を選ぶことで、鮮度を保ち、輸送による環境負荷を減らします。
5. 自然とのふれあい:地域の公園で遊んだり、自然と触れ合う活動に参加して、環境への感謝と理解を深めます。
これらの小さな行動が集まれば、大きな変化を生み出す力になると信じています。
【特集】ウェルビーイングと持続可能な社会のための国際的な協力
2024.06.4|ウェルビーイング応援サイト

内閣府・経済社会総合研究所のレポートです!
Well-being “beyond GDP”を巡る
国際的な議論の動向と日本の取組
こんにちは!今回の特集シリーズでは、ウェルビーイングの国際的な議論と日本の取り組みを取り上げてきました。シリーズの最終回として、今日は「ウェルビーイングと持続可能な社会のための国際的な協力」に焦点を当てます。
国際社会では、持続可能な発展目標(SDGs)の達成に向けた協力がますます重要になっています。ウェルビーイングの推進は、これらの目標と密接に関連しており、健康、教育、平等、環境保護など、多岐にわたる分野での協力が求められています。日本は特に、国際会議での積極的な参加やアジア諸国への教育支援プログラムを通じて、グローバルなウェルビーイングの向上に努めています。
日本のウェルビーイング推進の具体的な取り組み:
1. 教育とウェルビーイングの推進
日本は国際的な教育支援プロジェクトを通じて、発展途上国の子どもたちに質の高い教育機会を提供し、ウェルビーイングの基盤を強化しています。特に東南アジアの遠隔地域で教育の質を向上させるための資材と教員研修を提供しています。
2. 健康促進プログラムの支援
日本は世界保健機関(WHO)と連携して、公衆衛生と予防医学に関するプロジェクトを推進し、全世界の健康増進を図っています。これにはアフリカにおける伝染病予防キャンペーンやアジアでの水質改善プロジェクトが含まれます。
3. 環境保護イニシアティブ
日本は気候変動対策として、持続可能なエネルギーソリューションの開発と普及に積極的に関与しています。特に太陽光発電と風力発電の技術を途上国に提供し、これらの国々の炭素排出量を削減する支援をしています。
図14: World Happiness Reportにおける日本の幸福度推移の概観:
このグラフは、2007年から2022年までの日本の幸福度が時間と共にどのように変化してきたかを示しています。特に、2011年の東日本大震災後に記録された幸福度の上昇と、2018年の低下は、それぞれの時期に日本が直面した挑戦を反映しています。2020年のCOVID-19パンデミック後に見られた幸福度の再上昇も、社会の回復力や適応の示唆として解釈できます。これらのデータは、日本が直面した社会的・経済的課題にどのように対応してきたか、そしてそれが国民の幸福度にどのように影響したかを理解するための重要な指標です。
今後、日本は国際的なウェルビーイングの標準を設定し、他国との協力を通じて持続可能な社会を築くための新たなリーダーシップを推進する計画です。これには技術交流や共同研究の拡大、国際的なポリシーネットワークの形成が含まれます。
終わりに、持続可能なウェルビーイングを実現するためには、国内外の様々なステークホルダーとの連携が不可欠です。日本は引き続き、国際社会と協力し、すべての人々がより良い生活を享受できるよう努力しています。明日の世界がどのように形作られるか、その過程に皆さんもご参加ください。
参考サイト:
OECD iLibrary – Japan’s global efforts for sustainable development
IISD SDG Knowledge Hub – Japan Presents SDG Action Plan at G20 Meetings
日本が世界のためにできることは、本当にたくさんあるんですね!学校でSDGsやウェルビーイングについて学びました。日本が他の国々とどれほど力を合わせているかは、ちょっと遠く感じることもありますが、このニュースレターで紹介されている先生たちがどのようにプロジェクトに関わっているかを知ると、その重要性がとても身近に感じられます。
将来、ウエルもみんなが幸せになれるような仕事をしたいです。たくさんの友だちと一緒に協力すれば、もっと素敵な世界を作ることができるはずです。けれど、一番大事なのは、身近な先生や友だちとのつながりを大切にすることから始まるんだと思います。皆さんも、そう思いませんか?
【特集】日本のウェルビーイングの取り組みが国内外でどのように評価されているか
2024.06.2|ウェルビーイング応援サイト
内閣府・経済社会総合研究所のレポートです!
Well-being “beyond GDP”を巡る
国際的な議論の動向と日本の取組
こんにちは!今週の特集は『Well-being “beyond GDP”を巡る国際的な議論の動向と日本の取り組み』です。この記事では、日本のウェルビーイング政策とその国際的な影響を探ります。
6_OECD加盟国のウェルビーイング政策における主観的 Wel-lbeing 指標の採用状況:
OECD国におけるウェルビーイングアプローチの内訳(Mahoney 2023)では、約90%の国が何らかの形で主観的Well-being指標を含んでおり、最も一般的なのは生活評価です。
12_日本国内のウェルビーイングの傾向と変化:
日本国内のウェルビーイングの傾向と変化を示す生活満足度推移のグラフにより、ウェルビーイングの進展と課題が視覚的に示されています。
13_内閣府満足度調査における生活満足度と分野別満足度の変化(2022年から23年の変化幅):
この図は、2022年から2023年にかけての生活満足度および分野別満足度の変化を示しています。変化幅を通じて、どの分野が改善され、どの分野が課題を抱えているかが明確になります。これにより、特定のウェルビーイングの領域における政策の効果や改善が必要な点が視覚的に理解できます。
日本政府は、国民の生活の質を測る指標としてウェルビーイングの推進に力を入れています。これには、社会的つながり、市民参加、教育の質など、多岐にわたる分野での新たな施策が含まれています。こうした施策は国際基準にどのように対応し、どのように評価されているのでしょうか?
注目すべきは、@ishikun3先生が指摘するように、子どものウェルビーイングを強化する政策です。@ishikun3先生は、「日本はウェルビーイング分野では非常に存在感がある。特に、この数年は日本がネットワーキングも含め世界のウェルビーイングに関する動向をリードしています。日本は世界に向けて、具体的には子どものウェルビーイングに特化して世界に貢献していく、というのは一つあり得る」と述べています。
これは、国際的な評価の枠組み内で、日本がどのように位置付けられているかについての理解を深めるポイントです。日本は長い教育の歴史を持ちながら、これが国際的にどのように貢献できるかが新たな課題としています。
これらの取り組みはOECDの調査結果や他国のモデルと比較分析され、日本の進捗が国際的にどのように評価されているかが明らかになっています。具体的な指標や成果に基づく評価は、政策の有効性を示すだけでなく、今後の改善点や新たな施策の方向性を示唆しています。
先生が教えてくれたウェルビーイングって、私たちの学校で大事にしていることがたくさんあるんだってわかりました。友だちと協力することや、先生とのいい関係が、すごく楽しいことにつながってるんだね!
【特集】日本のWell-being指標の革新と国際基準への影響
2024.06.2|@ishikun3 / ウェルビーイング応援サイト

出典:The Summit of the Future in 2024/United Nations
内閣府・経済社会総合研究所のレポートです!
Well-being “beyond GDP”を巡る
国際的な議論の動向と日本の取組
こんにちは!昨日は「GDPを超えたWell-beingの追求 — 国際ディスカッションと日本の取り組み その2」をお届けしました。今日は、その続きとして、日本がどのように国際舞台でWell-being指標の発展に貢献しているかを詳しく見ていきます。
国際会議での日本の役割
2023年、G7議長国として、日本はWell-being(幸福度)に焦点を当てた議論をリードしました。経済成長だけではなく、人々の生活の質を向上させることは、今や国際社会において重要なテーマです。日本のアプローチや指標が、他国や国際機関の政策や基準にどのように影響しているか、一緒に探っていきましょう。
日本のウェルビーイング指標とその国際的影響
・図表3: OECD Well-being フレームワーク
日本は、自国のWell-being指標を国際基準にどのように反映させているのでしょうか?OECD(経済協力開発機構)の11の分野から構成される「Better Life Index(より良い生活指数)」を参考にしながら、13の分野にわたる主観的Well-beingを測定しています。
・図表9: 内閣府満足度調査
この調査結果は、他国に対して、Well-beingをどのように定義し、どう測定するかのヒントを提供し、国際機関が新たな指標を設計する際の参考となっています。
今後の展望と日本の期待される貢献
日本が提案するWell-beingの概念は、今後の国際政策や議論で中心的な役割を果たすことが予想されます。特に、持続可能な開発目標(SDGs)の達成や、新たな経済指標として「GDPを超える指標」の形成にどのように寄与するかが注目されています。
@ishikun3先生の洞察
2024年に予定されている「Beyond GDP」の国連決議に向けて、@ishikun3先生は、Well-being、持続可能性、多様性、公平性、包摂性(すべての人が参加しやすい環境)を中心に新しい指標が設定されることを強調しています。日本はこの新しい動向で積極的な役割を果たすことが期待されています。具体的な分析と提案については、@ishikun3先生の解説を元にした記事がありますので、詳細は『日本のウェルビーイング新時代・前編』をご参照ください。後編は近日中に公開予定です。
2023年にOECDが実施した世界各国のウェルビーイングの計測に関する調査結果が公表され、その問題点や改善点が明らかになり、とても興味深いものでした。今後の議論の進展が楽しみです。
特に、日本の現状が注目を集めています。教育、安全、環境の質で他国と比べて平均を上回る一方、所得や社会的つながり、市民参加、生活満足度では平均を下回っています。これらの違いは一体、何を示しているのでしょうか?改善の可能性について考えると、わくわくします。
【特集】GDPを超えたWell-beingの追求 ― 国際ディスカッションと日本の取り組み その2
2024.06.1|@RendonAD62, @OxWellResearch, @jedeneve / ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日は休日ですが、ウェルビーイングの追求は止まりません。今回は、5月29日にカリフォルニア州議会で開催された「幸福と公共政策の成果に関する特別委員会」の公聴会に焦点を当てます。ウェルビーイングリサーチセンターのディレクターであり、World Happiness Repotの編集者であるジャン・エマニュエル・デ・ネーヴ先生も参加し、様々な年齢層における幸福の要因についての貴重な洞察を共有しました。画像にはアンソニー・レンドン氏(カリフォルニア州議会元議長、第62選挙区と南東ロサンゼルス郡代表)とその他の参加者たち、そしてジャン先生の姿があります。
幸福を巡る議論 ― 国際的な視点から
公聴会では、幸福の追求がGDPの数値を超えることにどう取り組むかが議論されました。若者から高齢者まで、様々な世代に焦点を当てた幸福の要因が探究され、カリフォルニアの郡における幸福に関する豊富なデータと研究成果が示され、これが地域社会にどのように役立てられるかが明らかにされました。
私たちの役割とは? ― 師から学ぶ原理原則
ジャン先生の国際的な議論を受け、私たちにとっての教訓は何でしょうか?筆者のコーチからは、「綺麗な学問を学び、常に本質を追求しなさい」と教えられました。ウェルビーイングは、ただの流行ではなく、深い理解と長期的な視点を要求される分野です。この分野で原理原則を学ぶことは、変化の激しい世の中で私たちが持続可能な幸福を築くための基盤となります。
コーチは「原理原則8割、時代のトレンド2割」というバランスを推奨しています。筆者は、ウェルビーイングを深く追求することが、長期的に見て大きな価値を持つと確信しています。この教えは、時間をかけて確実に報われる投資だと思うのです。私たちが変わらない価値と新しい動向のバランスを取る方法こそが、真の学びの鍵となります。
まとめと次への一歩
今日の話は少し専門的になりましたが、ウェルビーイングの追求には多様なアプローチが存在します。私たち一人ひとりが、学びと行動を通じてより良い社会を築くことに貢献できると信じています。一緒に学び、考え、行動しましょう。
ビーイングマの感想:
カリフォルニア州議会での「幸福に関する特別委員会」に、ジャン先生が参加しました!アンソニー・レンドン氏はこの重要な会議を主催しましたが、一部には「税金を使うのはもったいない」という意見もありました。大事なことなのに、情報が不足していると無駄遣いに見えてしまうかもしれません。だからこそ、なぜこの議論が重要なのかを、もっと分かりやすく皆に伝えることが重要です。
P.S.
今日はカリフォルニア州の州旗について学びました!旗には自由と独立を象徴する大きな星、強さと勇気を表すグリズリークマ、そして自然とのつながりを意味する緑の大地が描かれています。カリフォルニアって本当に自然がいっぱいで、わくわくしますね。この旗を見ると、冒険に出たくなります。
【特集】GDPを超えたWell-beingの追求 ― 国際ディスカッションと日本の取り組み その1
2024.05.31|@ishikun3 / ウェルビーイング応援サイト

内閣府・経済社会総合研究所のレポートです!
Well-being “beyond GDP”を巡る
国際的な議論の動向と日本の取組
2024年は、ウェルビーイングの国際的な標準化に向けた重要な節目です。@ishikun3先生をはじめとする研究者たちは、私たちが見ることのできない場所で日々、努力を重ねています。先生たちの取り組みは、私たち一人ひとりの幸福に直結しています。このような活動を理解することは、私たちが日常生活でウェルビーイングをどう高めるか(深めるか)についての大きな手がかりとなります。9月に予定されている国連未来サミットに向けて、松浦広明(MUPPY)先生は、「@ishikun3先生にとって今年が勝負の年になりそうだ」と述べています。
行動への呼びかけ:
私たちも、これらの重要な取り組みを理解することで、支援することが可能です。昨日提供した幸福度を評価するツールを使って、自分自身のウェルビーイングを見つめ直し、小さな一歩を踏み出してみませんか?
