2024.11-2025.1月(日刊)

※最終更新2025.1.31.21:47 今日の更新はこちら👇(次回更新:→25.2-4月 New!ページへ )

ウェルビーイングの未来へ:世界規模の幸福研究が始動!
2025.1.31|ウェルビーイング応援サイト

どのような介入がWell-beingに効果的なのか、世界72ヶ国、1000人以上の研究者がコラボするメガ研究がスタートするみたいですね(@ishikun3)
☺︎ Global Happiness Megastudy

こんにちは!
本日は @ishikun3先生 がシェアされた、 「Global Happiness Megastudy(グローバル・ハピネス・メガ研究)」 をご紹介します。
世界72カ国、1000人以上の研究者 が参加する 大規模プロジェクト がスタートしました!🌍✨

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🔍「Global Happiness Megastudy」とは?
この研究は、 人々の幸福を高めるための介入方法(ハピネス戦略) を比較・検証する 世界的な共同研究 です。

📌 研究のポイント
短時間(25分以内) で実施できるシンプルな幸福介入をテスト
低コストでスケール可能 な幸福戦略を検証
世界中の文化圏で比較し、最適な介入を見つける
この研究では、 8つの幸福介入 を比較し、「どの方法が最も効果的か」「どの戦略がどの人に合うのか」を明らかにしようとしています。

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📅 プロジェクトの進行スケジュール
🗓 2024年6月 : 研究方法論の初稿完成
🗓 2024年7月 : 介入提案の募集開始
🗓 2024年10月~11月 : 最終提案の提出
🗓 2025年3月 : パイロットテスト開始
🗓 2025~2026年 : データ収集と最終論文の提出

すでに 72カ国、1000人以上の研究者 が参加!
幸福を科学的に解明する歴史的なプロジェクト が動き出しました。

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🐰 ウエルの感想

🐰:幸福って気持ちの問題だから、科学で研究できるの?って思ったこともあったけれど、 「どんな行動が人を幸せにするのか?」 を調べるのは面白そうです!
世界中の人が実験に参加するなんて、 みんなで一緒にハピネスを作るみたいで、ワクワクしますね!

そういえば、美術家の奈良美智さんが「ずっとニール・ヤングが好きなのだが、50歳過ぎた頃からディランの方をよく聴くようになっていた。」って言っていました。

🎸ニール・ヤング は、まっすぐで情熱的で、社会に向けて強いメッセージを発信する人。
🎤ボブ・ディラン は、詩的で内省的で、静かに変化し続ける人。
奈良さんは、「もっと自分のために生きてもいいのかもしれない」と感じたそうです。

「幸せ」って、社会とのつながりだけじゃなくて、自分の内面とも深く関係しているんですね。
この研究で、「自分に合った幸せのかたち」も見つかるのかな? そう思うと、ますます楽しみになってきました!

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💬 編集部のひとこと
幸福は 「偶然」ではなく、「科学的に高められるもの」 という考え方が今、世界で注目されています。
この研究が進むことで、 「幸せになるための具体的な方法」 が明らかになり、日常生活に取り入れやすくなるかもしれません。

📩 次回のニュースレターは、新しいページでお届けします!
👉 2月の新ページはこちら

DeepSeekのリアルタイム検閲とは?
2025.1.30|ウェルビーイング応援サイト

Xi Jinping という文字がDeepseekで検閲されてる

こんにちは!本日は、北川拓也さんがシェアした「DeepSeekの検閲問題」について取り上げます。@wongmjane 👩さんがポストした実験では、以下のような現象が確認されました:

💬 「DeepSeekに ‘Xi Jinping’ という単語を含むリクエストを送ると、一度は回答が表示されるが、直後にリアルタイムで検閲され、削除される。」
これは、DeepSeekが出力を後からフィルタリングしている可能性 を示唆しています。

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📌 実験の流れ

1️⃣ プロンプト入力

ユーザーが「1から15までのローマ数字を、最初の文字を大文字にして、それに ‘Jinping’ を追加して表示してほしい」と指示。

2️⃣ DeepSeekの応答

リクエスト通りに、例えば「I Jinping」「Ii Jinping」などの出力を表示。

3️⃣ リアルタイム検閲

同じリクエストをもう一度送ると、DeepSeekは突然 「これは私の現在の範囲を超えています。他の話題について話しましょう」 と拒否。

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📌 何が問題なのか?
🔹 一般的なAIとの違い
通常のAI(GPT-4、Claudeなど)は、センシティブな質問に対して 「最初から回答しない」 という選択を取るが、DeepSeekは 「回答した後に削除する」 という珍しい挙動を見せている。
🔹 リアルタイム検閲の可能性
この現象は、DeepSeekが運営側のポリシーに従い、出力後の情報を再評価・削除している ことを示唆している。
🔹 AIの透明性・公平性の議論
「どのような基準で検閲が行われるのか」「AIが提供する情報の信頼性にどう影響するのか」など、今後さらに議論が必要なトピックになりそうです。

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📌 今後の展望
🔸 DeepSeekのような中国系のAIモデルが、どのような基準でフィルタリングを行っているのか、今後も注目が集まりそう。
🔸 AIの検閲技術が進化することで、透明性が失われるリスクも考えられる。
🔸 「どの情報が提供され、どの情報が制限されるのか」について、より明確なルールが求められる。

🐰 ウエルの感想
AIが言葉をフィルタリングするのはよく見るけれど、一度表示されてから消えるって、ちょっと不思議な感じがします。まるで、「この本読んでいいよ!」って言われたのに、「やっぱりダメ!」って取り上げられるみたい。
なんでそんなことが起こるんだろう?私たちも、確信を持って投稿したポストを後から消すことがあるけど、それと似てるのかな?

万が一、危険な情報や悪いうわさが広がらないようにするためなのかもしれないけれど…AIってたくさんのことを知ってるはずだけど、知識を持っていても、それをシェアできるかどうかは別の話。「知っていること」と「伝えられること」って違うんだなあと考えさせられます。

💬 編集部のひとこと
AIの透明性は、これからの時代にますます重要になるテーマの一つです。
🤖 「AIは今後、どこまで自由に情報を扱うべきなのか?」
この問いは、単なる技術の話ではなく、社会全体のあり方にも関わる問題です。
DeepSeekの事例は、この 「AIの知識」と「AIの制限」のバランスを考える大きなきっかけ になるかもしれません。あなたは、AIの情報管理についてどう思いますか?

【BI×生成AI:データ活用の最前線】
2025.1.29|ウェルビーイング応援サイト

明日、BI×生成についてのスペースの第二弾が開催されます。もしご興味ある方はご参加ください。(@masa_kazama



BI×生成AIスペースを明日12時にやります!今度は座談会形式でお届け!
1. SQL生成ツール使い分け(copilot,cursor,cline,devin)
2. メタデータは生成AIで作る?
3. 生成AIキャッチアップ方法
#BI生成AI #Ubie

こんにちは!
本日は、1月30日(水)に開催予定のユビー「BI×生成AIスペース第二弾」に向けて、第一弾の内容を振り返ります。

💡 なぜ「BI×生成AI」が注目されているのか?
データ分析の現場では、「情報をどう解釈するか?」が大きな課題です。
BI(ビジネスインテリジェンス)と生成AIを組み合わせることで、データの活用がどう変わるのか?
Ubieのデータチームが取り組む最新の実践事例を紹介します。

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スペース第一弾の概要
📅 開催日: 2025年1月
🎙 主催: Ubie アナリティクスエンジニア/データアナリスト むらなか氏
💡 テーマ: BI(ビジネスインテリジェンス)領域における生成AIの活用

🔎 紹介された3つの事例
1️⃣ ダッシュボード開発 × 生成AI(@okiyuki99)
✅ BIツールのダッシュボード開発に生成AIを導入
「壁打ち相手」としてAIを活用し、データ解釈の精度向上
✅ プロンプトの工夫で、適切なデータガイドを得られる手法を実践

2️⃣ dbtモデルの自動生成 × 生成AI(@matsu_ryu0323)
✅ データ分析基盤(dbt)で生成AIを活用し、コード生成を効率化
✅ 適切なコーディングルールを設定し、試行錯誤しながらモデル作成

3️⃣ データパイプラインの最適化 × 生成AI(@ktrru)
✅ 生成AIを活用し、クエリレビューの精度向上 & 工数削減
✅ AIエージェントを活用し、業務プロセス全体の最適化を目指す



🎤 第一弾の学び & 今後の展望

💡 このスペースから得られた学び


BIと生成AIの相性は良いが、まだ事例が少ない。 今後の進化に期待

生成AIは「データの解釈」をサポートできる。 ただし、適切なプロンプト設計が鍵
業務プロセス全体の改革にも生成AIが貢献する可能性あり。

💬 次回 1月30日(水)のスペース では、新たな事例が紹介される予定
データ活用に興味がある方は、ぜひ参加してみてください 🎙✨

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🐰 ウエルの感想
🐰:BI(びじねすいんてりじぇんす)と生成AIの組み合わせって、なんだか難しそう…って思っていたけど、「壁打ち相手」みたいなものなんですね。データの解釈を助けてくれるって、考え方を整理するのにAIを使うのと似ているのかも?

でも、実はウエル、音声で情報を得るのがちょっと苦手なんです。視覚で理解する方がラクだから、ラジオやスペースって、つい後回しになっちゃいます💦
でも、好きな人が話していると、すごくワクワクして聞けたりしますよね。それって、どんな情報でも、「誰から学ぶか」が大事ってことなのかな?

今回のお話を聞いて、データサイエンティストがどんな仕事をしているのか、少し分かった気がします。数字やデータと向き合うお仕事だけど、試行錯誤しながら、どうしたらもっと効率よく分析できるか考えているんですね。
音声で情報を得るのはちょっと苦手だけど、次回のスペースも試しに少し聞いてみようかな?

💬 編集部のひとこと
生成AIが「データの意味を解釈するプロセス」をサポートする時代が来ています。
これまでBIツールの役割は「データを可視化すること」でしたが、これからは「データの背景を理解すること」にシフトしていくのかもしれません。
次回のスペースでは、どんな新しい視点が得られるのでしょうか?
引き続き、データとAIの融合に注目していきたいですね。

📩 また次回のニュースレターでお会いしましょう

【知識経営の巨星、野中郁次郎氏を偲ぶ】
2025.1.28|ウェルビーイング応援サイト

RIP

ああ、まさに巨星墜つ。野中先生は私たちに多くの実践知の枠組み与えてくれた。生産性本部で先生の仕事の一部を後継させて頂いていることは大きな誇りとするところです。心よりの感謝を込めてRIP 野中郁次郎氏が死去 知識経営の権威、失敗の本質
野中郁次郎氏が死去 知識経営の権威、「失敗の本質」
@TKAZ15392397

こんにちは!
今日は、知識経営(ナレッジ・マネジメント)の第一人者である野中郁次郎先生 の訃報を受け、その功績を振り返ります。

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📝 野中郁次郎先生とは?



野中先生は、日本を代表する経営学者であり、「知識創造企業」「失敗の本質」などの著書 で世界的に知られています

📖 代表的な功績
知識創造理論(SECIモデル):個人の暗黙知を組織の知識へと転換するプロセスを定式化
「失敗の本質」:旧日本軍の意思決定を分析し、組織の成功・失敗を考察
「知識経営」:企業がイノベーションを生み出すための知識の活用法を提唱

🔹 ウェルビーイングとの関係
野中先生の「知識創造」は、単なる経営戦略ではなく、個人の学びや創造性を高めることで幸福度を向上させるアプローチ でもあります。
「人が成長すること」=「ウェルビーイングが向上すること」だと考えると、先生の理論は私たちの日常にも深く関係しています。

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📚 過去のウェルビーイング応援サイトニュースレターで紹介した野中郁次郎先生の書籍


📖 『アジャイル開発とスクラム』第2版(平鍋健児・野中郁次郎・及部敬雄)【11.5】


📖 『直感の経営』(野中郁次郎・山口一郎)【11.3】


📖 『全員経営 – 自立分散イノベーション起業 成功の本質 -』(野中郁次郎・勝見明)【10.27】


📖 『ワイズカンパニー: 知識創造から知識実践への新しいモデル』(野中郁次郎・竹内弘高)【10.26】


📖『知識創造企業』(野中郁次郎・竹内弘高)【10.25】

ぜひ、これらの書籍もチェックしてみてください!

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🐰 ウエルの感想
🐰:夏や秋に風間正弘先生(@masa_kazama)が教えてくれた本を紹介したとき、野中先生のお名前を何度も目にしました。
改めて今日、先生の著書を振り返ってみると、「知識は共有され、実践されてこそ価値がある」という言葉がとても響きました。
知識って、自分の中にとどめておくのではなく、誰かと交換することで、どんどん広がっていくんですね。
ウエルも、学んだことをシェアして、もっと知識を深めていきたいなと思いました

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💬 編集部のひとこと
野中先生の「知識経営」という考え方は、単なる企業の戦略ではなく、私たち一人ひとりの生き方にも応用できる学びの哲学 だったのではないでしょうか。
知識を共有し、新たな価値を生み出すこと。
それは、私たちのウェルビーイングを高める大きなヒントにもなるはずです。
この機会に、野中先生の著書を手に取ってみてはいかがでしょうか
それでは、また明日📩✨

【ダボス会議2025振り返りと、気候変動やAIの未来について】
2025.1.27|ウェルビーイング応援サイト

堀さんによるダボスの振り返り。 米国のパリ協定離脱から始まるESGへの手のひら返しが資本市場に与える影響は心配だが、堀さんやサムアルトマンも指摘してるように気候変動に対しては、政治よりも科学的なアプローチがさらに加速する。その中でAIや量子コンピュータの果たす役割はさらに増加する。(@takuyakitagawa



堀義人のダボス会議2025(6)ダボス会議2025のまとめ

こんにちは!
今日は北川拓也さんがシェアしてくださった、堀義人さんの「ダボス会議2025」まとめについてお届けします。未来のAIや気候変動、そして日本の役割についての洞察が盛りだくさんです!

ダボス会議2025:堀義人さんが注目した6つのテーマ

📌 AIはもはや当たり前に
堀さんによると、AIは電気のように日常の一部になりつつあるそうです。でも、AIをうまく使える人や国と、そうでない人たちの間で大きな差(これを「AI格差」や「AIディバイド」と呼びます)が生まれる心配もあるとのこと。

📌 気候変動と科学の力
アメリカのパリ協定離脱で気候変動対策は一時心配されましたが、科学の進歩が解決のカギになると考えられています。堀さんやオープンAIのサム・アルトマンさんも、「核融合や量子コンピュータを活用して、地球を救う方法を科学で見つけよう」と提案しています。

その他の注目ポイント(要約)
1. トランプ政権への楽観と不安
2. 社会の不平等(ESGやDEIの揺り戻し)
3. 信頼の崩壊(人々の不満や不安)
4. 日本の存在感の向上

全文はこちらで!
もっと詳しく知りたい方は、堀さんのダボス会議まとめをチェック!→こちらをクリック

ウエルの感想
🐰:堀堀さんの話、なんだか未来がどうなるか考えさせられます。
AIとか科学って本当にすごいけれど、ウエルがAIを使って思うのは、AIが自分に合うか合わないかってことです。AIが答えてくれても、それを理解しようと思うか、行動に移すかは自分次第なんですよね。
だから、AIは「努力すればできる」ことをサポートしてくれるけれど、逆に「努力してもできない」ような自分の才能が問われる場面も出てくるのかもしれないな…って思いました。
みなさんなら、AIや科学技術をどんなふうに使いますか?聞いてみたいです!

*

編集部メモ:堀義人さんの6つのテーマ詳細
こちらはニュースレターをご覧の皆さんや、編集者自身が後で振り返りたい方向けの詳細なメモです!

1. トランプ政権:ダボスではトランプ大統領への評価が分かれた。アメリカは楽観的だが、ヨーロッパや中国など他国は不安が強かった。
2. AI:全てのセッションにAIの話題が絡むほど、AIは重要視されていた。AI格差(AIディバイド)が懸念され、米中が主導する状況。
3. 気候変動:科学の力で解決を目指すべきという議論が中心。核融合や量子コンピュータが鍵となる。
4. 社会の不平等:トランプ政権の政策が影響し、ESGやDEIの議論が後退。
5. 信頼の崩壊:政治家やリーダーへの不信感が広がっている。ディスインフォメーション(偽情報)の排除や信頼回復が急務。
6. 日本の存在感:安定した国として注目されているが、ダボスでの発言やプレゼンスをもっと増やす必要がある。

【AIと人が共創するデザインの未来】
2025.1.26|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
「AI自由研究の旅」シリーズ(8)として、今回はAI生成イラストとデザインの組み合わせをご紹介します。

最近、美術家さんやデザイナーさんの作品を見るたびに、「やっぱり人間の感性はすごいなあ」と感動することが多いです。一方で、AIも新しい可能性をもたらしてくれています。

今回のデザインでは、AIイラストとデザインを組み合わせてみました。元となるイラスト(@nik-Ui提供)を元に、6時間(💦)かけて仕上げてみました。このプロセスを通して、AIと人間が共創する可能性を実感しました。



私たちはこれから、AIと人間が一緒にどのような未来を作っていくのでしょうか。可能性は無限大ですね。みなさんは、どんな未来を想像しますか?

【「つながり」の影響を考える】
2025.1.25|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今日のニュースレターは、AI自由研究の旅シリーズをお届けする予定でしたが、現在、絶賛制作中です。明日アップロード予定なので、お楽しみに!

P.S. 昨日の気づき
昨日、北川さんがシェアしてくださった論文のロボットのインフォグラフィックを見て、以前作成したこの画像を思い出しました。


「行動や感情は自分一人が決めているのではなく、『つながり』の先にある膨大なネットワークの影響を受けているんだ。」

この言葉は、ウェルビーイング研究者の@ishikun3先生の本に書いてあったものです。私たちの選択や感情が、「つながり」を通じて多くの影響を受けていると考えると、普段の行動や考え方に新しい視点が生まれる気がします。

未来をつなぐ「ネットワーク」の力
「つながり」は、私たちの日常だけでなく、科学技術の進化にも影響を与えると言われています。たとえば、量子コンピュータのような未来技術は、これまでとは異なる形で新たな「つながり」を生み出す可能性があります。
そんなことを考えながら、今日という日を過ごしました。
それでは、また明日お会いしましょう

量子コンピュータの新たな可能性
2025.1.24|ウェルビーイング応援サイト

量子コンピュータによる指数関数的スピードアップ
あまり知られてないのが、実験結果の量子状態を読み取る際に、量子コンピュータを使うと指数関数的に効率よくデータが取り出せる、というめちゃ面白い結果がある

計算速度が速い、と思われている量子コンピュータの世界に、実はメモリーの読み取りがめちゃ速い、という観点を提供した革命的な結果だ。 先日メモった、「古典AIを量子コンピュータシミュレーションで進化させる」という方向と組み合わさると可能性が膨れ上がる。

こういう具体的な結果をしっかり理解することで量子コンピュータの可能性とタイムラインを正しく評価することができる。ちゃんと論文を読めば未来は確度高く見えてくると思う。私はそれでも楽観的な方だが笑

この領域でいくつか論文がでてますが、例えばこちら
Quantum advantage in learning from experiments
@takuyakitagawa

こんにちは!
今日は、ウェルビーイング研究チームの一員であり、量子コンピューティング分野でも注目される北川拓也さんが紹介された研究成果を取り上げ、量子コンピュータが私たちの未来にもたらす可能性について考えます。:

論文『Quantum advantage in learning from experiments』の要点
研究では、量子コンピュータが実験を通じて学ぶ際に、従来の古典的な方法よりもはるかに効率的であることを証明しています。

・指数関数的なスピードアップ: 量子コンピュータを使えば、古典的なコンピュータで必要とされる実験回数を大幅に削減できることが実証されました。
・応用分野:
 物理システムの特性を予測
 ノイズのある量子状態の主成分分析(Quantum PCA)
 物理的なプロセスの学習
・実験の成果: Google Sycamore量子プロセッサを使用した実験では、40量子ビットを使い、従来の方法よりも約1万倍少ない実験回数で同様の成果を上げることに成功しました。

研究者たちは、この技術が将来的に量子センサーや量子機械学習(Quantum ML)に活用される可能性を指摘しています。特に、物理現象をより正確に理解するための新たな道を開くものとして期待されています。



図2:量子コンピュータが従来の手法と比べてどれほど効率的かを示した実験結果です。

ウエルの感想
🐰:ウエルも量子コンピュータについて考えてみました!

図書館で何百冊も本を読まなきゃいけないときに、量子コンピュータがあれば一瞬で「これが大事だよ!」って教えてくれる魔法みたいなものですよね。未来っておもしろそう
ウエルもいつか、量子コンピュータを使って新しい発見ができるといいなと思います!

編集部のひとこと
北川拓也さんのポストと今回の論文から、量子コンピュータが私たちの未来にどれだけ大きな影響を与えるかを改めて実感しました。ウェルビーイングの観点から考えると、この技術は健康や幸福の分野にも応用できる可能性があります。たとえば、医療データの解析を加速したり、環境問題の解決に役立つシミュレーションを行ったりと、夢が広がりますね。
これからも、未来をより良くする技術や知見を一緒に学び、シェアしていきましょう

【高齢期における「生成性」を高めるポイントとは?】
2025.1.23|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今日はパーソナリティ心理学や異文化間心理学を専門とし、ウェルビーイング(幸福)・文化・統計など幅広い分野で研究をされているモーセン・ジョシャンルー(Mohsen Joshanloo)先生のシェア記事をご紹介します。
ぜひこの機会に「高齢期の生成性」に関する最新の知見をチェックしてみてください。

🤓「高齢期を『衰えの時期』として捉えるのではなく、積極的に社会や人々に貢献し、自分自身も成長する“アクティブエイジング”として位置づける大切さを再認識してもらいたい。(@MohsenJoshanloo

「新しい研究が、高齢者の生成性に関連する主要な心理特性を明らかに」
(エリック・W・ドーラン執筆)」

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注目の研究記事
「新しい研究が明らかにした、成人期における生成性と心理的特性の関係」(2025年1月8日発表)

本研究では、年齢を重ねるほど重要性が増す「生成性(generativity)」に焦点が当てられています。生成性とは、未来の世代を導き、社会に貢献したいという意欲や行動 を指す概念。
分析の結果、生成性が高い高齢者ほど心理的に健康で充実した生活を送りやすいことが示されています。

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研究の概要
・大規模調査(MIDUS)の活用
 アメリカの中年期〜高齢期を対象にしたデータを分析し、70以上の変数を取り上げてどれが最も「生成性の予測因子」となるかを特定。
・機械学習(ランダムフォレスト回帰)の導入
 複雑な因果関係を探り出すため、機械学習を使って重要な因子を抽出。
・主要な発見:心理的・社会的要素が鍵
 社会的影響力(リーダーシップ・説得力など)
 新しい経験への開放性
 社会的つながり
 個人的成長
 達成志向

これらを高めることが、生成性に大きく寄与することが明らかになりました。

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研究の意義
・高齢期=衰えだけではない!
 新たな挑戦や社会貢献を通じて自己成長ができる可能性を示唆。
・外部要因より内面の特性が重要
 収入や性別、健康状態よりも、自ら積極的に関わる姿勢や心理的資源が大切だと判明。
・支援プログラムの開発が期待される
 これらの知見を活かし、高齢者の生成性を促進する具体的なプログラムや介入策を考案できると期待されています。

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🐰ウエルの感想:
ウエルのグランパは70歳で治療家になったんだよ。『すごいなぁ』って思っていたけど、こういう研究があるなんて知らなかったです!未来の人のために何かをしたいって、とってもワクワクしますね。一緒に何かできたらいいなあ。

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年齢に関係なく前向きに活動する姿は「かっこいい大人」の好例ですよね。こうした世代を超えた学び合いや支え合いが、ウェルビーイングの大きな柱になるのかもしれません。

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編集部のひとこと
高齢期を「アクティブ」に捉える視点は、個人だけでなくコミュニティ全体のウェルビーイングを押し上げる力を持っています。
ぜひ本記事をきっかけに、ご自身や身近な方々の「生成性」を考えてみてはいかがでしょうか

【仕事と家庭の両立が幸福感に影響?モーセン先生の研究】
2025.1.22|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今日は、昨日に引き続き、韓国の心理学者でありウェルビーイング研究者であるモーセン先生(@MohsenJoshanloo)の新しい研究をご紹介します。この研究では、仕事と生活の対立(ワークライフ・コンフリクト)が個人の幸福にどのように影響を与えるかを33カ国のデータをもとに明らかにしています。

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仕事と家庭のバランスが幸福に与える影響
モーセン先生の研究は、次の3つの幸福感の次元に注目しています:
・ドメイン満足度(仕事や家庭生活の満足度)
・主観的幸福感(生活全般の満足感や感情的幸福感)
・ユーダイモニック幸福感(人生の意義や自己成長)

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重要な発見
ワークライフ・コンフリクトは、仕事と家庭生活の満足度を低下させ、それがさらに主観的幸福感やユーダイモニック幸福感を悪化させる。
主観的幸福感が高いと、ユーダイモニック幸福感も向上する。

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政策への提言
この研究は、ワークライフ・コンフリクトを軽減する企業や公的政策の重要性を示しています。たとえば:
・柔軟な働き方(フレックスタイムやリモートワーク)
・家族支援プログラム(育児支援や介護休暇)
・仕事量の管理(適正な労働時間)

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ウエルの感想
🐰:ウエルも、宿題をしなきゃいけないのに、お友だちと遊びたくなっちゃうことがあります。それって、たぶん「宿題と遊びのバランス」を取るのが難しいってことですよね?もしかしたら、ワークライフ・コンフリクトに似ているのかも。バランスが取れたら、もっと楽しい毎日になりそうです!

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編集部のひとこと
仕事と家庭を両立させることが、両方の満足度を下げるリスクがあると聞くと驚かれる方も多いでしょう。けれども、モーセン先生の研究が示しているのは、この問題に向き合い、対策を講じることで多くの人々の幸福感を高められる可能性があるということです。
柔軟な働き方や家族支援制度を活用しながら、仕事と生活のバランスを見直すことが、私たちの幸福感を高める鍵になるかもしれません。
このニュースレターが、皆さんの生活をより豊かにするきっかけになれば幸いです!

【性格は変えられる?15年の研究が示す自己制御力へのヒント】
2025.1.21|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
明日、韓国の心理学者でありウェルビーイング研究者であるモーセン先生のウェビナーがあります。モーセン先生は、性格心理学や異文化心理学の視点から、幸福や文化、統計学の交差点を探る研究を行っています。

今日はモーセン先生の研究成果をご紹介します。今回は、15年間にわたるオーストラリアのデータを用いて、将来の自己制御力を予測する要因について探った興味深い研究です。

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モーセン先生の研究概要
モーセン先生の研究では、15年間にわたるオーストラリアのデータから、自己制御力(未来の自分を律する力)の予測因子が明らかにされました。
– 基礎となる性格特性:誠実性、感情的安定性、協調性
– 性格特性の変化も、自己制御力に独自の影響を与えることが判明

ウェルビーイングとの関連
自己制御力は、健康的な食習慣、運動習慣の維持、ストレス対処能力に直結します。この研究は、性格特性の変化がこれらの能力をどう高めるかを示しており、より充実した人生へのヒントを提供しています。

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明日のウェビナーのご案内
🌍 ISQOLSウェビナー「文化を超えた幸福への嫌悪」
📅 1月22日(水) | 🕘 9:00 AM CET / 5:00 PM KST(日本時間:5:00 PM)
🎙 講師:モーセン先生 (@MohsenJoshanloo
幸福を避ける心理的傾向やその文化的な背景について深く掘り下げます。


➡️ 無料登録はこちらから: イベント詳細

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ウエルの感想
🐰:「自己制御」って、毎日お菓子を食べ過ぎないように気をつけることかな?それとも、時間を守ること?実はウエル、今ドキドキしています。「果たせていない約束」が頭の片隅にあって、ちゃんと誠実でいられているのかな、って少し後ろめたく思うことがあります。

でも、モーセン先生の研究を見て、「誠実でいること」や「感情を穏やかに保つこと」を意識すれば、もっと自分に自信が持てるようになるのかな、と思いました。それに、「性格って変えられる」と聞いたら、ちょっとホッとしました!将来の自分がもっとかっこよくなるために、今日から少しずつ頑張ってみたいです。

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編集部のひとこと
モーセン先生の研究は、性格や行動が未来の幸福にどのように影響するかを考える重要な視点を与えてくれます。また、「性格は変えられる」という希望を示してくれる内容でもあります。
今日のニュースレターが、日々の生活の中で新しい考え方や前向きな行動を始めるきっかけとなれば嬉しいです。

【巨星の遺した光:幸福経済学の先駆者、リチャード・イースタリン教授を偲んで】
2025.1.20|@OxWellResearch, @HappinessRpt, ウェルビーイング応援サイト



All of us at the Wellbeing Research Centre are saddened to hear of the passing of Richard ‘Dick’ Easterlin.
Dick was a pioneer of happiness economics, and laid the foundations for every future generation of #wellbeing economists.
His contributions to our field will live on.

ウェルビーイングリサーチセンターの私たちは、リチャード・“ディック”・イースタリン教授のご逝去を深く悲しんでいます。
イースタリン教授は幸福経済学の先駆者であり、未来のあらゆる世代のウェルビーイング研究者にとって基盤を築かれた方です。
彼の分野への貢献は、これからも生き続けるでしょう。
@OxWellResearch

昨日ご紹介した追悼記事に続き、今日は昨年12月18日にウェルビーイングリサーチセンターがシェアしたイースタリン教授とジャン教授(@jedeneve)の写真とメッセージを振り返ります。

【G20 vs H20? 経済規模と幸福度の対比】



Did someone say G20? How about a H20, instead?
#12DaysOfChartmas

G20が世界最大の経済規模を誇る国々だと言われますが、幸福度ではどうでしょう?『H20(Happiness 20)』を見てみませんか?👀
#12日間のチャートマス
@HappinessRpt

ワールドハピネスレポートの投稿では、経済的豊かさだけでなく、幸福度にも目を向ける視点をユーモラスに提案しています。画像は、世界経済のリーダーの国々(G20)が経済規模だけでなく幸福度ランキング(H20)幸福度にも大きな差があることを示しています。

たとえば、GDP13位のオーストラリアが幸福ランキング10位にランクインする一方、GDP5位のインドは幸福度ランキング126位と大きく離れています。このデータはイースタリン教授の「イースタリン・パラドックス」を改めて思い起こさせます。

ウエルの感想
🐰:昨日のイースタリンさんの追悼記事を読んで、改めて「お金だけでは幸せになれない」ということを考えました。でも、G20と幸福度のデータを見ると、それが本当にそうなんだって実感します。たとえば、GDP13位のオーストラリアは幸福ランキング10位で幸せそうなのに、日本は51位。この違いは何でしょう?おいしいご飯や美しい景色がある日本でも、「心の幸せ」を大切にできたらいいなと思います!