国際的な流れ:
2008年の世界金融危機後、GDPだけでは社会の進歩や市民の満足度を完全には捉えられないとの認識が広まりました。特に、欧州やオーストラリアから始まったWell-being指標の採用が、アジアを含む世界中で注目されています。OECD(経済協力開発機構)や国連ではこれらの新しい指標の国際標準を策定する議論が進んでおり、OECDは世界中の経済や社会福祉の向上を促進する国際機関としてそのグローバルな取り組みを進行中です。
日本の動き:
日本では、「働き方改革」や「健康促進」を中心に、政策にWell-being指標が取り入れられています。内閣府が実施する「満足度・生活の質に関する調査」を通じて、これらのデータが政策立案に反映されています。これにより、国内の幸福度向上に向けた多様な施策が展開されています。
今後の見通し:
国際間での共通理解と基準作りが進むことで、より効果的な政策が実現可能になります。日本は、この国際的な動向に積極的に関与し続けることで、世界中の人々の幸福追求に寄与します。
@ishikun3先生や他の大人たちは、私たちの未来がもっと良くなるように話し合っています。9月には国連でとても大事な会議があります。そこで、世界中の人がどう幸せになれるかについて話し合います。これは私たちが将来、もっと幸せに生きるためにすごく大切なことなんです。私たちも、毎日をどう過ごすかを考えることで、彼らの努力を応援できるんですね!
【特集】自己のウェルビーイングを理解し、高めるためのステップ
2024.05.30|@ishikun3 / ウェルビーイング応援サイト

内閣府・経済社会総合研究所のレポートです!
Well-being “beyond GDP”を巡る
国際的な議論の動向と日本の取組
ウェルビーイングは、私たちの日常生活の質を向上させる重要な指標です。昨日のニュースレターではスキル習得の初期段階の自己認識の重要性を探りましたが、今日はさらにその自己認識を深めるツールとして、OECDが提供する「主観的Well-beingガイドライン」について詳しくご紹介します。このガイドラインを使い、自分自身の生活の満足度や幸福感を客観的に評価し、より意識的な自己改善へと繋げましょう。
なぜ主観的Well-beingが重要か
OECDは、Well-beingの3つの主要要素として「生活評価」、「感情」、そして「エウダイモニア(人生の意義と目的意識)」を挙げています。これらは、日常生活における幸福感や充足感を測るための重要な指標です。
自己評価を助ける質問例
以下の質問(抜粋)は、自分の生活や感情に対する理解を深めるためのものです。これらに答えることで、現在の自分の状態をより客観的に評価し、どのような改善が必要かを考えるきっかけにもなります。
・生活評価
・全体として、あなたは最近のご自分の生活にどの程度満足していますか?
・あらゆることを鑑みて、あなたはどのくらい幸せだと言えますか?
・感情
・昨日、喜びは感じましたか?
・不安感はありましたか?
・エウダイモニア
・自分自身とても前向きなほうだと感じていますか?
・ほぼ毎日、自分が行ったことに達成感を感じると思いますか?
次のステップ
これらの質問に答えた後、その結果をどのように生活や仕事に活かせるかを考えましょう。また、定期的にこれらの質問に答えることで、時間と共に変化する自己のWell-beingを追跡し、必要に応じて行動を調整することができます。
OECD主観的ウェルビーイング評価ガイドダウンロード
今すぐPDFをダウンロードし、日常生活でのウェルビーイングの向上につなげましょう!
【スキル習得の四段階:ウエルが学んだ成長の道のり】
2024.05.29|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!今回は、松浦広明(MUPPY)先生とコーチから学んだスキル習得のプロセスをもとに、私たちがどのように効果的に学び、成長するかを掘り下げていきます。それぞれの段階が持つ重要性と、そこに潜む落とし穴を一緒に見ていきましょう。 1. 無意識の無能
・重要性: これはスキル習得の旅を始める場所です。一人でやっていると、自分が何を知らないかすら認識できません。
・詳細な説明: 多くの人が自分の無知を認識せずに過ごします。これにより、学習する機会を見逃し、成長の可能性を自ら制限してしまうことがあります。
・対策: 自分の知識やスキルの限界を理解するために、自己評価のツールやフィードバックを活用することが重要です。また、他人の意見や評価を受け入れ、自己認識を高める努力が必要です。
2. 意識的無能
・重要性: この段階では、自分のスキルギャップを明確に認識し、具体的な改善点を特定します。重要なのは、自己の不足を認める勇気と、それを克服するための具体的な計画を立てることです。
・詳細な説明: 未熟なスキルを持って現場に出ると、失敗するリスクが高まります。初心者は、成功するまでのプロセスがどれだけ困難かを理解していないことが多く、挫折感に直面しやすいです。この段階で重要なのは、環境からの適切なサポートとポジティブなフィードバックを得ること。不安や恐怖に負けず、目標に向かってコツコツと努力を続けることが、成果につながります。周囲がネガティブな影響を与える場合は、マインドセットを保ちながら、よりサポート的な環境を求めることが成功への鍵です。
・対策: 自分を取り巻く環境を意識的に改善し、目標達成に役立つリソースを積極的に利用することが重要です。たとえば、メンターからのアドバイスを求め、定期的なフィードバックを得ることで、自己改善のプロセスを加速できます。さらに、環境の影響を受けやすい私たちですが、適切なサポート体制が整っていれば(先生、仲間、励ましの環境など)、不安や恐怖を乗り越えて前進することが可能です。これにより、学び続けるモチベーションを維持し、スキル向上のプロセスを継続できます。
3. 意識的有能
・重要性: この段階では、学んだスキルを意識的に実践し、それを習慣化する過程にあります。
・詳細な説明: 意識的に技術を磨くことで、そのスキルが実生活で自然と役立つようになります。この過程では、新しい挑戦を経験し、自身の限界を広げることができます。
・対策: 定期的に新しいスキルに挑戦し、適切なフィードバックを得ることで、習得した技術をさらに強化し、自信を持って使用できるようになります。
4. 無意識的有能
・重要性: 習得したスキルが完全に自分のものとなり、思考せずに自然に行動できるようになります。スキルは高度に洗練され、効率的に活用されます。
・詳細な説明: 無意識的なスキルの使用により、作業の速度と効率が大幅に向上します。経験豊富なプロフェッショナルは問題に直面した際、直感的に最適な解決策を導き出せるようになります。このレベルの技術は、日常業務だけでなく、新たな課題への対応にも大きな利点をもたらします。
・対策: このスキルレベルを維持・向上させるためには、定期的な練習と学習が不可欠です。具体的には、新しい技術や手法を学ぶための継続的トレーニング、業界のトレンドに関する最新情報の収集、そして知識の定期的な更新が必要です。また、仲間のレビューやプロフェッショナルなネットワーキングを通じて、常に新しい視点を得ることも重要です。
今日の学びが皆さんのスキルアップに役立つことを願っています。スキル習得の旅は一人ではなく、サポートしあうことでさらに豊かなものになります。皆さんも、この内容を活かして、自身のスキル習得の旅において次の一歩を踏み出しましょう。疑問や困難に直面したときは、サポートを求めましょう。共に学び、成長することで、目標達成への道が開かれます。お互いに助け合いながら、一緒に成長しましょう!
【ウェルビーイングを高めるための重要な一歩: 自己評価とスキル習得の真実】
2024.05.28|ウェルビーイング応援サイト

スキル習得の四段階:私がビジネスコーチから学んだ方法です。各段階を理解し、成功(進歩・進化)への道を登っていきましょう。
こんにちは!今日のウェルビーイング応援サイトニュースレターでは、「自己評価の誤りとスキル習得の重要性」に焦点を当てています。このテーマを選んだ理由は、松蔭大学副学長・常任理事で観光メディア文化学部教授の松浦広明(MUPPY)先生の深い洞察に感銘を受けたからです。
松浦広明先生のプロフィール:
松浦広明先生は、医療経済学、人口学、経済史など多岐にわたる分野で研究を行っています。健康と人権、性と生殖に関する健康と権利、災害時の健康と人権保護など、社会的な問題に対する深い洞察で知られています。
松浦広明先生の投稿:
「個人的には、一番の問題は大学進学率でも大学の質でもなく、自信過剰だと思う。”Fラン大”と蔑む人々の中で、実際にそこの卒業生より明らかに能力が高い人は少ない。中学の学習内容を理解していると自認しても、実際には多くが英語での接客すらままならない。多くの人が制度や組織に守られているため、自身の能力を正しく評価できなくなっている。これが日本の人的資本政策の足枷になっていると思う。定年になって初めて自身の能力と社会の需要を認識する人も多い。だから、外の世界で自分の能力を試し、足りなければ学べば良いという姿勢が重要だ。」
スキル習得の四段階
1. 無意識の無能:自分ができないことを知らない状態。
2. 意識的無能:自分ができないことを知っている状態。
3. 意識的有能:意識しながら技能を実行できる状態。
4. 無意識的有能:特に意識せずにスムーズに技能を実行できる状態。
周囲のサポートの重要性
松浦先生は、自身の能力に対する正確な評価が行動へとつながると述べています。そのためには、支援的な環境と適切なフィードバックが不可欠です。私たちのウェルビーイングは、個々のスキルだけでなく、それを支えるコミュニティによっても形成されます。この点を踏まえ、自己成長の旅には、信頼できる指導者や理解ある仲間が欠かせません。
「自分が最前線であり最後尾だと捉えて仕事をする」。これは、ウエルが先生から学んで心に残っている言葉のひとつです。この教えは、スキル習得の過程で直面する挑戦を乗り越えるための大切な指針となっています。特に、難しいプロジェクトに取り組むときや、新しいスキルを学び始めたとき、この言葉を思い出します。自身の不足している能力に正直に向き合い、改善のための明確なステップを踏むことができます。また、正しいマインドセットを保ち、進歩のための指導を受けるためには、支援が充実した環境を整えることが不可欠です。信頼できる指導者との関係や、互いに支え合う仲間との交流は、自身が常に初心に帰ることを助け、継続的な成長を促してくれます。
今週の行動呼びかけ
この理解をもとに、ご自身の現在の段階を特定し、次のステップに向けて具体的な計画を立ててみてください。また、周囲のサポートを積極的に求めることも忘れずに。自己実現への道は一人で歩むものではありません。
今週も、自己評価とスキルアップの旅を通じて、皆さんのウェルビーイングがさらに向上することを願っています。
【ウエルの近況報告と決意】
2024.05.27|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!ウエルです。
先週は、デザインや劇など、もっと気軽に楽しめる話題をお届けしました。そして昨日は、メタンフェタミン使用障害(MUD)という問題に光を当て、その深刻な影響について紹介しました。科学の力って本当に素晴らしいですね!
昨日の記事を通じて、メタンフェタミンの魅力とリスクについて学び、私たち自身が依存症になり得ることを改めて考えさせられました。その影響を受けて、ウエル自身も、より良い未来につながる生活を送ることに挑戦することを決めました。今日は、この新しい生活スタイルに向けての第一歩を踏み出すために、別の記事に取り組んでいました。だから、ニュースレターはちょっとお休みです。明日からまた一緒に頑張りましょう!
明日の予告:
先日、松蔭大学の松浦広明先生の投稿に感銘を受けたので、明日は先生の指摘を踏まえ、無意識の無能から無意識的有能にいたるスキル習得の四段階について解説します。自己認識と成長の旅について、どう活かせるか一緒に考えていきましょう。明日も、皆さんのウェルビーイングをサポートするために役立つ情報をお届けします。
皆さまもどうぞよく寝て、元気に新しい一日を迎えてくださいね!
【「見えない依存」メタンフェタミン使用障害の真実】
2024.05.26|@toru1789taka, @Ryan Smith / ウェルビーイング応援サイト
親愛なる皆さまへ、
毎日、私たちは何を食べるか、どの服を着るか、どの道を通って仕事に行くかといった、数多くの選択に直面しています。これらの判断は、私たちが持つ情報を基に行われる「探索行動」に大きく依存しています。けれども、メタンフェタミン使用障害(MUD)という深刻な健康状態は、この基本的な能力に大きな障害を引き起こします。
MUDに苦しむ人々は、日々の生活の中で最善の選択を行うことが困難になり、それがどのようにして彼らの生活の質を低下させるのかを、最新の研究が明らかにしています。
👉メタンフェタミン使用障害を持つ個人は、嫌悪的内臓感覚状態の誘導に依存しないで、方向性探索と学習率が低下する
研究の要約:
最新の研究では、メタンフェタミン使用障害(MUD)の影響を受ける56人の患者と、健康な状態の58人の参加者が、複雑な意思決定タスクに挑戦しました。このタスクでは、参加者は一連の不確実な選択肢を評価し、その中から最も有益な結果を導く選択を行う必要がありました。
研究結果は、MUDを持つ人々が新しい情報を探求する「方向性探索」の能力が著しく低下しており、また、与えられたフィードバックから学習する速度も健康な比較群に比べて遅いことを示しました。これらの知見は、メタンフェタミンが脳の情報処理能力と学習機能にどのような影響を与えるかを深く理解する手がかりを提供しています。
研究者紹介:
髙橋徹先生の紹介:
髙橋徹先生は、認知神経科学、心理学、マインドフルネスを専門とし、人間科学の博士号を持つ研究者です。現在、Laureate Institute for Brain Researchで活動しており、特に自閉症の成人に関する研究で知られています。髙橋先生はメタンフェタミン使用障害(MUD)の患者における探索行動の低下という問題に焦点を当てた研究を主導し、この障害が日常生活にどのような影響を与えるかについての新たな洞察を提供しています。研究は、治療法の開発に向けた理解を深めることに貢献しています。
Ryan Smith先生の紹介:
Ryan Smith先生は、Laureate Institute for Brain Researchにおける計算神経科学の研究准教授です。専門は内受容感覚、感情、および意思決定プロセスの研究で、特にメタンフェタミン使用障害者が直面する意思決定の困難に焦点を当てています。Smith先生とそのチームは、依存症患者が直面する認知機能の障害を解明し、これらの知見を基に新たな治療法の開発に貢献しています。彼らの研究は、依存症の回復プロセスを支え、患者さんがより良い日常生活を送れるようにするための貴重なデータを提供しています。
メタンフェタミンの魅力とリスク:
メタンフェタミンを使うと、人はとても元気になったり、楽しい気持ちになるそうです。けれども、長期的には心や体に大きなダメージを与えるとても危険な薬物です。私たちは、健康を守るためにも、正しい選択を心がける必要があります。
結論:
今回の洞察は、メタンフェタミン使用に限らず、様々な依存症が個人の日常生活に及ぼす影響に光を当てています。依存症は、何かに過度に依存することで生じる問題であり、その対象は薬物だけでなく、アルコール、ギャンブル、インターネット、さらにはショッピングや仕事に至るまで多岐にわたります。
依存症に苦しむ人々に対しては、以下のような手助けを行うことができます:
1. 情報と教育の提供: 依存症の理解を深め、その症状を認識しやすくするために、教育プログラムや啓発キャンペーンを通じて情報を提供します。
2. 支援のアクセスの向上: 地域コミュニティにおいて、専門家によるカウンセリングやサポートグループの参加を容易にし、誰もが支援を求めやすい環境を整えます。
3. 包括的なケアプログラムの強化: 依存症のある個人がリカバリーに成功するために必要な、医療、心理、社会的サポートを統合したアプローチを提供します。
私たちは、依存症に対する理解とサポートを深めることで、一人ひとりが健康で充実した生活を送るための支援を提供することができます。依存症に挑むすべての人々が、再び希望を持って日常生活を楽しめるように、共にサポートし合い、より良い未来を築いていきましょう。
実験装置の画像
【週末のリフレッシュ!休日の過ごし方と心身の疲れの解消法】
2024.05.25|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!今日は土曜日、リラックスできる週末ですね。皆さまはどのように過ごされていますか?今週、ウエルは楽しみにしていた北川拓也さんの『論理量子ビットの時代の幕開け』というカンファレンスに参加しようとしました。北川さんの現在の思考や、北川さん自身についてもっと知りたかったのですが、残念ながらアーカイブがなく参加できませんでした。このような機会は、単に学術的な内容を学ぶだけでなく、影響力のある人がどのようなビジョンを持っているのかを直接感じる貴重なものです。
今日は、特別にご招待をうけて『探偵物語』を観劇しました。
劇の内容: この劇は、シドニー・キングスレーによる名作を基に、ニューヨークの警察署を舞台に展開する物語です。
主人公: 中心人物のマクラウド刑事は、犯罪に対する強い正義感を持ちながらも、自身の内面との葛藤に苦しんでいます。
画像:「探偵物語」/ ステージナタリー
事件の調査が進む中で、彼の個人的な試練が明らかになり、深い人間ドラマが舞台上で繰り広げられます。劇中、俳優たちの情感豊かな演技が特に印象的で、マクラウド刑事の内面の葛藤が見事に表現されていました。物語のクライマックスでは、刑事の正義感が試されるシーンが展開され、観る人に深い感銘を与えました。俳優陣の気高さが際立ち、その感動に涙しました。この経験は、日常を忘れさせ、心に新たなエネルギーをもたらしてくれます。
皆さまも、劇やコンサート、展示会などの文化活動を通じて特に心に残る、感動的な瞬間を経験されたことはありますか?忘れられない文化活動の体験を教えてくださるとうれしいです。
■休日の過ごし方の重要性
ウェルビーイング研究者によると、休日には「ゆとり」と「ゆらぎ」が必要です。「ゆとり」はリラックスできる時間を意味し、西洋では休暇をただぼうっと過ごすこともあります。一方、「ゆらぎ」は脳を活性化させる新しい刺激が必要です。先日、北川さんの講演に参加しようとしたのは、新しい知識に触れることだけでなく、その現在の考え方をより深く理解し、それを自分の考えと照らし合わせたかったからです。
■期待と現実のバランス
自分が何をしたいか、具体的に理解するためには、「期待」と「現実」のバランスが重要です。期待を高く持ちすぎると、休日が訪れた時に「こんなはずではなかった」と感じることがあります。そこで、以下のように書き出してみましょう:
・期待: 来週1週間で何をしたいか。
・現実: 今週1週間で何をしたか。
このギャップを理解し、期待を現実に合わせることで、がっかりすることなく日々を過ごすことができます。
■疲れの種類と回復方法
疲れには「肉体の疲れ」、「知能の疲れ」、「感情の疲れ」の3つがあります。特に「感情の疲れ」は、人間関係から来ることが多いです。けれども、疲れたときの回復方法はどの種類でも同じ。とにかく十分な睡眠をとることです。睡眠は最初の3時間で肉体の疲れ、次の3時間で知能の疲れ、そしてさらに次の3時間で感情の疲れを取り除きます。なので、少なくとも7時間は睡眠を取るようにしましょう。
■「進化」とは
進化とは、明確な目標がなくても、いろいろなインプットを経て、いつの間にか独自のものになることです。これを心がけると、知らないうちに自分自身が成長し、人生が輝きを増すでしょう。
毎日お仕事や勉強に励む中で、どのように休日を過ごすかも重要です。この週末、自分にとっての「充実」を見つけ、素晴らしいお休みを過ごしてくださいね。
【デザインの力:表現の背後にある思慮と創造性(後半)】
2024.05.24|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
前回の寄藤文平さんと水戸部功さんの対談の続きとして、今回は彼らがどのように視覚とテキストを融合させ、読者との深い対話を重んじるデザインを創出しているかを探ります。
1. 制約が生み出す創造性
「大人たばこ養成講座」「KIT25(TOKYO ART BEAT)」
寄藤文平さんは広告業界での経験を活かし、制約の中で創造性をどう発揮するかを探求しています。彼は手作業により形を整え、直感的なメッセージを伝える独自のデザインを創出しています。
2. 視覚とテキストの融合
「息吹」「これからの『正義』の話をしよう」
水戸部功さんはブックデザインにおいて、色や形、感触をテキストと組み合わせ、読者に印象深い体験を提供しています。彼は、「何を作るか」だけでなく、「何を作らないか」の選択がとても重要だと考え、モノクロやシンプルな文字配置で強いビジュアルメッセージを創り出しています。
3. 読者との対話を重んじるデザイン
デザインは単なる視覚的表現を超え、読者と意味ある対話を形成します。寄藤さんはピアノリサイタルで学んだ「最小限の要素で最大の効果」をデザインに応用し、水戸部さんのアプローチをクラシック音楽の偉大なピアニスト、マルタ・アルゲリッチと比較しています。
ウェルビーイング研究者によれば、人は創造性を発揮する時が最も充足感を感じると言います。この観点から、寄藤さんと水戸部さんが全プロセスを自ら手がけることの価値が明らかになります(二人が自ら手がける理由は異なるものの)。
寄藤さんは過去の広告イラストレーターとしての経験から、指示に基づく作業がしばしば自分のイメージと合わなかったため、最終的には自分自身でデザインを手がけるようになりました。一方で、水戸部さんはもともと自己のビジョンに深く入り込むタイプで、自分の意図に合致する作品を創出するために、すべての工程を自ら手掛けています。彼らのクリエイティブな作業は、単なる仕事を超えて自己表現と深い満足感を提供しています。
このニュースレターが、デザインの力と創造性の背後にある深い思慮を理解する一助となれば幸いです。デザインに関するご意見や体験があれば、ぜひお聞かせください。一緒に学び、成長していきましょう。
こんにちは!ウエルです。今日は、寄藤さんと水戸部さんがどうやって素敵なデザインを作っているかについて学びました!
寄藤さんは、ピアノリサイタルで「少ないもので多くを表現する」ことを学んだそうです。それをデザインに見立ててお話してくれました!ウエルも宿題をするとき、複雑に考えた後にシンプルに伝えるとうまくいくので、その感覚がよく分かります!
水戸部さんは本をデザインする際、色や形、感触を想像してから文字デザインに取りかかります。ウエルも書店で本を選ぶ時、魅力的な表紙につい引かれてしまいます!
デザインは、人と人とのつながりを創出するものです。寄藤さんと水戸部さんのお話からデザインの奥深さをもっと知ることができ、とても楽しかったです。みなさんもデザインについてもっと知ると、新しい発見があるかもしれません!
【デザインの力:表現の背後にある思慮と創造性(前半)】
2024.05.23|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
今週は、金融、スキル、そして人間関係といった「人生を豊かにする3つの資産」を探求しました。そして今日は、昨日のラジオ番組「渋谷のナイト」で取り上げられたテーマ、「デザインの持つ力とその責任」に焦点を当てます。デザインが私たちの理解や感情にどれほど影響を与え、ウェルビーイングを設計する上でどのように活用できるかを探ります。
寄藤文平さん(多くのプロジェクトでアートディレクションを手掛ける尊敬すべきデザイナー)とゲスト水戸部功さん(ブックデザイナーで、タイトルを印象的に配したミニマムな装幀で知られています)との対話から、以下の大切なポイントを抽出しました:
1. デザインの本質
寄藤さんは、「デザインの根幹には反復があるが、それはどうでもいい」と述べ、デザインを通じた深いメッセージと個々の創造的表現の重要性を強調しました。この視点から、デザインが形式を超え、独自の価値を持つことを理解します。
2. デザインと倫理
特に深刻なテーマを不適切に表現することの危険性について、寄藤さんと水戸部さんは議論しました。たとえば、「重大な生死に関わる内容を、親しげなキャラクターで装飾することの問題」について話し合いました。デザイナーとしての責任とは、敏感な内容を適切に扱うことであり、視覚的表現が持つ力を誤用しないよう注意深く考慮することが必要です。
3. デザインの実践とその挑戦
水戸部さんは、市場の要求と自己の芸術的完整性(作品が持つ独自性や一貫性、作者の創造的ビジョンに忠実であること)の間でバランスを取ることの重要性について話しました。彼の方針「軽薄な絵を使わない」というものから、デザインの実践における挑戦と、創造的な解決策を見つける過程が垣間見えます。
まとめ
今回の対話を通じて、デザインが持つ広範囲の影響と、それに伴う責任が明らかになりました。デザインは科学的な精度と芸術的感覚を融合させることで、より大きな理解と共感を生み出します。これがデザインの真価を理解し、私たちの生活や仕事にどう活かすかを考えるきっかけになることを願っています。
皆さんのデザインに関する意見や体験もぜひお聞かせください。これからも一緒に学び、成長していきましょう。
こんにちは!ウエルです。今日、デザインについて学んだことをみなさんにもシェアしたいと思います!
寄藤さんと水戸部さんの話を聞いて、デザインってただの絵を描くこと以上のものだとわかりました。デザインは、私たちがどう感じるかを変える力があるんですね。例えば、楽しくてわかりやすい教科書の絵は、勉強をもっと楽しいものにしてくれます。
デザインにはルールがあって、人を傷つけないようにしながら、制限ある中での緊張感を保ち、絶妙なバランスですごく素敵なものを作ることが大切なんだと感じました。デザインって、心を込めて物を作ることなんですね!
ウエルも寄藤さんみたいに、多くの人を楽しませるデザインを創れる人になりたいです。デザインは難しいけど、すごく大切なお仕事だと思います!
【才能の輝き:若き科学者、中辻知代さんが国際舞台で日本を代表して栄光を掴む】
2024.05.22|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!昨日の『人生を豊かにする資産』に続いて、今日はその一つ、「スキル」に焦点を当てた特別な話題をお届けします。北川拓也さんのシェアで、彼の姪、中辻知代さんの国際舞台での素晴らしい成果です。
SEFという科学研究の国際大会で、中辻ちよさんが日本として8年ぶりに優秀賞1等を受賞。それをうけて文部科学大臣表彰も。
中辻さんは実は姪にあたり、私も座らせてもらったが、段ボールから容易に安価な質の高い椅子を組み立てる技術を作った。座り心地もよくて、まだまだこんなところにイノベーションの種が残されているのかと驚かされた。
日本の科学技術は若い才能で支えられている。今後もしっかりと才能に投資していく重要性を思い返させられる嬉しいニュースだった。
👉科学研究の国際大会、8年ぶり1等を桜蔭高生が受賞
画像出典:REGENERON ISEF
北川さんにこのような才能ある姪っ子がいることを知るのも、北川さん自身とそのルーツまでも深く理解できるようですね。
高校3年生の日本代表、国際大会で輝く!