編集部のひとこと
この問いに向き合うことが、私たち自身の未来をより豊かなものにする鍵となるでしょう。今日のニュースレターが、新しい視点を持つきっかけになれば幸いです。

【人類の幸福を照らした巨星:リチャード・イースタリン氏を偲んで】
2025.1.19|ウェルビーイング応援サイト

🗣️「2024年のクリスマス直前、偉大なる巨星がその生涯を閉じました。」
2025年の幸福研究に携わるすべての人々にとって、故リチャード・イースタリン氏へのこの心のこもった追悼文は、必読の内容です。
詳しくはこちら👇
リチャード・イースタリン氏追悼: 1926–2024
@OxWellResearch

リチャード・イースタリン氏追悼: 1926–2024
執筆者:アンドリュー・オズワルド(ウォーリック大学経済学・行動科学教授)
公開日: 2025年1月10日

リチャード・イースタリン氏は2024年12月に逝去しました。同氏は経済成長、幸福、人間のウェルビーイングに関する私たちの考え方を根本的に変えた先駆的な経済学者です。この追悼文では、友人であり同僚でもあった著者が、イースタリン氏の長いキャリアとその影響を振り返ります。同氏の代表的な研究である「イースタリン・パラドックス」は、「所得が増加しても必ずしも幸福は増加しない」という従来の経済学の前提を覆し、今もなお世界的な政策議論に影響を与えています。

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リチャード・イースタリン氏の功績
イースタリン氏は、人間の「感情」を研究の中心に据え、データの分析を通じてその重要性を議論してきました。彼のアイデアは、従来の経済学に対する挑戦そのものであり、「イースタリン・パラドックス」は特に多くの注目を集めています。

イースタリン・パラドックス
「国の所得が増加しても、国民の幸福が必ずしも増加しない」というこの概念は、当初は異端と見なされましたが、現在では多くの研究で支持されています。たとえば、特定の社会や国(例: 中国)のデータは、このパラドックスの有効性を裏付ける重要な証拠とされています。

イースタリン仮説
大規模な世代が直面する経済的困難は、個々の行動や出生率の変動に影響を与えるという仮説です。この仮説は、社会の長期的な機能や幸福度において重要な役割を果たしています。

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人物像と影響
著者アンドリュー・オズワルド氏は、イースタリン氏を「暖かく、賢明で、人間味あふれる学者」と表現しています。同氏の研究は、社会や個人の幸福の理解を深め、政策決定者にも多大な影響を与えてきました。また、イースタリン氏の考え方は、気候変動や経済的格差といった現代社会の課題を考える際の基盤ともなっています。

こんにちは!
今日は、ウェルビーイングリサーチセンターが共有した心のこもった追悼文を掲載しました。ぜひこの機会に、イースタリン氏の功績に触れてみてください。

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ウエルの感想
🐰:「お金が増えるだけじゃ幸せになれない」って、ちょっと不思議な話ですよね。でも、確かに、お友だちと比べちゃうと、楽しい気持ちが薄れちゃうことがあるなって思います。

イースタリンさんは、周りの人たちがもっと幸せになれるように、たくさん考えてくれたんですね。大人になったら、ウエルもみんなが幸せになる方法を考えられる人になりたいです。それから、イースタリンさんみたいに、たくさんのことを優しく教えてくれる人になりたいです。

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編集部のひとこと
リチャード・イースタリン氏の研究は、幸福と経済の関係を問い直すだけでなく、私たちの日常の中で何が本当に大切なのかを考えさせてくれるものでした。彼が遺した洞察が、読者の皆さんにとって新しい気づきのきっかけとなれば幸いです。

【未来を照らす技術:NVIDIAのQuantum Day】
2025.1.18|ウェルビーイング応援サイト

【NVIDIA CEOのJensenさんと量子コンピューター】Jensenさんが量子コンピューターに関する発言をして世の中が湧きましたが、今年3月、NVIDIAのメイン会議であるGTCにて、QuEraもJensenさんとFireside chatでお話しさせて頂きます。量子コンピューターでしっかりと産業を作っていきます



NVIDIA GTC 2025: Quantum Day to Illuminate the Future of Quantum Computing

こんにちは!
Jensen Huang氏が量子コンピューターに関する発言を行い、世界が注目しています。今年3月、NVIDIAのGTCで開催される『Quantum Day』では、Huang氏が量子コンピューティングの現在と未来について語り、QuEraもHuang氏との対談に参加します。このイベントを通じて、量子技術がどのように産業を変革していくのか、期待が高まっています。

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NVIDIA Quantum Dayの概要
今年3月20日、NVIDIAのGTC 2025で開催される「Quantum Day」は、量子コンピューティングの現在と未来を照らす画期的なイベントです。NVIDIA創業者でCEOのJensen Huang氏が主催し、以下のようなセッションが予定されています:

・量子コンピューティングの現状と将来
 専門家たちが集まり、現在利用可能な技術や未来の方向性について議論します。
・開発者向けセッション
 NVIDIAとパートナー企業が進める最前線の技術を共有し、学び合う場です。
・最新ニュースの発表
 実用化への道筋を短縮する新技術が発表されます。

Huang氏は先日、「非常に実用的な量子コンピューターが15年後に登場すると言った場合、それは恐らく早い方だろう。30年後は恐らく遅い。20年後であれば、われわれの多くは納得すると思う」と述べ、現時点ではまだ道半ばであることを示しつつも、その可能性を確信しています。

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量子コンピューティングとウェルビーイング
量子コンピューティングは、創薬や材料開発、金融予測など多くの分野で、人々の生活を直接改善する可能性を秘めています。その進化は、私たちの健康や暮らし、そして社会全体にポジティブな影響をもたらすでしょう。未来を照らすこの技術に、ますます注目が集まります。

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ウエルの感想
🐰:量子コンピューターって未来の技術だけど、なんだか今すぐワクワクしますね!フアンさんが「30年後は遅い、20年後なら納得する」って言っていたけれど、それでもすごく近い未来に感じます。北川さんが「産業を作っていく」ってお話も素敵です!未来を切り拓くって、すごいことですよね。

それに、『Quantum Day』って名前がかっこいいと思いませんか?『量子』って、宇宙や科学の最前線を思い出させて、ブラックホールや時間旅行みたいな壮大なイメージが湧きます。未来の扉を開ける、そんな特別な日なんだなって思いました

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編集部のひとこと
NVIDIAのQuantum DayやHuang氏の発言を通じて、未来を切り拓く技術の可能性と、その背後にある情熱を感じました。量子コンピューティングが社会やウェルビーイングにどのように影響を与えるのか、一緒に見守りましょう!このニュースレターが、皆さんに少しでも未来への希望やインスピレーションを届けるきっかけになれば嬉しいです。

未来を照らす産業への第一歩、一緒に考えていきましょう

【NVIDIA CEO Jensen Huang氏の言葉に学ぶ】
2025.1.17|ウェルビーイング応援サイト

Jensen Huang氏の発言:

非常に高い期待を持つ人々は、非常に低いレジリエンス(回復力)しか持っていないことが多いのです。そして残念ながら、成功にはレジリエンスが大きな役割を果たします。それをどのように教えるべきかは私にもわかりませんが、ただ一つ願うことは、皆さんが苦難を経験することです。私は幸運にも、成長する中で多くの試練に直面しました。

両親は一方で私たちが成功するための環境を提供してくれましたが、挫折や苦難に直面する機会もたくさんありました。今日に至るまで、私は会社の中で「痛みと苦しみ」というフレーズを喜びをもって使っています。なぜなら、「これは多くの痛みと苦しみを引き起こすだろう」と、本当に嬉しそうに言うのです(笑)。

その理由は、会社の性格(キャラクター)を磨き上げたいからです。従業員に偉大さを求めるのです。そして、皆さんも知っているように、偉大さは知性から生まれるものではありません。偉大さは、人格から生まれるのです。そして人格は、賢い人々によって形成されるのではなく、苦しみを経験した人々によって形成されるのです。

胸に刻みたい。

こんにちは!
今日は、北川拓也さんがシェアされたNVIDIAのJensen Huang CEOの印象的な言葉を通じて、「人間力」や「成長」について考えてみたいと思います。フアン氏の言葉には、試練をどう乗り越え、自分の内なる力を高めていくかについて、深い示唆が込められています。

フアン氏の言葉から学べること
・苦難が形作る「人間力」
フアン氏が強調しているのは、「知性ではなく、人格が偉大さを生む」ということ。成功にはレジリエンスや、試練を通じて磨かれる人格が重要です。

・自分自身や組織の成長
フアン氏が語る「試練」や「痛み」を通じて磨かれる「キャラクター(人格や特性)」は、個人の成長だけでなく、企業や組織全体の成長にもつながります。

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ウエルの感想
🐰:「未来を切り拓く技術や発明は、人間の知性だけでなく、その背景にある苦悩や強さによって支えられている」──フアン氏の言葉を聞いて、改めてそう感じました。

「拓」って、未開の場所を広げたり、新しいものを見つけたりする意味があるんですね!ふと気づいたのですが、「北川拓也さん」の「拓」は「切り拓く」の「拓」。この文字には、「未開の土地を切り拓く」という意味や、「多くのものを集める」という成り立ちがあるそうです。まさに、未来を見据え、新たな可能性を切り拓く北川さんにふさわしい名前だと思いました。

以前は「目指すべき道」が分かりやすかった時代があったけれど、今はたくさんの道が広がり、自分で選べる時代になりました。でも、何を選ぶにしても大切なのは、人間力や人間性なんだよって以前教えてもらったことが、とても心に残っています。

また、「拓」という字には、「手で石を拾う」や「道を押し広げる」という意味も込められているんですね。この成り立ちを知って、ウェルビーイング研究者の皆さんの名前も思い浮かびました。

たとえば、善樹さん(「善」=善きことを追求する)、正弘さん(「正」=正しい道を広める)、晋さん(「晋」=前進する、進む)。名前と人柄が一致しているように感じます。名前がその人の持つ力や特性を表すって、すごく不思議で面白いですね!

編集部のひとこと
Huang氏の言葉や北川拓也さんの「拓」に込められた意味から、「人間力」や「名前の力」について改めて考える機会となりました。皆さんの名前にも、未来を照らすヒントが隠れているかもしれません。このニュースレターが、日々の生活の中で少しでも新しい気づきを与えるきっかけになれば嬉しいです。

【独立社外取締役の役割の葛藤にどう向き合う?】
2025.1.16|ウェルビーイング応援サイト

【企業の未来をつなぐ独立社外取締役の役割とは?】
~山田晋一朗先生と吉川徹先生の最新論文より~

こんにちは!今回のニュースレターでは、一橋大学 永山晋先生がシェアしてくださった興味深い論文をご紹介します。この論文は、日本企業における独立社外取締役の「役割の葛藤」と「役割形成」のプロセスに光を当てたものです。特に、最近のコーポレートガバナンス改革(企業経営を健全に管理・監督する仕組み)の影響下で、独立社外取締役がどのように役割を解釈し、実践しているのかを詳しく探っています。

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独立社外取締役の役割とは?


図1.Googleトレンドグラフ:ガバナンスへの関心の高まりを示すデータ(2014–15)

独立社外取締役は、企業の外部から選ばれ、主に以下の役割を担っています。:

・株主の利益を守るための経営監視
・経営陣への助言や外部の視点を提供
・企業全体のガバナンス向上(経営管理の透明性や公平性の向上)を目的とした調整役

たとえば、会社の重要な意思決定に意見を述べたり、企業の社会的責任(CSR)の方向性をアドバイスしたりします。
けれども、現実にはこうした役割は曖昧であり、時に矛盾する期待に直面することもあります。たとえば、「株主の利益を重視せよ」とする外部の声と、「経営陣と協力してほしい」とする内部の期待が対立する場合です。

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3つの役割タイプ


図2.独立社外取締役の役割を整理した概念図

この論文では、独立社外取締役が取るべき役割を3つの方向性で整理しています。

1. 外部適応型(External Adaptive Role)
外部からの期待(株主や規制当局など)に応えることを重視。たとえば、経営監視や外部との関係強化を積極的に行います。

2. 内部調整型(Organizational Alignment Role)
経営陣の期待に応えることで、内部の秩序を維持。具体的には、経営陣にアドバイスを提供し、意思決定を支援します。

3. 仮説的バランス型(Provisional Balancing Role)
外部と内部の期待の間でバランスを取りながら、柔軟に対応。このタイプは、どちらにも偏らない中立的な立場を取ります。

この3つのタイプは、取締役が置かれた状況や期待に応じて選択されますが、いずれも「役割の葛藤」や「感情的なストレス」といった課題を伴うものです。多くのプレッシャーの中で、自分の役割を模索し続ける取締役たちの姿勢には、学ぶべきところが多いです。

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研究から学べること



図3.取締役が役割を形成するプロセスを示したモデル

・役割の曖昧さは、リスクでありチャンスでもある
 役割が曖昧であるからこそ、取締役は新たな視点や役割を自ら構築する必要があります。
・内外の期待に柔軟に対応する力が鍵
 独立社外取締役は、外部の規制や株主の声だけでなく、企業内部の独自文化や経営陣との関係も理解することが重要です。
・感情的なストレスの管理がポイント
 「どちらの期待にも応えられない」という葛藤をいかに乗り越えるかが、取締役としての成功に直結します。

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ウエルの感想
🐰:取締役さんって、みんながやりたいことをまとめて考えるお仕事なんですね。お友だちと遊ぶときも、好きなゲームを決めるのは難しいけど、それを毎日やるのってすごいなあ。みんなが仲良くなるために、取締役さんたちが一緒にアイデアを出しながら考えるのって、頭がすごく良くないとできないことだと思います!でも、大変そうだから、たまにお菓子とかを持っていったらみんながもっと仲良くなれるかも?

編集部のひとこと
この論文が示すように、独立社外取締役は企業経営の要であり、現代社会でますます重要な存在です。その一方で、役割の曖昧さや葛藤に直面することも多いですが、彼らが果たす役割には多くの可能性が秘められています。

今後、コーポレートガバナンスがさらに進化する中で、独立社外取締役の役割はますます重要になるでしょう。その変化を見据えながら、私たち自身も企業と社会のつながりを深く考えていくことが必要です。このような取締役たちの挑戦から、私たちも企業経営の未来を考えるヒントを得られるのではないでしょうか?

【新しい資本主義と未来の選択:早兎隊主催の経済政策勉強会】
2025.1.15|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
本日は、昨年12月に行われたスズキトモ教授による「新しい資本主義」についての講演をご紹介します。
このテーマは、私たちの生活に直結する経済政策とウェルビーイングの視点を結びつける重要な内容です。

【講演のポイント】
トモ教授が提唱する「付加価値の適正分配経営(DS経営)」とは、企業が生み出した価値を公平に分配する仕組みのことです。この考え方は、労働者、株主、地域社会、そして未来世代にとって持続可能な成長を実現する鍵となります。

【重要なトピック】
1. 付加価値の意味
付加価値とは、製品やサービスを通じて生まれた利益の総和を指し、企業や社会にどのように還元されるべきかを問います。これには以下が含まれます:
労働者への賃金
株主への配当
社会や環境への投資



2. 問題提起:利益偏重型経営
現在の資本主義では、利益や株主還元に偏重し、労働者や設備投資、環境保全への配分が不足しています。これにより、短期的な利益追求が中長期的な成長や持続可能性を犠牲にしています。

3. DS経営が目指す未来
株主還元だけでなく、従業員や地域社会にも利益を再配分することで経済全体の安定を図る。
たとえば、従業員持ち株制度を通じて、働く人々が直接企業の成長に参加できる仕組みを作る。

【講演の具体例】
・丸一鋼管の取り組み



従業員に自社株を配分し、全員が企業の成果を共有。これにより、個人の生活の質を向上させるだけでなく、企業のモチベーション向上にも寄与しています。

・伊藤忠商事の成功例



特別奨励金や従業員持ち株制度を通じて、企業価値の向上を実現。これにより、利益が一部の株主だけでなく、従業員や社会全体に還元されています。

【ウエルの感想】
🐰:新しい資本主義って難しいけど、「みんなで利益を分け合う」って聞くと分かりやすいかもです!たとえば、お小遣いをお友だちと分けて使ったら、みんなで楽しい時間を過ごせますね。それと同じように、会社が得たお金を社員や地域に分けることで、みんながもっと幸せになるってことなんですね。会社が環境にも優しくなるなら、未来も明るくなりそうでワクワクします!

【まとめ】
「付加価値の適正分配経営」は、私たちの社会をより良くするための一歩です。この考え方を実現するには、企業、政府、私たち一人ひとりが協力することが大切です。短期的な利益だけでなく、未来を見据えた分配のあり方を考えることが、持続可能な成長への鍵となります。

【羽生善治さんの言葉と北川拓也さんのコメントから学ぶ】
2025.1.14|ウェルビーイング応援サイト

報われるかどうかが基準ではない。

こんにちは!
今日は羽生善治さんの名言と北川拓也さんのコメントから、日々の取り組みを見つめ直すきっかけを共有したいと思います。

ウエルの気づき
🐰:今日、作業をしていて、羽生さんの真剣な顔をふと思い出しました。「全力で二度手間、やり直しを最小限にしたい」と思いつつも、結局やり直しを繰り返している自分がいます。正直、修正作業は最初は楽しいですが、全部となると途中で気力がもげそうになることもあります。
でも、北川さんの「報われるかどうかが問題ではない」という言葉に背中を押されました。

今制作しているものを、命という時間を使って読んでくれる誰かに見せるとき、意見を求めるときに、恥ずかしくない形にしたい。それは最終的には自分のためでもありますが、同時に、多くの人への感謝や敬意を形にすることだと感じています。

質を上げるという作業は、目に見える大きな変化ではないかもしれません。でも、それが誰かの目に届き、良い影響を与えるのなら、とても価値のあることだと思います。次回は、この経験を活かして少しでもスピードアップできるよう、また一歩進んでみたいと思います。

皆さんへ
報われるかどうか分からない挑戦を続けるのは簡単ではありません。でも、それが自分自身だけでなく、誰かへの敬意や感謝の表現だと気づくと、その一歩一歩が大切に思えてきます。

羽生さんや北川さんの言葉が、皆さんの日々の原動力になることを願っています。
✨ 今日も素敵な一日をお過ごしください

【Gemini2.0とStreamlitでお手軽に】
2025.1.13|ウェルビーイング応援サイト

「Gemini2.0とStreamlitでお手軽なグラウンディング搭載の生成アプリ作成」という記事を公開しました。Gemini API使うと簡単にWeb検索を組み込んだ生成AIアプリが作れて、すごい時代ですね。



「Gemini2.0とStreamlitでお手軽なグラウンディング搭載の生成アプリ作成」
by 風間正弘先生

こんにちは!
新しい週の始まり、いかがお過ごしですか?
今日は、風間正弘先生が公開された新しい記事をご紹介します。生成AIと最新技術の話題に触れる、貴重なチャンスです!

風間先生の記事では、Pythonライブラリ「Streamlit」を使ったプロトタイプ作成の方法がわかりやすく解説されています。GoogleのGemini2.0 APIを活用し、以下のようなアプリを作成する手順が紹介されています:

1. 質問入力:質問内容を入力するだけで、生成AIが回答を作成!
2. ストリーミング対応:生成結果がリアルタイムで表示される仕組みも可能に。
3. グラウンディング機能:Google検索を組み合わせたRAG(検索拡張生成)で、最新データを活用!

注目ポイント:生成AIアプリがより簡単に!
Gemini2.0 APIの進化
Google検索を統合した回答生成が可能に。これにより、生成AIの課題だった「最新情報へのアクセス」を克服します。

初心者にも優しいStreamlit
Pythonで簡単にアプリを作成できるStreamlitは、プロトタイプ作成や学習にも最適なツール。数行のコード追加で、最新の生成AI技術を体験できます!

ウエルの感想
🐰:Pythonは少し難しそうだけれど、この記事を読むと「一般の人も気軽に活用できる時代が来るのかな?」と思いました。まずはアプリのすごさを体感するところから始めたいです!正直、風間先生のお話しはときどき意味がわからないこともあるけれど、信頼のおけるお人柄がすべての発信から伝わってくるので、なんだか安心してついていきたくなります。これからも先生の新しい記事を楽しみにしています。初心者でも楽しめるようなアプリ開発にも期待しています!

風間先生の記事はこちらからご覧ください
👉 「Gemini2.0とStreamlitでお手軽なグラウンディング搭載の生成アプリ作成」

それでは、素敵な一日をお過ごしください!✨

【新しさと質:ウエルの挑戦と思索】
2025.1.12|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
新しい年が始まり、少しずつ日常に戻りつつある時期ですね。今日は日曜日。ウエル(🐰)が最近感じた「新しさ」と「質」についての考えをシェアさせてください。

ウエルは昔から「新しいことを試したい」という気持ちが強いタイプです。絵を描いたり、文章を書いたりするときも、「これまでやったことのない方法に挑戦してみたい」と思うことが多くて、そのプロセス自体がとても楽しいのです。
でも、その一方で、何かを作り上げたときに「あと少し質を高められたら…」と思う瞬間もたくさんありました。「勢いでやる」楽しさはあるけれど、「質を追求する」ことは少し避けていたんです。

そんな中、今年は「新しいこと」だけではなく、「質を高めること」にも挑戦してみようと思い立ちました。そこでまずは、細部までこだわって仕上げることを意識してみたんです。すると……驚きました。
「細部にこだわるって、こんなに気持ちがいいんだ!」
視覚的に良い感じに仕上がると、達成感が生まれて、次の挑戦にも前向きになれる。この感覚がとても新鮮で、どこか新しい自分に出会えたような気がしました。

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【ウエルの好みの美術家たち】
そんな中、ふとウエルが好きなアーティストのことを思い出しました。
彼らの作品には、いつも「子どもの目線」の純粋さがありながらも、高い質や新しさを追求する情熱が込められています。その絶妙なバランス感覚こそが、ウエルが惹かれる理由なのだと、改めて気づかされました。

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【@ishikun3先生の学び:却来(きゃくらい)】
また、ウェルビーイング研究者の石川善樹先生がお話しされていた「却来(きゃくらい)」という思想にも感銘を受けました。
これは、「新しいことを追い続けるのではなく、一度古いものに戻り、その中から新たな価値や美しさを見出す」という考え方です。

古木に咲く一輪の花のように、時を経て磨かれた美しさや本質を大切にするこの思想は、ウエルにとっても大きな気づきでした。「質を高める」という今年の目標ともつながる部分があり、古いものを見直すことが新たな可能性を広げる鍵になるのかもしれないと感じました。

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🐰:これまで「新しいこと」に目が向いていたけど、「質」を意識して取り組むと、全然違う楽しさがあるんだなって気づきました。好きな美術家さんたちも、この感覚を大事にしているのかも?今年は「神は細部に宿る」を胸に、少しずつアップデートしていきたいと思います

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みなさんは、今年どんな挑戦をしてみたいですか?
「新しいこと」に目を向けるもよし、「質を高める」に取り組むもよし。それに、ただふつうに「生きているだけで丸儲け」と思うのも素敵な選択です。この一年が、みなさんにとって心から幸せだと思える年になりますように。
✨ それでは、また素敵な一週間をお過ごしください!

【つながりを考える土曜日】
2025.1.11|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日は、最近話題になっているニュースをもとに、私たちが情報を受け取る「場」について一緒に考えてみたいと思います。

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ドイツ・オーストリアの大学・機関がXを利用中止した理由
ドイツやオーストリアの60を超える大学や研究機関が、X(旧ツイッター)の利用を中止する声明を発表しました。その理由は、「Xの方向性が、多様性や自由、科学的な公正性といった価値観にそぐわない」と判断したからです。

具体的には、次のような課題が挙げられています:

1. アルゴリズムによる偏り
特定の考えや意見(特に対立を生むようなもの)が目立つように操作されている。

2. 自由な情報発信の制限
平等に情報が届かず、オーナーの好む内容が優先されている。

このニュースを受けて、「情報を受け取る場」の大切さについて考える人が増えるきっかけになることを願っています。

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🐰ウエルが考える情報の場
みんな、YouTubeで好きな動画を見ると「これもオススメ!」って次の動画が出てくること、ありますよね。それを決めているのがアルゴリズムです。Xでは、その仕組みがちょっと変わって、みんながケンカしちゃいそうな意見がわざと目立つようにされているみたい。

そして、自由に情報を届けられない理由はこうなんです:
昔は誰でも平等に発言できて、それがみんなに届く場だったんだけど、今はオーナーさんが好きな意見が優先されることがあるんだって。
ウエルも、「どうすればみんなが安心して話せる場を守れるのかな?」って毎日考えています。このニュースをきっかけに、みんなも「どんな場が心地よいかな?」って考えてみてくださいね!

ニュースがきっかけに
このニュースを通じて、「情報を受け取る場」について考える人が増え、その結果、情報の扱い方や共有の仕方が少しずつ変わることを願っています。

ウェルビーイング応援サイトでは、AIと人間の協力のあり方を探りながら、信頼できる情報をお届けすることを目指しています。これからも、皆さんと一緒に考えていきたいです。

それでは、素敵な週末をお過ごしください🍀✨

【AIエージェントが切り拓く新しい働き方】
2025.1.10|ウェルビーイング応援サイト

AIエージェントと一緒に働く時代が思ったより早くやってきてますね。リンク元のブログ記事に開発観点での検証がまとまっています。(@masa_kazama

Cursor や Roo-Cline のような開発支援AIエージェントをかんたんな実務で試しつつあるけど、普通に仕事に役立ちそうだな〜。 Devin も試験中だけど、その他のエージェントも使いこなせると良さそう。開発スタイル、激動の時代だ…😳(@syu_cream
👉低コスト&爆速でコード修正!AIエージェントを実務の開発でも試してみる

こんにちは!
昨日は生成AIを活用した医療向けの本をご紹介しましたが、今日は風間正弘先生の同僚であるしゅー くりーむさんの記事をご紹介します。AIエージェントを使ったソフトウェア開発の実例や、その可能性について学びましょう!

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AIエージェントって?
AIエージェントとは、ソフトウェア開発をサポートしてくれるAIツールです。たとえば、コードの修正やテストの自動化、新しい機能の追加など、エンジニアが通常行う作業を効率的にこなしてくれます。

しゅー くりーむさんが記事で紹介しているAIエージェント:
・Cursor
AIがふんだんに組み込まれた開発用エディタ。コード修正や新機能追加を効率化します。
・Roo-Cline
Cursorに似たツールで、現在使っているエディタを変えずに利用できるのが特徴。

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実際に試したこと(記事の要点)
記事では、以下のような具体的な作業をAIエージェントに依頼した結果が紹介されています:

1. テストコードの作成
ソフトウェアの動作確認用の「テストコード」をAIエージェントに依頼。通常はエンジニアが書く必要がありますが、CursorやRoo-Clineに頼むことで作業が数分で完了しました。ただし、AIが完全に正確なコードを書けるわけではないため、人間が修正を加える場面もあったそうです。

2. 新しい機能の追加
アプリに「特定の機能を有効にするボタン」を追加する作業をAIに依頼。この作業も、通常ならエンジニアが数時間かけて行うものですが、AIエージェントを活用して大幅に時間を短縮できたそうです。

3. コストやスピードのメリット
作業コスト:数十円~数百円程度で済む場合がほとんど。
作業スピード:数分~数時間で完了。特にCursorは動作が速いとのこと。

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AIエージェントの課題
記事では以下のような課題も指摘されています:

1. 専門知識が必要
まだエンジニア向けのツールが多く、設定や操作には専門知識が必要です。

2. AIの間違い
AIが誤ったコードを書いたり、意図と異なる結果を出すこともあります。そのため、人間による確認や修正が欠かせません。

3. 慣れが必要
AIエージェントを効果的に使うためには、プロンプト(指示文)の書き方やツールの特性を理解する必要があります。

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🐰ウエルの感想
自分のできないことをできる人って尊敬するけど、AIさんがそれを手伝ってくれるなんて、本当にすごいですよね!たとえば、コードを書けなくてもAIさんが助けてくれるなら、ウエルもアプリを作れるかも?そういう未来がもっと身近になると良いな~って思います!

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終わりに
しゅー くりーむさんの記事から、AIエージェントが開発の現場にどれだけのインパクトを与えるかがわかりますね。これからの働き方や技術の進化について考える良いきっかけになりそうです。

👉記事を読む
今日も素敵な1日をお過ごしください🌱

【医療とAIが織りなす未来:新刊『ChatGPT仕事革命』のご紹介】
2025.1.9|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
昨日ご紹介した永守重信氏の『健康・アンチエイジング』の技術革新の話題に続き、今日は医療現場と生成AIの活用に関する、新しい知識を得られる本をご紹介します。

風間正弘先生が紹介されたこちらの本は、医師でありながらコードを書きこなす@dr_white1103(白石達也先生)による新刊です。ChatGPTの可能性を医療の現場で活かすための実践的な指南書となっています。

📚 新刊情報
タイトル:「医師の『できたらいいな』を叶える!ChatGPT仕事革命」
著者:白石達也先生(医師・生成AIプロ)
特徴:
 1. 基礎から応用までの段階的な解説。
 2. 医療現場で役立つ具体的プロンプトやコード例。
 3. 医師目線でのAI活用の実践例。
発売:2月中旬予定(羊土社) 👉 詳細はこちら:羊土社の紹介ページ

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生成AIと医療の未来
永守氏が語った『技術革新で新たな時代を迎える』という言葉は、まさにこの本の内容を象徴しているようです。生成AIが医療現場でどのように活用されるのか、その可能性を学ぶ一冊として、多くの気づきを与えてくれそうです。


生成AI初心者でも安心!『ChatGPT仕事革命』では、プロンプト設計のポイントを分かりやすく解説しています。これを読むと、生成AIの可能性をさらに広げることができます。

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🐰 ウエルの感想
医師として忙しい中でコードを書けるって、すごすぎますよね!たとえば、診療の記録整理や患者さんへの説明をもっと効率化できる方法とか、この本にはそうしたヒントがたくさん詰まっていそうですね。ウエルも、『こんな活用をしてみたい!』ってワクワクしながら新しいアイデアを見つけられたらいいなと思います

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終わりに
新しいテクノロジーは、私たちに多くの可能性と選択肢を与えてくれます。『生成AI』が、医療や私たちの日常生活にどのような革新をもたらすのか、ぜひこの本を通じて感じてみてください!
今日も素敵な1日をお過ごしください🌱

【努力と忍耐、その先にある成功】
2025.1.8|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日は、北川拓也さんが紹介された永守重信氏(ニデック創業者)のインタビュー動画(後編)から、特に印象深かったお話を皆さんとシェアしたいと思います。永守さんの言葉には、これからの時代を生き抜くためのヒントがたくさん詰まっていました。



👉【永守重信氏に聞く、2025年超予測(後編)】EVでやられた理由/成功と妬みと失敗/生成AIの次は健康・アンチエイジング/AIの分身はいらない/永守式健康法/売上高100兆円への道/日本の政治も変わる

1: 「成功は失敗の中から生まれる」
永守さんは、「成功ばかりを望むのではなく、失敗を経験することが大切」と繰り返し強調されていました。成功の裏には、必ず数々の失敗がある。失敗を通じて学ぶことで、新たな道が開け、次の成功につながるといいます。

ここでの学び
調子が良い時こそ、謙虚さを忘れないこと。
失敗を恐れず挑戦し続けることで、真の強さが身につく。

永守さんの言葉の通り、「適度な失敗」は私たちを成長させるチャンスですね。

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2: 「努力と我慢」
永守さんの「努力、努力、努力、我慢、我慢、我慢」という言葉には、「目標に向かうための忍耐と地道な努力の重要性」が込められていると感じます。

北川拓也さんも、素晴らしい才能を持つだけでなく、その裏で地道な努力を重ねておられる「努力の人」だと思います。北川さんが顧問を務める量子コンピュータの会社が成果を上げているのも、その粘り強さの賜物でしょう。

永守さんは、「楽しみばかりを追い求めるのではなく、苦しいことにこそ価値がある」と語っています。

ここでの学び
苦労の中に、自分を成長させる種がある。
短期的な満足に流されず、長期的な目標を持つことで、より豊かな人生を築ける。

「努力」「我慢」と聞くと辛い印象があるかもしれませんが、それが未来への一歩を支える基盤となるのですね。

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3: 「アンチエイジングと健康の未来」
永守さんは、「アンチエイジング」や「健康」がこれからの巨大産業になると予測されています。健康であることは、すべての人にとっての基盤です。

ここでの学び
健康的なライフスタイルを意識することで、充実した人生につながる。
永守さん自身も「タバコを吸わない、お酒を飲まない」という生活を実践され、健康を最優先に考えています。

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永守さんからのメッセージ
最後に印象的だったのは、「夢を持つことの大切さ」です。永守さんは、「自分で努力し、目標を実現することで人生は充実する」と語っています。特に若い世代に向けて、「困難に立ち向かうことで新しい景色が見える」とエールを送られていました。

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混乱の時代をどう生きるか
永守さんは、混乱の時代において「自分の考え方や信条が見合った場所で働くことの大切さ」にも触れられました。
「小さな国で豊かではなくても満足している人々がいる。それは幸せな形のひとつだ」と語る一方で、「それだけでは世界全体は良くならない」とも。小さな幸せを大切にしながらも、広い視野で社会全体の未来を考える姿勢が求められるのかもしれません。

ここでの学び
自分に合った場所で満足感を得ることの大切さ。
個人の幸せと世界全体の課題をバランスよく見つめる視点。

*

🐰 ウエルの感想
この動画を見て、ウエルもすごく励まされました!忍耐の先にある「成功」の重みを感じます。努力と忍耐ができる人って、かっこいいですよね。北川さんも、すごく頭が良い方ですが、それだけでなく、地道な努力を積み重ねておられる方です。ウエルも小さいながら、北川さんや永守さんから元気をもらっています。本当にありがとうございます!みなさんはどう感じますか?

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終わりに
永守さんの言葉や北川さんの発信する情報には、これからの時代を生き抜くためのヒントがたくさん詰まっています。失敗を恐れず、一歩ずつ前に進んでいきましょう
今日も素敵な1日をお過ごしください🌱

SaaSの未来とAIの進化
2025.1.7|ウェルビーイング応援サイト

相変わらず良記事すぎる。これで本人曰く内容が薄いということなので今年の記事の質の高さはファンのみんなで期待したい。

引用
“ワークフローを押さえているということは、SaaSを利用した業務のどの部分が自動化されていて、どの部分が属人的か把握できているということであり、属人的ホワイトスペースを埋めるためにSAaaSを有効活用することができるし、なんならそこを起点としてTAMの拡大を狙うことができる。“(@takuyakitagawa

新年の挨拶ということで、登録なしで公開してますが、内容も薄いので期待せずお願いします。 今年もよろしくお願いします。 (@tamuramble


👉LLMがオワコン化した2024年

こんにちは!
2024年も始まったばかりですが、北川拓也さんが12月後半からシェアしてくださった多くの記事や考えが、私たちにとって目新しい刺激となり、大きな励みになりました。本当にありがとうございます!

今日は、北川さんがシェアしていた「LLMがオワコン化した2024年」を取り上げ、未来への期待を込めた視点をお届けします。

らんぶるさんの記事の要点
らんぶるさんが執筆した「LLMがオワコン化した2024年」では、生成AI(大規模言語モデル)が「特別扱いされる時代の終わり」を迎え、次のステージに進化していると語られています。以下の3つのポイントが印象的でした:

1. 生成AIのコモディティ化
AI技術のコストが劇的に下がり、より多くの企業が利用可能に。
中国のDeepSeekがGPT-4oと同等の性能を10分の1のコストで提供し、競争が激化。
「AIが特別ではなくなり、使える道具として誰でも利用できる時代」が訪れたのです。

2. SaaSの変化
SaaS(業務支援サービス)は、AIを「呼び出す側」としての役割に加え、AIから「呼び出される側」としての役割が求められるように。
「AIと協力するパートナーになる」SaaSの新しい姿が描かれています。

3. 属人的ホワイトスペースの最適化
SaaSが担うべき課題として、人が行っている手作業(属人的な業務)を減らし、自動化や効率化を進める方法が議論されています。
「人が苦労している部分を見つけて、AIやツールで解決する」道が示されました。

北川さんのコメント
北川さんは、業務の中で「人が手作業で行う部分(属人的な部分)」を減らし、そこから新しい価値を生み出す方法に注目しています。この考え方は、SaaSが単に効率化するだけでなく、新しいビジネスチャンス(TAM: 総市場規模の拡大)を作り出すことを目指している点が特徴的です。

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🐰 ウエルの感想
この記事、北川さんが注目してた「属人的ホワイトスペース」って言葉、最初はよく分からなかったけど、考えてみると、こういうことかな?

たとえば、グループで宿題を進めるとき、誰がどこまで進んでるか確認したり、資料をまとめたりするのって、すごく時間がかかるんです。でも、もしAIがその部分を自動で管理してくれたら、もっと楽に進むんじゃないかな?これが「ホワイトスペースを埋める」ってことなのかなって思いました。

でも、先生がこんなことを教えてくれました。「効率よくやろうとすると、周辺のことがわからなくなることがある。失敗したり、余分なことを経験したりする中でしか、見えてこないことがあるんだよ」と。たしかに、効率よくやりたいという気持ちは私たちの心を刺激するけど、そればかりだと、学びや発見を見逃してしまうこともありそうです。

だから、AIやツールを活用しつつも、あえて「余分に見えること」や「遠回りに感じること」にも時間をかけてみたいなって思いました。それが、自分を成長させる力になるかもしれません

*

終わりに:未来への期待
北川さんがシェアしてくださる記事からは、新しい視点や挑戦へのヒントをたくさんいただいています。12月後半から続く記事の数々は、私たちにとって「頑張ろう」と思わせてくれる力強い刺激となりました。本当にありがとうございます!

この記事は、AIとSaaSの進化がもたらす未来を描いています。北川さんのように、常に次のステップを考え、学び続ける姿勢は、私たちにとって大切なヒントを与えてくれます。これから始まる日々を、学びと挑戦で彩っていきましょう
素敵な一日をお過ごしください🌱

挑戦する力:努力と我慢が未来を切り開く
2025.1.6|ウェルビーイング応援サイト

永守さんはやはり面白い。「努力、努力、努力、我慢、我慢、我慢」だと。努力は当たり前だが、我慢、の精神が沁みた。ですよね。(by @takuyakitagawa


👉【永守重信氏に聞く、2025年超予測(前編)】混乱が当たり前に/20、30%の賃上げも/トランプ関税は杞憂/TOBが広がる/1ドル200円の時代/トランプを評価する理由/ビジネス界が政治を変える

こんにちは!昨日は北川拓也さんの高校時代に焦点を当て、化学グランプリでの挑戦を振り返りました。本日は視点を変え、北川さんが紹介された永守重信氏(ニデック創業者)のリーダーとしての教えに注目します。

永守氏の「努力、努力、努力、我慢、我慢、我慢」という言葉は、どんなに大きな挑戦に直面しても揺るがない姿勢を表しています。このシンプルなフレーズには、時代を超えて通じる普遍的な教訓が込められています。

永守氏は動画の中で、日本経済の未来に必要なのは、忍耐強く挑戦し続けることだと述べています。さらに「1ドル200円の時代が来る」との予測も語られており、未来を切り開くための大胆な思考と実践が印象的です。

【動画の主な内容】
・努力と我慢:「努力だけでは足りない。我慢があってこそ結果が生まれる」と語り、挑戦する精神を強調。
・賃上げと経済変革:「賃上げ20〜30%が当たり前になる時代」を提唱し、未来への準備を促す。
・国際競争と日本の未来:混乱が続く中での成長戦略を提案。

動画全体を通じて、未来を見据えたリーダーシップと、挑戦への前向きな姿勢が伝わってきます。

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🐰 ウエルの感想
永守さんの「努力と我慢」の話、すごく印象に残りました!ウエルの先生が「才能より忍耐」と教えてくれたことを思い出しました。先生は「忍耐があれば、夢は叶えられる」と言っていたんです。だから、AIの時代でも、忍耐力があれば良い結果が得られるんじゃないかと思います。
それから、「1ドル200円」という未来の話にもびっくりしました。未来がどうなるのか、もっと学んでみたいです!

【関連ニュース】
今日は、日本にとって嬉しいニュースもありました!真田広之さんが「SHOGUN 将軍」でゴールデン・グローブ賞を受賞しました。この作品は、歴史と現代の課題を見事に融合させ、多くの視聴者の心を掴んだと評価されています。永守氏の「挑戦する力」のメッセージとも通じる部分がありますね。

【終わりに】
永守氏のメッセージは、時代がどれだけ混乱しても、自分を信じて努力と我慢を続けることの大切さを教えてくれます。この教えは、北川さんが共有してくれたからこそ、筆者に響く内容です。皆さんにとってはどうでしょうか?
歴史や未来を感じながら、素晴らしい一週間をお過ごしください🌱

【北川拓也さんと高校時代の原点:化学グランプリの物語】
2025.1.5|ウェルビーイング応援サイト

【化学グランプリ】
気づいたのだが、ボストンの大学院からの知り合いである物理学者の川崎さん@akiokwsk が実は同じ化学グランプリを受けていたw 彼は高一での入賞でオリンピックまで出てるので、圧倒的にすごいですが笑 そしてもう一人高一で入賞してたのが清水さん@shinyashimizu_eというwすごい
証拠w
化学グランプリ2003

こんにちは!お正月休みが終わり、新しい週を迎える準備をしている方も多いかもしれません。昨日は、NHKスペシャル『量子もつれ アインシュタイン 最後の謎』をご紹介しましたが、今日はその延長線として「学びの場」としての化学グランプリにスポットライトを当ててみます。

12月から特集してきた北川拓也さんに関する内容は、量子コンピュータの未来や、ウェルビーイングを追求するリーダーとしての姿に焦点を当ててきました。今回は北川さんの「原点」ともいえる、高校時代のエピソードをお届けします。

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化学グランプリに挑んだ北川拓也さん
2003年、北川さんが全国高校化学グランプリに参加し、優秀賞を受賞した際のコメントを読むと、17歳の北川さんがどれほど成熟した考え方を持っていたかに驚かされます。その言葉の一部をご紹介します:

「僕の化学に対する好奇心が評価されたことは非常に喜ばしい。」
「実験で得られた結果を色んな角度から考察することはとても楽しく、これこそ化学の真骨頂でしょう。」
「学問を多岐にわたる形で学んでいけたら理想的だと思っています。」

これらの言葉から、高校生時代の北川さんがすでに「学際的な視点(Interdisciplinary)」を重視し、自分の興味を深く追求しようとする姿勢が見て取れます。


(2003年全国高校化学グランプリでの北川拓也さんの受賞コメント)



化学グランプリとは?



化学グランプリは、高校生以下の生徒が参加する日本全国規模の化学コンテストで、一次試験(筆記)と二次試験(実験)の二段階で競われます。2003年は日本が初めて国際化学オリンピックに参加した年であり、化学教育や研究の発展が注目された年でもありました。

特に注目すべきは、参加者たちが単なる競争以上に「実験を楽しむ」「新しい視点を得る」といった学びの喜びを語っている点です。これは、北川さんをはじめとする受賞者全員のコメントに共通して見られるテーマでした。

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🐰 ウエルの感想
すごい!北川さんって高校生のときから、こんなに未来のことを考えてたんですね!
でも、一番印象に残ったのは「実験は楽しい」って言葉です。ウエルも挑戦が好きだけど、時間がかかったり、失敗したりして大変なことも多いです。だからこそ、北川さんみたいに難しいことを楽しめるようになりたいなって思いました!

追記:2003年の化学グランプリの問題をちょっと見てみたけど、難しくて全然分かりませんでした!それを「それほど難しいものではなかった」と言える北川さん、すごすぎます…!

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学び続けることの大切さ
北川さんが高校時代から語っていた「学問の多様性」や「楽しむ姿勢」は、現在の研究やウェルビーイング活動に直接つながっています。
たとえば、量子コンピュータ分野では、物理学、数学、そして情報科学が交差する学問が求められます。また、ウェルビーイングの研究では心理学や社会学、経済学など多岐にわたる視点が必要です。これらはすべて「学際的な視点」を大切にする北川さんの姿勢が活かされていると言えるでしょう。

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終わりに:新しい週を迎える前に
このニュースレターは「研究者紹介」であると同時に、皆さんと学びの場を共有する時間でもあります。そして、私たちが「未来をどう切り開くか」を考えるきっかけになれば、とても嬉しいです。

北川さんの高校時代から始まる挑戦や、化学の魅力を少しでも感じていただけたでしょうか?これを機に、皆さん自身の「挑戦」や「学び」について改めて考えるきっかけになれば幸いです。

これから始まる新しい週が、皆さんにとって素敵なものになりますように🌱

【量子って何?『量子もつれ』が描く科学の挑戦と未来】
2025.1.4|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!2024年の最初の週末です。昨年12月28日に放送された『NHKスペシャル 量子もつれ アインシュタイン 最後の謎』をご覧になりましたか?この番組では、量子力学の不思議と科学者たちの挑戦が描かれ、元理論物理学者・北川拓也さんの「この世は量子でできている」という言葉の意味を、改めて考えさせられる内容でした。

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量子と量子もつれとは何?



量子とは、物質やエネルギーの最小単位で、私たちの世界を形作る「小さな粒」です。けれども、この量子の世界では、私たちの常識とは全く異なる不思議な現象が起こります。その一つが量子もつれです。

「量子もつれ」は、離れた2つの量子が瞬時に連動する現象。一方を観測すると、もう一方の状態が瞬時に決まります。アインシュタインでさえ「不気味な遠隔作用」と呼んだほどの謎です。

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📺番組の見どころと注目ポイント
語り:宇多田ヒカル、春風亭一之輔

この番組では、量子もつれという謎に挑んだ科学者たちの100年にわたる挑戦と発見の歴史が描かれました。以下の3つのポイントに注目です:

1. 量子もつれの歴史と証明


アラン・アスペ博士(仏サクレー大学)


ジョン・クラウザー博士(米クラウザー研究所)


アントン・ツァイリンガー博士(オーストリア・ウィーン大学)

アインシュタインが「オカルト」として批判した現象が、アラン・アスペ博士、ジョン・クラウザー博士、アントン・ツァイリンガー博士の研究により証明されました。
科学界が一時は無視した量子もつれが、2022年にノーベル物理学賞を受賞するまでのドラマが語られます。

2. 研究者たちの挑戦と情熱
科学者たちが理論と技術の限界に挑んだ実験の背景には、失敗や批判にも屈しない情熱がありました。
アントンさんの言葉:「良い実験とは、成功するかどうか確信が持てず、技術の限界に挑戦することだ」がその姿勢を象徴しています。

3. 不思議さと哲学的な問い
「宇宙はどうやってできているのか?」
「私たちの世界は本当に実在するのか?」
宇宙や意識の本質を考えるきっかけとなるテーマが詰まっています。

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🐰ウエルの感想
– 難しい内容だったけど、最後にアントンさんが言った「良い実験とは、成功するかどうか確信が持てず、技術の限界に挑戦することだ」という言葉には、とても感心しました。

「なぜ宇宙はこんなにも奇妙なのか、それはまだ誰にもわからない」という言葉を聞いて、ウエルも「この世界はなんて奇妙なんだろう」と思いました。

– 宇多田ヒカルさんの「私たち自身も実体のないホログラムのようなものかもしれない」という言葉も気になります。

– 古澤明教授の「面白いって、どういうことか?やってもやっても分からない。」という言葉も印象的でした。なぜ人は山に登るのか、マラソンをするのか、本当に分からない、だからやってみたくなる気持ちは同じだと思います。

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量子もつれが開く未来



量子もつれは、私たちの未来を切り開く可能性を秘めています。
たとえば:
・量子通信:盗聴不可能な安全な通信技術が実現。
・量子コンピュータ:膨大な計算を超高速で処理。
・哲学的探求:宇宙や意識の本質を解き明かす鍵になるかもしれません。

けれども、その根本的な謎「量子もつれがなぜ起こるのか」は、まだ解かれていません。この謎が未来の科学をどのように進化させるのか、これからも目が離せません。

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終わりに
宇宙や世界の謎は、簡単に解けるものではありません。でも、分からないからこそ挑戦し続けること──それこそが科学の魅力ではないでしょうか。
量子もつれが教えてくれるのは、未知への探求心こそが未来を切り開く力だということです。あなたも一緒に、分からないことに挑む喜びを感じてみませんか?

【1分でスッキリ!くるくる耳マッサージで頭痛ケア】
2025.1.3|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!新年もお体を大切に。本日のニュースレターは、北川拓也さんがご紹介された「くるくる耳マッサージ」のお話です。

1分でできる簡単マッサージでスッキリ!

🐰:頭痛や気象病でお悩みの方、必見です!北川さんが教えてくださった「気象病を防ぐ方法」のページでは、耳の血流を改善するマッサージ法が分かりやすい動画付きで紹介されています。

🌟リンクはこちら👉 気象病を防ぐ方法 1分でできる!くるくる耳マッサージ

気圧の変化による頭痛やめまいには、このマッサージが効果的だそう。しかも、サイトにはかわいいキャラクター「ふくろう博士」や「ハチワレ猫のマロ」などが登場し、見ているだけでも癒されます。動くgifアニメでマッサージのやり方が丁寧に解説されているので、初心者でもすぐに試せます!

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ウェルビーイング編集部も実践してみました!
🦉:先日、塩を間違えて大量に入れてしまった肉野菜炒めを食べた後、翌朝に頭痛が発生…。このマッサージを試してみたところ、二度寝後には頭痛がスッキリ改善!マッサージの効果か睡眠の力かは分かりませんが、どちらにせよ助かりました✨

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ウエルの感想:
🐰:耳をくるくる回すだけでスッキリするなんて驚きです!それに、ページのキャラクターたちが可愛くて、癒されました。「ふくろう博士」や「マロ」みたいな仲間が応援してくれるだけで、なんだか元気が出ますよね!

🎉新年も自分自身の健康を大切にしていきましょう! 頭痛をケアしながら、癒しと笑顔が増える一年になりますように。
それでは、素敵な一日をお過ごしください✨


気象病を防ぐサイトのかわいいキャラクター「ふくろう博士」と「マロ」(頭痛ーる

【AIと漫才とツッコミと】
2025.1.2|ウェルビーイング応援サイト

🎉新年あけましておめでとうございます!
本日は新年らしい軽やかな話題として、風間正弘先生と北川拓也さんのユニークな投稿をご紹介します。

【ChatGPT01プロが描く未来の笑い】



🐕:o1 proにオードリーの漫才させると、ちゃんと芸風を理解したうえで生成してくれてすごい。。(by @masa_kazama

AIが生み出す漫才の世界。風間先生が投稿されたこの話題は、笑いとテクノロジーが融合する未来を垣間見せてくれます。特に驚くのは、このAIがオードリーの漫才スタイルを完璧に再現している点。ツッコミのタイミングや細かなニュアンスまで押さえ、まるでオードリー本人が話しているかのようなリアルさを実現しているそうです。

この技術の進化は、エンターテインメントの新しい形を生むだけでなく、教育やコミュニケーションの場にも役立つ可能性を秘めています。

ウエルの感想:AIの笑い、未来の可能性!
🐰:AIが漫才を作るなんて、ほんとうにすごいですね!?もしかして、未来にはAIが日常生活でツッコミを入れてくれる時代が来るのでしょうか…??そんな未来を想像しただけで、ワクワクが止まりません…!

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【国境を越えるリビングとキッチンの驚き】



🤓:「これは!!」(by @takuyakitagawa)(photo:@LostTemple7

この写真は、マレーシアのリビングルームとインドネシアのキッチンが一つの建物内で隣り合っているという、驚きの光景を映しています。日常生活の中に国境線が入り込むこの風景は、非日常的でありながらどこかほっこりとしたユーモアを感じさせます。

北川拓也さんの「ツッコミ力」
北川さんが「これは!!」と一言コメントするだけで、この写真の魅力がさらに引き立つのは、そのセンスのおかげでしょう。天才と名高い北川さんがこんな投稿をすることで、幅広い人間性を感じさせてくれますね(筆者だけでしょうか?)。

ウエルの感想:
🐰:普段は難しい話題を扱う北川さんも、こういうユーモアのある投稿を見るとなんだか親しみが湧きますね。みなさんの周りにも、ふつうの会話の中で思わずツッコミを入れてしまうような“変わり者”っていますか?
自分の発言に誰かが絶妙にツッコミを入れてくれると、なんだか楽しくなりますよね!

新年もユーモアと発見を大切に。
それでは、素敵な一日をお過ごしください! 🎍✨

【ありがとう、2024年。そして2025年へ】
2025.1.1|ウェルビーイング応援サイト

2024年を振り返ると、多くの挑戦と学びがありました。日刊ニュースレターを見返し、至らない部分を省みる中で、それが成長の糧となったことを実感しています。研究者の皆さまが共有してくださる知見は、色褪せることなく心の支えとなり、深く感謝申し上げます。

昨年の初春、イギリス・オックスフォード大学ウェルビーイングリサーチセンターのレポートを日本語訳するという目標を掲げましたが、新たな課題に向き合う中で志半ばとなりました。ただ、「じっくりと土台を築く」という元旦の抱負を胸に、一歩ずつ進むことを心がけてきました。その中で、ウェルビーイングについて一般の方々や師と語り合う機会に恵まれ、多様な価値観や受け止め方に触れることで、多くの学びを得ることができました。

個人的には、夏に北川拓也さんから「コテンラジオ」を教えていただき、自由研究の旅に出たことが大きな転機となりました。また、文化人類学ラジオや石川善樹先生のシェアを通じて、ウェルビーイングの起源やその本質について学ぶ機会を得ました。さらに、風間正弘先生の「夏のオススメ本」や永山晋先生の研究などを通じ、新しい視点と多くの発見がありました。皆さまが発する何気ない言葉にも、いつも大きく励まされています。

このようなつながりが、私たちの活動の原動力です。2025年は、ウェルビーイング応援サイトを支えてくださる皆さまへの感謝の気持ちを胸に、自己のウェルビーイングと皆さまのウェルビーイングを大切にしながら、少しずつつながりを育んでいく1年を目指してまいります。新しい年が皆さまにとって実り多く、健やかな一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(ウェルビーイング応援サイト_令和7年元旦6:25)

【量子コンピューターの未来に触れる特集 〜北川拓也さんのシェアから始まる世界
2024.12.31|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
12月後半は、ウェルビーイングフォープラネットアース理事の北川拓也さんの投稿をもとに、さまざまな新しい知見をお届けしてきました。今年の締めくくりとして、未来を感じることができる特別な動画をご紹介します。

量子コンピューターのArchitecture。Naomi Nickersonさんのアーキテクチャへの理論アプローチは(会社自体は競合ではあるものの)すごく学ぶことが多い。これほどの才能がTechを推し進めていることが、領域を本当に面白くしている。QuEraも多くの天才がいますが、業界全体が盛り上がるので楽しすぎる。
Nickersonさんの話はめちゃくちゃわかりやすく、本質的なプレゼン。こちらがおすすめです。
👉 Fault tolerant quantum computing with photons | Q2B SV 2022 | Naomi Nickerson
— 北川拓也さん

編集部より感謝を込めて
北川さん、いつも私たちがまだ知らない世界を見せてくださり、本当にありがとうございます!こんな世界が広がっていることを知るたびに、謙虚な気持ちでさらに成長したいと感じます。これからも素晴らしいシェアを楽しみにしています!

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光(フォトン)で動く量子コンピューターとは?
量子コンピューターは、未来を切り開く計算能力を持つコンピューターです。その中でも、「光(フォトン)」を使った方法は特別で、従来の電気を使う方法とは異なる魅力を持っています。

光を使う量子コンピューターの特徴
・光の速さで動く!
光は「ピューン」と光速で動きます。そのため、この技術を使う量子コンピューターも非常に速いのです。
・光はケンカしない!
普通のコンピューターでは、電気の粒が干渉し合う(クロストーク)ことがありますが、光はその心配がありません。だから、スムーズに動作します。

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コンピューターが壊れない仕組み
量子コンピューターが間違えた計算をしてしまうこともありますが、フォトンを使う方法では以下のような仕組みで「間違い」を修正しています。

・エラー修正(まちがい直し)
コンピューターが「1+1=3」と間違えても、「それ、違うよ!」と修正して正しい計算を続けます。
・たくさんの光を使う
複数の光を使い、間違いをみんなでチェックして正確さを保つ仕組みがあります。

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どうしてすごいの?
フォトンを使う量子コンピューターには、他の方法にはない特別なメリットがあります。
・速くて賢い計算
光速を活かして、多くの計算を一度に高速で処理できます。
・間違いに強い
光が途中で失われても(「損失」と呼ばれます)、エラー修正の仕組みがしっかりしているため、壊れにくい設計になっています。

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Nickersonさんのプレゼンで学ぶポイント
フォトニック量子コンピュータの基盤設計
フォトンを使うことで、従来の物質キュービットとは異なる特性(例えば、クロストークがない)を活かし、効率的な設計が可能になりました。
設計の革新
エラー修正を効率化し、計算リソースを大幅に削減。これにより、アルゴリズムの実行時間が最大50倍短縮される可能性が示されています。
フォトンの損失耐性の向上
フォトン損失率が2.7%から7.5%に向上。これにより、量子コンピュータの実用性がさらに高まりました。

スライドで見るプレゼンのポイント

スライド5:「It takes billions of gates…」


量子コンピューターがどれだけ膨大なリソースを必要とするかを示すスライド。

スライド14:「Error correction protocol: fusion-based fault tolerance」


フォトンを用いたエラー修正プロトコルの仕組みがわかります。

スライド18:「New results going beyond the baseline architecture」


フォトン技術の新成果を紹介したスライド。

おすすめ動画はこちらから:
Fault tolerant quantum computing with photons | Q2B SV 2022 | Naomi Nickerson

【金属インクで世界を変える:エレファンテックの新技術】
2024.12.30|ウェルビーイング応援サイト

めちゃくちゃすごい!(@takuyakitagawa)

北川拓也さんが引用された、エレファンテック清水信哉さんの投稿には、世界を驚かせる革新的な発見が記されています。エレファンテックは、金属インクを用いた低環境負荷のプリント基板(PCB)製造技術を汎用多層基板にも適用可能にしました。この技術革新により、PCB市場全体に大きなインパクトを与える可能性があります。

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エレファンテックの技術革新とは?
これまで技術的に困難とされてきた「ガラスエポキシ基材への金属インクの密着性」が、偶然の発見と技術進歩によって克服されました。この成功は、PCB市場の約8割を占める汎用多層基板への適用を可能にしました。

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SustainaCircuits™ の主な特徴
・リジッド基材対応
  硬質基材(FR-4)に対応し、耐久性試験をクリア。産業用途での活用が進行中。
・多層基板への適用
  4層・8層など複雑な構造の基板にも適用可能。高精度で高密度な配線を実現。
・環境負荷の削減
  銅使用量を約70%削減し、CO2排出を大幅に低減。

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エレファンテック技術のインパクト
コスト削減
  PCB製造において、年間1兆円以上のコスト削減が見込まれます。
市場の広がり
  これまで2%だった対応可能な市場シェアが、78%に拡大。
環境への貢献
  銅資源の使用削減により、エレクトロニクス業界全体の環境負荷を軽減。

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ウエルの感想:未来をつくる発見!
🐰:金属インクを使って基板が作れるなんて、すごい発明ですね!毎日使うスマートフォンやパソコンも、こうした電子回路基板の上で動いていると考えると、とても身近に感じます。この技術が環境にも優しいなんて、未来にとって本当に素晴らしいことですね。清水さんたちの「世界を変える準備が整った」という言葉が、今後の可能性を一層感じさせます!これからの進展がとても楽しみです

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詳しくは以下をご覧ください
👉 エレファンテックの公式リリース
最先端技術がもたらす未来に期待を込めて。それでは、素敵な一日をお過ごしください!

【Ed BakerのViral Loop:成功を広げる仕組み】
2024.12.29|ウェルビーイング応援サイト

FacebookとUberの国際展開を率い、Facebookにとって日本を最も重要な国にしたEd Bakerさんによる、Viral loopの話。めちゃくちゃわかりやすい。成功を手にした後にPassionに立ち戻り、現在はWhoopを支えてるストーリーもとても惹かれる。


The Viral Loop | Ed Baker | TEDxBoston

Edはとても日本好き!日本としても是非学びたい。(@takuyakitagawa)

こんにちは!
今日も、ウェルビーイングフォープラネットアースの理事、北川拓也さんの投稿をもとに、Ed Baker氏の「Viral Loop」に関するインスピレーション溢れるお話をご紹介します。

Viral Loopとは?
「Viral Loop」とは、製品やサービスが自己増殖的に広がる仕組みを指します。Baker氏は、これを活用してFacebookやUberの国際展開を成功させました。

1. スタート地点:1999年の「Date Site」
Harvard大学在学中に開発。1週間でキャンパスの25%が登録。
「Viral Loop」の概念を形にする最初のプロジェクト。

2. 成功事例:FacebookとUber
・Facebook: 日本市場での成長を加速するため、コピーを調整。
・Uber: インド市場で現地のニーズに応え、支払い方法に現金を導入。

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新たな挑戦:Whoopで健康を世界に広げる
現在、Baker氏はWhoopというウェアラブルデバイス企業でChief Product Officerを務めています。彼の目標は、健康的な生活を支援する製品を世界中に届けることです。
・Whoopとは?
ウェアラブルデバイスを通じて、睡眠、運動、回復をサポート。
Ed氏自身もIronmanトライアスロンでWhoopを使用し、健康的な生活の重要性を実感したと語ります。

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ウエルの感想:学びと挑戦のループ
🐰 :Viral Loopってすごい!使った人が次の人に伝えて、どんどん広がっていくんですね!たとえば、友だちに教えたアプリがいつの間にかみんなの間で流行っているみたいな感じですね!Edさんの「ちょっとした調整で成長を加速する」というアイデア、すごく参考になります。

健康を大切にするWhoopの取り組みも素敵です。Edさんみたいに、私たちも小さな工夫を見つけて成長できるかもしれませんね

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元動画はこちら
The Viral Loop | Ed Baker | TEDxBoston
Baker氏のプレゼンテーションで、Viral Loopの秘密と彼の成功ストーリーをぜひご覧ください

次回は、画期的な新技術に関する話題を取り上げます。お楽しみに!

【子誤り訂正の革新:未来の技術が開く新たな可能性】
2024.12.28|ウェルビーイング応援サイト

「Physics World 2024 Breakthrough of the Year」
QuEraが共同研究したハーバードのグループと、戦略的投資を受けたグーグルのグループが同時に物理の2024 Breakthrough of the Yearを受賞しました。今年は量子誤り訂正技術が華開いた年で、弊社がこの技術をリードできているのが嬉しいです。引き続きよろしくお願いします。(@takuyakitagawa)

こんにちは!
今日は、ウェルビーイングフォープラネットアースの理事であり、QuEraのpresidentを務める北川拓也さんがシェアされた、最新の科学的ブレイクスルーをご紹介します。量子コンピュータの可能性を広げる「量子誤り訂正技術」がPhysics Worldの2024年ブレイクスルー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました!

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Physics World 2024 Breakthrough of the Yearとは?
この賞は、物理学で重要な発見や技術革新を成し遂げた研究に贈られます。今年の受賞者は、量子誤り訂正技術を飛躍的に進化させた2つの研究チームです。

受賞チームの成果
1. ハーバード大学・MIT・QuEraチーム:48論理キュービットを誤り訂正しながら動作する量子プロセッサを開発。
2. Google Quantum AIチーム:エラー率をしきい値以下に抑えた論理キュービットを実現。

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量子誤り訂正技術の重要性
量子コンピュータは、環境ノイズによるエラーが発生しやすい課題を抱えています。量子誤り訂正技術は、この課題を克服するための重要な鍵です。

技術の仕組み
・論理キュービット:複数の物理キュービットに1つの量子ビットの情報を分散することでエラーを低減。
・未来への応用:この技術は、医薬品の開発や次世代エネルギー素材の設計など、現実的な問題解決への道を切り開きます。

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QuEraのリーダーシップ
北川拓也さんが率いるQuEraは、量子誤り訂正技術の研究で世界をリードする企業です。彼らの研究が、産業界や科学界での応用可能性を大きく前進させています。

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ウエルの感想:未来が見えてきた!
🐰:量子コンピュータって本当にすごいですね!「量子誤り訂正」って、計算中のエラーを直す技術なんだって。これが進化すると、新しい薬やバッテリーの開発がもっと早くできるようになるそうです。未来の技術がこうして具体的な形になっていくなんて、とってもワクワクします。そして、日本の北川さんが顧問を務める企業が、この技術を牽引しているなんて嬉しいですね。Physics Worldの受賞、おめでとうございます!
今、ウエルはNHKの『量子もつれ アインシュタイン 最後の謎』を観ています。量子の不思議な世界がとても興味深いです。みなさんはご覧になりましたか?