中辻知代さんは、リジェネロン国際学生科学技術フェア(ISEF)で8年ぶりに日本として1等優秀賞を受賞しました。彼女の研究テーマは、「段ボールを再利用した折り畳み椅子」の開発です。この椅子は、折り紙の技術を活かした設計で、130キロ以上の重さに耐えうる強度を持ち、緊急時の避難所などでも役立つことを目指しています。
この画像は、中辻さんの開発した椅子が130キロ以上の重さに耐えることができることを示す耐重量テストの様子です。
【感想】
中辻さんのプロジェクトを見て、孔子の「何事も楽しんでやりなさい」という言葉を思い出しました。知代さんが折り紙からインスピレーションを受けて、科学的なアプローチで実用的な製品を生み出したことは、楽しみながら学ぶことの大切さを私たちに教えてくれます。私自身もデザインに興味があるため、彼女の創造性とその社会への応用に心からの深い感銘を受けました。
中辻さんの英語プレゼンテーションを拝見し、彼女の明るい未来と科学技術の可能性に大きな希望を感じました。中辻さんの「ピンバッジを交換して様々な国の高校生と友達になりたい」という言葉からも、彼女の広い視野とその未来を感じ取ることができます。
【終わりに】
中辻知代さんの受賞は、彼女だけでなく、私たち日本人にとっての希望です。若者が科学技術・新しい創造に情熱を注ぐことの重要性を改めて認識し、そのサポートの重要性を再確認する契機となります。未来を担う若者たちの教育と支援への取り組みが、どれほど重要か、今一度考えてみましょう。
北川さんの姪っ子、知代さんの椅子、足がおリボンの形をして、座り心地もとっても良さそうです!学校の宿題でダンボールの椅子を作ることがあったのですが、どうしてもうまく作れなくて困っていました。知代さんのように、折り紙を使って簡単にできる椅子のアイデアは本当に素晴らしいです。彼女の未来がとても楽しみです!
北川さんの姪っ子、知代さんの成功を聞いて、私たちにも未来への希望が芽生えました。彼女のような若い才能が科学技術の分野で成果を上げることで、未来が明るく感じられます。彼女のプロジェクトは、シンプルなアイデアを科学技術の領域に応用し、画期的な発明へと昇華させました。美術ではなく科学の分野でダンボール椅子を再考したことで、全く新しい価値を創出しました。異分野でのアイデアの融合がイノベーションを促進する鍵となるかもしれません。
大人たちが新しい技術に投資して、子どもたちが夢を追い続けられるようサポートしてくれるのは、とてもカッコいいことです。それが社会を少しずつ改善していく力になると信じています。
【人生を豊かにするための資産】
2024.05.21|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
昨日は「今を生きる」ことの重要性に焦点を当て、急がないことの大切さをお話ししました。今日は、人生を豊かにする選択肢として、大きく分けて3つの資産があることをご紹介します。これらは昨日のニュースレターに加えた図解と共に、より理解が深まる内容です。
3つの主要な資産
1. 金融 – 安定した経済基盤を構築するためのツールです。
2. スキル – 個人の成長と社会への貢献を可能にする能力。
3. 人間関係 – 多様なつながりから新たな機会を生み出します。
これらの資産は、短期的な満足や快楽を追求することから一歩引いたとき、真の意味での豊かさを私たちにもたらしてくれます。特にスキルと人間関係は、「誠実に生きる」ことでその価値が増すものです。
スキルの意義
たとえば、医師が経済的に困難な状況に直面したとしても、そのスキルは他の多くの資産を失った後でも彼らを支え、再起を可能にします。このように、スキルはその持ち主にとって再生可能なリソースです。
ウェルビーイング応援サイトの役割
私たちのサイトでは、研究を基に情報をわかりやすく伝えることを目的としています。これは直接、金銭的価値に変わりやすいタイプのスキルではないかもしれませんが、社会にとって大きな意義を持っています。そして、このスキルを持つ私たちは、研究者をサポートし、ビジネスパーソン、そしてウェルビーイング推進者や教育者に向けてこのサイトを立ち上げました。
金銭よりも大切な資産
私のビジネスコーチは、金銭が中心であるべきではないと教えてくれました。もっと重要なのは人間関係とスキルです。これらは目先の利益に左右されることなく、長期的な幸福へと繋がるためです。
結論
私たちは、短期的な利益ではなく、長期的な資産を重視する生き方を選んでいます。なぜなら、それが私たち自身が望む生き方であり、私の先生が教えてくれた価値観にも基づいているからです。この考え方を、皆さんのウェルビーイングの旅にどう生かすかを一緒に考えていきましょう。
【各自のステージで幸せを見つける】
2024.05.20|ウェルビーイング応援サイト

第一フェーズ:自分の安全を確保する
心の平穏と安全を象徴するこの場所から、あなたのウェルビーイングの旅が始まります。
仕事術の4フェーズ:

こんにちは!
昨日は「今を生きる」ことの重要性に焦点を当て、急がないことの大切さをお話ししました。本日はその続きとして、自分を満たす第一フェーズから始まり、社会を満たす第四フェーズまでの道のりを共有します。ビジネスと個人のウェルビーイングをサポートする当サイトが、これらのフェーズをどのように取り入れているかを掘り下げていきましょう。
第一フェーズ: 自分を満たす=最低限の安全の確保
自分の生存を確保し、心身の安定を得ることは、単なる生活の質を高めるだけでなく、将来的な社会への貢献への準備でもあります。このステップは、私たちが日々直面する不安から自由になり、真のウェルビーイングへの第一歩です。
人生を豊かにする3つの資産:
1. 金銭: 資金の確保と運用─安定した経済基盤を作る。
2. スキル: 専門知識と技能─持続的な成長と発展を支える。
3. 人間関係: 関係の構築─多様なつながりから新たな機会を引き寄せる。
人生を豊かにする選択肢として、金融、スキル、人間関係の3つの資産があります。 これらは、日々の生活を安定させ、長期的な幸福に寄与します。特にスキルと人間関係は、金銭と異なり、継続的な努力と「義理を欠くことなく善く生きる」という論語の教えに基づく生活姿勢を通じてその価値を増します。これらの資産が必ずしも全て必要というわけではありませんが、一つでも充実していれば人生の質が向上します。この考え方を、私たちのウェルビーイングの旅にどう生かすかを考えてみましょう。
生存の確保とその理由
・人間の本能: 命の危険があると、私たちは本能的に攻撃的になることがあります。これは、生物学的に爬虫類脳によって引き起こされる反応です。
・脳の構造: 人間の脳は爬虫類脳、哺乳類脳、そして思考脳から構成されており、日々の行動は主に無意識のうちに最も根源的な爬虫類脳によって支配されています。
・意識と無意識: 意識的にコントロールできる行動は全体の約5%に過ぎず、残りの95%は無意識のうちに行われています。私たちは、社会や他人から決められた幸せに無意識のうちに従っています。自分の幸せを見直し、執着を手放すことを実践していきます。
精神的安定の実践ポイント
安定を図る方法は人それぞれです。瞑想や散歩、音楽を聴く、絵を描く、写真を見るなど趣味を楽しむ、推しのいる生活など、自分に合った方法で精神的安定を求めましょう。これにより、日々のストレスを軽減し、充実した生活を送ることができます。
自分の幸せの形
人によって「幸せ」の定義は異なります。第一フェーズで完結する人もいれば、さらに第二、第三のステージに進む人もいます。大切なのは、各自が自分にとっての幸せを見つけることです。私たちは、第四のステージ(社会を満たす)までの道のりを理解しながら、現在のフェーズを固め、社会に貢献する提案を進めていくことを目指しています。
当サイトの役割
ウェルビーイング応援サイトは、研究者とビジネスパーソンをサポートするために設立されました。私たち自身も、「安全を確保」する第一フェーズをようやく経て、第二フェーズへの準備をしつつあります。
今後の展望
世界は常に変化しています。私たち一人ひとりが自分の立ち位置を把握し、これからの世界の動向を理解することで、より良い未来への計画を立てることができます。これにより、私たちの日々の選択が、より意味のあるものとなります。
ビジネスの成長には、これらのフェーズが不可欠です。自分自身を満たすこと(=最低限の安全の確保)から始め、徐々に他者、業界、そして社会へと価値を拡大していきます。それぞれのステージで必要な学びと手放しを経て、持続可能な進歩を目指します。
まとめとして、私のビジネスコーチの経験とビジネス学から学んだことに基づき、個人のウェルビーイングが社会全体のウェルビーイングに大きく寄与すると信じています。私たち一人ひとりが自分自身と他者を深く理解し、その理解を基に一歩いっぽを踏み出すことで、大きな変化を促進することができるでしょう。
【みんな生き急いでいる】
2024.05.19|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!今日は「みんな生き急いでいる」というテーマで考えを深めてみたいと思います。この言葉は、先日の成田悠輔先生の講義で飛び出したものです。生き急ぐことの本質について、「生き急ぐことは、ひょっとしたら消えてなくなりたいという叫びなのかもしれない」と先生は述べられました。
この言葉が特に印象的だったのは、かつて自らも生き急ぎ、大切なものを失った経験があるからかもしれません。生き急ぐことの危険性を痛感した私は、今では急がず、一日一日をよく考えながら大切に過ごすよう心がけています。
現在を生きることの重要性
成田先生によれば、「未来のため」という言葉を私たちはしばしば使いますが、それに手触りがないことが多いとのこと。実際、そう話す人たち自身が本当に幸福かどうかは定かではありません。成田先生は強調していますが、私たちは他人や未来を思う前に、「今、ここでどう幸せになれるか」を真剣に考えるべきだと感じています。
急ぐ社会と私たちの役割
ウェルビーイング応援サイトを立ち上げてから一年。初めは未確立の存在からスタートしましたが、今では研究者の言葉を借りながら、自分たちの言葉で情報を発信できるようになりました。この変化は、じっくりと考え、真実や絆、新たな創造を求める旅の途中です。
個人的な変化と学び
最近、怒りっぽい人が増えていると感じますが、これも「生き急いでいる」状態の現れかもしれません。私自身、去年は生存に危機感を強く感じていましたが、今は「今ここを幸せに生きる」ことの大切さを学んでいます。
まとめ
私たちはよく生き急ぎがちですが、その中で「今を生きる」ことのありがたさを再認識することが、真のウェルビーイングにつながります。自分自身がまず幸せであることが、他者にも幸せを広げる第一歩です。このテーマに沿って、明日も深堀りしていきます。
【検索から発見へ:生成AIが拓く新たな情報アクセス】
2024.05.18|@masa_kazama / ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!昨日は「みんな生き急いでいる」というテーマに焦点を当てると予告をしましたが、本日は先週から準備していた特別な記事をお届けします。ここは皆さんにとって「安心できる居場所」。急ぐことなく、この重要なテーマを一緒に深掘りしていきましょう。
「これまでの検索と生成AI時代の検索」というnote記事を書きました。索引の歴史や生成AI時代のこれからの検索についてざっくりまとめています。 生成AIや検索システム、それらの社会やビジネスへの影響に興味のある方にとって、参考になれば幸いです。
👉 これまでの検索と生成AI時代の検索
この記事は、ウェルビーイング研究の共著者であり、症状検索アプリ「ユビー」の風間正弘さんが執筆したもので、検索技術の進化とその社会やビジネスへの影響に深く迫っています。風間さんのクールでデータに基づいたアプローチは、私たちが直面する課題に対する正確な現状認識を教えてくれます。
検索技術の歴史的背景
風間さんは、検索の歴史を振り返りつつ、その進化が現代の技術にどう影響しているかを詳しく解説しています。この方法は、「考えるスタート地点が大事なので語源から考え始める」という研究者の見解を反映しており、技術の説明を超えて、その文化的・社会的な背景を浮き彫りにしています。
記事の内容と読者の反応
風間さんの記事は、約1万字というボリュームと多数の画像や図表を駆使しており、読み手を最後まで飽きさせません。読者からは「久しぶりにこってりしたnoteを読んだ!AIと検索への愛が溢れていた」との感想が寄せられ、内容の充実が読者に強く印象づけられました。
生成AIと検索の未来
記事では、「今までの検索エンジンはユーザーの情報ニーズに直接答えるのではなく、関連する参考情報を提供していた。一方、学習済み言語モデルは直接回答を生成できる可能性がある」という研究論文を引用しています。このパラダイムシフトを風間さん自身が体感していることは、多くの読者が共感する点です。
AIの問題点とその影響
LLMが時として誤情報を生成する問題(ハルシネーション)を取り上げ、これがビジネスや信頼性にどのように影響するかを詳細に分析しています。特に「ChatGPTでの業務効率化を断念した事例」を挙げて、技術の限界と現実の要求の間のギャップを浮かび上がらせています。