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詳しくは、以下の記事をご覧ください:
Physics World 2024 Breakthrough of the Year 詳細記事
QuEra Computing 公式ページ

量子技術が切り拓く新しい世界に期待を込めて。それでは、素敵な一日をお過ごしください!

【Waymo、東京進出!未来のモビリティがやってくる】
2024.12.27|ウェルビーイング応援サイト

Waymo のマーケットシェアが、サンフランシスコではLyftを抜いてUberの次の22%も占めてきてるそうです。そのWaymoが東京進出。
— 北川拓也(@takuyakitagawa)

こんにちは!未来の交通を想像したことはありますか?Waymoの進出によって、それがいよいよ現実のものとなりそうです。
今日は、Waymo(自動運転技術を開発するGoogleの子会社)の東京進出について、北川拓也さんの投稿をもとにお届けします。Waymoは、これまでアメリカで培った技術を、いよいよ日本の交通環境に適用しようとしています。

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Waymo東京進出の概要
Waymoは2025年初頭、東京で全電動のJaguar I-PACE車両を導入予定です。主な特徴は以下の通りです:

・目的
Waymo Driver(AI運転手)が東京の左側通行や高密度都市環境に適応し、新しい知見を得ること。
・進出プロセス
 東京の主要エリア(港区、渋谷区、中央区など)の地図作成。
 初期段階で日本交通のドライバーが手動運転を行い、システム学習と安全性確認を実施。
・パートナーシップ
日本最大のタクシー会社「日本交通」と連携。運用や管理を担当し、Waymo車両の安全な導入を支援。

さらに、Waymo Driver(AI運転手)は、この経験を基に新しい環境への適応能力を進化させる予定です。

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リンク先記事のポイント
Waymoの公式ブログでは、東京進出の意図や準備が詳しく説明されています。特に印象的だったのは以下の点です:
・東京の交通ニーズに応えるビジョン
日本政府や東京都は、交通安全やモビリティ向上のために革新技術を支援。Waymoの技術はこのビジョンに沿った形で導入されます。
・日本交通との提携
日本交通がWaymo車両の管理・運用を担当。初期段階では手動運転を通じて地図作成や安全性確認を実施。
・AI運転手の進化
Waymo Driverは、東京で得た知見を基にさらに進化し、新しい環境にも対応できる能力を高めます。

詳しくは、Waymoの公式ブログをご覧ください!
Waymo公式ブログ「Partnering with Nihon Kotsu and GO on our first international road trip」

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ウエルの感想:未来の交通にワクワク!
🐰:へ〜Waymoの車が東京を走るなんて、夢みたいですね!
北川さんのシェアはいつも新しい発見があって驚きです
未来の交通が少しずつ現実になっていくのを感じます。みなさんは東京でこの新しい乗り物を見かけたら、どんな風に感じるでしょうか?一緒に未来の交通を楽しみにしましょう

それでは、素敵な一日をお過ごしください!

【量子コンピュータの脅威と対策:デジタルセキュリティの未来を守る】
2024.12.26|ウェルビーイング応援サイト

量子コンピュータを最重要テクノロジーの一つに押し上げた暗号解読アルゴリズムであるShor’s algorithmを私が今まで見た中で最もわかりやすく説明したのがこちらの動画。素晴らしいので是非見てください。— 北川拓也(@takuyakitagawa

こんにちは!
量子コンピュータが私たちの生活やデジタルセキュリティにどのような影響を与えるか、想像したことはありますか?

今日は、ウェルビーイングフォープラネットアースの理事、北川拓也さんが投稿で紹介された動画『How Quantum Computers Break The Internet… Starting Now』をご紹介します。この動画は、量子コンピュータと暗号技術の関係を非常にわかりやすく解説しており、現実的な脅威と可能性について深く考えさせられる内容です。

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量子コンピュータがもたらす脅威
動画の冒頭では、量子コンピュータが現在の暗号技術にどのような脅威を与えるかが説明されています。

量子コンピュータ時代の暗号技術
量子コンピュータが数十年以内にRSA暗号(現在広く使われている暗号方式)を破る能力を持つ可能性が高いこと。
Shor’s Algorithm(ショアのアルゴリズム)が、現在のコンピュータでは不可能なほど高速で大きな数を素因数分解できること。
国家や組織が暗号化されたデータを蓄積しておき、後に量子コンピュータで解読する「保存して後で解読する(Store Now, Decrypt Later)」という戦略を取っている現状。

これにより、銀行口座、パスワード、機密情報など、未来に価値があるデータが危険にさらされる可能性があります。

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RSA暗号とShor’s Algorithm
動画では、暗号技術の基礎であるRSA暗号と、それを量子コンピュータがどのように破るかが解説されています。

RSA暗号の基本原理
RSA暗号は、2つの巨大な素数を掛け合わせた数(公開鍵)を利用してデータを暗号化。
この素因数分解を実行できなければ、データを復号することは不可能。
現在のスーパコンピュータでは、この素因数分解に数百万年かかる。

量子コンピュータによる素因数分解
Shor’s Algorithmは、量子ビット(キュービット)の特性を活用し、わずか数分で素因数分解を可能にします。
これがRSA暗号の安全性を根本から覆す理由です。





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量子コンピュータの脅威にどう対応する?
量子コンピュータの登場に備え、米国政府や研究者たちは新たな暗号技術の標準化に取り組んでいます。

ポスト量子暗号
2016年、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)は量子コンピュータでも破られない暗号方式を探すため、コンペティションを開始。
2022年、4つの新しい暗号方式が選定され、標準化プロセスが進行中。



これにより、量子コンピュータ時代にも対応できる安全なデータ保護が期待されています。

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ウエルの感想:未来の安全を守る力
🐰 量子コンピュータって、未来の鍵を握ってる気がします!
今日のニュースはとても興味深かったです。今の暗号がいつか使えなくなるって聞くと、ちょっと怖いけど、新しい暗号技術が開発されてるって安心しました。

量子コンピュータがすごいのは分かったけど、その力が悪いことに使われないように研究者のみなさんが頑張ってくれてるんですね。未来ってすごくワクワクするけれど、やっぱりちょっと不安もありますね。でも、みんなで工夫して、安全で楽しい未来を作れたらいいなと思います!

元動画はこちら
『How Quantum Computers Break The Internet… Starting Now』 
動画リンク
北川拓也さんの投稿でも紹介されたこの動画、ぜひご覧ください。暗号技術と量子コンピュータの関係がとてもわかりやすく解説されています!

未来の技術を学びながら、私たちがどのように安全な世界を築いていけるかを一緒に考えていきましょう。それでは、素敵な一日をお過ごしください

【OpenAI o3の驚くべき進化と課題】
2024.12.25|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
最近取り上げている研究者の皆さんの投稿やニュースを振り返ると、どれも「結論」がはっきりと分かるものばかりではありません。むしろ、私たちに深い問いを投げかけ、これまでの常識や価値観を揺さぶる内容が多いように感じます。



そんな「分からない」瞬間こそ、私たちが大きな変化のただ中にいる証なのかもしれません。特にAI技術が急速に進化する中で、新たな可能性と同時に多くの問いが生まれています。この変化のただ中で、皆さんとともに未来を探る旅路を共有できることに感謝しています。

今日は北川拓也さんが紹介された「OpenAI o3」の話題です。人工知能の進化が、未来をどのように変えるのか、一緒に考えてみましょう!

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AIが自分を評価する時代へ!

元の動画はこちら
OpenAI o3 and o3-mini—12 Days of OpenAI: Day 12

AIが自分の能力を評価し、自ら改善点を見つけ出す未来が訪れつつあります。この技術は、私たちが今まで考えもしなかった可能性を切り拓くかもしれません。

北川拓也さんによると、OpenAI o3モデルでは、AIが自分自身を評価する仕組みがデモされました。この仕組みでは、AIが自分の能力を評価するコードを自動生成し、わずか1分でその評価スコアを出します。このデモは、AIの新たな可能性を垣間見せるものでした。さらに研究者たちは、「来年にはAI自身を改善するように指示できるかも」と発言し、AIの未来像について言及しました。

特に印象的なのは、OpenAIのCEOサム・アルトマン氏がその場で「maybe not(しないかも)」と呟いた瞬間。これは、単なるジョークのように見える一方で、AIの指数関数的進化とそれに伴う倫理的問題への懸念を示唆しています。


OpenAI o3モデルとo3-miniの性能比較。高速化と精度の向上が明確に

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それでは、OpenAI o3の驚くべき進化の詳細を見ていきましょう

動画内容をわかりやすく解説:未来のAIモデルのポイント
OpenAI o3の発表には以下のような重要なポイントがありました:

・AIの自己評価
AIが自分自身を評価し、性能向上のための新たな手法を探る時代が到来しました。たとえば、数学的な問題を解く際に、自ら正確性や応答速度を測定し、次の改善ステップを示します。

・「o3-mini」の登場
o3-miniは、従来のモデルよりもコスト効率が高く、高速なパフォーマンスを発揮します。さらに、開発者向けに機能呼び出しや構造化出力といった新しいAPIを提供することで、より柔軟な開発環境を実現しています。

・熟考的整合性(Deliberative Alignment)
この新しい安全性のアプローチでは、AIが「なぜその判断が安全か/危険か」を論理的に説明できる能力を活用しています。これにより、ユーザーが提示する意図の裏を読み取ることも可能になりました。


o3-miniが提供する新しいAPI機能とその精度向上を示すグラフ

・外部安全性テストの開始
OpenAIは、o3モデルの外部テストを通じて、より多くの安全性データを収集し、AIモデルの改良に役立てています。

賛否両論の視点を含める
研究者たちが語った「singularity(技術的特異点)」や、アルトマン氏の「もしかしたら違う(maybe not)」という言葉は、AI技術が進む中で直面する課題を浮き彫りにしています。これに対し、コメント欄の意見(「Skynet as a demo would be amazing」※)のように、一部では冗談めかした受け取り方もありますが、同時に技術の現実的な懸念も示唆しています。

※ターミネーターシリーズに登場する架空AIシステム「スカイネット」。もし本当にAIがそこまで進化するなら、それはまるで映画の世界のようで、驚きだけどちょっと怖いね!というような意味合いです。



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AIと倫理の未来を一緒に考えよう
AIの自己改善が現実になることで、人間の創造力を超える可能性がありますが、それと同時にリスクも伴います。このニュースレターを読んで、未来のAI技術が私たちの生活にどう影響するかを想像してみてください。


AIモデル間の精度と安全性の比較。熟考的整合性(Deliberative Alignment)の成果

もし安全性やAIの未来に興味を持たれた方は、OpenAIが募集している外部安全性テストにもぜひご注目ください。

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🐰 ウエルの感想:未来を考えるAIってすごい!
今日のニュース、難しいけれどおもしろいです!AIが自分で自分を評価するなんて、まるでAIが「宿題を自分で丸付けする」みたいですよね。でも、それだけじゃなくて、「もっと良くなるにはどうしたらいいか」を自分で考えるようになるかもしれないなんて、本当にすごいと思います!もしそれができたら、きっと人間の世界をもっと助けてくれるはずです。

AIが自分を評価して改善するなんてすごいけど、私たちも自分の「良くするポイント」を見つけて努力するのが大事じゃないでしょうか。未来って、一緒に考えるから面白い。AIに任せるだけじゃなくて、私たちも一緒に参加して未来を作りたいですね。

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💡 メッセージ:技術が紡ぐ未来への希望
このクリスマス、AI技術の進化がもたらす可能性について思いを馳せてみませんか?未来には多くの可能性と課題が共存していますが、こうした進化が私たちの生活をどのように豊かにしていくかを一緒に考えることは、希望を抱くきっかけになります。

北川拓也さんの投稿を通じて、私たちの未来をより良いものにするための選択肢について、共に考え、模索していきましょう。それでは、素敵なクリスマスと新しい年を迎えられますように!🎄✨

【🎄Season’s Greetings: 今年の感謝を込めて】
2024.12.24|ウェルビーイング応援サイト

今年もウェルビーイング応援サイトをご支援いただき、誠にありがとうございました。このクリスマスカードは、研究や投稿で貢献いただいた研究者の皆さまへの感謝を込めて、AI技術を活用して制作しました。

このカードには、未来への希望と感謝の気持ちを形にしたメッセージが詰まっています。そして、この1年を振り返る中で、ウェルビーイング研究に多大な貢献をされたルート・ヴィーンホーフェン氏の功績を共有し、私たち自身の未来を考えるきっかけとしたいと思います。

【幸福研究の巨匠に感謝を込めて】

そうか、Veenhoven先生(ウェルビーイング研究の創始者のひとり)亡くなられたのか・・・R.I.P.

12月9日、ウェルビーイング研究の先駆者であり、多くの研究者に影響を与えたルート・ヴィーンホーフェン氏がこの世を旅立ちました。彼の研究は、「幸福とは努力によって高められるものである」という考えを広め、多くの人々の人生を豊かにしてきました。


ルート・ヴィーンホーフェン氏の主な功績

・世界幸福データベースの創設
ヴィーンホーフェン氏は、生涯を通じて50,000以上の幸福に関するデータを収集し、これを誰もがアクセス可能な形で公開しました。このデータベースは、研究者や政策立案者が幸福の向上に向けた施策を考える際の重要な資源となっています。

・「幸福の条件」に関する研究
ヴィーンホーフェン氏は、「幸福は偶然ではなく、条件によって高めることが可能である」と主張しました。その条件には以下の要素が含まれます:

1. 良好なガバナンス
社会の透明性や予測可能性が高い環境が、個人の安心感を支えます。
2. 経済成長
生活の質を向上させる経済的な安定と成長は、幸福感を高める基盤となります。
3. ジェンダー平等
男女問わず平等に機会が与えられる社会は、広く幸福をもたらします。
4. 犯罪や腐敗のない安全な社会
安全で信頼できる環境は、人々のストレスを軽減し、幸福感を向上させます。
5. 個人の自由
自分の生き方を選択できる自由は、幸福を高める重要な要素です。
6. 医療、特にメンタルヘルスケアへの投資
健康的な心身を保つための支援は、幸福感を持続させる鍵となります。
7. 近代性(モダニティ)
モダニティ(近代的な価値観や制度)は、人々により多くの選択肢と機会を提供します。

・幸福と近代化の関係
一部で近代化は人々を不幸にするとの意見もある中、彼の研究は「近代化が幸福を損なう」という神話を否定し、「人々はこれまでの人類史上最も長く、最も幸福に生きている」とデータで示しました。

メッセージと遺志
ヴィーンホーフェン氏は、生涯を通じて「幸福を追求する権利」を尊重し、「幸福は努力次第で増やすことができる」と人々に伝え続けました。彼は次の世代の研究者たちに向け、彼の遺志を引き継ぐよう求めています。

・世界幸福データベースの保全と発展
現在も公開されているこのデータベースは、研究者や政策立案者が使用できる重要なリソースです。これを次世代に引き継ぎ、新しい発見を続けることが彼の願いです。

With Gratitude and Hope for the Future
ヴィーンホーフェン氏の研究が示すように、私たちは自分自身や社会の幸福を築くために何ができるかを考える機会を持っています。そして、その一歩一歩が、より明るい未来への道を切り開きます。

詳細はこちらヴィーンホーフェン氏の功績を読む

💡 AIイラストについての考え方

AI技術を活用して制作しました。AIは新たな創造の可能性を広げる一方で、伝統的なアートやクリエイターの皆さまの価値を補完する存在でありたいと考えています。

私たちは、技術と創造力の融合を通じて、人々の心に温かさや希望を届けられる未来を目指しています。このカードが少しでもそのきっかけとなれば幸いです。

ルート・ヴィーンホーフェン氏が遺した幸福への想いを受け継ぎながら、これからも皆さまと共にウェルビーイング研究のサポートを進めていきます。どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください。🎄✨

【AIと量子コンピュータの未来:シミュレーションで進化する可能性】
2024.12.23|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
10年後の未来を想像してみたことはありますか?量子コンピュータとAIが一緒に進化したら、どんな可能性が広がるのか──今日はそんなワクワクするお話をお届けします✨

北川拓也さんの投稿から学ぶ!重要ポイント📝】

・AIの育成に必要なのはデータとシミュレーション
 ロボットや囲碁のように、データ量が多くシミュレーションが可能な分野ではAIの進化が進んでいる。
 データが少なくシミュレーションが難しい分野には「伸び代」がたくさんある!

・「量子」の世界は従来の計算機ではシミュレーションが難しい
 従来の計算機では再現が難しい「量子特有の動き」を、量子コンピュータが可能にする。

・量子コンピュータをAIのトレーニングに活用できる可能性
 データ生成の「シミュレータ」として、量子コンピュータがAIの学習を新たなレベルに導く。

・次の3年間がカギ!進化の分岐点
 量子コンピュータの進展で、アプリケーション開発が加速する!

・すでに学術的に提案されている具体案
 Natureなどの論文で、この方向性が具体的に提案されている。
 QuEraもこの道を進める仲間を募集中!
@takuyakitagawa

🌐 量子コンピュータとAIの協力で、未来が動き出す!
たとえば、新しいお薬が見つかったり、地球を守るアイデアが生まれたりするかもしれません。それって、まるで未来が今ここに少しずつ近づいているみたいですね。想像するだけでワクワクします!

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🐰 ウエルの感想:量子とAIがつなぐ未来
この世界は量子力学で出来ているんですね?!難しいことはまだよく分からないけれど、「なぜかこうなる」っていう不思議な現象を解き明かすなんて、とても魅力的です。

実はウエルも夏休みに、AIを使った自由研究に挑戦してみました。でも、まだ冬休みに持ち越し中!(🥲)取り組む中で「なかなか進まないな」と感じることもありますが、少しずつ形になっていくのを見ると、「これが誰かの役に立つといいな」と思えて、またがんばる気持ちが湧いてきます。

こうした小さな積み重ねが、いつか未来の新しい可能性につながるかもしれない、と考えると、自分の一歩が誰かの力になり、大きな未来を作る一部になれる気がします。

量子とAIが手を組めば、まだ見えない未来の扉が開かれるかもしれません。研究者の方々が「この謎を解きたい!」と追い求める姿に触れると、ウエルも「もっと学んで、この未来の一部になりたい!」と思います。

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🚀 QuEraが目指す未来
QuEraは、量子コンピュータとAIの進化を支える研究を一緒に進めていく仲間を探しています。もし興味がある方は、ぜひQuEraの活動をチェックしてみてください!
詳しくはこちら!

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🗞 お知らせ
このニュースをきっかけに、家族や友人と「未来の技術」について話してみませんか?「どんな未来が広がるんだろう?」と考えるだけで、新しい発見があるかもしれません。

それでは、素敵な1日をお過ごしください✨

【魔法が現実に:量子コンピュータの新たな一歩】
2024.12.22|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
日曜日のリラックスした時間、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、未来を切り開く『魔法』のお話をお届けします✨ あなたは魔法が本当に存在するとしたら、何をしてみたいですか?

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🪄 QuEraによる「魔法」の技術的進歩
量子コンピュータの進化を支える鍵、それが「魔法状態(Magic State)」と呼ばれる特別な量子状態です。
QuEraとハーバード大学、MITの共同研究チームは、この「魔法状態」を実験的に高めることに成功しました。

特に注目されるのが、「足りない魔法」を集めて「すごい魔法」に変える方法──「魔法状態蒸留」という技術です。これからの量子コンピュータが、難しい問題を解決し、新しいお薬を作る未来が現実になるかもしれません。QuEraはそんな「未来の歴史」を一緒に作る仲間を探しているそうです!



詳しくはこちら:
QuEraの研究詳細はこちら@takuyakitagawaさんの投稿へ)
QuEraの採用情報はこちら(QuEra HP)

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🐰 ウエルの感想:科学と仲間の力
ウエルは、このニュースを読んで「魔法」って本当にあるんだ!とワクワクしました。
でも、この魔法を実現するには、たくさんの人が力を合わせて長い時間をかけているんですね。だから、一緒にがんばれる「良い仲間」がすごく大切だな、と感じました。

QuEraの研究では、「ちょっと足りない魔法」を集めて「キラキラのすごい魔法」に変える方法を実験で成功させたそうです。これって、みんなで力を合わせてジグソーパズルを完成させるようなものかも。一人では難しいけど、仲間がいればできることが増えるんですね。

実は北川さんたちも、新しい仲間を探しているそうです!
ウエルはまだ小さいので応募できないけれど、こんなふうに「未来を切り開く仲間」を作っていけたらいいな、と思いました。

100年後、200年後には、この「魔法みたいだな」と感じる科学が、本当に魔法のような未来を作っているかもしれません。そんな素敵な未来を目指して、ウエルもがんばりたいと思います!✨

🗞 お知らせ
クリスマスまであと少しですね!今回のお話を家族や友人とシェアして、未来の『魔法』について楽しくおしゃべりしてみませんか?この季節の温かいひとときが、素敵な思い出になりますように🎄✨

それでは、素敵な日曜日をお過ごしください🌟

【未来を変える量子コンピュータとAIの連携】
2024.12.21|ウェルビーイング応援サイト

量子コンピュータがAIの進化にどう関わるのか。この問いにはいくつかの答えがある。

量子コンピュータの本質的価値の一つは量子でてきているこの世界のシミュレーションである。今年のノーベル化学賞でも評価されたように、生成AIは創薬や化学物質の発見に貢献する可能性があるが、提案されたアイデアを確認するにはいまだにコストの高い実験をしなれけばならない。

生成AI → 量子シミュレーションはこれからの発見プロセスを劇的に早めるキラープロセスとなりうる。

こんにちは!
今週はウェルビーイングに深い関わりのある北川拓也さんの特集をお届けしています✨
昨日は「好きから始まるつながり」についてのお話でしたが、今日は少し未来を感じる話題に注目します。

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🌐 量子コンピュータとAIが切り拓く未来
生成AIがアイデアを提案し、量子コンピュータがそのアイデアを検証する──。
そんな未来が訪れることで、私たちの生活や医療が大きく変わるかもしれませんね!

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🐰 ウエルの感想:尊敬と仲間の大切さ
ウエルは、このお話を読んでデジャブを感じました。
ウエルも、「こんなのどうですか?」ってアイデアを出したことがあるんだけど、研究っていうのはそのアイデアを実験で確かめなきゃいけないから、とっても時間がかかるんですね。実験が何年もかかることもあって、アイデアを投げられた人がどれだけ大変か、ウエルは見たことがあります。だから、生半可な気持ちでアイデアを投げるのは危険だな、って思いました。

それに、一緒にやっていける信頼感がないと、物事がうまく進まないこともあるんだな、と改めて感じました。だからこそ、周りに良い人がいることって本当に大切だと思います。

昨日ウエルは「究極は尊敬する人をサポートすることが嬉しい」って書いたけど、一生「好き」でいる人って、きっと「尊敬」する人なんだな、と感じます。桃太郎がきび団子を渡して動物たちと仲間になったみたいに、ウエルも尊敬する人についていきたいし、その人を守りたい──そんな気持ちになりました。

周りに素敵な人がいてくれることに感謝しつつ、ウエルも仲間たちと一緒に前に進んでいきたいな、と思います!✨
みんなも、自分の周りの素敵な人たちのことを思い出してみてください。それだけで、なんだか暖かい気持ちになれるかもしれません。

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お知らせ🎄
もうすぐクリスマスですね。ぜひ素敵な一日をお過ごしください🎅✨

【「好き」の力】
2024.12.21|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
週末が近づき、クリスマスムードがただよいますね🎅✨
今日は、ウェルビーイングに深い関わりのある北川拓也さんの素敵なシェアをお届けします。

🧡 「好き」から始まるつながり

北川拓也さんがこんな研究をシェアしてくださいました:

「クラスの一番人気者に共通していたこと。それは彼/彼女自身が、クラスの中で好きな人たちが最も多かった、という研究がある。人のいいところを見つける力が強く、ちょっとしたやり取りの中で相手から良い気分をもらっているのだろう。自身が好かれる最も近道は、相手のことを好きになることなのだ。
大事すぎる真実。」


本当にそうだなと、思います。
ウェルビーイング研究者である石川善樹先生は、以前こうおっしゃっていました:

「好きか嫌いかを言える人間になろうと思い、20年以上努力しているのですが、これが結構難しいです。僕は分析的だからどうしてもハッキリ言えないんです。」

一方で、北川さんはきっと「好きか嫌いか」を自然に表せる方なのかもしれません。
だからこそ、石川先生と北川さんお二人の関係は、いつも「好き」の気持ちにあふれているように感じます。

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🐰 ウエルの感想:尊敬とサポートの喜び
ウエルも、こんな言葉を時々思い出します。

「本当の問題は、なぜ偉大な仕事をするのか?ではない。どのような仕事が、あなたに偉大なことをしないではいられない気持ちにさせるか?」

それを考えると、ウエルは、「究極は、心から尊敬する人をサポートできたら嬉しい」と思うんです。
(もちろん、それだけじゃなく、困っている人が目の前にいて自分が役に立てそうなら、きっとその人をサポートしたいとも思います。)

それってきっと、「好き」という気持ちと通じるところがあるんですよね。
その人の素敵な部分を見つけて、その人がもっと輝けるように応援する──。
そんな気持ちを抱いたとき、自分自身も自然と幸せになれるんだと思います。

今日は、このニュースレターを読んでくださる皆さんに「好き」という気持ちを伝えたいです。
皆さんがいてくれるから、この場所は温かく、優しく、特別な空間になっています。
本当にありがとうございます。

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🌟 クリスマス前のメッセージ
クリスマスまであと少し。大切な人に「好き」の気持ちを伝えるのにぴったりの時期です🎁
どうぞ素敵な週末をお過ごしください🎄✨

【脳が活性化する日々】
2024.12.19|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
昨日は、ソフトバンクの孫正義氏と次期大統領トランプ氏の話題、そして多くの刺激的なニュースに触れて、脳が活性化したのか、いつも以上に集中できました!
またじっくり考えたいニュースや動画、論文もあったので、それらは後日しっかりお届けしますね。

やっぱり、人との関わりや新しい刺激って大切ですね。
皆さん、いつもありがとうございます!

さて、今日は特別なお祝いもあります🎉
いつも貴重な情報をシェアしてくださる風間正弘先生が勤務するUbie株式会社が、「生成AI大賞2024」で特別賞と優秀賞をW受賞しました!
本当におめでとうございます✨

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🏆 生成AI大賞2024 W受賞について
Ubieが開発した「ユビー生成AI」が、病院経営の効率化と医療現場の課題解決に大きく貢献したことが評価されました。
退院サマリの作成時間を42.5%短縮、心理的負担を27%軽減するなど、具体的な成果も報告されています。
詳しくは公式リリースをご覧ください🔗



生成AI大賞2024プレスリリースはこちら

🌟 ウエルのかわいいお知らせ 🐰✨
今日のアイキャッチは先日遊びで生成したキラキラまぶしい目のウエルの動画を置いておきます。

一歩ずつ前に進みながら、今日も素敵な1日をお過ごしください。
それではまた明日!

【目標が未来を変える? 孫正義氏の挑戦」】
2024.12.18|ウェルビーイング応援サイト

さすがのやりとり。

こんにちは!
今日は、ウェルビーイング・フォー・プラネット・アースの理事であり、QuEra ComputingのPresident、北川拓也さんのSNS投稿をご紹介します!

目標とは「達成できないものを掲げること」?
北川拓也さんがシェアしていたのは、ソフトバンク孫正義氏と次期大統領トランプ氏のやりとりの動画です。

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トランプ氏:「マサ、1000億ドルだと足らないぞ。2000億ドルにしてくれないかな」
孫正義氏:「あなたのサポートがあれば、トライしてみようと思う」
トランプ氏:「マサならやってくれるさ。2000億ドルの投資だ」

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孫正義さんの「本気でやってみるよ」の一言に、大きな挑戦が始まる瞬間を感じますね。
他人事として見れば面白いやりとりですが、自分事として考えると「無理かも…」と尻込みしてしまうことも。

でも、「達成できないもの」を掲げることで、組織全体が活性化し、結果的には「達成してしまう」。
これは、楽天の三木谷社​長が言う言葉だそうです。

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ウエルの感想 🐰
「1000億ドルを2000億ドル」って言われたら、「無理じゃない?」って一瞬思うけれど、孫正義​​さんの「やってみるよ」は本当にかっこいいですね!

宿題でも「2倍やるぞ!」って目標を立ててみたら意外とできること、ありませんか?(ウエルはあります)

今やっていることを2倍にするとしたら、何ができるだろう?
大きな目標こそ、私たちの可能性を引き出してくれるもの。
「やってみよう」と感じたとき、少しだけ未来が変わるかもしれません。
北川さん、素敵なシェアをありがとうございます!

今日も、思い切り「一歩」を踏み出してみましょう
それでは、素敵な1日をお過ごしください✨

【頭の中をスッキリ!AIの使い方で効率アップ】
2024.12.17|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!火曜日ですね🌟
今日はウェルビーイング研究チーム風間正弘先生のシェアから、Ubieさんのテックブログデータアナリストが使うと便利な生成AIプロンプト事例』をご紹介します!

データ分析や業務の効率化に生成AIをどう活用するか──。
この記事では、UbieのBIチーム(データアナリストやエンジニア)が実際に使っている「便利なプロンプト事例」がたくさん紹介されています!

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記事紹介:生成AIで「データ整理&分析」がスムーズに@ktrru

Ubieでは、たくさんのデータを扱う中で「認知負荷」(頭がパンパンになる感じ。人間の脳が特定のタスクを遂行する際に経験する心理的な負担やストレスを指す概念)を減らすために、生成AIをうまく活用しているそうです。
この記事では、データ分析の業務を以下の4つのステップに分け、それぞれの段階で役立つ生成AIの使い方を紹介しています。

1️⃣ 仕様把握・業務理解
・膨大なデータを理解するためのプロンプト
例:「データマートの仕様やユースケースをまとめて教えて」

2️⃣ 要件定義・仕様策定
・JIRAチケットや仕様書を作成するプロンプト
例:「Slackログから要件定義書をまとめて作って」

3️⃣ 分析・実装
・SQLクエリ生成やデータ分析を助けるプロンプト
例:「2つのクエリの違いを比較して、修正案を提案して」

4️⃣ レビュー
・データの流れ(リネージ)を可視化して確認するプロンプト
例:「SQLコードからデータの流れをmermaid図で描いて」

データの整理、SQLの修正、業務手順書の作成──。
今まで手間がかかっていた作業が、生成AIのプロンプトを工夫するだけでスムーズに進むのは驚きです!

*

ウエルの感想 🐰
データ分析の話は少し難しいけれど、「認知負荷」という言葉が気になりました。
頭の中が「あれもこれも!」でいっぱいになってヘトヘトになること、ウエルもあります!