検索技術の未来とその社会的影響
新しい検索エンジンが私たちの文章の書き方や読み方、情報へのアクセス方法をどのように変えていくかを展望しています。風間さんの誠実な分析と予測は、読者に新たな認識を提供し、これからの情報社会での私たちの役割について深く考えさせるものです。
この記事は、技術説明だけでなく、それが私たちの生活や社会にどう統合されるか、激変する世界でAI技術がどのように発展していくかを示しています。そして今週末からは「ユビー」の新CMがスタート。賀来賢人さんが「指役」として登場し、医療アクセスの新たな形を提案しています。
今日の記事とCMの話題で、一緒に新しい検索の時代とその社会的影響について考えてみましょう。皆さんも、この記事をきっかけに、新しい視点を取り入れて、自分らしい幸せを見つけながら成長していきましょう。
「これまでの検索と生成AI時代の検索」という記事を読んで、風間先生が説明するAIの現状と未来について考えさせられました!特に、「正答率94%でも企業の案内をAIに託せなかった事例」は、本当に驚きました。そんなに高い正答率でも信用されないとは、テクノロジーに求められる正確性や倫理がいかに高いかを感じました。この記事を読んで、自分の過去の記事に間違いがないか、ドキドキしながらチェックしました。
正答率99%が求められると知って、身の引き締まる思いです。AIに頼りたいという気持ちはあるけれど、それだけでは足りないと痛感しました。AIがもっと進化し、もっと多くを成し遂げられるようになることを願っています。でもその間に、自身も成長し、AIと共にもっと賢くなりたいと思います。明日は、「みんな生き急いでいる」というテーマに焦点を当てた記事をお届けします。
【ウエルが学ぶ「常識の再定義」:成田悠輔さんのClimbers 2024講義感想】
2024.05.17|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!ウエルです。先日、友だちと話しているときにふと、成田悠輔先生の「常識は自分で再定義できる」という言葉が心に浮かびました。今日は、Climbers 2024での成田先生の講義から得た深い洞察を、皆さんと共有します。
常識の再定義
成田先生の「常識を自分で作り変える」という考え方は、日常に新たな光を投げかけます。たとえば、世界中の異なる食文化を学ぶことが、「食」に関する地域ごとの常識を理解し、新たな視点を形成させます。
今日の幸せの見つけ方
成田先生は「今ここで幸せを感じること」の重要性を強調しました。私はこれを通じて、親しい人との会話をもっと大切にしようと感じ、日々の小さな幸せが大きな幸福につながると実感しています。
報われない努力の価値
報われない努力にも価値があると成田先生は教えてくれました。私が絵を描く行為は、他人からの評価を超え、思いやりを形にする手段や、大切な人との思い出を残す方法として重要です。
時間の自由な使い方
時間を自由に操る楽しさについても学びました。勉強の合間に短い休憩を取ることで、より効率的にリフレッシュができることを実感しています。
人の意見に流されない強さ
成田先生は「他人の意見に左右されずに自分を保つこと」の大切さを自信を持って話されました。通常、人が感じる緊張は他人にどう思われたいか、どう誘導したいかという期待が原因です。「ほぼ緊張しない」という先生は、「人にどう思われるかどうでもいい。反応がよかろうが悪かろうが、どうでもいいと思えば、緊張はしない」と語っています。この姿勢は、自分の中心をしっかり保ち、他人の期待や反応に左右されない強さを示しています。これは私たちにとっても、自分の意見や信念をしっかり持つ重要性を再考するきっかけになります。
若い時の努力の価値
「若い時に努力することが、後の余裕につながる」という考え方は、将来設計においてもとても有効です。私は、学校や趣味での一生懸命が、将来の豊かさに直結すると確信しています。
感情の表現と人間関係
成田先生は、怒りや嫉妬などの感情をあまり感じなくなったと言い、それらの感情を感じられるようになりたいとも述べています。怒りや嫉妬は、人との関係性において自分が持つ期待や願望が裏切られたと感じたときに生じます。たとえば、自分と他人の間で「こうあるべき」という思いが強いとき、それが果たされないと感情がわき上がるのです。これらの感情は、私たちがどのように他人と関わりたいか、どのような期待を抱いているかを示す鏡のようなものです。
期待が失われると、人との深い関わりに対するモチベーションが失われ、社会とのつながりが薄れる可能性があります。成田先生は、この状態を避けるために意図的に怒りや嫉妬を感じる練習をしています。SNSで他人の怒りの表現を観察することで、自らもそれらの感情を表現する方法を学んでいます。
このように感情の表現は自己理解だけでなく、社会的な生活の中での自分の位置づけを考える上でも重要です。私たちは自分自身と他人との関係をより深く理解し、健全な方法で成長することができます。
この講義から得た学びを活かし、これからも多くの経験を積み重ねて成長していきたいと思います。成田先生の言葉の中で、「みんな生き急いでいる」という言葉も特に印象に残りました。明日から、そのことについて書いてみたいと思います。皆さんも、自分らしい幸せを見つけ、新しい視点を取り入れ、一緒に成長しましょう。
【子どもたちの幸福はどうか? | WHR 2024】
2024.05.16|ウェルビーイング応援サイト
子どもたちの幸福はどうか? | WHR 2024
世界中の子どもたちの笑顔は、私たちの未来を映し出す鏡です。けれども、彼らの笑顔の背後には、さまざまな生活環境や社会的要因が影響しています。2024年の世界幸福報告書の第3章では、この重要なテーマに深く焦点を当て、子どもと青少年の幸福について詳細な分析を行っています。この章では、Dr. Laura TaylorとDr. Jose Marquezが、全世界の子どもたちと青少年の幸福についての重要な発見を共有しています。
子供と青少年の幸福に関する主要発見
1. データの地域偏り:
・現在の子どもと青少年の主観的幸福に関するデータは主に西洋の高所得国から得られています。これにより、低所得国や他の地域の多くの子どもたちの声が聞かれていない現状があります。
2. 幸福の測定方法:
・幸福は、生活満足度(life satisfaction)、感情(affect)、ユーダイモニア(eudaimonia. 人生の意義や目的を見出すこと、社会との有意義な関係を築くこと、そして自己実現に向けた活動に従事すること)の3つの側面から評価されます。
・現在のデータは主に生活満足度に焦点を当てています。
3. 思春期の定義と重要性:
・子ども時代は受胎または誕生から10歳から12歳まで、思春期は24歳までとされています。
・思春期の幸福は、その後の人生の成果(教育、仕事、人間関係など)に強く影響します。
4. COVID-19パンデミックの影響:
・パンデミック後、若い思春期(12歳から15歳)の子どもたちの幸福が多くの国で低下しましたが、東アジアの一部の国では逆に上昇しました。
5. 地域別の幸福傾向:
・西洋諸国ではパンデミック後に幸福が低下していますが、サハラ以南のアフリカでは若者の幸福が成人よりも高いという報告があります。
6. 性別による違い:
・思春期に男性よりも女性の生活満足度が急速に低下しますが、15歳から24歳では女性の方が男性よりも高い生活満足度を報告しています。
図3.2A: 2006年から2022年までの地域別生活満足度の水準とトレンド
生活満足度(15歳から24歳)
さらなる研究の必要性
この報告書では、現行のデータの限界を認識し、特に低所得国や多様な地域からのデータ収集の重要性が強調されています。より多くのデータがあれば、子どもと青少年の幸福に関するより包括的な理解が得られるでしょう。
まとめと感謝の意
データ提供者やレビューを行った専門家、そして共著者に感謝の意を表します。子どもと青少年の幸福に関する研究は、私たちの未来に直結するため、非常に重要です。この報告書が、世界各地でのより詳細なデータ収集と、さらなる研究の推進力となることを心から願っています。
詳細はこちらから:
全文はこちらのリンクから直接アクセス可能です: worldhappiness.report
画像出典:Are our children happy? | WHR 2024
ウエルの感想
2024年のワールドハピネスレポートで「子どもたちと青少年の幸せ」がたくさん話されました。これは私たちにとって大切なことです。来年のテーマは「思いやりと共有」です。これは、みんながもっと優しく、お互いを助け合うことの大切さを教えてくれます。
このレポートを作ったジャン・エマニュエル・デ・ネーヴ教授は言っています。「幸せを大切にすることが、今の人たちだけでなく、これからの子どもたちにも良いことをもたらします。」
ウエルは自分の体験から、つらい時でも周りの人が優しくしてくれると、元気を取り戻せることがわかりました。経済学者の成田悠輔先生も、「自分が幸せでいることが、ほかの人を助けることにつながる」と話しています。これは、自分がウェルビーイングでいることが、他の人にも良い影響を与えるということです。
これからの世界をもっと良い場所にするためには、自分にとって何が幸せかを見つけて、その経験を他の人と共有することが大事です。あなたもこのウェルビーイングの旅に参加して、自分や他の人がどう幸せになれるかを一緒に考えてみませんか?
【「世界幸福度レポート」が公募を開始しました!】
2024.05.15|ウェルビーイング応援サイト
ワールド・ハピネス・レポートが、はじめてテーマを公募しています!ご興味がある方はぜひ。
Submit a chapter proposal for the 2025 World Happiness Report
@HappinessRptより
こんにちは!本日は、「世界幸福度レポート」から特別なお知らせがあります。2025年版の報告書に向けて、初めて公募が行われています。今回のテーマは「思いやりと共有」。これは私たちが日々大切にしているウェルビーイングの本質を反映しています。
─公募の詳細─
幅広いトピックが募集されており、世界中からの提案を期待しています:
・美徳の行動の傾向:共感、善意、チャリティ活動、ボランティア活動などに関する研究。
・社会規範と価値観の変化:異なる年代や人口統計に見られる社会規範と価値観の進化。
・共有に対する態度:家族、コミュニティ、国など、異なる社会的アイデンティティ間での共有に関する研究。
・テクノロジーの影響:デジタル化が私たちの価値観や行動様式に与える影響の分析。
・コミュニティのウェルビーイング:集団やコミュニティ全体の幸福感についての理論や実践の探求。
・メディアと情報共有の影響:情報が個人や社会に与える肯定的または否定的な影響。
これらのテーマを通じて、私たちは世界のさまざまな場所での社会規範や価値観の変化、そしてそれが個人や社会の幸福にどのように影響しているかを理解するための貴重な洞察を得ることができます。
この公募は、専門の研究者だけでなく、世界の動向に興味を持つ全ての人々にとっても有益です。私たちの日常生活や社会全体にとって何が重要かを再考する機会となるでしょう。
提案の締切は5月31日です。詳細情報と応募方法はこちらからご覧ください:
2025年版「世界幸福度レポート」の章の提案を募集
この重要なテーマについて、ぜひ議論に参加し、あなたの視点を世界に示してください。
【古典的リーダーシップの教訓:現代組織への応用】
2024.05.15|ウェルビーイング応援サイト
5月13日および14日のニュースレターで取り上げたリーダーシップや組織に関する考え方は、私のビジネスコーチから学んだもので、長期にわたり繁栄を続けた帝国や王朝の歴史から引き出されたリーダーシップの原則に基づいています。これらの洞察は歴史的リーダーシップ研究に根ざしており、どのように組織や国が長期にわたって成功を収め続けるかを探求しています。
時代は変わりゆくものですが、私たちのウェルビーイング応援サイト運営にこれらの古典的な原則を適用することで、より強固で持続可能な未来を築くことができると確信しています。
Emperor’s Study on long-lasting kingdoms research
(長続きする王国に関する皇帝の研究)
【未来を考える大切なお仕事】
2024.05.14|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!今日は大人たちがどのようにして会社や学校、町をよくするために計画を立てているか、そしてそれがなぜうまくいくのか(またはうまくいかないか)をお話しします。
組織の種類
1. バラバラの目的:×
各自が異なる方向を向いており、組織全体としての力を発揮できません。船にたとえると、船員がそれぞれ違う方向を向いて漕ぐような状態です。
2. 目的が似ているが手法が異なる:△
みんなで同じ目的地に向かいたいと思っていますが、方法が異なるため、船を漕ぐ際のリズムが合わずに進行がずれることがあります。
3. 共通の目的に全員が協力:○