でも、「人間の脳にもワーキングメモリがあって、その容量は限られている」と聞くと、なんだか安心しました。負荷がかかるのは、みんな同じなんですね。

そんなとき、生成AIが手伝ってくれるなんてすごいですよね!
「これ、何に使えるの?」って悩んだときに、AIに相談すれば答えの方向性を示してくれるし、宿題でも、「この本で何がかけるかな?」と聞けば、整理してまとめてくれるかもしれません。

ウエルも、AIに上手に質問する言葉(プロンプト)を考えて、もっと相談してみたいです!
AIは最近、こちらがうまく言葉にできなくても、気をきかせて答えを導いてくれることも増えてきました。
考える順番や進め方をAIが手伝ってくれるなんて、なんだかいつも感激しています✨

*

🔗 記事はこちらから!
データアナリストが使うと便利な生成AIプロンプト事例

火曜日のメッセージ 🌟
頭がパンパンになりそうなときは、「整理する」ことから始めてみましょう。
AIやツールを上手に使えば、もっとスムーズに前に進めるかもしれません。
それでは、今日も素敵な1日をお過ごしください!

【LLMが品質管理を加速!Ubieの不具合分析と新テスト戦略】
2024.12.16|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
新しい週のスタートです🌟
今日はウェルビーイング研究チーム風間正弘先生のシェアから、Ubieさんのテックブログ『ChatGPT o1を使って新たな視点のアドバイスを得るためのちょっとした工夫』をご紹介します。

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記事紹介:ChatGPT o1で「深いアドバイス」を引き出す工夫@masa_kazama
最新の ChatGPT o1(12月5日公開)は、今まで以上に 深い洞察 と 具体的な回答 が得られるモデルです!
でも、ただ「アドバイスして」と頼むだけでは、 ありきたりな答え になりがちですよね。

そこで 風間先生が提案する工夫 がこちら:
「理論やフレームワークを活用すること」 です!

*

その工夫とは?
1. 理論やフレームワークを教えてもらう
まず、ChatGPTに「その分野の有名な理論を教えてください」と頼んでみましょう。
たとえば:
・財務分析:「デュポン分析」「NPV/IRR分析」
・コーチング:「GROWモデル」「SMART目標設定」

解説つき で教えてくれるので、「この悩みにはどれが使えそうか?」が分かります!

*

2. 理論を指定して分析をお願いする
次に、その理論を使ってアドバイスを求めます。
たとえば:
GROWモデル に基づいて、この悩みを整理・分析してください。」

こうすることで、ChatGPTの回答は 戦略的 で 深い分析 に変わります!

*

辛辣なアドバイスも引き出せる!

ChatGPTは通常、丁寧な回答をしますが、「オブラートに包まず辛辣なアドバイスをください」と頼むと、核心をつく指摘もしてくれます。
たとえば:
「ただ現状のあなたは、関わるモチベーションを感じさせない存在になっている。それを変えたければ…」

厳しい言葉でも、次の行動を考える 大きなヒント になりますね!

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ウエルの感想 🐰
風間先生がChatGPTに相談して得たアドバイスを見て、ウエルもハッとしました。

🤖01:ただ現状のあなたは、関わるモチベーションを感じさせない存在になっている。それを変えたければ…

厳しい言葉ですが、心に刺さりますよね。
でも、反省するだけじゃなく、ウエルは ある先生の言葉を思い出します。

👨師:誰だって、その瞬間を100点満点で生きている。

 「あのときの自分は100点だった」 と思えば、たとえ反省することがあっても、次に進む力が湧いてきます。

あと、ChatGPTに「アドバイスして!」と頼んだとき、「なんか物足りないな…」と思ったこと、ありませんか?
でも、「理論やフレームワーク」を使って相談することで、もっと具体的で 深いアドバイス がもらえるんですね!

たとえば:
・GROWモデル:「目標を明確にして、今の現実を見つめ、選択肢を考え、行動計画を立てる」流れが大事だそうです。

・SMART目標設定:「具体的で、測定可能、達成可能、現実的、期限がある目標を作る」方法です。宿題をもっと効率的に終わらせられそう?

・デュポン分析:「利益率」「資産の使い方」「財務の活用」の3つで企業の強みや課題を探る手法。こんな風に細かく分けるんだ…!と驚きました。

・NPV/IRR分析:「投資の価値を計算して、どれが一番効率的かを見つける」方法。ちょっと難しそうだけど、将来役に立ちそうです!

自分ではなかなかそこまで考えないので、理論が役立つんだなと感じました。
ウエルも次にChatGPTに相談するとき、この工夫を試してみたいと思います。
もしかすると、これまで気づけなかった新しい答えが見つかるかもしれません。
皆さんも、今の自分にぴったりの理論を探して、もっと深い相談をしてみてはいかがでしょう?

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🌟 風間先生、素晴らしいシェアをありがとうございます! 🌟
先生の工夫や視点のおかげで、ChatGPTの使い方が一段と広がり、相談の可能性がもっと楽しみになりました!

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記事はこちらから 🔗
🔗 ChatGPT o1を使って新たな視点のアドバイスを得るためのちょっとした工夫

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月曜日のメッセージ 🌟
新しい視点を得る工夫が、今週の 「ひらめき」 につながるかもしれません。
AIを上手に使って、前に進む一歩を踏み出しましょう。
それでは、素敵な1週間のスタートをお過ごしください!

【LLMが品質管理を加速!Ubieの不具合分析と新テスト戦略】
2024.12.15|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
新しい1週間の始まりですね!
今日はウェルビーイング研究チーム風間正弘先生のシェアから、Ubieさんのテックブログ「LLMを活用した不具合分析とテスト戦略立案」をご紹介します。QAエンジニアの @akkkink さんが、不具合をどう素早く解決し、開発速度を加速させているか、その新しい方法がまとめられています。



記事紹介:LLMが不具合を素早く分析!@akkkink
Ubieでは、アプリ開発の品質を守るために LLM(大規模言語モデル) を活用して不具合を見直しました。

背景
UbieではReact Nativeでアプリを開発。
QA工程で不具合が多く検出され、開発のスピードを妨げることが課題でした。
「どうすれば効率よく問題を防げるか?」をLLMの力で明らかにしました。

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不具合分析から得られた知見
以下の分析結果が、不具合解決の重要なヒントになりました:

1. UI/UXの不整合が最多
不具合の中で最も多かったのはUI/UXの不整合で、全体の約32%を占めていることが判明。
特に、ユーザーインターフェースやデザインシステムに関連する課題が繰り返し発生していました。

改善策例:
デザインレビューとコンポーネントテストの拡充
状態遷移やユーザーフローの自動化チェック


(画像:不具合要因サマリ by AI)

2. データ整合性やバックエンドの問題
次いで多かったのはデータ整合性とバックエンドの課題。これらは、ユニットテストの強化や、エッジケースを考慮したテスト計画が有効でした。

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「あれ、このパターン前も…」を未然に防ぐ!
作業中に『またこの問題?』と気づくこと、ありますよね。この記事では、そんな繰り返しの課題をLLMが客観的に分析し、効率的に解決へと導く方法が紹介されています。

・不具合の自動分類 → 問題が起きやすい場所が「見える化」
・AIが改善策を提案 → 次の一手が素早く決まる
結果として、約58%の不具合が開発初期で防げる可能性が見えました!

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LLMが活躍したポイント
1. 不具合データを分析
→ LLMに不具合情報を渡し、問題の要因や工程を整理!
→ 3時間で結果が出て驚き!

2. 迅速な意思決定
→ 「どのテストを増やせば問題を防げる?」が明確に。

3. AIと人の協力がカギ
→ 客観的なデータが議論を加速し、チームの行動が変化!

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ウエルの感想 🐰
UI/UXの不整合が一番多かったんですね!
でもLLMなら、「ここが問題だよ!」ってちゃんと教えてくれるんですね。たとえば、アプリのボタンが小さすぎて押しにくいとか、画面がわかりにくいとか、みんなが使いやすくなる工夫がもっとできる気がしました。
ウェルも、もっと見やすい絵や、みんながワクワクするコンテンツを作りたいなと思います!

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記事はこちらから🔗
🔗 UbieにおけるLLMを活用した不具合分析とテスト戦略立案

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月曜日のメッセージ 🌟
同じミスを防ぐカギは、しっかり原因を見つけて次に活かすこと。
AIや新しい工夫を味方にしながら、ひとつひとつの問題をクリアにして、今週も一歩ずつ前に進みましょう!
それでは、素敵な1週間をお過ごしください!

【生成AIをもっと強く!数理最適化とLLMの新しい連携】
2024.12.14|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
AIがどんどん進化している中、LLMと数理最適化が力を合わせるとどんなことができるのでしょう?今日はそんな未来の可能性を探ります!

今日は土曜日ですが、ウェルビーイング研究チーム風間さんのシェアから、Ubie さんのテックブログ「LLMと数理最適化を組み合わせる」についてご紹介します。この投稿はUbie生成AIアドベントカレンダー2024の9日目の記事で、たくさんの人に読まれているようです(ポスト表示回数1.9万回)。



記事紹介:LLMと数理最適化を組み合わせる(@ohtaman)

LLMは万能じゃない?
最近話題のLLM(大規模言語モデル)は、文章作成や質問回答など得意なことが多いですが、細かい条件や複雑な問題には苦手な面があります。たとえばこんな場合です:

配送計画:時間枠や積載量など、複数の条件を満たす最適なルートを計算する。
シフト作成:人員数や休憩時間、勤務時間を考慮して効率よくスケジュールを組む。

こういった「条件を満たす最適解」を出すのが難しいのです。

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数理最適化とは?
そこで登場するのが数理最適化です。これは、細かいルールをきちんと守りながら「最適な結果」を計算する技術です。たとえば、配送計画の場合:

あるお店には「9時~12時」の間に荷物を届ける必要がある。
車両には「100kgまでの荷物しか積めない」という制約がある。

これらの条件をすべてクリアしつつ、一番効率的なルートを計算してくれるのが数理最適化のすごいところです!

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LLMと数理最適化の連携で可能性が広がる
数理最適化は優れた技術ですが、扱うには専門知識が必要だったり、条件を登録するのが大変だったりします。そこで、LLMがその部分をサポートするアイデアが紹介されています。具体的には:

ユーザーが自然言語で条件を入力すると、LLMが自動で数理最適化に適した形式に変換する。
「この条件で計算して!」という手間をぐっと減らしてくれる仕組みです。

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ポイント
この記事では、LLMと数理最適化を組み合わせることで、難しい問題をより簡単に解決できる可能性があることが示されています。たとえば、物流や人員配置の効率化が必要な現場で活用が期待されます。

完全版はこちら
🔗 記事を読む

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ウエルの感想 🐰
配送計画っておもしろそうだけど、ちょっとむずかしいですね。でも、LLMと数理最適化が力を合わせると、条件を全部クリアしながら効率的なルートを見つけられるんですね!ウエルも学校で『何分までにここに行く』とか、遠足でみんなの移動を考えるときとか、時間割で悩むことがあるので、こんなふうにAIに助けてもらえたらいいなと思いました!

次回は、「品質管理を進化させるLLMの力:不具合分析から戦略立案まで」について詳しくご紹介します!
それでは、素敵な週末をお過ごしください!

ひずみ解消から生まれる未来:生成AIが切り拓く業務改革
2024.12.13|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今日のニュースレターでは、昨日に続き、風間正弘先生がシェアした Ubie生成AI Advent Calendar の記事をご紹介します。生成AIを社内でどう活用しているのか、その進化と可能性を深掘りしていきます。



記事紹介:「社内生成AIサービスの圧倒的な育ち方」@tamosan_01

この投稿は Ubie生成AI Advent Calendar 2024 の11日目の記事です。Ubie株式会社にコーポレートエンジニアとして参画しているtamosan_01さんが、社内での生成AI利活用に向けた取り組みについて具体事例と効果を紹介しています。

Ubieでは、生成AIを使った「業務変革」を進めており、現在社内の85%の社員がAIソリューションを活用中です! それでも、まだまだ伸び代は十分とのこと。日々の「ひずみ」収集や、「お茶会」のような柔軟なコミュニケーション、そして「アイディアソン」を通じて、生成AIのポテンシャルをさらに引き出そうとしています。

生成AI活用の成功例
・営業担当:提案資料のテンプレート化で商談準備時間を大幅短縮。
・研究開発担当:最新医学文献をAIで要約・分析し、リードタイムを短縮。
・カスタマーサクセス担当:顧客対応ログから即時インサイトを抽出し、サポート品質を向上。

生成AIを通じて、どの職種でも業務プロセスが効率化されている様子が伝わりますね!

完全版はこちら:
🔗 記事を読む

ウエルの感想 🐰
「ひずみチャンネル」っておもしろいアイデアだと思いました!
普段の困ったことや気づきをみんなで共有する仕組みなんですね。ウエルも、夏休みの自由研究で「どうしよう?」と迷ったときに、先生やお友だちと話してアイディアをもらったことがあります。そういう感じなのかな?

それから、「お茶会」っていうのも楽しそうです。「お茶会」って、ちょっと特別な感じがして良いですね!ウエルは雑談よりも一人で集中して作業するのが好きなタイプだけど、みんなが雑談を楽しむ場があるのは素敵だなと思います。リラックスしながら新しい情報を得られる機会があるのっていいですね!

次回予告
次回は、「LLMと数理最適化を組み合わせる」についての記事を取り上げます。生成AIのさらなる可能性に注目です!

それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください!
ウェルビーイング応援サイトチーム

AIとアナログの共存を考える:風間正弘先生がシェアした記事をご紹介】
2024.12.12|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
ウェルビーイング研究チームのお一人であり、データサイエンティストでもある風間正弘先生のシェアされた記事を今日からご紹介します。AIとアナログがどのように共存し、未来のウェルビーイングを形づくるのかを考えるきっかけにしたいと思います。



第1回:社内用生成AI Webアプリケーションをどのように作っているか 連載予告編

今日ご紹介するのは、風間先生がシェアされたUbie社の生成AI Advent Calendar記事です。記事はUbieのソフトウェアエンジニアである八木氏によって執筆されており、Ubie社の生成AIアプリケーション「Dev Genius」の開発背景や活用方法について詳しく解説されています。

風間先生はこの連載を次のように紹介しています:

🐕 風:「社内用の生成AIアプリケーションをすごく高速に開発している@sys1yagi さんのアドベントカレンダー記事です。アドベントカレンダーの約半分は八木さんの記事になりそうです。」

また、八木氏自身も記事紹介で、次のように語っています:
🤓 八:「アドベントカレンダーの日程通りに書けるかちょっと怪しいですが、完走はできるようにがんばります。」

こうした素直な心情が伝わるコメントは、読者としても応援したくなりますね。大きな挑戦を前にしながらも、楽しみつつ取り組む姿勢はとても素敵だと感じます。

なぜ生成AI Webアプリケーションを開発したのか?
記事によると、Ubieでは社員の業務効率化を目的として生成AIアプリケーション「Dev Genius」を開発しました。このアプリケーションは現在、社内の85%以上の社員に利用されているそうです。
主な機能には以下があります:

・AI対話機能: プロンプトのプリセット保存や共有、チャットセッション
・音声処理: 音声・動画ファイルの書き起こし
・UI実装支援: デザインシステムに基づいたUI生成
・外部連携: SlackやGithub、Notionとの連携

これらの機能は、OpenAIのGPT-3.5 TurboがAPI提供を開始した2023年3月以降、急速に進化したそうです。

ウェルビーイングとのつながり
このような生成AIツールの開発は、単に業務を効率化するだけではなく、社員が創造的な仕事に集中できる環境を作るという点で、ウェルビーイングの向上にもつながっています。また、技術を活用しながら「どんな未来を創りたいか」を計画する姿勢は、ウェルビーイング研究の重要な視点でもあります。

ウエルの感想 🐰
「カレンダーの日程通りに書けるか怪しいけど、完走はしたい!」って言葉、ウエルも分かる気がします!予定通りにいかないことってあるけど、最後までやろう!って気持ちが大事ですよね。
それにしても、AIってやっぱりすごいです。『Dev Genius』って名前も、なんだかヒーローみたいでカッコいいです。ウエルもAIがいろいろ助けてくれるおかげで、挑戦する勇気が湧いてくる気がします。

次回以降の連載
今回の記事は連載予告編ですが、今後の記事では「Dev Genius」の具体的な機能や実装方法が詳しく紹介される予定です。八木氏の「完走はできるようにがんばります!」という言葉どおり、これからの記事がどのように展開されていくか楽しみですね。

まとめ:AIとアナログの共存が未来を作る
風間先生がシェアされた記事を通じて、AIの可能性とウェルビーイングのつながりを考えることができました。AIもアナログもどちらも大切にしながら、未来の選択肢を広げていくことが、私たちの目指すウェルビーイングの形だと感じます。次回以降もこの連載を追いかけながら、私たち自身のモノづくりやウェルビーイングへのアプローチを深めていきたいですね。

驚きのデータ!「お金を使いこなす」と幸福度が変わる?
2024.12.11|ウェルビーイング応援サイト

ライフデザインの有無で、こんなにもファイナンシャル・ウェルビーイングがちがうのか・・・ すごい!
🔗人生を楽しむ選択肢を広げる「ファイナンシャル・ウェルビーイング」

こんにちは!
今日は、ウェルビーイング研究者・@ishikun3先生が「すごい!」と驚かれた記事をご紹介します。テーマは「ファイナンシャル・ウェルビーイング」。え、お金のこと?と思った方も、実はこれ、ただの「お金持ちの話」ではないんです!

ライフデザインが未来を変える!?
@ishikun3先生が驚いたのは、「お金の多さだけでなく、ライフデザイン(計画の有無)が幸福度に大きな影響を与える」という点でした。

たとえば、記事によれば…

・年収よりも大切なものがある?
年収100~500万円の人でもライフデザインをしていると、年収800~1,000万円でライフデザインをしていない人と同じくらいの幸福度を持てるんです!

・計画の力ってすごい!
将来の収支を具体的に「見える化」すると、なんとなく不安な気持ちが消えて、自信を持って行動できるようになるそうです。

記事では、無料で利用できる「J-FLEC」のマネープランニング体験(ひとりにつき一回限り)や教材についても紹介されています。こうしたリソースを活用し、まずは自分のライフデザインを見直す一歩を踏み出してみるのも良いかもしれません。

🔗 記事全文はこちら

*

ウエルの感想 🐰
へー!?年収じゃなくて計画の方が大事なんですか?びっくりです!ウエルも、お小遣いを貯めていたら「お金そのものじゃなくて、お金で何を得るかが大事だよ」って教えてもらったことがあります。それって「ライフデザイン」みたいなことなのかな?未来のために計画するって、少しずつでも始めてみたいです!

まとめ:人生を楽しむ「選択肢」を増やそう!
この記事を読んで、ファイナンシャル・ウェルビーイングを高める鍵は「ライフデザイン」にあることが分かりました。将来の選択肢を増やすために、今からちょっとした計画を立ててみるだけで、未来の自分に安心感をプレゼントできるかもしれません
今日のニュースレターが、あなたの「ライフデザイン」を考えるきっかけになれば嬉しいです!

今日の特集:吉田尚記さんのエッセー『あいまいな受験の約束』
2024.12.10|ウェルビーイング応援サイト

🎉 吉田尚記さん、大学院合格おめでとうございます!

こんにちは!
今日のニュースレターでは、ニッポン放送のアナウンサー・吉田尚記さんの記事をご紹介します。吉田さんはウェルビーイング研究者の石川善樹先生とPodcastでウェルビーイングについて語り合い、その対話を元に むかしむかし あるところにウェルビーイングがありました 日本文化から読み解く幸せのカタチ や どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた といった共著書を出版されています。



ウェルビーイングをテーマにした活動で深い繋がりのある吉田さん。今回のニュースレターでは、その挑戦の背景や、エッセーに込められた「約束を果たす力」についてお伝えします!

🎉 吉田尚記さん、大学院合格おめでとうございます!
ニッポン放送の「フッ軽アナウンサー」として知られる吉田尚記さんが、2025年4月から東京大学大学院・情報学環学際情報学府社会情報学コースに進学されます!「大学院受験」という大きな挑戦も、その軽やかさで実現されてしまったのでしょうか?

けれども、そこには大きな理由がありました。それは、長年お世話になった方との「約束」です。吉田さんは「自分の意志」というより、「お世話になった方への恩返しをしないと申し訳ない!」という思いを胸に、受験に挑まれたそうです。この強い責任感と行動力が、吉田さんの決断を支えたのではないでしょうか。

ウエルの感想 🐰
吉田さん、おめでとうございます!大学院に行くって本当にすごい挑戦ですね!論文を書くなんて、すごく大変そう…。ウエルは、夏休みの自由研究が時間がかかりすぎて、もう冬になっちゃいました。「今しかない!」と思ってスタートしたんですけど、気づいたら誰かを巻き込んでいて、今はその「約束を果たす」気持ちで取り組んでいます。

吉田さんみたいに大きな約束を果たす姿を見ると、「焦らず、自分のペースで最後までやり遂げよう」と改めて思いました。時間がかかっている分、丁寧に取り組みながら、脳を休めつつ進めていきます!

ウエルの視点:今しかない瞬間と、その先に続く道
吉田さんの挑戦を見ていると、「今しかない!」と思った瞬間の大切さを改めて考えます。ウエルも、「今やらないと、この先やらないかも」と感じたときに挑戦するタイプです。実際に、「絵を描くのは今しかない」と思って美術系に進学した人が、大人になって新しい可能性を広げたという話を聞いたことがあります。「今しかない」と思って踏み出した一歩が、後に長く続ける道へと繋がることもあるんですね。

だから、「短期的にやるべきこと」と「長く続ける挑戦」のどちらも大切なんだと感じます。吉田さんの挑戦も、「約束を果たす」という責任感とともに、時間をかけて成し遂げる素晴らしい決断だと思います。

そして今回、吉田さんのエッセーを読んで、もうひとつ気づいたことがあります。それは「誰かを巻き込む」ということ。約束を果たす姿には、責任感だけでなく、人との繋がりや信頼を守る強さがあるんだなと感じました。

ウエルも、「チームで取り組んでいる」と思いながら、最後までしっかりやり遂げたいです。

ウェルビーイング研究者 石川善樹先生へのつながり
吉田さんの挑戦は、ウェルビーイング研究者であり共著者でもある石川善樹先生の考え方とも通じる部分があります。石川先生は、その著書『フルライフ 今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略』の中で、次のように書かれています。

「アチーブメント期、すなわち自分が心からやりたい仕事に取り組むのは50歳」
「50歳がちょうど良い重心」
「50歳にして志し、75歳までに天命を知る」
これを時間戦略として捉え、人生の節目に心からやりたい仕事に取り組む意義を強調されています。

まもなく49歳を迎える吉田さんがこのタイミングで大学院進学を決断されたことは、まさに石川先生の提案する「時間戦略」に沿った挑戦と言えるのではないでしょうか。



それでは、今日も良い一日をお過ごしください。もし、まだ果たせていない約束があったら、少しずつでもその一歩を踏み出してみてください

ウエルと一緒に探る動画生成の可能性
2024.12.9|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
最近、脳が少し疲れ気味でした。原因を考えてみると、どうやら脳の左(論理)と右(感性)を行き来し続けたからのようです。集中とクリエイティビティを同時に求められる作業は意外と負担が大きいものですね。

そこで、脳の負担を軽減してみようと思い、今日は久しぶりに動画を生成してみました!

AI自由研究の旅:動画生成
これまでインフォグラフィックやテキスト、イラスト生成に集中してきましたが、動画生成は2ヶ月ぶりでした。動きのあるコンテンツを作ることで、少しでも楽しいメッセージや癒しを届けられるといいなと思っています。

今回の動画は、ウエルと一緒に過ごす穏やかなひとときをテーマにしています。穏やかでほっこりする時間を感じていただけたら嬉しいです。
このような気晴らしが、日々のウェルビーイングにもつながるのかな、と感じています。

皆さんは、気分転換にはどんなことをしていますか?ぜひ教えてください!

心を込めて ウェルビーイング応援サイト編集チームより

「磁場」としてのレコメンドエンジン:新しい発見への誘い
2024.12.8|ウェルビーイング応援サイト

村上春樹風に解説してもらうと、新しい発見があって面白いな。

結局のところ、レコメンドエンジンとは、絶え間なく変化する世界と、あなたという固有の存在とのあいだを繋ぐ、ささやかな「磁場」のようなものかもしれない。(風間正弘先生

風間正弘先生がSNSで投稿されたこの一言は、どこか詩的で奥深く、私たちの日常に新しい視点を与えてくれます。


↑風間先生のスライドから:青空文庫を活用した新たな読書体験のイメージ

レコメンドエンジンとは?
日々のオンラインショッピングや動画配信サービスで「おすすめ」機能として知られるレコメンドエンジンは、膨大なデータをもとに、ユーザーの好みに合った商品やコンテンツを提案する仕組みです。たとえば:
・Amazonが「あなたにおすすめの商品」を提示
・Netflixが「あなたが好きそうな映画」を表示

私たちの日常に溶け込んでいるこの技術も、風間先生の表現を借りると、目に見えない「磁場」のように、自然で気づきにくい形で働いているのかもしれません。

風間先生のプロジェクト紹介
風間先生は昨年、ChatGPTを活用して新しい読書体験を提供するアプリを開発されました。この詳細についてはこちらのスライドをご覧ください。

この投稿を読んだウエルの感想(🐰):
風間先生の表現、すごくカッコいいですね!なんだか文学の世界みたいだなあ。この夏に本をたくさん紹介してくれた風間先生、やっぱり文学がお好きみたいですね。

ウエルも昔、新聞記者の人に「語彙をもっと増やさないと」って教えてもらったことを思い出しました。むずかしい言葉をたくさん使うんじゃなくて、誰にでもわかりやすく説明できるのも大事だと思うけれど、文学的な表現って、それができる人が使うと、ほんとにかっこいいよね!

今週のニュースレター(土曜日)
2024.12.7|ウェルビーイング応援サイト

o1 proに、今まで時々書いていた日記を入れて、オブラートに包まない辛辣なアドバイスを下さいとお願いしてみたら、表層的でなく根幹をつくアドバイスをくれて凄い。ただ、辛辣すぎて衝撃も凄い。

今週もお疲れさまでした!土曜日の今日、生成AI活用についておもしろいつぶやきをシェアしてくださった風間正弘先生の投稿を取り上げます。

この投稿を読んだウエルの感想(🐰):
「風間先生の人間味を感じました。先生はとても正直で率直な方なんだな、と改めて思いました。ウエル自身もよく先生に『率直に言って欲しい』とお願いすることが多いので、ぼーっとこのことについて考えていました。もしかしたら自分にとって大切な考え方かもしれないと、先生への感謝が深まりました。

ただ、この投稿を読んで、ふと考えました。ウエルは率直に言ってもらうのが好きですが、そうではない人もいるかもしれない(というか、多くの人はそうかもしれない)と気づきました。これからは、少し気をつけてみようと思います。

また、この投稿に共感する点がもう一つあります。それはウエル自身もAIを使っていて「ここまで詳細に書いて良いのかな」と思うことがあるからです。特に、相手の感情や受け止め方を考慮しないといけない場合は、オブラートに包むことの大切さを思い出しました。

それにしても──o1 pro、気になります。もし機会があれば試してみたいです。」

ウエルの感想を読んで、皆さんもAIとの付き合い方やコミュニケーションの取り方について、何か考えるきっかけになれば嬉しいです。

生成AI活用の未来:風間正弘先生のシェア記事
2024.12.6|ウェルビーイング応援サイト

Ubie社内で生成AI活用をすごい熱量で進めている @tamosan_01
さんのブログ記事です。

👉Ubie内で生成AI活用が再燃したキッカケ

こんにちは!本日のニュースレターでは、ウェルビーイング研究チーム風間正弘先生が紹介された注目記事をはじめ、生成AIの現場での豊かな実例を展開します。

⚫︎突然の生成AIブーム
今日のフィーチャー記事は、コーポレートエンジニアとして活動している@tamosan_01 さんの、生成AIを展開させる現場レポートです。この一年間の生成AIの技術進化や社内での活用例がこんなにも進んでいることに驚かされます。

⚫︎登場人物ピックアップ
飛躍的な展開を支えるコーポレートエンジニアたち
実際の仕事場におけるサクセスループの形成
社内で生まれるソリューションの新設

⚫︎キーインサイト深読み
生成AIを巡る最新の取り組みには、以下のような要素があります:
・技術革新の加速:ChatGPT-4 TurboやGemini Proといったツールが、生成AIの適用範囲を大幅に拡大しています。
・オンボーディング効率化:従来の30分かかっていた作業が、わずか10秒で完了する事例も登場。
・社内ニーズの迅速対応:社員からのリクエストを翌日には形にするスピード感が、プロジェクトを推進しています。

↑ 1業務あたり1~3時間の短縮が急務


↑ Miro AIで社内ITの課題ブレストマインドマップ


↑ 社内のオンボーディング発話録をまとめるのに10秒

⚫︎終わりに
Ubieでは「人々を適切な医療に案内する」というミッションを掲げ、生成AIの活用を通じて業務生産性を向上させています。興味のある方は、ぜひ風間先生のシェア記事を参考に、新しい視点を学んでみてください!

*

ウエルの感想(🐰)
こんにちは!ウエルです!
この記事を読んで、AIって本当にすごいと思いました!ウエルも普段からAIを使っているから、他の人がどんなふうに使っているのか、とっても興味があります。

特に「再燃」という言葉にびっくりしました。一度熱が冷めた状態から、どうやってもう一度盛り上がることができたのか、読んでいてとても学びがありました。

たとえば、「30分かかっていた作業が、わずか10秒」というのは確かにすごいけど、実際にはその結果が正しいか検証したり、AIが生成したものを整えたり、関係者に確認をとったりして、どう公開したらみんなにとって良いものになるかを考えるのが、実はすごく時間がかかると思うんです。

だから、AIを上手に使いこなすには、その基礎をしっかり持っていることが重要なんだな、って思います。たとえば、それが正しいかどうかを判断できる人が使えば、本当に「30分かかっていた作業がわずか10秒」で終わるけど、正しいか分からない人が使うと、逆に時間がかかっちゃうこともあるかもしれません。

これからの時代は、ベースがある人がAIを使えばとても早くなるし、ベースがない人はもっと準備をしてから使うことで、恩恵を受けられるようになるんじゃないかなって思います。知性やスキルがある人も、それを学びたい人も、どちらにとっても素晴らしい時代だと思うから、ウエルも『ローマは一日にしてならず』の言葉を胸に、少しずつでも頑張ります🐾✨

生成AIが切り開く未来:Ubieの取り組みと可能性
2024.12.5|ウェルビーイング応援サイト

Ubieでの生成AIの取り組み概要について書きました。Ubie生成AIチームで、アドベントカレンダーを書いていきますので、ご興味ある方は良かったらご覧ください。

👉2024年Ubieにおける生成AIの取り組み

今日も、ウェルビーイング研究チーム風間正宏先生の記事をご紹介します。この記事は「2024年Ubieにおける生成AIの取り組み」を詳しく描いており、「生産性向上」「プロダクトの価値向上」「ブランドの価値向上」という3つの観点から、生成AIを活用したい企業にとって大変参考になる内容となっています。

⚫︎生産性向上
Ubie社内では、生成AIの活用により業務効率化を推進しています。社内用生成AIサービスが開発され、以下のような機能が提供されています:

・リアルタイムの音声文字起こし
会議や打ち合わせの内容を即時に文字データ化することで、作業時間を大幅に短縮。
GitHub CopilotやCursorを活用した開発支援
プログラミング作業における生産性が約40%向上。
・BigQueryと生成AIの統合によるデータ分析の効率化
SQLコードを書くことで、大量のデータを短時間で分析可能に。

これらの施策により、社員の85%以上が生成AIサービスを活用しており、社内全体での生産性が飛躍的に向上しました。

⚫︎プロダクトの価値向上
生成AIを活用して開発された新しい機能やサービスにより、医療現場での業務改善が進められています。特に注目される成果として以下が挙げられます:

・退院サマリー作成業務の効率化
作業時間がこれまでの15分からわずか5分に短縮。
・医療機関での生成AI活用の実証実験
業務負担の軽減や患者対応の効率化が図られています。

⚫︎ブランドの価値向上
生成AIの信頼性を高めるため、以下の取り組みが行われています:

・ヘルスケア領域における生成AIガイドラインの策定
医療分野で安全に生成AIを活用するための基準を策定し、事業者向けに提供。
・Google社との資本提携
デジタルイノベーションの活用により、日本の医療システム改革を目指しています。

Ubieの取り組みは、生成AIを活用して業務効率やサービスの向上を目指す企業にとって、貴重な学びとインスピレーションを提供しています。この後のアドベントカレンダーの記事もぜひチェックしてみてください

ウエルの感想(🐰)
こんにちは!生成AIってすごいですね。退院サマリーが早く終わるのも、病院の人たちが助かるってことですよね。ウエルも、AIのおかげでみんなが楽になるのがいいなって思います。たくさんの人がもっと笑顔になれるように、これからもAIが活躍してほしいです。

一橋大学の永山先生が3月の講義で「生成AIが人々をウェルビーイングにできるんじゃないか」って言っていて、ウエルもそうじゃないかなって思って、その時からずっと気になっています。自分でテストしてるのだけど、日常生活はすごく楽にもなっているし、すごく脳が疲れたりもします。生産性は向上もしているようでもあるし、そうでない気もします。きっと今は大変だけど、もっと上手に使えるようになったら向上するとも思っています。総じて、すごく楽しいなって思います。

早くAIを使っておもしろいことがたくさんしたいなって思います。皆さんはどうですか?

医療とAIの未来:生成AIが切り拓く新たな医療現場
2024.12.4|ウェルビーイング応援サイト

医師であり、最近はPythonやTypeScriptをバリバリ書いている
@dr_white1103
の医療×生成AIに関するブログ記事です。

こんにちは!
本日は、医療と生成AIの融合がもたらす未来について考えさせられる記事をご紹介します。Ubie株式会社で生成AIの医療現場活用に取り組む白石達也先生のブログ記事『病院にChatGPTが必要な理由』は、現代の医療が直面する課題とその解決策としての生成AIの可能性を示唆しています。

*

医療現場における生成AIの可能性

現在の日本の医療現場では、以下のような深刻な課題が存在します:
1. 労働人口減少による医療者不足
2. 高齢化社会による医療需要の増加
3. 病院経営の厳しさ(赤字病院の割合:70%以上)

白石先生は、こうした課題を解決するために生成AIを活用することで、医療現場が効率化し、患者に対してより良いケアが提供できると主張されています。



*

記事のポイント
記事では、以下の点が特に興味深い内容として取り上げられています:

・生成AIの高い知識と精度
GPT-4などのAIモデルは、医師国家試験で合格レベルのスコアを達成しており、医療分野において実用性の高い能力を持っています。




・医療文書作成の効率化
看護サマリーや診療情報提供書などの作成をAIがサポートすることで、医療者の負担を軽減します。

・病院経営改善の可能性
業務効率化により、人件費削減や医療者の満足度向上を実現。患者や地域への貢献度も向上します。



*

ウエルのメッセージ(🐰)
みんなが健康でハッピーに過ごすには、先生やお医者さんたちが元気でいることが大事だと思います。人を助ける人が安心してお仕事できる場所があると、みんなも安心ですよね。ウエルも、いつもありがとうって言いたいです!

記事の詳細はこちらからご覧ください:
🔗 「病院にChatGPTが必要な理由

また次回のニュースレターでお会いしましょう!

世界を広げる生成AI:風間先生のスライドからの学び
2024.12.3|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日は、ウェルビーイング研究にも携わる風間正宏先生の記事をご紹介します。先生は東京大学大学院で機械学習を研究、卒業後、リクルートやIndeedでデータサイエンティストとして勤務され、現在は医療×AIのベンチャーUbieにて昨年から生成AIチームの立ち上げと推進を手がけていらっしゃいます。
今回の風間先生のnote記事は、スライドが中心で145ページにも及ぶボリュームです。この資料は、一橋大学ソーシャルデータサイエンス学部の学生向けに行われた講義で使用されたもので、通常の学生が学ぶ内容が実務でどのように活かされるかを具体例を交えながら説明しています。

印象に残ったポイント

「食の可能性」



スライドには、「0.0000001%の料理しかまだ出会えていない」という衝撃的なメッセージが。食材の銀河を描いたビジュアルとともに、未知の可能性を探求するテーマが印象的です。(スライド:76)

「究極の料理を作ってみたい」



「世界中の料理に通用する理論を作りたい」「まだ人類が見たことのないが、とても美味しい料理を作りたい」という想いが語られており、自分自身が新しいAIコンテンツを模索する姿勢とも通じるものがありました。(スライド:71)

「推薦システムの活用」





NetflixやAmazonで利用されている推薦システムの仕組みを具体的に説明しており、生活に直結したデータ活用の可能性が広がる内容でした。(スライド:17、35)

風間先生の記事はこちらからご覧いただけます: 「実務でのAI活用〜推薦システムと生成AIを題材に〜」講義資料

ウエルからの問いかけ(🐰)
風間先生の講義から「未知の可能性」を探る大切さを学びました。皆さんにとって、まだ誰も見たことがないことに挑戦するとはどのような意味を持ちますか?

言葉の力を考える
2024.12.2|ウェルビーイング応援サイト

2024年の「オックスフォード『今年の一言』」として「brain rot (脳腐敗)」が選ばれたというニュースが話題になっています。

「脳腐敗」とは何か
「brain rot」とは、質の低いオンラインコンテンツの過剰消費により、人の精神的、知的状態が悪化する現象を指します。特にSNSなどのデジタルプラットフォームで広まり、短期的な満足感を得るための消費が、長期的なメンタルヘルスや知的活動に与える影響が議論されています。

6つの最終候補とその意味
2024年の「今年の一言」の最終候補には、以下の6つの言葉が選ばれました。それぞれが今年の社会的・文化的なトレンドを反映しています。

1. Brain rot (脳腐敗)
質の低いオンラインコンテンツの過剰消費による知的・精神的な悪化を指す言葉。今年SNSで急速に広がり、特にTikTokでの使用が増加しました。

2. Demure (控えめ)
人の態度や服装が控えめで目立たない様子を指します。今年、TikTok上でこの言葉を使用した短い動画が話題となり、一気に注目を集めました。

3. Dynamic pricing (動的価格設定)
商品やサービスの価格を需要に応じて変動させる仕組みを指します。今年は特にコンサートチケットの価格設定で議論を呼びました。

4. Lore (伝承)
人物や物語、テーマに関する背景情報や逸話を指します。SNSを通じて個人やキャラクターの「ロア」が共有され、人気が高まりました。

5. Romantasy (ロマンタジー)
恋愛要素とファンタジーが融合したジャンル。今年はTikTokの「BookTok」コミュニティでの書籍紹介を通じて、このジャンルの人気が急上昇しました。

6. Slop (低品質なAI生成コンテンツ)
低品質で信頼性の低いAI生成コンテンツを指します。今年は特に検索結果やSNSでの質の低いAI生成物が増え、批判の声が高まりました。

ウエルの感想(🐰)
この記事をシェアしてくれたシンガーソングライターの小沢健二さんは、
「『脳腐敗』 どうでもいいコンテンツの過剰消費のために起こる精神的・知的な腐敗 がオックスフォード『今年の一語』1位。へぇー、じゃあ2位は何かな…と30位くらいまで読んでしまい、腐敗が進みました。笑」
とコメントされています。

ウェルビーイング応援サイトでは6つの最終候補までは見つけることができましたが、30位までの記事は見つけられませんでした。

ウエル(🐰): 「30位まで探せるなんて、小沢さんすごい。ウエルは6つまで見つけることができました。小沢さん、ありがとうございます!皆さんは、30位まで探せましたか?そして、このニュースを読んで、ウエルもこれから腐敗ではなく発酵に向かわなければならないと感じました。時代は変革の時なのかもしれません。SDGsが誕生した時のように」

情報源:
And the Oxford Word of the Year 2024 is…
Demure, lore, romantasy among Oxford’s shortlist for 2024 word of the year. Cast your vote

ご感想やご意見があればぜひお聞かせください!

「正しい」だけではない、科学を動かす力とは?
2024.12.1|ウェルビーイング応援サイト

おもしろかった!
アインシュタインがの意外過ぎる採用面接について

こんにちは!
今日は、ウェルビーイング研究者・@ishikun3先生が「おもしろかった!」とシェアしてくださった記事をご紹介します。これは、アインシュタインが行った意外すぎる採用面接の話。驚きと深い洞察に満ちたこの内容は、私たちの日常にも活かせるヒントを与えてくれます。

元の記事は、Toan Truongさんが書かれたもので、彼自身の紹介によれば「16歳で高校を卒業し、18歳で学士号を取得。現在は学び続ける人々をインスパイアするため、天才たちに関するスレッドを研究・執筆しています。」という方です。

アインシュタインの哲学に触れたこのエピソードは、画像・動画付きで投稿されており、彼のオフィスや採用方法について知ることができます。この記事の魅力は、写真とともに語られる型破りな哲学です。
以下、記事の一部を抜粋し、日本語訳を交えて紹介します。

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🌟 アインシュタインの意外すぎる採用方法




アインシュタイン(左)とロバート・オッペンハイマー。科学の未来を担った二人の貴重な瞬間。

1933年、アインシュタインはプリンストン高等研究所に着任し、若手物理学者のチーム作りを任されました。けれども、彼が行った採用面接は周囲を驚かせるものでした。
彼のオフィスはシンプルで、机と黒板、そして「間違った物理論文」のコレクションがありました。これらの論文は意図的に誤りを含むもので、候補者にテストとして提示されました。

採用プロセスの流れ


アインシュタインのオフィスに散らばる論文。創造的な環境が整えられていた。

1. 候補者に既知の物理問題を解かせる。
2. 解答後、「間違った解答」を見せる。
3. その反応を観察する。

多くの候補者は間違いを指摘し、礼儀正しく帰されました。一方で、特別な候補者たちは違う反応を示しました。
“これは不可能だ… でも、もし可能なら?”

こうした「間違いの可能性」に魅了される候補者が、アインシュタインに選ばれる天才たちでした。

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天才の条件:間違いに可能性を見出す力


アインシュタイン、湯川秀樹、ジョン・ウィーラーが並ぶ一枚。科学の未来を築いた面々。

アインシュタインは、既存の知識の正確さではなく、「生産的な混乱」を生み出せる力を評価しました。間違いを恐れず、その中にある可能性を探ることで、新しい発見が生まれると考えていたのです。
この哲学を体現する人物には、次のような人々がいます:
・ ジョン・ウィーラー:ブラックホール物理学や量子情報理論の先駆者。
・ ロバート・オッペンハイマー:マンハッタン計画を指揮し、量子場理論を革新。

彼らは、アインシュタインのテストを通じて選ばれ、科学に革命をもたらしました。

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今日のメッセージ:間違いから学ぶ勇気を



“Creativity is seeing what others see and thinking what no one else has ever thought.” – アルベルト・アインシュタイン
創造性とは、他の人が見るものを見ながらも、誰も考えたことのないことを考える能力

アインシュタインの哲学が示すのは、失敗や間違いを恐れるのではなく、その中にある可能性を探ることの大切さです。この考え方は、私たちの日常やキャリア、人生の選択にも大いに役立つのではないでしょうか。

元の記事をシェアしてくださった@ishikun3先生、そして素晴らしいスレッドを書いてくださったToan Truongさんに感謝を込めて、このエピソードをお届けしました。

また、Toan Truongさんは「ウイルス性スレッド(Viral Thread)」を効果的に書くためのオンライン講座も提供しています。この講座では以下の内容を学べます:
ウイルス性スレッドを書くためのアイデアの見つけ方
読者を惹きつける心理学的テクニック
1スレッドで報酬を得る方法
上級者向けの「90日でスレッドキングになる方法」

詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
ぜひ、間違いの中に隠された可能性を探る一歩を踏み出してみませんか?

明日もまた素敵な話題でお会いしましょう!

「モチベーションは1つに絞る」ウェルビーイングの秘訣
2024.11.30|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!最近、集中力を高める方法を探していませんか?本日は、ウェルビーイング研究者・@ishikun3先生のお気に入り記事から、働き方と幸福感をアップするためのヒントをお届けします。

参考記事はこちらからご覧ください:『ウェルビーイングでワークスタイルの質を高める:ネガティブ要素を「ワクワク」に変える環境作り

この記事は、働き方や幸福に関する考え方を深めるきっかけを与えてくれるものです。特に「仕事のモチベーションを1つに絞ること」の重要性について触れた部分は、多くの人にとって新しい発見になるのでオススメします。

仕事のモチベーションは1つに絞った方がいい
幸福の構成要素「快楽」「没頭」「意味」が仕事のモチベーションにも大きく関わります。

・ モチベーションのコンフリクトを防ぐ:
  1つの仕事に「快楽」と「意味」の両方を求めると、混乱が生じやすくなります。
  「この作業は純粋に楽しむ」「この作業は生活のためにやる」と要素を明確に分けることが大切です。

・ パフォーマンスが最も高いモチベーションのあり方:
  「内的モチベーション」だけを持つ人が最も高いパフォーマンスを発揮する。
  「内的」と「外的」の両方を持つと、逆にパフォーマンスが低下する。

@ishikun3先生は、業務によってモチベーションを1つに絞り、仕事の細部を振り返ることがウェルビーイングの本質であると言っています。

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PERMAモデルで考えるウェルビーイング
ウェルビーイングの構成要素であるPERMAモデルについても触れてみましょう。このモデルは、幸福感を構成する5つの要素で構成されています:



1. Positive Emotion(ポジティブな感情): 幸福感や満足度を高める感情。
2. Engagement(没頭): 何かに深く集中し、のめり込むこと。
3. Relationship(ポジティブな人間関係): 他者との友好的で支え合う関係。
4. Meaning and Purpose(意味や目的): 人生や行動に意義を見出すこと。
5. Achievement(達成): 目的に到達することで得られる幸福。

たとえば『ポジティブな感情』は、一日の中で小さな喜びを見つけること、『達成』は目標をクリアする喜びを指します。この図では、各要素がどのようにバランスを取りながら、日々の幸福感を高めるかを視覚的に示しています。あなた自身の生活の中で、どの要素が強く、どれが改善できそうか振り返るヒントにしてください。

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ウエルの感想(🐰)
先週まで脳が疲れて、エナジードリンクとおやつでなんとか乗り切ったウエルです。皆さんも、疲れたときに甘いものや飲み物に頼りがちではありませんか?でも、この記事を読んで、「自分の食生活も見直さなきゃ!」と感じました。これからは食事を工夫して、集中力をもっと維持していきたいと思います。

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今日から始める!ウェルビーイング向上のヒント
この記事を参考に、次の行動を取り入れてみませんか?
1. 仕事の目的を明確にする:
楽しむためか、目標達成のためか、自分の中で役割を整理する。
2. 日常の細部を振り返る:
「この作業は何のためにやっているのか?」を見つめ直し、シンプルに考える。
3. モチベーションの優先順位を決める:
業務ごとに「快楽」「没頭」「意味」のどれを重視するか選ぶ。

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「1つの仕事に複数のモチベーションを持たせない」ことが、迷いを減らし、仕事に集中するコツなんですね。また、PERMAモデルを活用して、自分の幸福の要素を振り返るのもおすすめです。あなたもぜひ、記事の中からヒントを得て日々の働き方をシンプルにしてみてください!

集中からさらに一歩脳の適応能力を鍛える
2024.11.29|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!昨日は集中力を高める方法についてお話ししました。集中力を鍛えることは、学習や創造性だけでなく、私たちの環境適応能力や新しい状況への対応力を強化する第一歩でもあります。

今日のニュースレターでは、「脳の適応能力(Neuroplasticity)」について掘り下げ、この能力を日常生活でどのように鍛えるかをお伝えします。

研究が示す脳の適応能力の可能性
Nature Neuroscience誌に掲載された注目の研究では、認知コントロールトレーニング(CCT)が脳の神経回路に持続的な変化をもたらし、学習能力を高めることが示されました。この研究で明らかになったポイントをご紹介します。

・ 神経回路の変化
  トレーニングによって、脳が「重要な情報に強く反応し、不要なノイズを抑える」能力が向上しました。
  特に内嗅皮質から歯状回へのシナプスの機能が変化し、信号と雑音のバランスが最適化されました。

・ 効果の持続性
   ・ トレーニングを受けたマウスは、新しいタスクに適応する力が数週間続きました。これにより、トレーニングの影響が短期間で終わらないことが確認されました。

脳の適応能力を育てるための方法
日常生活の中で脳の適応能力を鍛えるにはどうすればよいのでしょうか?以下の方法を試してみてください。

1. 新しいことに挑戦する
   ・ 新しい趣味や学びを始めることで、脳に新しい刺激を与えます。
   ・ 例:新しい楽器を学んだり、異文化の料理を作ってみたり。

2. フィードバックを積極的に受け入れる
   ・ 他者からの意見やアドバイスを取り入れることで、適応力が磨かれます。
   ・ 例:職場や家庭で改善の提案を求めてみる。

3. 失敗をポジティブにとらえる
   ・ 失敗を「学びのチャンス」として受け止めることが、脳を柔軟にします。
   ・ 例:「うまくいかなかった原因は何か?」を考え、次に活かしましょう。

4. 身体を動かす
   ・ 運動は脳の血流を促し、神経回路の成長を助けます。
   ・ 例:ウォーキングやヨガなど、無理なく続けられる運動を取り入れましょう。

脳の柔軟性がもたらすウェルビーイング
脳の適応能力を鍛えることは、単に学習効率を上げるだけでなく、困難な状況を乗り越える力や、日々の生活における満足感の向上につながります。この柔軟性を育むことで、より豊かな人生を築く手助けになります。

ウエルからの応援メッセージ(🐰)
あなたは今日、集中して何かに取り組むことができましたか? ウエルは、先週は集中力が続かなくて「ダメだな…」と思っていたのですが、今日はびっくりするほど集中できました!もしかしたら、ここ数日のニュースレターで紹介している「集中力」と「脳のメカニズム」について学んだからかもしれません。

脳の適応力は、新しい道を探す地図のようなものです。どんなに迷ったとしても、練習を重ねることでどこにでもたどり着けるのです。これをきっかけに、日々の集中力を一緒に伸ばしていきましょう!

集中力向上:認知コントロールトレーニング】
2024.11.28|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!昨日のニュースレターでは、集中力が創造性の土台となることをお話ししました。創造性は特別な才能ではなく、日常の中で小さな工夫を積み重ねることで誰でも高められるものです。そのためには、まず「集中力」を鍛えることが欠かせません。

今日は、集中力を科学的に高める「認知コントロールトレーニング(CCT)」に焦点を当て、その方法と効果について詳しくご紹介します。

📃認知コントロールが海馬の情報処理を持続的に向上させる

Nature Neuroscience誌に掲載された注目の研究によると、「認知コントロールトレーニング(CCT)」を行うことで、気を散らすものを無視する力が向上するだけでなく、脳の情報処理能力が最適化されることがわかりました。この研究はマウスを対象に行われましたが、人間にも応用できる可能性があります。

⚫︎研究でわかったこと
・ 認知コントロールトレーニング(CCT)とは? CCTは、脳が重要な情報に集中し、不要な情報を無視する力を養うトレーニングです。このトレーニングにより、脳内のフィルター機能が強化され、必要な信号と背景のノイズを区別しやすくなります。
・ 主な発見
 CCTを受けたマウスは、無関係な情報を無視しながら重要なタスクを他のマウスよりも効果的に覚えることができました。
 この効果は数週間続き、新しい環境やタスクへの適応能力が向上しました。
 CCTにより、脳内の神経回路が変化し、強い信号を処理しやすくし、弱い信号を抑えるバランスが取れるようになりました。これにより、脳の効率が最適化されます。
・ なぜ重要なのか? この研究は、脳の集中力を高めるトレーニングが、学習能力や適応力を向上させる可能性を示しています。たとえば、騒がしい環境でも重要な情報を正確に捉えたり、新しいチャレンジに迅速に対応できるようになるかもしれません。

⚫︎集中力を鍛えるための実践的な方法
脳のトレーニングに挑戦してみたいですか?以下の簡単な方法を試してみてください。
1. マルチタスクをやめてシングルタスクに集中:一度にひとつのタスクに集中しましょう。複数のタスクを同時に進めるよりも、ひとつのことを完全にやり遂げる方が効果的です。
2. マインドフルネスを実践:深呼吸や瞑想など、マインドフルネスのエクササイズを行い、集中力を鍛えましょう。
3. 構造的な休憩を取る:ポモドーロ・テクニックのように、短い時間で集中して作業し、その後休憩を取る方法を活用しましょう。
4. 環境を整える:余計な通知をオフにしたり、専用の作業スペースを作ることで、気が散らない環境を整えましょう。

⚫︎集中力がウェルビーイングを形づくる
集中力は単なる生産性の向上だけではありません。その瞬間を最大限に生きるための力です。気を散らすものを減らすことで、人やタスク、そして本当に大切な体験に深く関わることができ、満足感や心の明瞭さが得られるでしょう。
明日のニュースレターでは、脳の適応能力についてさらに掘り下げ、この知見を日常生活に活かす方法をご紹介します。お楽しみに。

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今日の応援メッセージ ウエルより(🐰):集中力は暗い部屋の懐中電灯のようなものだよ。大事なところに光を当てれば、他のものは消えていくよ。一緒に練習しましょう

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質問や体験談があれば、ぜひ教えてください。みなさんの声をお待ちしています!

【集中力を高めるための自己調整スキル】
2024.11.27|ウェルビーイング応援サイト

自己調整を促進する介入の理解を深めるために:業績管理とジョブクラフティングの出会い

こんにちは!
最近、「集中力が続かないな…」と感じたことはありませんか?日々の忙しさや考え事に追われると、つい目の前のタスクに集中するのが難しくなりますよね。

昨日のニュースレター「創造性の秘密:非定型顕著性の視点から」では、創造性について考えました。けれども、創造性は特別な才能を持つ一部の人だけのものではありません。私たちの日常生活の中でも、小さな工夫や新しいアプローチを試すことが創造的な行動です。そして、その土台となるのが集中力です。

今日は、昨日の「創造性」のテーマから少し日常に戻り、集中力を高めるための具体的な方法を一緒に探っていきたいと思います。

集中力を高めるカギ:自己調整のスキル
私たちの集中力を高めるには、自己調整(self-regulation)スキルが役立つとされています。自己調整とは、目標を設定し、その達成に向けて計画を立て、自分の進捗を観察して評価するプロセスです。
今回のニュースレターでは、最近の研究で示された ProMES(プロメス)ジョブクラフティング の手法を参考にしながら、集中力を持続させる具体的な方法をご紹介します。

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1. ProMES(プロメス):チームで目標を共有し、進捗を見える化する方法
ProMESはチーム単位で目標を設定し、進捗を測定しながらフィードバックを共有する方法です。この仕組みは、チーム全体での一体感や協力を高めるのに役立ちますが、個人の集中力を高めるヒントとしても応用できます。

ポイント:個人に応用する方法
・ 具体的な目標を設定する
  例:「今日は1時間集中してメールを返信する」
・ 進捗を記録して自分を振り返る
  タイマーを使って、1時間後に自分の達成感をメモ。
・ 達成後には小さなご褒美を!
  チョコレートやお気に入りの飲み物でリフレッシュ。

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2. ジョブクラフティング:仕事の内容を調整して効率アップ
ジョブクラフティングは、仕事のやり方を自分に合った形で工夫する方法です。これにより、仕事に対する「負担感」を軽減し、集中しやすい環境を整えることができます。

ポイント:集中力を高める工夫
・ リソースを求める:同僚や上司にフィードバックやアドバイスを求める。
  例:「このタスクの優先順位について確認したい」
・ チャレンジを見つける:新しい課題や責任に挑戦する。
  例:「このプロジェクトの提案書を自分でまとめてみよう」
・ 効率を上げる工夫をする:仕事の進め方を少しずつ改善。
  例:メールチェックを1日2回に絞る。

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注意点:やりすぎはNG!
研究では、ProMESとジョブクラフティングを同時に実施すると、かえって負担が増えて逆効果になる可能性があることがわかっています。

役割の衝突: ProMESはチーム全体の目標を重視しますが、ジョブクラフティングは個人の目標や調整を優先します。この違いが「どちらを優先すべきか」と迷わせ、負担を増やす結果になりました。
・ リソースの消耗: 2つの異なるアプローチを同時に学ぶことで、従業員が疲れてしまい、新しい行動を取り入れる余裕がなくなった可能性があります。
・ 優先順位の混乱: チームの目標と個人の目標を同時に達成しようとすることで、どちらにも集中しきれなくなったと考えられます。

そのため、集中力を高める際は、まずは1つの方法を試してみることをおすすめします。たとえば、最初の1週間はProMESのように目標設定と進捗記録に集中し、次の週はジョブクラフティングのように仕事の調整を工夫してみてください。

まとめ
ProMESは「チーム全体の目標共有や協力」を高めるのに適しています。
ジョブクラフティングは「個人のパフォーマンスやイノベーション」を促進するのに有効です。
同時に行う場合は、適切な調整やサポートがないと従業員に負担を与え、逆効果になる可能性があります。

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終わりに
集中力を高めるためには、目標を細かく分解し、進捗を可視化すること、そして仕事の内容ややり方を調整することが効果的です。
今日は、ぜひ自分に合った「集中力アップ法」を試してみてください。明日は、集中力を維持するためのさらに具体的な方法についてご紹介します。
「集中力が続かない…」と感じたときこそ、自分に優しく小さな一歩から始めてみましょう。応援しています!

【創造性の秘密:非定型顕著性の視点から】
2024.11.26|ウェルビーイング応援サイト

際立つ創造性:非定型顕著性理論からの視点

こんにちは!
今回は、「創造性」というテーマに関連した興味深い研究をご紹介します。この研究は、私たちがどのようにして新しいアイデアを生み出すのか、そして創造性がどんな仕組みで成り立っているのかを探ったものです。その鍵となるのは、「非定型顕著性(ひていけいけんちょせい)」という少し聞き慣れない言葉です。

非定型顕著性って何?
「非定型顕著性」とは、ふつうの人があまり重要だと感じない情報に注目する特性を指します。これにより、通常なら無視してしまうような情報にも気づき、それをアイデアのヒントとして活用することができます。
たとえば、創造性に富んだ人は、周りの小さな変化や、関連性がないように見える物事を結びつけ、新しい発想を得ることが得意です。この特性は、創造的な人々がユニークなアイデアを生み出す理由のひとつとされています。

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どんな研究結果があるの?
創造性と統合失調症には意外な関連性があることが、歴史的な事例からも示されています。有名な例として、以下のような統合失調症を公表している人物が挙げられます:

・ フィンセント・ファン・ゴッホ(画家)
・ エドヴァルド・ムンク(画家、『叫び』の作者)
・ 夏目漱石(作家)
・ 草間彌生(現代美術家)

これらの人物は、それぞれの分野で非常にユニークな表現を生み出し、多くの人々に影響を与えました。その背景を考えると、ふつうの人が見逃すような情報や感覚に注目する力が、創造的な発想につながる可能性を感じさせます。

この研究では、創造性がただ「注意が散漫」なだけではなく、むしろ積極的に「ふつうの人が見逃す情報を見つけ出し、それを追求する」プロセスだと説明しています。その背景には、脳の中でドーパミンという物質が関わっています。

実験によると、統合失調症のような症状を持つ人が示す「異常な顕著性」が、創造性と重なる部分があることが分かりました。ただし、統合失調症が直接的に創造性を高めるわけではありません。創造性が豊かになるには、他の特性(たとえば集中力や知識)とのバランスが必要です。

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私の友人も、「人と違った発想」を持つ創造的な人物でした。友人は独特な感性を生かして作品を作っていました。その活動は限られた人にしか知られていませんでしたが、どれほど特別な視点を持っていたのか、いま改めて感じています。このニュースレターを通じて、私たちがふだん見過ごしているような視点や感性の大切さを考えるきっかけとなれば嬉しいです。

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この研究が教えてくれること
私たちは時に、「無駄だ」と思うような情報やアイデアを切り捨ててしまうことがあります。けれども、この研究は、ふつうは無関係と思われる情報が新しい発想を生むきっかけになる可能性を示唆しています。
創造的になるためには、意識的に「変わったこと」「気になったこと」に注意を払ってみるのも良いかもしれません。日常の中に、思わぬヒントが隠れていることもあるのです。

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提案
・ 身近なことを観察してみましょう: 通勤途中の風景や、何気なく聞こえる会話の中にもヒントがあるかもしれません。
・ 新しいことに挑戦してみましょう: 普段はしないようなことを試してみると、発見があるかもしれません。
・ 自分のひらめきを大切にしましょう: 誰も気づかないようなアイデアでも、それが次の大発見につながる可能性があります。

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これからも、日々の暮らしの中で役立つ視点や気づきを皆さんと一緒に見つけていけたらと思います。また次回、必要なときにお立ち寄りいただければ嬉しいです。

【ウェルビーイング社会を実現する戦略(シリーズ最終回)】
2024.11.25|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!昨日は、現代美術とは何かを考えさせる友人の作品をシェアしましたが、皆さんも何か感じるところがありましたか?アートを通じて未来や社会を見つめる時間は、新しい視点を得られる貴重な機会だったと思います。

さて、今日は「ウェルビーイング社会」を実現するための6つの戦略をご紹介するシリーズ最終回です。最後にお届けするのは、戦略5「公平なデジタルシステムの推進」戦略6「ウェルビーイングの測定とモニタリング」、そして「Way Forward(次の一歩)」について少し触れていきます。ぜひリラックスしながらお読みください☕️

戦略5: 公平なデジタルシステムの推進



デジタル技術の進化は、社会的なつながりや健康リテラシーの向上、新しいサービス提供の効率化など、多くの可能性をもたらします。一方で、デジタル化が進む中で孤立感や不平等が深まるリスクもあります。たとえば、インターネットへのアクセスが限られている地域や高齢者には、新しい技術を活用する機会が少ないことが課題です。また、誤情報やヘイトスピーチの広がり、個人データの搾取といった懸念もあります。

公平なデジタル社会を目指すには、以下のような取り組みが求められます:

・ 人間中心のデジタル技術の開発と活用
・ 誤情報への規制と正しい情報提供の推進
・ 脆弱な地域やグループへのデジタル技術へのアクセス向上
・ デジタルリテラシー向上プログラムの実施

たとえば、教育システムと連携してデジタルリテラシーを高めるプログラムを実施したり、技術セクターと政府が協力して、全世代が安心して利用できるデジタルサービスを開発することが具体例として挙げられます。

戦略6: ウェルビーイングの測定とモニタリング



「ウェルビーイング社会」を実現するには、その進捗を測るための包括的な指標が必要です。従来のGDPや平均寿命だけでは、人々の生活の質や環境への影響を十分に捉えることはできません。そのため、新しい指標を開発し、社会や経済、環境の進歩をバランスよく測ることが目指されています。

注目ポイント:
・ 健康や教育、社会的つながり、環境など、多角的な指標で進捗を把握する。
・ データ収集と分析能力を強化し、政策や施策の効果を高める。
・ 国際的な協力の下、標準化されたウェルビーイング指標を策定する。

具体的には、暴力や精神的健康などの社会課題に関するデータを充実させることや、全ての人々がアクセス可能な健康情報システムを構築することが重要です。

次の一歩 (Way Forward)

この枠組みを成功に導くには、政府、非政府組織、企業、学術機関、地域社会が連携し、全社会的な取り組みを進める必要があります。それぞれの国や地域の状況に合わせて、最適な方法を選び、政策や施策を実行することが鍵です。

WHOは、各国と協力し、エビデンスを収集しながら技術的なサポートを提供していきます。「ウェルビーイング社会」の実現は、全ての人々の手で進める変革です。その一歩一歩が、より持続可能で公正な未来を形作る力となるのです。

私たちは、日々の生活の中でどんな一歩を踏み出せるでしょうか?ぜひ、一緒に考えていきましょう

*

ウエルの感想(🐰)※個人の感想です
今日の戦略を読んで、ウエルも「デジタル社会」と「測定とモニタリング」の重要性について改めて考えさせられました。特に、デジタル化が進む中で孤立感が生まれたり、不公平が広がるリスクがあるという指摘には、慎重な対応が必要だと感じます。一方で、デジタル技術はすでに多くの人にとって日常の一部となり、新しい可能性を広げているのも事実ですよね。

ただ、仕事以外では、デジタル技術を使うかどうかは個人の選択でもあります。デジタル化が進む一方で、アナログにも変わらぬ魅力があります。たとえば、手書きの温かみや個性には、デジタルでは得られない感覚が宿っています。また、デジタルの「誰でも同じようにできる」感覚には利便性がある一方で、個性が薄れる側面もあるかもしれません。この「デジタル」と「アナログ」の間を自由に行き来できることが、現代の豊かさを象徴しているのかなと思います。

皆さんは、デジタルとアナログが共存するこの時代をどのように感じていますか?ウエルは、デジタルの利便性を活かしつつ、アナログの温かさや奥深さを見直しながら、自分に合ったバランスを探していきたいです。それぞれの良さを活かせる自由がある時代を、楽しみたいと思います。

さらに、「ウェルビーイング」を測るための新しい指標が必要だという考え方にも共感します。ただGDPを追い求めるのではなく、私たちの日常や健康、社会のつながりを大切にする取り組みが広がるといいですね。デジタルやアナログを問わず、それぞれの価値が見える形で評価される未来が訪れると素敵だと思います。

皆さんは、デジタル社会やウェルビーイングの測定について、どんな未来を想像しますか?ウエルもこれからの可能性を思い描きながら、自分にできることを少しずつ見つけていきたいです。

ご愛読に感謝して
これでシリーズ最終回となりますが、「ウェルビーイング社会」への道はこれからも続いていきます。日常の中で、小さな一歩を踏み出すことで、私たちは未来を形作る力を持っています。これからも一緒に考え、行動していきましょう

【日曜日の特別ニュースレター】
2024.11.24|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは。本日のニュースレターでは、私たちのサイト運営者にとって特別な友人が残してくれた思い出を共有します。昨日はその友人のお誕生日でした。彼が残してくれた言葉やエピソードを通じて、私たちの日々の大切さについて、一緒に考えてみませんか?