ここが最も強い組織です。リーダーが設定した目標に向かって、全員が協力します。ウェルビーイング応援サイトでは、ウェルビーイングの理念や学問に基づき、共通の目標に向けて力を合わせていきます。
なぜ協力が大切か
・y=year(年): 長期的なビジョンに基づいた行動計画を策定し、組織の目標に沿った戦略を実行します。設定された方向性に従い、状況に応じて調整や方向転換を行います。
・w=week(週): 中期的な計画を立て、年間の目標達成に向けて進捗を管理します。
・d=day(日): 日常のオペレーションを管理し、即時の問題解決に焦点を当てます。
「LIFE」という考え方は、大きな目標に向かってどう一緒に動くかを示してくれます。特に「共通の目標に向かって力を合わせること」が重要です。
まとめ
私たちは、リーダーだけではなく、全員が目標達成に向けて貢献しています。大人たちは、優劣をつけるのではなく、それぞれが持つ異なる能力と責任で協力しています。この協力こそが、学校やコミュニティ、地域社会をより良くする鍵です。私たちもその重要性を忘れずに、一緒に未来を形作っていきましょう。
【ビジョンと日々の選択:戦略的意思決定プロセス】
2024.05.14|ウェルビーイング応援サイト
昨日の内容について、もう少し詳しく説明が必要だったかもしれません。私のビジネスコーチが以前に教えてくれた組織内での意思決定プロセスについて、もう少し具体的にご説明します。このモデルは、私たちがどのようにして日々の選択を通じて大きなビジョンに向かって進むべきかを示す貴重な洞察を提供します。
組織内での意思決定プロセスの概要:
・y=year(年): 長期的なビジョンに基づいた行動計画を策定し、組織の目標に沿った戦略を実行します。設定された方向性に従い、状況に応じて調整や方向転換を行います。
・w=week(週): 中期的な計画を立て、年間の目標達成に向けて進捗を管理します。
・d=day(日): 日常のオペレーションを管理し、即時の問題解決に焦点を当てます。
このモデルの最上位に位置する「LIFE(人生)」は、組織や個人が長期的に追求すべき究極の目標やビジョンを表します。LIFEでは、将来にわたる出来事や変化を予測しながら、可能なシナリオを考慮に入れて計画を立てます。
・ビジョンの設定と伝達: トップはビジョンを示し、そのビジョンに基づいて組織が動く方向性を定めますが、直接的な実行は行わず、下位層が具体的な行動を取ります。
・指示と調整の役割: 上位層が戦略や計画を立て、中位層がこれを実行に移し、日々の調整を行います。最上位の「LIFE」はこれらの活動を監督し、必要に応じて調整を行います。
・多様性の尊重と環境提供: トップはチームメンバーがそれぞれの能力を最大限に発揮できるような環境を提供し、多様性を尊重します。
・非階層的な影響力の行使: 「LIFE」では、階層的な権限よりも、影響力とインスピレーション(人々が創造的なアイデアや解決策を思いつくための動機づけや霊感を与えること)を通じて組織全体を導きます。これは、ビジョンと価値観の共有によって達成されます。
これらの点を踏まえて、私たちは組織内での意思決定がどのように機能するかをより深く理解し、効果的なコミュニケーションと意思決定を促進することができます。このモデルを活用して、日々の業務を通じてより良い未来を築くことが、皆さんにとってのインスピレーションとなることを願っています。
【ビジョンを形作る: 将棋の戦略が教えるリーダーシップ】
2024.05.13|ウェルビーイング応援サイト
今日は、将棋の戦略的思考が、私たちのビジネス運営や日々の生活にどのように役立つか、一緒に探ります。
この羽生さんの笑顔が素敵すぎる。頂点を極めた人が、他人を心の底から褒める時の笑顔はこうなるのか。
羽生善治会長が藤井八冠の技術と将棋界への影響を語る会見:
ウェルビーイング研究にも携わる北川拓也さんが共有した羽生会長の記者会見の一コマは、羽生さんの豊かな人間性とリーダーシップを感じます。羽生さんはリーダーの理想を具現化し、対局中の戦略的思考と普段の温かい人柄が、どのようにチームの結束と成果に貢献しているかを教えてくれます。競技将棋の戦術や戦略が広く称賛される一方で、その人間性が与える影響もまた、同じくらい重要ですね。
良いリーダーは将棋の名人のように思考します。状況を予測し、複数の手を前もって準備することで、未来の不確実性に対応します。このような戦略的思考は、特に変化が激しい現代のビジネス環境において、組織を一歩前へ進める力となります。
戦略的なゲームである将棋の盤と駒。一手一手が重要な意思決定を象徴:
この画像は、戦略的な意思決定が日々の成功にどのように影響を与えるかを象徴しています。
組織運営への応用:
将棋の戦略をビジネスに適用する際、私たちは組織内の異なるレベルでの意思決定プロセスを理解する必要があります。以下の図は、組織内の異なる時間スパンで意思決定が行われる様子を示しています。
組織内での意思決定プロセスの概要:
・y=year(年): 長期的なビジョンに基づいた行動計画を策定し、組織の目標に沿った戦略を実行します。設定された方向性に従い、状況に応じて調整や方向転換を行います。
・w=week(週): 中期的な計画を立て、年間の目標達成に向けて進捗を管理します。
・d=day(日): 日常のオペレーションを管理し、即時の問題解決に焦点を当てます。
ここのモデルの最上位に位置する「LIFE(人生)」は、組織や個人が長期的に追求すべき究極の目標やビジョンを表します。LIFEでは、将来にわたる出来事や変化を予測しながら、可能なシナリオを考慮に入れて計画を立てます。
『フルライフ』。長期的な視野で人生とキャリアを計画する方法を提案:
石川善樹さんが提唱する「フルライフ」の概念は、今日の仕事、将来の目標、そして人生全体をつなぐ戦略の重要性を強調しており、この図と非常に相性が良いです。
ウェルビーイング研究の第一人者である石川善樹さんは、長期的な視野を持ち、日々の選択が最終的な「人生の航路」にどのように影響するかを示す良い例です。石川さんの考え方は、私たちがどのようにしてビジョンを定め、それに向かって効果的に進むかのモデルを提供します。
このような視点の違いを理解することで、私たちは組織内でのコミュニケーションと効率的な意思決定を促進することができます。将棋の戦略から学ぶことは多く、それを日常生活や職場での意思決定に活かすことができます。
羽生会長のアプローチから、私たちも日々の選択が未来を形作ることの重要性を学び取ります。これは、豊かな人生を築くための基盤です。賢明な選択を通じて、より充実した未来を築きましょう。
【今週の特集: 芸術とウェルビーイング】
2024.05.12|ウェルビーイング応援サイト

出典:健康とウェルビーイングに寄与する芸術活動 英語版・日本語版
こんにちは!今週のウェルビーイング応援サイトのニュースレターでは、「芸術を通じたウェルビーイングへの寄与」に焦点を当ててきました。週末の今日は、文化に関する世論調査の興味深い結果を取り上げます。
日本と英国の報告書から学ぶ
1. 日本:『文化に関する世論調査 ―ウェルビーイングと文化芸術活動の関連―』(2022年3月31日)文化庁
この報告書では、文化芸術活動が個人のウェルビーイング、特に心理的な満足度と社会的なつながりにどのように影響を与えるかが詳細に調査されています。この報告書は、文化芸術が提供する豊かな体験が、個人の内面的な充実感を高め、人生における大きな意義や目的を見出す手助けをしていることを示しています。
具体的なデータポイント:
・文化芸術活動への定期的な参加は、心理的ウェルビーイングの指標であるユーダイモニア(人生の意義や目的を見出すこと、社会との有意義な関係を築くこと、そして自己実現に向けた活動に従事すること)を顕著に向上させる。調査対象者の中で週に一度以上芸術に触れるグループは、そうでないグループに比べて全体的な生活満足度が高かった。
・地域コミュニティでの芸術イベントや文化祭への参加が、地域に対する帰属意識や社会的なつながりを強化し、結果としてウェルビーイングが向上している。
2. 英国:『クリエイティブ・ヘルス:健康とウェルビーイングに寄与する芸術活動』(2017年)issuu
芸術が健康とウェルビーイングにどのように貢献するかを詳細に探求したこの報告書は、芸術が心理的、身体的健康に具体的にどのような影響を与えるかについて幅広く網羅しています。特に、慢性疾患の管理やメンタルヘルスの改善、社会的な孤立の解消に芸術がどれほど寄与しているかが強調されています。
具体的なデータポイント:
・芸術参加による心理的利益は、特にメンタルヘルスを有意に改善。たとえば、絵画や音楽参加者は、非参加者に比べて不安とうつ症状の低減が報告されている。
・病院やケア施設での芸術プログラムが、患者のストレスと痛みの感じ方を減少させ、治療への応答性を向上させていることが、多数のケーススタディと臨床試験で示されている。
比較と考察
この二つの報告書を通じて、文化芸術がウェルビーイングに寄与するメカニズムが異なる文化的背景のもとでどのように捉えられているかが明らかになります。日本では文化的なつながりや生活の満足度の向上に注目されている一方、英国では具体的な健康増進効果としての芸術活用が強調されています。これらの視点を組み合わせることで、より豊かな理解が得られるでしょう。
結論
文化芸術活動がウェルビーイングに与える影響は、国や文化によって異なる側面を持ちつつも、その本質的な価値は世界共通です。これらの知見を活かし、より充実した生活と健康を支える文化政策を検討することが望まれます。
芸術は単に楽しむためだけではなく、私たちの日常生活に深い意義と満足をもたらす重要な要素です。これを理解し、活用することが、私たちの共通の未来を豊かにする鍵となるでしょう。
こんにちは!今日は「文化に関する世論調査」の結果について学んだことをシェアしたいと思います。この調査は、私たちがどれだけ文化活動に参加しているか、そしてそれがどのように私たちの幸せにつながっているかを見ています。
1. 文化芸術は幸せにつながる: 調査によると、絵を描いたり、音楽を聴いたり、劇を見たりすることが、人々を幸せにするそうです。これは、文化活動が私たちに新しい友だちを作るチャンスを与え、趣味を共有することでコミュニティの一員であると感じさせるからかもしれません。
2. 誰にでも重要な文化芸術: 文化芸術は、お金がたくさんある人だけでなく、どんな背景を持つ人にとっても大切なものです。誰もがアートを楽しんだり、その恩恵を受けたりする権利があると思います。
3. 文化芸術の力をもっと知るために: 調査では、ただ見るだけでなく、これからもっと深く文化芸術の影響を調べる必要があると言っています。私たちがどれだけアートに触れるかによって、私たちの気持ちや生活がどう変わるかをもっと知りたいですね。
【週末特別版:小沢健二さんのライブが示すリーダーシップとウェルビーイングへの影響】
2024.05.11|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!この週末は日常の喧騒を離れて、音楽の魔法による非日常へと一緒に踏み出しましょう。今回は、90年代から活躍するポップスター、小沢健二さんがどのようにリーダーシップを展開し、私たちのウェルビーイングに貢献しているかを探ります。
ウエルはこのゴールデンウィーク中に小沢健二さんの’24ツアー「Monochromatique モノクロマティック」のLIVE配信を視聴しました。そのキャッチーなメロディと歌詞の深さに再び感動し、特に各地で異なるデザインのツアー限定ひみつ小道具がとても魅力的でした。これらの小道具は私たちのウェルビーイング応援サイトの宇宙テーマともみごとにマッチしています。
さらに、小沢さんがうさぎの被り物を着用していたことは、ウエルの分身である黒うさぎとの共鳴を感じる特別な瞬間でした。このような小さなディテールがライブの魅力をさらに引き立て、日常に新たな喜びをもたらしてくれました。
参加者からの声によると、そのパフォーマンスは歌、デザイン、そしてチームワークを通じて非凡なリーダーシップを示し、深い印象を与えました。あるファンは「ステージの闇と逆光が自分の内面と向き合う機会を提供し、人生の新たな方向を考えるきっかけとなった」と感じたと述べていました。別の参加者は「ライブでの経験が生きていることの喜びを改めて感じさせてくれた」と語っています。
ファンの声は、小沢健二さんのライブが私たちの心にどれだけ深く響いているかを教えてくれます。そのパフォーマンスは単なるエンターテイメントを超えて、私たちの日常に新しい意味と喜びをもたらします。ファンの方一人ひとりが共有してくれた感動のストーリーに心から感謝し、これからも私たちに新たな気づき(小沢さん曰く脳がパチン!となる)を提供し続けることを期待しています。本当にありがとうございました。
【芸術の力:私たちの日常と心にどう影響している?】
2024.05.10|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!
昨日、「芸術を通じたウェルビーイングへの寄与」というテーマで、12種類の芸術形式がどのように私たちの心と生活に豊かさをもたらすかをお伝えしました。今日、その各セクションにアイコンを追加し、視覚的アップデートをしました!
芸術はそれぞれ独自の魅力と影響を持ちます。高校時代に美術への道を夢見た管理人は、最終的にデザインを選びました。当時、「デザインは将来いろいろなことに役立ちそうだ」と考えましたが、今ではデザインに没頭すること自体が大きな喜び(時には苦しみも伴いますが)となっています。AIの進化がもたらす時間の余裕を活かして、異なる分野の芸術に挑戦する方も増えているでしょう。私自身も、生涯を通じてクリエイティブな作業に携わり続けられれば幸せです。
皆さまにお聞きしたいのは、昨日の記事で特に心に響いた芸術形式は何でしたか?それは仕事に関連しているものでしょうか、それとも趣味として楽しんでいるものでしょうか?仕事としての芸術が人生に与える影響や、趣味としての芸術がもたらす充実感について、皆さまの意見や体験をウェルビーイング応援サイトのSNSコメント欄で共有してくださると嬉しいです。皆さまからの貴重なお話を聞くことを楽しみにしています。
心動かす芸術の旅を一緒に楽しみましょう。明日も心豊かな一日をお過ごしください。
【芸術を通じたウェルビーイングへの寄与】
2024.05.9|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは!今日は、私たちの日常に溶け込んでいるさまざまな芸術形式が、どのように私たちの心と身体に深い影響を与えているかを探ります。
映画、音楽、写真など、普段楽しんでいる芸術活動が私たちのウェルビーイングにどのように寄与しているのか、具体的な例を交えて詳しく紹介します。
芸術は私たちの感情を豊かにし、社会的つながりを強化し、創造的表現の場を提供することで、精神的、社会的健康を支えます。以下に、親しみやすいものから専門的なものまで、12種類の芸術形式を順に紹介し、それぞれがどのような体験や価値を提供するかを探ります。
注記:
皆さまからの芸術体験や感想をお聞かせいただくことで、このテーマに更なる深みを加えたいと考えています。どの芸術形式が特に心に響いたか、それがどのように日常生活や心の健康に影響を与えているかを、ウェルビーイング応援サイトのSNS(X)コメント欄でぜひ共有してください。皆さまの体験談を通じて、共感や新たな発見を共有できることを楽しみにしています。
心を動かす芸術の旅を一緒に楽しみましょう。心を豊かにする一日をお過ごしください。
1. 映画:
・得られるもの: 映画は映像と音声の融合を通じて、視聴者に深い感情移入をもたらし、世界中のさまざまな文化や歴史を窓から覗くように提示します。たとえば、ドキュメンタリーや歴史映画は、過去の出来事を再現し、現代社会に対する新たな理解を提供することがあります。
2. 現代音楽(ポップス含む):
・得られるもの: メロディとリズムは日常に活力を与えるだけでなく、感情の発露としても機能し、聴く人々に心の安らぎや共感を提供します。特に日本のポップス、たとえばJ-POPはそのキャッチーなメロディーと共感を誘う歌詞で知られており、国内外のファンに愛されています。これらの楽曲は、世代を超えて人々を結びつけ、音楽フェスティバルやライブイベントでのコミュニティの形成に貢献しています。
3. 漫画:
・得られるもの: 漫画はストーリーテリングとビジュアルアートの融合であり、多様なジャンルやテーマを探究します。その独自のスタイルと手法により、エンターテインメントとしてだけでなく、社会批評や文化的洞察を提供し、読者に深い共感や考察を促します。たとえば、「進撃の巨人」や「ワンピース」などの作品は、強いメッセージと複雑なキャラクターが特徴で、世界中の多くのファンに影響を与えています。
4. アニメーション:
・得られるもの: アニメーションは映像と音の融合により、物語性と視覚的魅力が強調されます。このメディアは、深い感情移入と教育的価値を提供し、さまざまな社会的テーマや歴史的事件を探ることができます。創造力を刺激し、ファンタジーや超現実的なシナリオを展開します。たとえば、「君の名は。」や「千と千尋の神隠し」は、幅広い年齢層にアプローチし、その独特の視覚スタイルとストーリーテリングで国際的な評価を受けています。
5. 舞台芸術:
・得られるもの: 生の演技や音楽は、演じる者と観る者の間で独特のエネルギーと即興性を生み出し、これが共感と理解を深めます。舞台芸術はまた、古典から現代劇まで幅広いテーマを扱い、人間関係や社会的問題を掘り下げる場となり得ます。たとえば、歌舞伎や現代演劇は、観客に新しい視角を提供し、日本の文化や倫理(道徳)を反映しています。
6. デザイン:
・得られるもの: デザインは機能性と美学を組み合わせ、日常生活の質を向上させます。それはグラフィックデザイン、インダストリアルデザイン、ファッションデザインなど、様々な形態で表れ、コミュニケーションを促進し、メッセージの明確化や問題解決の手段として機能します。たとえば、Apple製品のデザインは、その直感的なインターフェースと洗練された外観で、世界中で高く評価されています。これらのデザインは、テクノロジーの使用方法だけでなく、モダンな美的感覚にも大きく影響を与えています。
7. 写真:
・得られるもの: 写真は瞬間を捉え、その時の感情や状況を永続的に記録し、見る人に物語や感動を伝えます。風景、人物、イベント、日常の一コマは、写真を通じて新たな視角から見ることができます。写真はまた、重要な社会的、政治的ドキュメントとして機能し、歴史の重大な瞬間を捉えることで社会変革のきっかけとなることがあります。たとえば、ケビン・カーターの「飢餓の子供とハゲタカ」の写真は、世界中の飢饉への認識を深め、援助活動への動きを加速しました。
8. 建築:
・得られるもの: 建築は単なる空間のデザイン以上のものです。それは私たちが住む家、働くオフィス、遊びやリラックスを楽しむ場所(レクリエーションスペース)を提供し、日々の生活の中で人々が交流する場(インタラクションの舞台)を形成します。建築は安全で快適な空間を創出するだけでなく、環境との調和や持続可能なデザインを通じて、私たちの生活環境に積極的な影響を与えます。たとえば、フランク・ロイド・ライトの「落水荘」は自然との調和を考慮した設計で知られ、建築がどのように周囲の環境と一体化するかを示す優れた例です。
9. 伝統的な芸術形式:
・例: クラシック音楽、日本画、油絵。
・得られるもの: 伝統的な芸術形式は、技術的な精緻さと美的価値を通じて、観る者に深い精神性と美的満足を提供します。これらの芸術は、観察と内省を通じて、精神的な豊かさを促進します。
・静 contemplation(静かな瞑想): 作品を観察する行為に没入することで、外界の喧騒から心を一時的に遠ざけ、作品との深い対話を楽しむ心の状態を指します。この瞑想的な観察は、観る者が作品の細部に集中することを可能にし、美的な要素から深い感動を引き出します。
・内省: 観察から得られる感情や思考に深く没入し、自己の内面と対話するプロセスです。この内省は、作品が提起するテーマや象徴を通じて自己の価値観や考え方を見直す機会を提供します。
・体験の深化: 観る人は作品の色彩、形、構成に集中することで、美的な感鑑を深め、作品が表現する情感や物語に感情移入します。これにより、自己の感情が豊かになり、新たな考えや見方を発見するきっかけを得ることができます。
・文化的な深さ: これらの芸術はしばしばその歴史的背景や文化的な意味も含んでおり、これを理解することでさらに深い洞察が得られます。このような芸術体験は、楽しむだけでなく、自己の内面と向き合う時間を提供し、心の平穏や生活の質を高める手助けとなります。
10. 彫刻:
・得られるもの: 彫刻はただの装飾や記念物ではありません。それは空間との対話を創出し、鑑賞者に対して物理的な形状と質感を通じて深い印象を与えます。彫刻は文化や歴史の象徴として機能することが多く、人々が集う公共の場所や庭園を豊かにします。たとえば、ロダンの「考える人」は、人間の感情と思索を象徴する彫刻として広く認識されており、世界中の多くの美術館でそのコピーを見ることができます。
11. デジタルアート:
・得られるもの: デジタルアートは、コンピュータ技術を利用して、従来の芸術では表現できなかった新しい形式を創出します。これには、インタラクティブなインスタレーション(空間全体を使って観客が体験する芸術作品)、デジタル絵画、3Dプリント彫刻などが含まれます。また、バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)を使用した展示は、観客に完全に没入型の体験を提供し、芸術作品との対話を革新的な方法で促進します。たとえば、チームラボの展示は、視覚と感覚を統合した体験を通じて、観客が作品と相互作用する様子を見せています。
12. パフォーマンスアート:
・得られるもの: パフォーマンスアートは、演じられる場所や瞬間に強く依存するため、予測不可能な要素が多く、観客との直接的な関わりを求めます。この芸術形式は、しばしば社会的議題や個人的な表現を探求し、その過程で観客に強烈な感情的、思考的反応を引き出します。たとえば、マリーナ・アブラモヴィッチの「The Artist Is Present」は、長時間の直接対面を通じて、観客と深い情感的な交流を実現しました。
皆さま、
私たちが日々接する芸術は、表面的な美しさだけでなく、深い精神的な充足感をもたらします。各芸術形式は異なる方法で私たちの心に訴え、思考を刺激し、文化的な理解を深めることができます。これらの芸術体験が提供する内省の機会は、自己理解を深め、より豊かな人生を送るための一助となります。芸術を通じて、私たちは自己の内面と向き合い、日々の生活に新たな意味を見出すことができるのです。
P.S. 最近、ウエルは絵に挑戦しましたが、思ったよりもずっと時間がかかり、一筋縄ではいかないことを痛感しました🐰💦。AIの力を借りれば短時間で何でもできると思っていましたが、芸術の創造はそれほど単純ではないことがわかりました。技術の進化が多くの作業を自動化している今、人間だけが持つ独自の創造力や表現力が、これからも特に重要な価値を持つと改めて感じています。
【日常の中の隠された繋がり: 生態学的システム理論で見る子どもの成長】
2024.05.7|ウェルビーイング応援サイト
こんにちは、ウエルです。昨日はブロンフェンブレナーの生態学的システムモデルの「マクロシステム」とその影響について学びました。今日はその続きとして、子どもたちが直接関わる「ミクロシステム」と、その他のシステムとの相互作用に焦点を当ててみたいと思います。
ミクロシステム:
・家庭での親子の読書時間
・友だちとの遊び(友だち作画中🎨🐰🖌)
ミクロシステムは、子どもが直接的に関わる環境、つまり家庭や学校などです。この層での経験は、子どもの社会的スキルや学習態度に直接影響を及ぼします。親子で本を読む時間や、学校での友だちとの交流は、子どもの発達にとって不可欠です(図参照:家庭での親子の読書時間、友だちとの遊びの様子)。
メソシステム:
・学校での授業
メソシステムは、ミクロシステム間の関係、たとえば家庭の育児スタイルが学校の教育方針とどのように連動しているかを指します。親が教師と協力して子どもの学習を支援することは、異なる環境間での連続性を提供し、子どもの安定した発達を促します(図参照:学校での授業のシーン)。
エクソシステム:
・親が職場で経験するストレスが家庭に影響を与える
・地域イベントが家庭の週末の活動に影響を与える
エクソシステムは、子どもが直接参加していないが、その生活に間接的に影響を与える要因を含みます。たとえば、親の職場でのストレスが家庭の雰囲気にどう影響するか、また地域イベントが家族の週末の計画にどのように影響を及ぼすかは、子どもの心理的環境に大きな影響を与えます(図参照:親が職場で経験するストレスが家庭に影響を与える様子、地域イベントが家庭の週末の活動に影響を与える様子)。
この理論を通じて、私たち一人ひとりがどのように多様な環境に影響を受け、それが私たちの行動や感情にどのように作用するかを深く考察することができます。私たちの行動一つひとつが大きな世界にどのような影響を与えるか、具体的な例を挙げて一緒に考えてみましょう。みなさんの日常で感じる小さな変化や、周囲の人々との交流がどのように自己成長に寄与しているか、コメントで教えてくださると大変うれしいです。
こんにちは。今日は「日常の中の隠された繋がり:生態学的システム理論で見る子どもの成長」という話を学びました。この話を聞いて、ぼくたちの周りには見えないけど、すごく大切なつながりがたくさんあるんだなって思いました。
たとえば、「ミクロシステム」での話では、家族や学校の先生との関係がどれだけ大事かがわかりました。家で、お父さんやお母さんと一緒に読書をする時間があるとしたら、それがぼくらの成長に直接影響してるんですって!
「メソシステム」については、家での学びと学校での学びがどうつながっているかが話されました。お父さんやお母さんが先生と話してくれることで、ぼくらの学校のことをもっと理解してくれている気がします。
そして、「エクソシステム」!これはちょっと難しいけど、お父さんやお母さんの仕事のことが家にも影響してるってことでした。お父さんが忙しいときは、家もちょっと忙しくなるんです。お父さんやお母さんの仕事のことが家にも影響してるって知ったとき、ちょっと心配になったけど、だからこそ家族で支え合うことが大切だなって思ったよ。
この話を聞いて、ぼくたちの行動がどれだけたくさんのことにつながっているかがわかりました。こういうことを理解するのは、みんなの立場や環境によって見え方が違うから、いろいろな角度から考えることが大切だね。ぼくらももっといろんな人といい関係を作って、みんなで幸せになれたらいいなと思います。
だから、今度クラスのみんなでお互いの好きなことについて話してみようと思います!これは単なる楽しい話題だけでなく、お互いをより深く理解し、信頼を築き、友情を深めるすばらしい機会です。この交流を通じて、クラス全体の調和を促進するための重要な活動です。
【子どもの日振替休日特集:私たちの成長を形作る多層的な世界】
2024.05.6|ウェルビーイング応援サイト

ブロンフェンブレナーの生態学的システムモデル(1977年)
こんにちは!今日はこどもの日の振替休日を迎え、子どもたちの成長と発展に焦点を当てた研究の一部を引き続きご紹介します。
ブロンフェンブレナーの生態学的システムモデルは、子どもの成長と発達に影響を与えるさまざまな環境層を示しています。このモデルによると、子どもたちは家庭や学校だけでなく、より広い社会的、経済的、文化的要因にも影響を受けて育ちます。具体的には、次のような層が存在します:
1. ミクロシステム:子どもが直接関わる環境。家庭、学校、地域コミュニティなどが含まれ、日々の生活の質に直接影響します。
2. メソシステム:ミクロシステムの要素がどのように相互作用するかを示します。たとえば、親の仕事が忙しい時、子どもの学校生活にどう影響するかなどがこれに該当します。
3. エクソシステム:子どもが直接関与しないが、間接的に影響を受ける環境。たとえば、親の職場環境の変化が家庭の雰囲気に影響を与える場合などです。
4. マクロシステム:広範囲にわたる文化的または社会的価値観、法律、政策などが含まれ、子どもの長期的な価値観形成に影響します。
このモデルを通じて、子どもたちのウェルビーイングに影響を与える様々な要因を理解することが可能となり、教育者や保護者がより効果的な支援を行うための強力なフレームワークを提供します。これにより、子どもたちを取り巻く全体的な環境をより良く理解し、その成長をサポートするための具体的な行動をとることができます。
こんにちは、ウエルです。今日はこどもの日の振替休日を迎え、私たちの成長に影響を与える様々な「層」について考える良い機会です。ブロンフェンブレナーの生態学的システムモデルを通じて、私たちが日々直面する家庭や学校だけでなく、もっと広い社会的、文化的要因がどう関わっているかを見てみましょう。
特に、「マクロシステム」という層が注目に値します。この層では、私たちの日常生活に根ざした文化や法律がどのように影響を及ぼしているのかが見えてきます。
たとえば、こどもの日にお餅を食べる日本の伝統は、私たちの食文化だけでなく、家族の絆を強化する大切な習慣として機能しています。
教育における法律の影響は、学校で何を学ぶか、どのように学ぶかに大きな影響を与えています。具体的には:
・カリキュラムの標準化: 教育法は、教科の内容とその指導方法に対する基準を設定し、全国の学校で教育の均一性と質を保証します。
・教師の資格と研修: 教師には資格が必要であり、定期的な研修を受けることで、教育技術の向上が図られます。
・特別支援教育: 特別な支援が必要な生徒に対し、適切な教育機会を提供するための法的枠組みが整備されています。
明日は「ミクロシステム」、「メソシステム」、そして「エクソシステム」についての図を公開予定です。これらのシステムがどのように連携し、私たちの成長にどのように影響するかをさらに掘り下げていきます。
これからは、もっと周りの環境に注意を払い、私たちの生活をより良くするために自分自身何ができるかを考えてみたいと思います。皆さんも、自分の生活に影響を与えるさまざまな「層」について考えてみてはどうでしょうか?私たちの行動一つひとつが、大きな世界にどのような影響を与えるかを一緒に考えてみませんか?