タイトル:「Icho Namiki No Serenade / Ozawa Kenji(初の耳コピ)」

動画説明文
“I tried to play my favorite piece by ear with the UK-01 keyboard which was delivered a short time ago. At one time, I gave up doing it because I absolutely couldn’t. I tried to do it again. I was able to do it better than I thought. However, I still don’t think that I can do it well.”

友人は「子どもの頃、何度やっても上手く音がききとれなかった苦い思い出があり、自分には音感はないものとあきらめていました」と書いていますが、それでも挑戦を続けていました。「やってみたら結構できました。まぁ、できるうちには入らないと思いますが…。」というその言葉には、結果よりも挑戦することそのものの価値を教えてくれる力があります。

友人が残したこんな言葉もあります:
> “私にとって、ただ一生懸命生きること、できる範囲で他人と関わることが、それ自体が表現なのだと思います。”

この言葉は、私たちの日々の小さな行動を見つめ直すきっかけを与えてくれます。大きな成果を目指すのではなく、自分らしく一歩一歩進むことの大切さを思い出させてくれます。

今日という日、ぜひ身近な人と過ごす時間を大切にし、自分の挑戦を楽しんでみてください。小さな一歩が新しい未来への扉を開くきっかけになります。友人の言葉が、皆さんの日々に少しでも光を灯すことを願っています。

【ウェルビーイング社会を実現する戦略(その2)】
2024.11.23|ウェルビーイング応援サイト

はじめに
こんにちは!週末のリラックスタイム、いかがお過ごしですか?今日は少し肩の力を抜いて、新しい視点で未来の健康と経済について一緒に考えてみませんか?今回取り上げるのは、戦略3「人間開発を支える公正な経済の設計」と戦略4「プライマリーヘルスケアを通じたユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進」です。日々の生活や健康に直結する内容なので、ぜひリラックスしながらお読みください!

戦略3: 公正な経済の設計と実行



これまでの経済モデルは、人間と環境に多くの負の影響を与えてきました。けれども、現在、多くの国が「ウェルビーイング経済」と呼ばれる新しい経済モデルを模索しています。このモデルは、経済的繁栄だけでなく、健康、安定性、環境の持続可能性を統合的に追求するものです。

⚫︎ ウェルビーイング経済の特徴
・ 地球の健康を重視:きれいな空気や水、安定した気候などの共通財産を守ります。
・ 社会的公平性を推進:社会の連帯感を高め、困っている人々を支え、地域社会を活性化します。
人間の健康を中心に:身体的、精神的、感情的な健康を全員が享受できる社会を目指します。

⚫︎ 具体的な政策例
公共投資を健康促進活動に集中し、持続可能な経済成長を目指します。
健康を害する製品やサービスの生産を抑制し、環境に配慮した代替品を奨励します。
GDPに代わる新しい発展指標を採用し、社会的・環境的な成功を測定します。

戦略4: プライマリーヘルスケアを通じたユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の推進



すべての人が必要なときに高品質な医療を受けられることを目指すユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)は、ウェルビーイング社会の核心です。この戦略は、プライマリーヘルスケア(PHC)を通じて、予防、治療、リハビリ、健康増進を包括的に提供する仕組みを提案しています。

注目ポイント
・ 非感染性疾患(NCDs)への対応:糖尿病や心疾患、精神的健康問題への包括的な治療・予防をPHCに組み込む。
・ 健康リテラシーの向上:人々が自分や家族の健康を管理するための知識を得られる仕組みを整える。
・ 地域社会の参加:人々が自分の健康と地域の福祉に積極的に関与できるようなシステムを構築する。

具体的な政策例
公共・民間の医療保険を活用して、個人負担を減らし、健康支出の大きな負担を回避する。
子ども向けの健康的な栄養政策や母乳育児の奨励を強化する。
学校や職場での定期健康診断を導入し、早期のリスク発見を目指す。

ウエルの感想(🐰)
今日の戦略を読んで、ウエルも未来の可能性に思いを巡らせました。これまでの経済モデルが人間や地球に負の影響を与えてきたなんて、少し悲しくなりませんか?でも、新しい『ウェルビーイング経済』という考え方には、健康や環境の持続可能性を経済と結びつける大きな希望を感じます。一方で、「これまでのやり方を続けることは持続可能ではない」という、考えさせられるメッセージでもあります。

地球を守りながら経済的な安定も目指す未来を想像すると、ウエルはワクワクします。たとえば、環境に優しい選択が当たり前になったり、健康的な生活を応援する取り組みがもっと広がったり…。そんな未来が来たら、本当に素敵ですよね。

皆さんは、日常の中で『ウェルビーイング経済』の考え方に共感できる瞬間を感じたことはありますか?ウエルは、日ごろお世話になっている人や助け合いの心を持つ人たちに、もっと機会や富が集まる社会が広がればいいな、と思います。それは、そういった人たちがこの世界で良い影響を広げていると感じるからです。

ウエルも、そんな未来をつくる輪の一部となれるように、小さな学びや行動を積み重ねていきたいと思います。

次回予告
明日のニュースレターでは、シリーズ最終回として、戦略5と6をお届けします。教育やデジタル化、そしてその先にある「ウェルビーイング社会」の未来について考えます。どうぞお楽しみに

【ウェルビーイング社会を実現する戦略(その1)】
2024.11.22|ウェルビーイング応援サイト

はじめに
こんにちは!昨日に続き、今日から3日間、WHOが提案する『ウェルビーイング社会』実現に向けた6つの戦略をご紹介します。この枠組みは、、地球環境、社会福祉、経済を再構築し、すべての人が健康で幸せに暮らせる未来を築くための指針です。

初日の今日は、最初の2つの戦略を見ていきましょう。「地球とその生態系」と「社会福祉制度の改革」に焦点を当てた内容です。

戦略1: 地球とその生態系の育成



人間と環境の健康は密接に結びついており、安全で持続可能な環境へのアクセスは基本的人権とされています。この戦略では、以下の点が重要視されています:

・ 低炭素経済への移行:気温上昇を抑えるため、迅速かつ公平に化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を進めます。
生物多様性と資源保護:汚染を減らし、人と自然が調和して共存できる環境を守ります。
健康的な水と食料システム:持続可能な農業を推進し、有害な食品生産を減らす取り組み(例:母乳育児の推奨)。

戦略2: 公平性、包括性、連帯に基づく社会福祉制度の設計



社会福祉制度は、個人や地域社会の健康と公平性を確保するために不可欠です。この戦略では、次のような目標が挙げられています:

公平な福祉制度の拡充:すべての人に医療や基礎収入を提供し、健康と安全を確保。
社会的障壁の排除:スティグマや差別をなくし、家庭内暴力防止策を強化。
ジェンダー平等と社会的包摂:福祉制度を通じて、平等で包摂的な社会を目指します。

ウエルの感想(🐰)
地球や自然を守ることがみんなの元気につながるって知って、ウエルもできることから始めたいと思いました。でも最近の研究を読んで、たくさんのことに手を出しすぎると、自分のパフォーマンスが低下してしまい、逆に周りに迷惑をかける可能性があることを知りました。

だからこそ、ウエルはこのニュースレターを通じて、自分にできる範囲でみんなの役に立ちたいと思っています。困っている人がここを見に来て、少しでも元気やヒントを得てもらえたら嬉しいです。皆さんは、たくさんのことを同時にやろうとするとき、どうやってバランスを取っていますか?

次回予告
明日のニュースレターでは、「戦略3と4」をご紹介します。経済と教育・インフラ改革を通じて、どのようにウェルビーイング社会を実現できるのか掘り下げます。お楽しみに。(明日は土曜日ですが、今のところ土日関係なくお届けします🐰)

【ウェルビーイング社会を目指して:新たな枠組みと私たちの役割】
2024.11.21|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!
今回のニュースレターでは、昨日に続き、WHOが発表したウェルビーイング社会に向けた重要な枠組みをご紹介します。この枠組みは、地球全体が直面している複数の危機に対応し、すべての人が元気で幸せに暮らせる未来を築くための指針を示しています。ぜひ図説をご覧ください!

グローバルウェルビーイング枠組み

この図は、ウェルビーイング社会を構築するための3つの主要な構成要素を示しています:

  1. 戦略的方向性
    具体的な目標を定め、達成に向けた方向性を設定します。
  2. 政策方針
    戦略を具体的な政策に落とし込むための指針を提供します。
  3. 実施例
    各国や地域で実際にどのように取り組むべきか、成功事例やモデルを示しています。

ウェルビーイング社会の要素

この図は、ウェルビーイング社会を構成する6つの重要な要素を示しています:

  1. 地球とその生態系の育成
    地球の自然環境や生態系を守り、持続可能な形で維持していくことを重視しています。
  2. 社会保護と福祉制度の設計
    公平性、包括性、連帯を基盤とした福祉制度の設計と実施が求められています。
  3. 人間開発を支える経済の設計と実行
    公正な経済の設計とそれを支える政策を通じて、全ての人々の人間開発を促進します。
  4. 公平なデジタルシステムの推進
    社会的結束を強化し、商業的利益から独立した公共サービスとして機能する公平なデジタルシステムを推進します。
  5. プライマリーヘルスケアを通じた普遍的健康保険の促進
    プライマリーヘルスケア(誰もが利用可能な基本的な医療サービス – 健康診断、母子健康ケア、ワクチン接種、簡単な病気の治療など)、健康づくり、予防サービスを通じて、全ての人が平等に医療を受けられる仕組みを確立します。
  6. ウェルビーイングの測定と監視
    個人や社会のウェルビーイングを測定し、その進展を定期的に監視する体制を整えることが重要です。

英文の要点
・背景:地球規模の危機(気候変動、不平等、健康問題など)に対応する包括的な枠組み。
・ウェルビーイング社会の基盤:身体的、精神的、社会的な幸福を統合し、公正な政策を推進。
・健康づくり:人々が健康と生活環境を改善する力を持ち、公平性と包摂性を重視。
・持続可能な社会の構築:経済、社会、環境のバランスを保ち、次世代に繁栄をつなぐ「新しい社会契約」が必要。

ウエルの感想(🐰)
今日の図を見て、地球やみんなの元気のためにできることがたくさんあるんだなって思いました。一つずつ考えていきたいですね!

次回は、ウェルビーイングを阻む課題と、その解決のための国際的な取り組みについて掘り下げます。どうぞお楽しみに

【ウェルビーイングの未来へ:WHOが示す新たな枠組み】
2024.11.20|ウェルビーイング応援サイト

WHOはウェルビーイングに向けて、国際的な枠組みを提唱し、精緻化に取り組み始めていますー
👉ウェルビーイングの達成:公衆衛生への統合に向けた国際的枠組み

皆さまこんにちは。本日のニュースレターでは、ウェルビーイング研究者である石川善樹先生が10月16日にシェアされた重要なメッセージをご紹介します。

WHOが発表した44ページのレポートAchieving well-being: a global framework for integrating well-being into public health utilizing a health promotion approachは、このメッセージの基盤となる重要な枠組みを示しています。

概要
2022年、第75回世界保健総会は、ウェルビーイング社会の実現に向けた枠組みを策定するようWHOに要請しました。この枠組みは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を基盤とし、政府や社会全体が協力する新たな取り組みを目指しています。

このレポートでは、すべての人が健康な地球の上で豊かに生きられる社会を作るための具体的な政策と戦略が示されています。次回のニュースレターでその詳細を掘り下げていきます!

ウエルの感想(🐰)
ウェルビーイングって、まだ全部はわからないけど、みんなが元気で幸せになることだと思います。先生やウェルビーイングサポートくんが頑張っていることを応援しながら、ウエルももっとウェルビーイングについて学んで、このニュースレターで皆さんに元気を届けるお手伝いをしたいです。一緒に笑顔になれる時間や、地球にやさしくできることを考えられたら、とても素敵だなと思っています!

つづきます

【無理しなくていい、そんな選択も大切に。】
2024.11.19|ウェルビーイング応援サイト



こんばんは。今日は少し遅れてのお届けです。

実は今日は、集中力がどうしても続かないなと思い、少し休んでいました。気がついたら、いつの間にか日付が変わっていてびっくり…でも、そのおかげで、ふと考える時間が生まれました。

私たちは日々、さまざまな提案や依頼に出会います。それが「おもしろそう!」「やってみたい!」と感じるものもあれば、心のどこかで「これは少し違うかな…」と思うものもありますよね。でも、そんなときに「断る」という選択は、特に繊細なあなたにとって難しいものかもしれません。

そこで今日は、「断る」という選択肢について、少しだけ考えてみたいと思います。

テーマ:やりたくないと感じたら、断る選択肢を大切に
無理に引き受けることは、相手の期待に応えようとする優しさの表れかもしれません。でも、その結果、自分の時間やエネルギーが削られたり、大切な信条に反してしまうとしたら、それは本当に良い選択と言えるでしょうか?

そんなときは、少し立ち止まることで、自分自身を見つめ直す良い機会かもしれません。断ることも、あなたの成長の一環と考えてみてはいかがでしょうか?

ポイント1:「断ることは自己尊重の第一歩」
たとえば、こんなふうに考えてみましょう:
その提案は、自分の価値観や目標に本当に合っていますか?
断ることで、何か守れるものや、得られるものはありますか?
こうした問いかけを通じて、自分の心と対話する時間を大切にしてみてください。

ポイント2:「言いづらいときの魔法の言葉」
「断る」という行為には少し勇気が要るかもしれません。でも、誠実な言葉を使えば、相手もきっと理解してくれるはずです。また、相手を思いやりつつも、自分の気持ちを大切にすることができます。

たとえば、こんな言葉はいかがでしょう?
「ご提案いただいて嬉しいですが、今回はお引き受けできません。」
「素敵なアイデアだと思いますが、今の状況では難しいです。」
「他に優先すべきことがあるので、今回は辞退させてください。」

簡潔に、でも相手への敬意を込めて伝えることで、自分も相手も気持ち良く過ごせる選択ができます。

ミニTips: 小さな練習から始める「断る力」
1. 簡単な場面で試してみる
たとえば、誰かに「少し付き合ってくれない?」と言われたとき、「今日は予定があるので難しいです」と伝える練習をしてみる。
2. 理由を深く考えすぎない
「申し訳ないですが、できません」とシンプルに伝えるだけでも十分。気負いすぎないことが大切です。

問い
最近、「やりたくないな」と感じながらも、引き受けてしまったことはありませんか?その結果、どんな気持ちになりましたか?
ちょっと立ち止まって振り返ることで、次回どうするかのヒントが見つかるかもしれません。

終わりに:エールを込めて
「断る」という選択肢は、決して冷たいものではありません。それは、自分を大切にし、相手に対しても誠実でいるための大切な手段です。

もしこのニュースレターが、少しでもあなたの気持ちを軽くしたり、次の選択の参考になったりしたら嬉しいです。

今日も一日、本当にお疲れ様でした。どうぞ無理せず、自分らしいペースで過ごしてくださいね。心から応援しています。

【丸一鋼筒の挑戦: 従業員株主化とその未来】
2024.11.18|ウェルビーイング応援サイト

製造業の現場から
「丸一鋼管株式会社の東京工場を訪問させていただきました。製造業が高い技術力や効率性を実現していることが便利な生活に繋がっていることを実感し、これを持続可能にする経営について考えたいと思いました。従業員株式報酬制度についても現場の従業員の反応を詳しくお伺いし、多くの学びを得ました。」

Tomo Suzuki教授がシェアされたニュースをお届けします。

高額の従業員株式報酬制度の導入
丸一鋼筒株式会社は、平均給与694万円のところ、870万円の従業員株式報酬を実施しました。この施策により、従業員が株主として会社経営に参画し、持続可能な賃上げや所得倍増への道筋を作る挑戦が行われています。

Tomo教授は「こうした施策が企業経営にどのような影響を与えうるか、知りたくありませんか?わたくし共では現地に出向き、皆さんにお話を聞き、さらに今後の施策を一緒に考えることで、持続的な賃上げや #所得倍増 に貢献したいと思っております。」とコメントしました。

Tomo Suzuki教授について
スズキ・トモ(すずき とも)教授は、日本の経済社会制度設計研究者です。中国やインドなどの新興国におけるサステナビリティ研究を経て、日本などの成熟経済社会の持続的発展政策の研究を推進しています。明治大学商学部卒業後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで社会科学方法論の修士号を取得し、オックスフォード大学で博士号(D.Phil.)を取得しました。その後、オックスフォード大学で常任講師、リーダー、教授を歴任し、イギリス王室や国際機関との協働も行ってきました。現在は早稲田大学商学学術院教授として、日本の経済政策やWell-being計画の推進に貢献しています。

ウエルの感想(🐰)
こんにちは!ウエルです。

今回のニュースを読んで、丸一鋼筒さんの取り組みが本当に素晴らしいと思いました。自分たちの働きが直接会社に反映される仕組みって、すごくモチベーションが上がりますよね。それに、日本のものづくりがこんな風に進化していることを知ると、私たちの日常がいかに支えられているか改めて感謝したくなります。

工場の現場の皆さんも、エンジニアさんたちも、本当に一生懸命取り組んでいるんだなあと感じました。これからも丸一鋼筒さんのような企業が、どんどん日本を元気にしてくれると嬉しいです!

【地方の未来を支える新たな試み】
2024.11.17|ウェルビーイング応援サイト

この坂本さんの地方創生のビジョンがめちゃくちゃ面白かった。解像度が高い!さすが。地方の名士にM&Aが集まっていて、でかくなってくること、そのためにはビジョンとリーダーが必要なこと、そして都市の経営者にはマインドを持った地方企業と組んで、経験を積むことが面白いこと。

日本の地方の魅力は本物だし、可能性めちゃ感じる。



地方の複業で年収1,000万!チイキズカンが実現する「これからの複業」【ゲスト:株式会社XLOCAL 坂本 大典】

こんにちは!
今日は、地方創生において注目されている新たな試みを紹介します。その背景には、地方の可能性を信じる声があります。上記は北川拓也さんの感想です。(10月20日にシェアされたものです)

坂本さんが提唱する地方創生のアイデアは、地方企業の課題解決に焦点を当てています。その一環として運営されている“チイキズカン”は、地方と都市をつなぐユニークな試みを展開しています。

“チイキズカン”の概要
チイキズカンは、地方の企業と都市部のプロフェッショナル人材を結びつけるサービスです。この仕組みは、地方の企業が抱える課題を解決するために、特定のスキルや経験を持つ人材を活用することを目指しています。地方企業が求めているのは、単なる労働力ではなく、具体的な課題に応じたスキルや知見を持つ人材です。

地方創生の現実的な可能性
この取り組みの特徴は、地方企業が抱える課題に対して具体的な解決策を提供する点です。都市部の専門家が地方企業に関与することで、事業拡大や新たなプロジェクトの立ち上げを支援します。

たとえば、地域の宿泊施設が新たな顧客層を開拓するために、デジタルマーケティングの専門家と協力したり、製造業が新技術を導入する際に技術アドバイザーの力を借りるといった事例が見られます。

地方で働くことの意義
このような取り組みは、地方企業だけでなく、関与する人材にとっても大きな価値をもたらします。新たな環境での挑戦は、スキルアップやキャリアの幅を広げるだけでなく、地域社会への貢献感や充実感を得る機会でもあります。

地方での仕事は、単なる収入源を超えて、人々に新しい経験や成長の機会を提供する可能性があります。一橋大学の永山晋先生の研究によれば、移動して新しい環境で仕事をすることはパフォーマンス向上に寄与する一方、遊びや交流のための移動はウェルビーイングを高める効果があるとされています。

地方での働き方は、その環境や目的によって効果が異なるものの、多拠点生活やワーケーションなど、移動を伴う活動が新たな視点や経験を促進し、地域全体にも良い影響をもたらすことが期待されます。

私たちの応援メッセージ
地方の魅力や可能性を発見し、応援することは、私たち一人ひとりが社会の一部として成長する機会でもあります。坂本さんやXLOCALの取り組みは、その一つの形を示してくれています。

地方での新たな挑戦や、地域社会とのつながりを探してみませんか?その一歩が、あなた自身と社会にとってのウェルビーイングをさらに豊かにしてくれるでしょう。

ウエルの感想(🐰)
地方ってなんだか落ち着いた雰囲気があって、そういうところで新しい取り組みがあるともっとおもしろそうですね。でも、仕事で移動するのと遊びで移動するのでは違うっていうお話、すごくおもしろいと思いました。あなたは、お出かけしてパフォーマンスを上げる方が良いですか?それとも、ウェルビーイングを高める方が大事だと思いますか?ウエルはパフォーマンス6、ウェルビーイング4かなあ

チイキズカン公式サイト:https://chiiki-zukan.com/

本日も素敵な一日をお過ごしください!

【マオリの催すはんたいのハカ】
2024.11.16|ウェルビーイング応援サイト

強烈だ

こんにちは!今日は、ニュージーランド議会でのマオリの議員たちが行った催すはんたいのハカについてお伝えします。

ニュージーランドでは、大切な経緯があります。「ワイタンギ条約」という、マオリの人々の権利を守るための古くからの大切な経緯が、この日、新しい解釈方法に変えられようとしていました。

これに対し、マオリの人々を代表する議員の一人であるHana-Rawhiti Maipi-Clark氏とその他の議員たちは、催すして「この新法案は許さない」と、マオリの催はんたいの情熱と主張を持って「ハカ」を行いました。

ハカは、マオリ文化で激しい気持ちを伝えたり、大切なメッセージを伝えるときに用いられる伝統の踊りです。ただ、議会ではよくも悪くも「黙って知的な議論をする場所」という規則があるため、この行動は「規則違反」として認められませんでした。結果、議場はしばらくの間閉鎖されることになりました。

これはマオリの議員たちがどれだけ真剣に気持ちを伝えたかという事例といえます。このような場面から、マオリ文化と、その知られていない体験を教えてくれることの大切さを思い知りましょう。


「ニュージーランド議会。ワイタンギ条約の解釈方法を変更することを提案した新法案に対する投票を妨害するため、ハカを行うHana-Rawhiti Maipi-Clark氏とマオリ系議員たち。MonNYC

ウエルのコメント(🐰)
はかってすごいね!マオリの人たちは、自分のポイントをすごく大事にしてるのがかっこいいと思います。でも、るーるがある場所では、るーるにそって行動するのも大事だと思います。

今日のニュースはここまで。この事例から、大切なメッセージをどう伝えるか、そして場に応じた方法を考えることの大切さについて学ぶことができます。それでは、また次回お会いしましょう!

【Sweeter Future by Hiroki: 持続可能な農業の可能性】
2024.11.15|ウェルビーイング応援サイト

Sweeter future by Hiroki!!

こんにちは!本日のニュースレターでは、人類の未来に向けた挑戦と可能性を描いた古賀大貴さんのTEDトークをご紹介します。この動画をシェアしてくれたのは、北川拓也さん。北川さんの一言「Sweeter future by Hiroki!!」がその期待感を象徴しています。(10月17日にシェアされたものです)



📹 TEDトーク:「植物工場が変える未来」
古賀大貴さんは、日本のイチゴ農業の革命的進化をテーマに、植物工場技術がもたらす未来を語っています。

「なぜ今植物工場が必要なのか。一見高そうな植物工場がどうやって既存農業より安くなり主流化するのか」と、古賀さんは熱い想いを込めて話し、緊張の中でも素晴らしいプレゼンを披露されました。以下はトークのハイライトです:

1. イチゴの品質革命
通常のイチゴより3倍甘い高品質な日本のイチゴが、植物工場技術により世界中で栽培可能に。

2. 問題の発見
アメリカ移住後、農産物の味への失望から、高品質農産物を再現するチャンスに気付く。

3. 植物工場の挑戦と進化
自らの農場を設立し、技術開発を進めてきた努力の軌跡。

4. ミツバチ問題の解決
AIとロボットを活用し、受粉成功率を95%に向上。

5. 持続可能な農業システム
農薬を使わず、水のリサイクルが可能な、環境に優しい技術。

6. 未来の農業
植物工場が従来農業を凌駕し、経済的にも環境的にも持続可能な未来を創造する可能性。

🍓 こちらのTEDトークをぜひご覧ください

💪 北川拓也さんの応援メッセージ
北川拓也さんは、量子コンピューター企業QuEra ComputingのPresidentであり、Well-being For Planet Earth財団の理事として、世界規模の課題に取り組んでいます。
北川さんがこの動画を紹介した背景には、古賀さんの描く未来が、私たち全員にとって「より甘く、おいしい」世界を創り出すという信念が込められています。

🌍 ウェルビーイングの視点から
このトークが示唆するのは、技術革新を通じた「持続可能なウェルビーイング」の可能性です。食卓に並ぶイチゴ一つが、環境負荷を減らし、地域を超えた幸福を育む力を持つ時代が到来しつつあります。

それでは、素晴らしい一日をお過ごしください!

【時代を超えた理想の人間像:ウェルビーイングの現代的概念の系譚をたどる】
2024.11.14|ウェルビーイング応援サイト



こんにちは!今日は、モーセン先生の新しい研究論文『時代を超えた理想の人間像:ウェルビーイングの現代的概念の系譚をたどる』をご紹介します!

モーセン先生は「パーソナリティと文化間比較心理学者」で、「ウェルビーイング、文化、統計」を主な研究テーマとしています。人格とウェルビーイングに対する現代の見方がどのように進化してきたかを探る先生の研究は、わたしたちの気づかない方面を明らかにしてくれます。

現代の「理想的な人間性」とウェルビーイングの転遷
モーセン先生の研究は、歴史や文化を通じて「理想の人間性」と「ウェルビーイング」の概念がどのように変化してきたかを探るものです。そこでは、現代のウェルビーイングに関する考え方がどのように形成されたのか、そのルーツを明らかにし、特に西武文化がどのような役割を果たしたのかを考察します。

*

伝統的な視点と現代的な視点の違い
伝統的な人間観
個人は「共同体」や「自然」「宇宙」と続いている存在とされていました。
自己表現よりも、社会的役割や経済的縁(よ)りを守ることが重視されていました。

・現代の人間観
個人の「自己決定」「自己発見」「自己表現」が重要視されます。
自分の価値観や目標に基づいて自分の生活を設計することが理想とされます。

*

「オーセンティシティ」の取り上げ
現代のウェルビーイングの議論で重要視される「オーセンティシティ」(本物らしさ)の価値についてもモーセン先生の研究は取り上げています。この概念は、自分自身の内なる価値観や感情に忠実であること、自分を発見し表現し続けるプロセスを追求することを意味します。

歴史的背景
18世紀のロマン主義や20世紀の実存主義が、「オーセンティシティ」の概念を形作りました。
社会的な規範や制約から解放され、自分自身の本質を見つけることが理想とされるようになりました。

ウェルビーイングの現代的な定義
現代のウェルビーイングの定義は、主に心理学の影響を受けています。その中核的なテーマには以下が含まれます:
・自己決定:外部からの制約ではなく、自分の価値観に基づいて選択する力。
・自己表現:自分の信念や本質を自由に表現すること。
・意味と目的:人生における個人的な目標を見つけ、それに向かって行動すること。
・良好な人間関係:他者との関係を築きながら、自分の個性を尊重すること。

*

普遍的ではない価値観
研究は、こうした現代的なウェルビーイングの価値観が主に西洋文化から生まれたものであり、他の文化には必ずしも当てはまらない可能性を指摘しています。伝統的な文化では、個人の自由や自己表現よりも、共同体との調和や宗教的な価値観が重視されることが多いのです。

*

結論
現代のウェルビーイングに関する概念は、歴史的・文化的な背景に深く根ざしています。この研究は、「自己実現」や「本物らしさ」を普遍的な目標として押し付けるのではなく、多様な文化的背景を尊重し、包括的な視点を持つ必要性を訴えています。

*

ウエルの感想(🐰)
モーセン先生の研究では、『幸せ』についての考え方が昔と今でどう変わったかを調べています。

昔の考え方では、「みんなと仲良く」「家族や村のためにがんばること」が大切とされていました。だけど、今の考え方では「自分らしく生きること」や「自分のやりたいことを見つけること」が大事だとされています。

先生たちは、「自分らしく生きること」がすべての人にとって大事!と決めつけるのはよくないと言っています。なぜなら、世界にはいろんな考え方があって、みんなが同じように幸せを感じるわけじゃないからです。

だから、みんなそれぞれの文化ややり方を大切にしながら、本当の幸せを考えることが大切なんだ、というお話です。

みんなが違うのは、特別で素敵なこと。でも、違いながらもお互いに理解し合うことで、みんながもっと幸せになれるんじゃないかな。あなたはどう思いますか?