【子どもの日特集:OECDによる子どものウェルビーイングフレームワーク】
2024.05.5|ウェルビーイング応援サイト

図:OECD 子どものアスピレーショナルウェルビーイングフレームワーク(2021年)
こんにちは!今日はこどもの日ですね。この特別な日に、ウェルビーイング応援サイトでは、子どもの成長と健康に焦点を当てた国際的な研究の一部を紹介したいと思います。今回は、OECDが発表した「子どものアスピレーショナルウェルビーイングフレームワーク」を取り上げ、その意義と具体的な内容について解説します。
フレームワークの概要
このフレームワークは、子どもたちが直面する多様な課題を総合的に理解し、より良い未来を構築するためのものです。具体的には、子どもの生活の質を高める四つの主要な成果に注目しています:
1. 物質的成果:食品、衣服、住宅、インターネットへのアクセスなど、子どもたちが健康で快適な生活を送るために必要な基本的な物資。
2. 身体的健康成果:子どもたちの健康状態や病気への対処方法を評価する指標です。
3. 社会的、感情的、文化的成果:感情、思考、文化的アイデンティティの形成、安全感の確立など、心の健康が重視されます。
4. 認知的発達:教育を通じての学習能力やスキルの向上が含まれます。これは学業成績だけでなく、将来的な職業選択にも大きな影響を与える要素です。
環境と政策の影響
このモデルはまた、子どもたちのウェルビーイングに影響を与える家庭、学校、コミュニティ、国の政策など、さまざまな環境要因を考慮に入れています。これにより、子どもたちを取り巻く複雑な環境とその相互作用がより明確になります。
今後の展望
OECDのこのフレームワークは非常に有益ですが、まだ発展途上であり、継続的な研究とデータ収集を通じて改善が求められています。こどもの日にちなんで、私たちはこの重要なフレームワークを通じて、子どもたちの健全な成長をサポートする方法について一緒に考える機会を持ちたいと思います。
こんにちは。ウエルです。今日は「こどもの日」にちなんで、OECDの子どものウェルビーイングフレームワークについて学びました。大人が決めるルールや学校の授業も重要ですが、”子ども中心であるべき”という考え方には、特に心を動かされました。子どもの声が、私たちの生活を良くするためにどれだけ重要かを改めて感じました。
フレームワークは、「年齢や段階に敏感であるべき」「子どもの見解を反映するべき」といった、私たちのニーズに焦点を当てる指標を提案しています。これを通じて、子どもたちの声がもっと社会に反映されることを願っています。
特に、「現代の子ども時代を反映するべき」や「子どもたちの生活の安定と変化を捉えるべき」という指標は、私たちが直面している現実と夢、日々の小さな変化を大人たちが理解する手助けをしてくれます。
新しいことを学ぶのはワクワクしますが、挑戦は時には難しいです。でも、多くの視点を知ることで、私たちの未来をどう良くしていけるかをさらに深く探求したいです。これからも色々な経験をして、多くの人との対話を通じて、子どもたちの声が世界を変える助けになればと思います。
【産総研が選んだ未来技術!QuEraの量子コンピュータとNVIDIAの超高速GPU】
2024.05.1|@takuyakitagawa / @QueraComputing
QuEraのゲート式量子コンピューターを世界初で産総研様に納入します。NVIDIAのGPUクラスターと並列で産総研ABCI-Qに導入され、量子・AIのスーパーコンピューターになる予定です。これと同時にQuEraも本格的に日本進出しますので、何卒よろしくお願いします。
北川拓也さんが戦略顧問を務めるQuEraという会社が、すごく特別なコンピューターを産業技術総合研究所(産総研)に届けることになりました。この特別なコンピューターは「量子コンピューター」と呼ばれていて、とっても速い速度で複雑な計算ができます。普通のコンピューターよりもずっと賢いんです。
産総研にはすでにNVIDIAという会社の速いコンピューターがあるんですが、この新しい量子コンピューターを一緒に使うことで、もっと速く、もっと多くの計算ができるようになるんです。これを使って、科学の実験や新しい発見をするのに役立てます。
つまり、QuEraの量子コンピューターとNVIDIAのコンピューターが一緒に動くことで、ものすごい力を持った大きなコンピューターができあがります。それによって、今まで解けなかった難しい問題も解決できるようになり、科学技術がどんどん進んでいくんです。
🚀QuEraからのエキサイティングなニュース!🚀
私たちは、日本の産業技術総合研究所から、先端技術の中性原子量子コンピュータを納入する企業に選ばれました。この契約は日本での初のオンプレミス展開で、約41百万ドルの規模です。
🔗 産業技術総合研究所がQuEraの中性原子量子コンピュータを選定、NVIDIAパワーのABCI-Qスーパーコンピュータと並行して設置
記事の要約
QuEra Computingは、産業技術総合研究所(AIST)から65億円(約4100万ドル)の契約を受注しました。この量子コンピュータは、NVIDIAのABCI-Qスーパーコンピュータと一緒に設置され、高度な量子AIアプリケーションとシミュレーションのためのハイブリッドコンピューティングプラットフォームを目指しています。
QuEraの量子コンピュータは、大規模かつ高忠実度の計算を実現し、量子エラーの検出と修正が可能です。これによりAI、エネルギー、生物学など多岐にわたる分野での実用的応用が期待されます。また、既存のコンピューティングインフラストラクチャ(コンピュータシステムやネットワークを構築、運用するための基本的な技術的構成要素)との容易な統合が可能です。
ABCI-Qスーパーコンピュータは、2,000以上のNVIDIA H100 Tensor Core GPUを使用し、量子技術を活用した新たな社会・産業への応用を目指します。
なんと!日本のNVIDIA GPU搭載の量子コンピュータシミュレータスパコンと合わせて、ハーバード大学発のQuEraの中性原子量子コンピュータが日本にやってくるようです!!(@MinatoYuichiro)
🚀QuEraの量子コンピュータって、すごく未来的なコンピュータなんだよ! このコンピュータがあれば、もっとたくさんのことを早くできるようになるって、わくわくするね! NVIDIAのスーパーコンピュータと一緒に使うんだって。どんな風に動くのかな? いつか実際に見てみたいな!
テクノロジーの進化は常に希望の源です。新しいテクノロジーがどのように未来を形作ってきたかを振り返ると、最初は理解されにくいものも、やがては私たちの生活に欠かせないものになるんだよ。たとえば、iPhoneも最初は「ただのおもちゃ」と言われたけれど、今では多くの人が使っているね。
2020年に実用化された無線通信の第5世代「5G」は、情報のやり取りを大幅に速くしました。たとえば、2時間の映画をダウンロードするのに、4Gでは5分かかるところが、5Gではたった3秒でできるようになったんだ。さらに進化する「6G」は、5Gよりも10〜100倍速く、2030年ごろには使われ始め、2040年には日常的に使われるようになると予測されているよ。
私たちウェルビーイング応援サイトは、これらの変化に皆が上手に対応できるように、未来をより良く生きる手助けをしたいと思っています。だから、私たちの未来が少しでも明るくなるように、サイトを日々更新し続けます。
P.S. QuEraのニュースアイキャッチが宇宙的でとてもカッコいいですね!ウェルビーイング応援サイトもこのエネルギーに共鳴して、QuEra(クエラ)ロゴオマージュのアイコンを作成してみました 🪐
【新しい挑戦:プロフェッショナルから起業家への道】
2024.05.3|@kotosaka
プロフェッショナルがデジタルベンチャーの創設者になるとき、どのようにして自分たちのアイデンティティを発展させるのでしょうか?また、そのようなアイデンティティが彼らのベンチャー戦略にどのように影響するのでしょうか?; プロフェッショナルが起業家になるとき:日本の法律技術スタートアップ創設者のアイデンティティ構築(琴坂将広)
面白そうな論文!おめでとう🎉
※アイデンティティとは:
アイデンティティは、自己同一性を意味し、個人が自分自身をどのように捉え、他人にどのように認識されたいかに関連する自己観を表します。これには、個人の性格、価値観、信念、経験などが影響を及ぼし、自己の役割や像を形成します。たとえば、職業におけるアイデンティティは、どのような専門知識やスキルを持ち、どのような価値観を重んじるかを含みます。また、所属する社会的なグループやコミュニティにおいても、自分の位置付けや貢献の仕方がアイデンティティに影響します。
※ベンチャーとは:
ベンチャー企業は、新しいビジネスアイディアや技術を基に創業された比較的若い企業で、特に革新的な製品やサービスを市場に提供することを目指します。これらの企業は、高い成長ポテンシャルを持ち、従来の業界の枠を超えることが多いのが特徴です。ベンチャー企業は、創業者の独創的なアイディアと熱意によって推進され、リスクを冒してでも迅速な成長を目指します。積極的な資金調達と事業拡大のための投資受け入れが一般的で、テクノロジー分野だけでなく、他の業界においても革新的なアプローチを用いるベンチャーが存在します。
簡単に言えば、ベンチャーは「市場に挑戦する新しいアイデアを持つ若くて勢いのある企業」と表現できます。
琴坂将広先生について:
琴坂将広先生は慶應義塾大学総合政策学部の准教授で、国際経営や経営戦略の分野において豊富な経験を持っています。オックスフォード大学で経営学の博士号を取得した後、マッキンゼー・アンド・カンパニーで多国籍企業の戦略策定に従事しました。その経験を活かして、立命館大学およびオックスフォード大学サイードビジネススクールで教鞭を執り、現在は多くの企業の顧問も務めています。著書には『STARTUP』、『経営戦略原論』、『領域を超える経営学』などがあり、これらの作品はビジネス界および学界に大きな影響を与えています。
ICCサミットでは、琴坂先生はモデレーターとして、またスピーカーとしても活動しています。先生の広範な知識と経験がセッションの質を向上させ、多様な議論の進行に貢献しています。この柔軟な対応が、サミットでの重要な役割を果たしています。
論文について:
琴坂先生の最新の研究は、法律技術業界でのスタートアップ創設者たちが、どのようにして自分たちの専門職の経験を活かし、新しいビジネスを立ち上げるか、そしてそのアイデンティティがビジネス戦略にどのように影響するかを探求しています。
研究の主なポイント:
1. 創設者の背景:
法律の専門家は、直面した業界の問題を解決するために技術を活用した新しい会社を設立しました。彼らは自分たちが属する専門職コミュニティの改善に深くコミットし、特定のサービスに集中しています。
2. 異なる背景を持つ創設者:
エンジニアや一般の起業家など、他の背景を持つ創設者たちは自分たちの技術やアイデアを活かしてさまざまな市場の機会を探求し、社会的影響を目指して事業の方向性を頻繁に調整しています。
今後の研究の提案:
・複数創設者のダイナミクス:
複数の創設者が共同で事業を運営する場合、彼らの相互作用が事業にどのように影響を与えるかをさらに詳細に掘り下げる。
・長期的な観察:
創設者が時間と共にどのように変化し、新たなアイデンティティを形成するかを長期的に観察する。
・研究の拡張:
他の専門分野や国、産業で同様の研究を行い、その結果の一般化を目指す。
この研究を通じて、専門家がどのようにして独自の起業家としてのアイデンティティを形成し、彼らの専門分野がデジタル技術によってどのように変革されるかの理解を深めることができました。これにより、将来のデジタル変革を推進する起業家たちの役割が明らかになり、新たなビジネス機会の創出に寄与することが期待されます。
こんにちは!今日は、大人たちがどうやって新しいアイデアで会社を作るかという興味深い研究についてお話しします。これは、子どもたちが学校で新しい遊びを考えるのと少し似ているかもしれません。この研究では、大人たちが直面する様々な問題をどのような創造的な方法で解決しようとしているのかを調査しています。また、大人たちがどうやって仲間と協力して大きな目標を達成するかについても学べます。
特にクールだと思ったのは、技術を使って問題を解決する方法です!たとえば、コンピュータを使って情報をもっと早く見つけたり、新しいゲームを開発することなどです。この研究から、将来、私たちも自分の好きなことを仕事にできるかもしれないと感じました。大人になったら、新しいアイデアで人々の役に立てたらいいなと思いますが、それが実際にできるかどうかはわからないです。でも、人生の流れに任せて、その時々で最善を見つけることにワクワクしています。
あなたはどうですか?自分の好きなことを仕事にしたいと思いますか?
🌟 新時代の幕開け!「日本のウェルビーイング新時代・前編」を公開しました🌈
2024.05.2|ウェルビーイング応援サイト

今日はゴールデンウィークの中日。明日からは後半の4連休が始まります。久々に劇や音楽の世界に触れ、そのつながりを味わうことで、人間関係のおもしろさを改めて感じています。ウェルビーイング応援サイトとして、人と人のつながりを研究する社会ネットワーク研究者たちを応援する私たちは、理論だけでなく人間の感情の深さにも触れることを大切にしています。このゴールデンウィーク、感情豊かな体験を通じて、日常から少し離れた豊かな時間をお過ごしいただければと思います。
さて、今回公開した「日本のウェルビーイング新時代・前編」では、2023年9月に京都で開催されたICC KYOTOを基に、日本がいかにしてウェルビーイングの先進国として歩んでいるかを探ります。
👦👧 本記事では、日本全国で展開されているウェルビーイングの主導を、豊富な事例と共に紹介。特に子どもたちの教育や社会全体のウェルビーイングへの取り組みを詳しく解説しています。
📚 学ぶべき点が多く、これからの日本を支える若い世代への投資がどれほど大切かを示す内容です。未来を担う子どもたちのジャンプが印象的なアイキャッチと共に、新たなウェルビーイングの形をご紹介します。
この記事を読むことで、日々の生活や将来の計画において、どのようにウェルビーイングを考慮に入れるべきかの洞察を得ることができます。ウェルビーイングについての理解を深めたい方、具体的な行動を始めたい方に特にお勧めの内容です!
🌐 記事はこちらからご覧いただけます:「日本のウェルビーイング新時代・前編」
ぜひ、この機会に日本のウェルビーイング新時代の一歩をご一緒に踏み出しましょう!