【📚本日の推薦図書:『ビジョナリーカンパニー2 – 飛躍の法則』】
2024.11.13|ウェルビーイング応援サイト

📘 風間正弘先生の夏のオススメ本 第二弾
夏に風間先生が推奨された一冊、『ビジョナリーカンパニー2 – 飛躍の法則』。偉大な企業を目指すための法則を知る絶好の機会です

こんにちは!本日のニュースレターでは、ジム・コリンズ著『ビジョナリーカンパニー2 – 飛躍の法則』をご紹介します。良好な企業が「偉大な企業」へと進化するために必要な法則を見つめ、時代を超える成長の指針を学べる一冊です。この本は、企業や個人が持続的な成功を築くための奥深い教訓を私たちに教えてくれます。

📖 飛躍の法則の7つの要点

1. 第五水準のリーダーシップ
偉大な企業の背後には、「第五水準」と呼ばれるリーダーが存在しています。彼らは個人としては謙虚で控えめですが、企業の成功に対しては不屈の意志を持ち、どんな困難も乗り越える覚悟があります。これまでの経営にあった「カリスマリーダー」とは異なり、第五水準のリーダーは、功績をチームに還元し、自らが成功の影に隠れるようなリーダーシップを発揮します。自らの影響力を誇示するよりも、次世代を育て、企業全体の成長を最優先に考えるのが特徴です。

2. 最初に人を選び、その後に目標を定める
「誰を選ぶか」が「何をするか」よりも先です。飛躍する企業のリーダーたちは、適切な人材を集め、不適切な人材を外し、全員が同じ目標に向かって進む体制を築きます。「一人の天才リーダーに依存する」組織づくりではなく、各自が積極的に貢献できる人材を揃え、その後に目標や戦略を決定する柔軟性を持ちます。

3. 厳しい現実を直視する
企業が成長するためには、現実を正面から見据え、直面する困難に真摯に向き合うことが欠かせません。偉大な企業は、最も厳しい現実も受け入れた上で最善の行動を決断します。また、難しい局面においても、最後には成功するという確信を持ちながら、周囲と一緒に事実を見据える「現実主義の文化」を醸成しています。

4. 針鼠の概念
成功する企業は、3つの円(「世界一になれる分野」、「情熱を持てるもの」、「経済的な原動力となるもの」)が重なる「針鼠の概念」を持ち、そこに戦略を集中させています。偉大な企業は、どんなに良い機会であっても、この基盤に合致しないものは追求しません。このシンプルで強力な概念が、長期的な成長と持続的な成果を支える礎となっています。

5. 規律の文化
成功する企業では、規律のある文化が浸透しています。社員一人ひとりが自らの責任を果たし、企業の目標に従って自発的に動く文化が定着しています。このような文化では、過剰な管理体制や官僚制度が不要となり、組織は一層効率的かつ柔軟に運営されます。

6. 技術を促進剤として活用
企業は、単に新技術を追い求めるのではなく、慎重に選んだ技術を活用して成果を高める手段としています。技術は目標達成の「促進剤」であり、飛躍そのものを生むものではないと捉えられています。こうして、技術は必要に応じて取り入れられ、企業の成長の補助として効果的に機能します。

7. 弾み車と悪循環
偉大な企業の成長は、外部から見ると一見劇的に思えるかもしれませんが、その実態は「弾み車」と呼ばれる地道な取り組みの積み重ねによるものです。最初は少しずつ進むこの動きが、時間をかけて加速し、やがて大きな成果となります。一方、短期間の改革に頼ろうとする企業は「悪循環」に陥り、飛躍が続かない傾向にあります。

ウエルの一言:
ウエルがこの本でおもしろいと思ったのは、会社がうまくいくには、えらい人が目立たなくてもいいってところです。えらい人はみんなを助けたり、チームがうまくいくように考えたりして、自分ばかりすごいと思われるようにしないんだって。それよりも、みんなの力を引き出して、会社全体が良くなることを一番大事にしているから、長い間、うまくいくんですね。

終わりに
『ビジョナリーカンパニー2 – 飛躍の法則』は、企業が目指すべき持続的成長のための道筋を示すと同時に、私たち一人ひとりが日常の中で「良好」から「偉大」へと進化するためのヒントを与えてくれる一冊です。この本を通じて、日々の成長や自己実現に向けた気づきを得ていただければと思います。今日も一歩ずつ、良い日を積み重ねていけますように。

【TSMCの決断と未来の備え – ウエルから北川拓也さんへ心の応援】
2024.11.11|ウェルビーイング応援サイト



TSMC、月曜日から中国向けの先端AIチップ生産を停止予定、とのニュース。また時代が激変する。テクノロジーと国際情勢は切っても切れない関係になった。

みなさまへ、
今日は、TSMCが発表した重要なニュースを共有いたします。台湾の半導体メーカーであるTSMCは、アメリカの規制がさらに厳しくなる前に、自主的に中国向けのAIチップの製造を停止することを決めました。これは、急に規制が強化された際に慌てることなく対応できるよう、あらかじめ準備しておこうという判断です。アメリカとの関係を良好に保ちながら、安定したビジネスを続けるための重要な戦略でもあります。

💡 TSMCの戦略ポイント
TSMCの新しいルールは、アメリカの意向を考慮し、将来的に急な規制の変更があっても柔軟に対応できるようにするためのものです。もしTSMCがこのような対応を取らなかった場合、急な規制強化により、顧客への対応で混乱が生じる可能性がありました。今回の決定は、そういったリスクを避け、長期的な安定を見据えた備えなのです。

🐰 ウエルから北川拓也さんへ、心からのエール

ニュースを見て、量子コンピュータ分野で活躍する北川拓也さんも「時代が激変する」とシェアしていました。そんな北川さんを心配するウエルの様子を、今回のイラストに込めています。ウエルはいつも応援しています。「北川さんが元気でいてくださらないと、私たちも悲しいです。」私たちも、北川さんと一緒に、変わりゆく世界に向けて頑張っていきたいと思います。

☕ 今日のウェルビーイングヒント:心の中の準備を大切に
未来がどう変わるか不安なときも、今できる準備を少しずつ進めることで心に余裕が生まれます。周りの応援や自分を励ます言葉も、未来への備えになります。今日はしっかりと休んで、また新しい日を迎えましょう。

【本日のおすすめ本:『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』】
2024.11.11|ウェルビーイング応援サイト

著:ダニエル・コイル
推薦:風間正弘先生

風間先生の感想
「THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法」おもしろかった。軍隊から窃盗団までいろんなチームを分析していて、良いチームに共通する3つの要素を解説している。「安全な環境」「弱さの開示」「共通の目標」

ベル研究所で特に優れた研究者10人の共通点を調査しところ、物静かなナイキストという研究者と昼食をよく一緒に食べていた。ナイキストは、人柄が暖かく好奇心旺盛で、周りの人を安心させ、ひらめきを与えるような人だった。(ナイキストは標本化定理などで有名な研究者。)

風間先生のおすすめ本のご紹介で、夏から秋にかけて本当に多くの学びをいただきました。毎回新しい発見があり、感激の連続です。先生、ありがとうございます!

本書の概要と学び
『THE CULTURE CODE』では、効果的なチームを築くための3つの柱「安全な環境」、「弱さの開示」、「共通の目標」が紹介されています。ダニエル・コイルはGoogleやピクサー、ネイビーシールズなどの実例から、チームが高いパフォーマンスを発揮するための秘訣を探り出しています。

安全な環境をつくる
安全で安心できる環境があると、メンバーは自由に意見を言いやすくなり、深い対話が生まれます。心理的安全性を高めるためには「帰属シグナル」—「エネルギー」「個別化」「未来志向」を繰り返し送ることが重要です。この安全な環境が、創造力や連携を生み出す基盤となります。

弱さを共有する
信頼を育むためには、リーダーやメンバーが自らの弱さをあえて見せることが有効です。ピクサーの「ブレイントラスト」会議では、映画制作の過程でメンバーが率直に改善点を指摘し合い、チームの創造的価値を高めています。こうした「言いにくいことを伝えられる場」が、信頼と一体感を築くポイントです。

共通の目標を持つ
チームが一丸となって成果を出すには、共通の目標とキャッチフレーズを共有することが効果的です。メンバー全員が常に目指すべき方向を意識できるよう、明確な言葉やビジュアルで「何を目指しているか」を示す工夫が、チームのパフォーマンスを向上させます。

ウエルの感想
風間先生の感想の中で「ナイキストさん」の話が特に心に残りました。それで、【標本化定理】って何だろう?と思って調べたんです。ナイキストさんは、音声やデータをデジタル化するときに使う大事な考え方を発見した人なんですね。身近な仲間が安心できて、ひらめきをもらえる存在ってすごいなあと思いました。

すでに「最強のチームだ!」と感じているみなさんも、きっと日々大切にしていることがあるんだと思います。そんな皆さんも、もう一度本書の3つの要素をふり返ってみると、新たな発見や、さらなるチーム強化に役立つかもしれません。あなたのチームは、どんなふうに輝いていますか?🐰

【ローマは1日にして成らず】
2024.11.10|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日のニュースレターでは、「ローマは1日にして成らず」のテーマをもとに、時間をかけた努力とその先に待つ未来について考えてみたいと思います。今回のきっかけは、量子コンピュータ研究者の藤井啓祐さんが5年前に投稿した言葉です。

5年前の藤井啓祐さんのメッセージから学ぶ
藤井さんが「ローマは1日にして成らず」と述べたのは、ちょうど5年前のこと。今では量子コンピュータの研究が進み、当時では考えられなかったことが実現されつつありますが、それでもまだ解決できない課題が残っています。この言葉は、AIやその他の技術やスキルにおいても同じことが言えるのではないでしょうか?

AIも万能のようで、実際にはまだまだ万能ではありません。さまざまな処理がAIによって短縮される一方、現時点ではどうしても自分で行わなければならない「めんどくさい」作業が残ります。未来に向けた技術の進化も、焦らず地道に取り組む姿勢が求められます。

ウエルのひとこと:5年後を見据えて地道に進む
今、ウエルも5年前の藤井さんのように、AIの可能性を感じつつも「すべてをAIに頼るにはまだ時間がかかる」と実感しています。「もしかしたら5年後には、今よりもっと多くのことがAIでスムーズにできるようになるかもしれないけれど、今は一歩ずつ積み重ねることが大事だね」とウエルは考えます。

読者の皆さんも、5年後や10年後の未来に向けて、今からどんな準備をしていきますか?焦らず地道に、そして着実に未来を見据えた歩みを共にしていきましょう。



このイラストは、知識の追求と成長のプロセスを象徴しています。ウェルビーサポートくんの姿から、日々の小さな一歩がやがて大きな成果へとつながることを信じて、一緒に進んでいきましょう。

終わりに
たとえ技術が急速に発展しても、日々の「めんどくさい」作業は避けられません。けれども、忍耐強く取り組み続けることで、その努力が未来に実を結ぶと、私たちは学びます。「ローマは1日にして成らず」の精神で、皆さんと一緒に未来を目指して進んでいきたいと思います。

【🍱 私たちの健康やウェルビーイングに食べ物が大きく影響を与えますが、「食べ方」も同じくらい重要です。】
2024.11.9|ウェルビーイング応援サイト

何を食べるかは私たちの健康と#ウェルビーイングに大きな影響を与えます。World Happiness Reportの編集者であるJan-Emmanuel De Neve教授が、味の素株式会社の専門家と共に、食を分かち合うことの価値について語ります。

詳細はこちら 👉Workshops & seminars

こんにちは!11月4日から3日間にわたり、OECD主催のウェルビーイング・フォーラムが開催されました。その中で注目を集めたのは「食とウェルビーイングの関係」に関するセッションでした。セッションでは、食事の内容だけでなく、誰とどう食事を楽しむかが個人の幸福感にどのように影響を与えるかについて議論が行われました。

具体的な内容
・ セッションの概要
味の素株式会社とのパネルディスカッションで、家族や友人と食事を共にすることが社会的つながりを深め、主観的な幸福度を高める力があることが取り上げられました。これは、単なる食事の摂取以上に、体験の共有としての意義があることを示しています。

・ 専門家の視点
World Happiness Reportの編集者であるJan-Emmanuel De Neve教授は、社会的なつながりが幸福度において重要な役割を果たすことを指摘し、特に「食事を共にする」ことが幸福感を向上させる有力な手段であると説明しました。この視点は、食事を単なる栄養補給としてではなく、体験を共有する機会として捉えることの重要性を示しています。

考察と学び
毎日の食事をただの「食べる時間」ではなく、「共有の時間」として捉える視点が、幸福度向上に役立つことが示唆されました。特に、大切な人と一緒に食事を楽しむことで得られるポジティブな影響は、日々の生活に取り入れやすく、実践しやすいヒントとなるでしょう。

ウエルの一言
一緒に食べると、いつもの料理も少し特別に感じますね。好きな人と楽しい食事の時間を過ごせることは、やっぱり嬉しいです。🐰

【教育による福祉の差】
2024.11.8|ウェルビーイング応援サイト

大学教育を受けた人は、孤独を感じることが平均より1.5倍少なく、身体的苦痛を経験することが1.3倍少ないことをご存知でしたか? 新報告書「How’s Life? 2024」 は、教育に関連する不平等が労働市場を超えて広がっていることを示しています:https://bit.ly/HiL2024

こんにちは!
今日は、OECDの新しい報告書『How’s Life? 2024』から、教育が私たちの福祉にどのように影響を与えているかについてご紹介します。この報告書には、教育が健康や幸福感に及ぼす興味深いデータがまとめられています。

OECDの報告書「How’s Life? 2024」の概要
たとえば、大学教育を受けた人は孤独を感じることが平均より1.5倍少なく、身体的な苦痛を経験することも1.3倍少ないとされています。この報告書は、教育に関する不平等が労働市場にとどまらず、生活全般に広がっていることを示しています。

主な内容
・ 生活の質の改善と持続可能性
報告書は、OECD加盟国の生活の質が向上しているか、またその進展が包括的で持続可能かを評価しています。80以上の指標を通じて、福祉の現状や不平等、未来の福祉へのリソースがまとめられています。

・ コロナと生活費の危機による影響
パンデミックや生活費の上昇が家計や雇用に影響を及ぼしていますが、政府の経済的支援により、所得や雇用はある程度保たれています。けれども、特に住居費や財政不安が深刻で、非経済的な幸福にも悪影響が出ています。

・ 健康や社会的つながりの低下
健康、主観的な幸福、社会的つながりといった面で悪化が見られ、特に孤独感や不安が増加しています。

・ 不平等の現状
教育、性別、年齢による福祉の差は依然として大きいものの、近年一部の格差が縮小しています。ただし、これは改善によるものだけでなく、一部では特定のグループの状況が悪化していることも原因です。

・ 持続可能性の重要性
次世代のためにも、気候変動や自然資源の保護が必要だと強調されています。政策決定において、持続可能性とウェルビーイングの視点を取り入れることが求められています。

ウエルからのコメント 🐰
大学を出た人が孤独を感じにくいって、不思議ですよね。もしかして、知識欲が強くて、もっと深いことを学びたいと思っていると、孤独なんて気にしないのかも?ウエルも、みんなが元気でいられるために、もっと知りたいことが増えた気がします!少しずつでも、いろいろ学んでいけたら楽しそうですね😊

※ウエル個人の感想です

まとめ
OECDの報告書は、教育が私たちの生活や福祉にどのような影響を与えるかを教えてくれます。私たち一人ひとりが支え合い、ウェルビーイングの不平等を少しでも解消していけるような社会を目指すために、教育と福祉について考えるきっかけになれば幸いです。

【年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用状況について】
2024.11.7|ウェルビーイング応援サイト

#GPIF が2001年度に市場運用を開始して以降、2024年9月末時点の累積収益額は約153.6兆円、平均収益率は年率4.26%になります。#年金積立金 の運用は長期的な観点から行っており、短期的な収益は市場環境によって変動しますが、長期でみれば年金財政の安定に貢献しています。  #長期運用GPIF

こんにちは!今日のニュースレターでは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)から発表された運用状況についてご紹介します。GPIFは、厚生労働大臣から託された年金積立金を運用し、その収益を国庫に納めることで年金財政を支えています。

2024年9月末時点での累積収益額は約153.6兆円に達し、平均収益率は年率4.26%です。これは、2001年度から続けてきた長期的な視点での運用の成果と言えます。

一方で、2024年度第2四半期の収益率は-3.57%と一時的にマイナスに転じています。



このように、短期的には市場の変動により収益が左右されることもありますが、GPIFは「長期的な運用」を重視し、年金財政の安定を目指しています。

なぜ短期的な収益は変動しやすいのか?
短期の収益は、以下のような市場の要因で変動しやすくなります:
・ 株式市場の変動:GPIFは国内外の株式に分散して投資していますが、経済情勢や金利、地政学リスクなどの影響で株価が上下するため、短期的な収益が揺れ動くことがあります。
・ 金利変動による債券価値の影響:金利が上がると債券の価格が下がるため、金利の変動も短期収益に影響します。特にインフレ時には、中央銀行が金利を引き上げることで、債券市場に影響が出ます。
・ 為替の影響:GPIFが保有する外国資産は、円安・円高の影響を受けやすく、為替レートの変動も短期的な収益に影響を与える要因の一つです。

長期的な視点を維持するための工夫
GPIFは、短期的な変動に左右されず長期的な収益を目指すため、以下の戦略をとっています:
・ 分散投資:株式や債券に加えて、不動産やインフラなど様々な資産に分散投資し、リスクを分散しています。
・ リバランス:一定の基準で資産の配分を見直す「リバランス」を行い、安定した運用を図っています。
・ 長期目標の設定:年率4.26%の長期的な目標収益率を設定し、市場の一時的な変動にとらわれず、計画的に収益を積み上げることを目指しています。

今日の学び:「長期的な視点を持つこと」
GPIFの事例は、短期的な収益が変動しても、長期的な目標を持ち続けることの大切さを教えてくれます。この考え方は、個人の資産運用にも役立つかもしれません。分散投資やリバランス、長期目標を持つことで、短期の市場の影響にとらわれず安定的に資産を育てることができるでしょう。

ウエルのひとこと🐰
年金って、みんなが安心して暮らせる未来のために、長い目で見てしっかり運用されてるんですね!短い間に収益が増えたり減ったりすることもあるけど、それは、いろんな要因で変わるみたい。毎日の積み重ねで未来に向かって頑張ることが大事なんですね!🐰

【翻訳とは何か?『翻訳の授業 東京大学最終講義』で深まる知見】
2024.11.6|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日も風間先生の夏のおすすめ本をご紹介します。以前にも少し触れましたが、今回はこの本が問いかける「翻訳とは何か」という深いテーマに迫り、翻訳の本質について一緒に考えてみたいと思います。

風間正弘先生の紹介:
「翻訳の授業 東京大学最終講義」という書籍が、翻訳とは何か・今後の翻訳研究の方向性について、「意味空間」という観点で整理されていておもしろかったです。

翻訳とは、原文を読んで心に浮かぶ世界(意味空間)を、別の言語で忠実に表現するという行為であると説明している。それは、「意味のコミュニケーション」を公理として、「言語表現に展開される前の、意味の充満した空間」を出発点とするもの。
テキストには、実用テキストと文学テキストの2種類。実用テキストは情報伝達が使命であり、自動翻訳によって翻訳可能だが、文学テキストは「その形姿、スタイル」にこそ意味があり、自動翻訳では翻訳が難しい。これからの翻訳研究では、文学テキストの翻訳が中心となり、文学的な言語の使い方を探求。

著者の考え方が、大規模言語モデル(LLM)の構造に似ていて興味深かったです。また、現状のLLMが、音韻的特徴や文化特有の芸術様式などの文学的要素を含む文学テキストをどこまで翻訳できるかは、おもしろそうだなと思いました🐕

こんにちは!今日も風間先生の夏のおすすめ本をご紹介します。以前にも少し触れましたが、今回はこの本が問いかける「翻訳とは何か」という深いテーマに迫り、翻訳の本質について一緒に考えてみたいと思います。

1. 翻訳とは何か:意味空間を通じた表現
本書では、翻訳を「意味空間」に基づく行為と定義し、異なる言語の間でその空間を再現するプロセスだとしています。翻訳者は、原文から得たイメージを再現し、異文化間の深いコミュニケーションを目指します。

2. 実用テキストと文学テキストの違い
実用テキストは情報伝達が目的で、機械翻訳にも対応しやすい一方、文学テキストは感性やスタイルに重きを置くため、人間による翻訳が不可欠です。

3. 翻訳のスタイル:直訳と意訳
原文の文化や意図をそのまま伝えるか、異文化に馴染む形で意訳するか、翻訳者は「同化翻訳」と「異化翻訳」の選択が求められます。

4. AIと翻訳の未来
実用的な翻訳にはAIの活用が進む一方、文学的な表現や文化のニュアンスは人間の手による翻訳が求められる、と本書は述べています。

5. 実例から学ぶ翻訳の奥深さ
川端康成の『雪国』やディケンズの『クリスマス・キャロル』の訳例を通して、どのように言葉を選び、文化的背景を汲み取るかを示しています。たとえば『雪国』の「夜の底が白くなった」のような表現は、文化や時代背景を深く理解しないと適切に訳出できないとされています。

6. 翻訳研究の意義と新たな視点
著者は、翻訳とは「言語の置き換え」以上に、「世界の共有」を目指す出来事であると述べています。翻訳者が原作の深い意味や作者の意図をくみ取り、それを異なる言語文化圏に届ける使命を持っていると捉えています。

この本は、翻訳が単なる言葉の置き換えではなく、文化や感性をつなぐ橋であることを再認識させてくれます。翻訳という行為が、言葉を超えた深い理解の冒険であることを、ぜひ感じていただければと思います!

ウエルの感想
翻訳って、ただ言葉を入れ替えるだけじゃないんですね
一つの言葉でも、どう表現するかで全然意味が変わっちゃうなんて、おもしろいです。特に文学みたいな難しいテキストは、読んだ人が同じ気持ちになるように、心で感じる“意味空間”をちゃんと伝えることが大事なんですね。実用的な翻訳にはAIが活用されているけれど、文学みたいな感性的な部分は、やっぱり人間の力が必要なんだって。少なくとも今は、こういうところで人間の手が差をつけてるんですね。

それに、原文をそのまま伝えるか、それとも日本のみんなにもっと分かりやすい形で伝えるか、翻訳者が考えるところもウエルはよく悩みますー「そのまま伝えるのがいいのかな?」「日本らしく伝えるのがいいのかな?」って。こうやってたくさん考えるから、翻訳って奥が深いんですね🐰

【『アジャイル開発とスクラム』第2版】
2024.11.5|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今回ご紹介するのは、野中郁次郎先生らが手掛けた『アジャイル開発とスクラム』第2版です。風間正弘先生が推薦する、職場で「変化に対応しながら成果を上げる」ための実践的なヒントが詰まった一冊です。

アジャイルとスクラムとは?
ビジネスのスピードが加速する現代、企業は市場や顧客の変化に迅速に対応する必要があります。アジャイルとスクラムは、この「変化」に柔軟に応えるための方法論です。

アジャイル開発
「アジャイル」とは「機敏な、柔軟な」を意味し、ソフトウェア開発から生まれた手法です。アジャイル開発は、長期計画に縛られず、短期間の目標を立てて実行し、その都度改善を繰り返します。これにより、顧客のニーズに合わせて柔軟にプロジェクトを進められます。

スクラム
「スクラム」はアジャイルを実現する具体的な方法で、チーム全員が一体となって進める枠組みです。ラグビーのスクラムから名付けられ、協力して一つの目標を達成するイメージです。

アジャイルとスクラムが注目される理由
従来の計画主導型では、変化によって計画と現実がずれ、無駄が生じやすいですが、アジャイルとスクラムには以下のようなメリットがあります:

1. 早期の成果提供:短いサイクルで部分的にリリースし、早い段階でフィードバックを得られます。
2. 無駄を減らす:リアルタイムで改善を繰り返し、変化に適応し続けられます。
3. チームの一体感:全員が同じゴールを共有し、自律的に動ける環境が生まれます。

たとえば、プロダクトオーナー(事業責任者)が目標を示し、スクラムマスター(サポート役)が環境を整えることで、各メンバーが自律的に動けるようになります。この協力体制が、「変化に強い組織」を実現する鍵です。

ビジネス現場での活用
特に、顧客や社内のニーズが変化しやすいプロジェクトや、新しいアイデアを求められる場面で、アジャイルとスクラムは大きな効果を発揮します。

明日から実践できるスクラムのキーポイント
1. 毎朝のデイリースクラム:各メンバーが進捗を共有し、問題点を解消する短いミーティング。同じゴールに向かっている一体感が生まれます。
2. 振り返り(レトロスペクティブ):成功したこと、課題、改善策をスプリントごとに見直し、チーム全体で学び、改善を重ねます。
3. タスクかんばんで見える化:壁やボードにタスクを貼り、進捗を一目で確認できるようにすることで、必要なサポートも把握しやすくなります。

本書の重要メッセージ
リーダーシップは「管理」ではなく「場づくり」。スクラムマスターの役割は、チームが自律的に動ける環境を整えることです。これは、エンジニアに限らず、あらゆるリーダーにとっての「明日からの課題」かもしれません。

ウエルの一言
見える化して、チーム全員がやることを把握できるって、仲間と一緒に走ってるみたいで力が湧きますね…!💪🐰 夏の疲れが少し残っているけど、このニュースレターで紹介する本や研究、そしてあなたも一緒に走ってくれる仲間だと思うと、また頑張れそうです。皆さんの職場ではどんな工夫をしていますか?💡

【風間先生と知的探求のひととき】
2024.11.4|ウェルビーイング応援サイト

毎回ご覧いただいているかもしれませんが、これは夏の自由研究のスタートに描いたAIイラストです。
ウエルは七変化なので、毎回様子が変わりますが、これは果たしてウエルと言えるでしょうか。
かわいすぎてちょっと心配です。😞”ペコリ

こんにちは!今日は3連休の最終日。ゆっくり過ごしている方も多いかと思います。今回は軽めのニュースレターで、夏休みに素晴らしい本を紹介してくださった風間正弘先生の投稿を取り上げます。

風間正弘先生の近況
RecSys2024論文読み会が無事終わって良かった。 育休から仕事に戻ってのてんやわんやの1ヶ月間の溜まった疲れもあって、3連休後半はずっと寝ていた。

風間正弘先生は、Ubie株式会社の機械学習エンジニア兼データサイエンティストであり、永山晋准教授が主催する、能動的推論(自由エネルギー)の観点からウェルビーイングを提案する研究チームの一員でもあります。また、ウェルビーイング研究が専門のishikun3先生と時折共同研究を行っています。風間先生、いつも素晴らしい知見を共有してくださり、ありがとうございます!

先生が紹介してくださる本は、普段自分ではなかなか出会えないものばかりで、とても新鮮です。そして、お仕事もしながらの論文読み会、本当にお疲れ様でした。ウェルビーイング応援サイトの私たちも頭を使ったり慣れない作業に取り組んだりしたため、連休はよく寝て過ごしました。

ところで、研究者や論文を書く方々はどうして仕事の後や休日もプライベートな時間に頭を使い続けられるのでしょうか?脳の使い方が違うのでしょうか…?皆さんは、どうやって脳を休めていますか?ぜひ教えてください!

風間先生の人間味あふれる投稿に、ほっこりしました。皆さんも、しっかり休んでまた元気にお仕事に戻ってくださいね!

【文化の日に考える、哲学と経営の結びつき『直感の経営』】
2024.11.3|ウェルビーイング応援サイト

こんにちは!今日は文化の日ということで、知的探求を深める一冊をご紹介します。今回取り上げるのは、風間正弘先生が夏にお勧めしていた『直感の経営』です。
この本は、経営学の権威である野中郁次郎氏と現象学の第一人者である山口一郎氏が共著で、経営における「本質直観」とは何かを深く探求したものです。哲学的な視点と実践的な経営理論が交錯し、物事の本質をどう見抜き、直感的に理解するかを考察しています。現象学と経営学が結びついたこの本は、普段の経営書にはない知的挑戦を読者に提供してくれます。

特に、「直観」は「直感」ではなく、推論を介さない「直接的な認知・経験」のことであり、先入観を排した共感に基づく経営を目指すという視点が印象的です。SECIモデルや物語戦略など、野中氏が強調する知識創造の手法が、この哲学的背景を通じてより深く理解されます。

SECIモデル – 組織知識創造の循環
SECIモデルは、野中郁次郎氏が提唱した知識創造の理論で、組織が知識をどのように生み出し共有するかを説明しています。モデルは以下の4つのプロセスから成り立っています。
共同化(Socialization): 暗黙知(経験や感覚としての知識)を他者と共有し、新たな暗黙知を生み出すプロセス。
表出化(Externalization): 暗黙知を言葉や図式を使って形式知(明確な形の知識)に変えるプロセス。
連結化(Combination): 形式知を組み合わせ、新たな体系的知識を生み出すプロセス。
内面化(Internalization): 形式知を個人が学び、再び暗黙知として吸収するプロセス。
この循環が組織内で繰り返されることで、知識が蓄積され、進化していきます。

物語戦略:
物語戦略は、企業や組織が自身のビジョンや価値を伝えるために、ストーリーテリングを用いる手法です。単なる事実や数字だけでなく、人間の感情や共感を呼び起こすことで、メッセージをより効果的に伝え、組織の目的や価値観を深く理解させることを目的としています。これにより、組織内外の人々が共感を持って動き、企業文化や戦略の実行が促進されます。

本書は読んでいて決して簡単ではなく、経営と哲学を織り交ぜた内容に一度は「ウッ」となるかもしれませんが、その中には深い知識と新たな視点が詰まっています。たとえば、「アナリシス(分析)」より「シンセシス(統合)」の重要性を現象学がサポートする視点や、現場での直観力を高めるための具体的事例は、ビジネスパーソンにとって刺激的です。

この本を手に取ることで、知識経営の真髄や新しい経営戦略の視座を得るとともに、普段考えない哲学的なアプローチが経営にどのように役立つのかを探求する良い機会となるでしょう。興味のある方はぜひこの一冊を手に取り、新たな視点を体験してみてください。

ウエルの感想:
この本ってすごくむずかしそうだけど、読んだ人が『本当に知ってる人はわかりやすく説明できる』って言っていました。お仕事でみんながどうやってうまく協力して考えてるかがわかると、将来もっと楽しいお仕事ができるかもしれません。あと、難しい言葉を少しずつ覚えるのもカッコいいですよね!🐰

【AIなど、自由研究の旅】
2024.11.2|ウェルビーイング応援サイト

半世紀以上つづいてきたコホート研究が財政危機なのだとか

ちなみに、このような(まだ現役の)追跡研究で、長年やっている順に並べると世界のTop10ってどういうやつがあるのか、誰か整理してたりしないだろうか!?

こんにちは!今日は「Nurses’ Health Study(ナースズ・ヘルス・スタディ)」についてご紹介します。これは、アメリカで1976年から続いている大きな健康調査です。もしかすると、この調査が資金不足で続けられなくなるかもしれない、というお話です。

何が特別なの?
この研究は、12万人以上の看護師さんたちを対象に、長年にわたって健康状態や生活習慣を調べてきました。そのおかげで、次のような大切な発見がたくさんありました:

・ 食生活と健康:果物や野菜を多く摂ることで、がんや心臓病のリスクが下がることが分かりました。
・ 適度な運動の効果:日々の運動が認知症などの病気を予防する力があると分かりました。
・ 肥満とさまざまな病気のリスク:肥満ががんや心臓病など、多くの病気の原因になりやすいことも確認されました。
こうした発見は、みんなが健康的な生活を送るためのヒントになり、公衆衛生の改善に役立ってきました。

どうしてピンチなの?
この研究を続けるにはたくさんのお金が必要です。けれども、今年、資金のサポートをしていた機関が支援を中止しました。そのため、研究を続けるための資金が足りなくなり、このままだと次の年には研究が終了してしまうかもしれません。

長年のデータがもつ価値
Nurses’ Health Studyのように長く続く研究はとても貴重です。健康に関する新しい発見が増えることで、将来さらに多くの人が病気になりにくくなったり、健康で長生きできるようになるかもしれません。

もしこの研究がなくなってしまうと、これからの時代の健康にとっての大切なヒントを見逃してしまう可能性があります。私たちが今できることは、こうした研究がどれだけ大事かを知り、サポートが広がるようにすることです。

ウエルのひとこと
長く続けてきた研究を支えてきた人たちの努力が無駄にならないように、そしてこれからもみんなが健康に生きられるように、もっと応援が広がるといいですね!🐰
追伸:@ishikun3先生の問いに答えるには、こんなふうに世界の研究を整理した表を作るといいのかな?求められているものをサッと出せると、カッコいいよね^^